2012年2月10日金曜日

歴史は繰り返す【History repeats itself】


良く聞かれる言葉ですが、ホント歴史は繰り返されるなと。扱うものや表面的に違うように見えても、本質は同じだなと。いろんなところで、既視感って感じますからね。ただ、今の時代は、昔に比べて、スピードが本当に驚くほど早くなって、ロイター通信の鳩使いオジサン(Paul Jurius Reuter)みたいに、ワーテルローの戦い(英語読みは、皮肉にもユーロスターの以前の終着駅だったウォータールーでした)などで、結果を早く知りボロ儲けをしたと言うことは、今の時代、もう無理ですからね。

インターネット全盛の時代で、瞬時に情報が世界を駆け巡るわけですから、価格差があれば裁定取引なんかで、あっという間に、価格が調整されると。ただ、逆に言えば、ネットワークで障害があったときにそのリスクがむちゃくちゃでかいなと。凄い、ボジションを抱えていて、それを解消しようとした時に、解消ができなかったら、すごいことになるだろうなと。後は、取引所がやられたり、巨大金融機関がパンクしたら、システミッククライシスもすごいことになるだろうなと。

過去を遡ると、定期的にドミノ(ヘルシュタットリスク)というかシステミッククライシスが起きていて、特に最近はその間隔が短くなっているんですよね。市場に常に不完全なものでミスを犯しますし、人間の判断もミスだらけですから、将来的に確実に起こるのは間違いないと思いますけど、それが明日なのか、それとも3年後なのか、10年後なのか、私には全くわかりません。気象の変動なども、地球の歴史である分母が億の単位ですが、分子である人類の歴史は、ホント類人猿とか考えてもせいぜい万年単位ですからね。そうなると、ホント、今我々が生きている10年、20年なんて、誤差みたいなもんで、鼻クソ以下なんですよね。私のチン子もちっちゃなもんですけど、人間の存在って自然からしたら、ホントゴミみたいなもんだなと。私が、マン子に腰を振っているのも、そう考えると、かわいいもんだとw

人間も、30年以上やっていると、一通り経験しちゃいますけど、今の現役世代のバリバリ働いている世代は、戦後の悲惨な状況を知りませんからね。私も当然、知りませんから団塊の世代より上に比べると、色んな面で勝てないなと思いますけど、私達の世代が得意とするコンピューターも、ネットワークが麻痺したり、磁気嵐、太陽活動の影響等で、パソコンなどのコンピュータが麻痺したら、どうなるんでしょうか?そしたら、一気にコンピュータが使える人の優位性がなくなっちゃいますよね。

決済ができないことで、通常の物品の企業間取引もそうですが、やはり、金融がとんでもないことになるだろうなと。みずほ銀行や過去だとUFJが振り込みのトラブルで麻痺したように、あれだけでも、デカイ影響がありますからね。それが世界規模で起きたら、ホント怖いな。まぁ、場合によっては、チンパンジーがリセットボタンを押してくれるようで、振り出しにもどって、いちからスターとってことでいいかなって思うこともありますな。

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