2012年1月28日土曜日

日本の新幹線の技術 【TGVと比べてもその差は大きい】

フランスに行ったときにTGVにのりましたが、一言で言うとうんこということです。新幹線みたいに思いっきりかっとばすかと思いきや、本気で走れる区間は限られており、乗り心地も突き上げが相当あり、かなり不安定です。一番、頭に来るのが、座席ですね。車体の横幅が相当狭いと言う事もありますが、高い金を払っているのに、知らない人間と向かい合って座るシートなど、本当にホスピタリティの面でも日本の新幹線にはとてもかなわないなと。

日本の新幹線の何がすごいかと言うと、確かに全車に駆動装置がついており、TGVのような牽引車的なものではないことからスムーズな加速・減速ができることなどそうなんですけど、日本の土建屋の技術が素晴らしいと言う事ですね。フランスなんかは、農村の畑の中を疾走するような光景が殆どですが、日本ですとトンネルや橋などが多く、その建設の誤差と言えば、スゴイレベルで、しかも品質も世界一級品だと思っています。トンネルなんかも日本の長大トンネルは素晴らしいですよ。私は、「トンネルと地下」と言う雑誌、いわゆる「トンチカ」が愛読誌だったのですが、日本の土木技術者が積み重ねてきた技術と言うのはすごいなと。新幹線の熱海の区間にある丹那トンネル、八甲田トンネル、大清水トンネル、飛騨トンネルの話をみるとぐっと来るものがあります。

個人的にはTBMをつかった地下鉄なんかでよく使われるシールドマシーンを使ったトンネルより、山岳トンネルと呼ばれる、山に掘るトンネルが好きなんですよね。と言っても、飛騨トンネルなんかは、TBMで掘ったもので、つちかぶりがあまりにも大きかったため、シールドマシーンが押しつぶされてしまったりと・・・・。土木とは、名前の通り、土と木などの自然との戦いであり、いわゆる「経験工学」という自分の手足で稼いだ経験が直結する分野です。新幹線の車両技術や制御、信号の技術もすごいのですが、トータルとして、土木技術も含めたものをみると感動すらしてしまいます。その悪い例が台湾新幹線ですね。信号などの技術や土木技術などがセットとして生かせなければ、新幹線の技術はその価値がないと思っていましたが、案の定、韓国の現代建設などが手抜き工事をしたり、欧州の信号業者のシステムがクソだったり・・・・・。そんなことで、パッケージでやらんといかん訳ですよね、こういうのは。ある意味、車と似ているんじゃないかと思います。

中国は、日本の技術とドイツの技術をぱくって強引に新幹線を開業させたようですが、新幹線は何十年にも渡る運用の実績、また、改良によって成り立っているもので、ノウハウも技術の蓄積もない段階でいきなりこんなことをやっても成功するはずがありません。隠蔽工作とかバンバンでるでしょうが、本当にこういうインフラにモロ国力はでますね。


●トンネルと地下
http://www.tunnel.ne.jp/doboku%20new/new.html

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