2012年3月23日金曜日

東南アジアでの鉄道の現状と日本との比較【鉄道会社の海外展開を考える】


改めて、日本の交通網のスゴサって海外へ行くと感じるんですよね。中国の北京や上海は行ったことがないので何ともいえないのですが、客観的に見る限りは、ここ最近、ムチャクチャ整備が進んでいますね。

とは言っても、日本の道路網や鉄道網は、極めてきめ細かく、殆どどんなところにでも鉄道で行くことができるのはすごいなーと思います。特に東京や横浜のような大都市に住んでいる限りは、車なんてそれほど必要ないと思わせるほどですからね。大阪なんかは、私鉄王国(大手私鉄は、阪急、阪神、南海、京阪、近鉄)で、神戸と大阪間は、3つも路線(JR、阪神、阪急)があるんです。他にも京都のJRと京阪、阪急など、競合する路線がたくさんあって、すげーなと思いましたよ。まぁ、東京も大手私鉄(東急、京急、西武、東武、小田急、京王、相鉄)などあって、すげーなと思います。

で、思うのは東南アジアの諸都市です。シンガポールは、MRTができて、特に最近は新設のラインがどんどん追加されて、ほぼ鉄道で主要地域は網羅されるようになりましたが、これも10年位前まではダメダメだったんですよね。空港ですら地下鉄が繋がっていなかったくらいですから。

それよりも思うのは、インドネシアのジャカルタやマレーシアのクアラルンプール、そしてベトナムのハノイ、フィリピンのマニアらのダメダメさ、改めて感じます。まぁ、バンコクは、空港からのエアポートリンクそしてスカイトレインと地下鉄で主要地域(この場合は、抜きに行く場所)がほぼ網羅されているのでいいんですけど、それをちょっと外れるともうクソですからね。

ほぼ、車社会で車がないとホント生活が不便なんです。最近は、郊外型の店がバンバンできて、駅もないような巨大なショッピングモールですから、ホント不便なんですよね。つーか、日本の鉄道会社、こういうところに投資をすれば良いじゃんと思うんですがいかがでしょうか。中長期的には、輸送人員というのは頭打ちで、人口減の時代で、輸送客はどんどん減っていくわけですから。もう、駅近くのデパートも終わったところが多く、統合に次ぐ統合ですからね。輸送力減ももう少ししたら、加速度的に進んで、予想よりも早く、苦しい時代が来ると思うので、東急や東武、西武なんかは、マジで海外展開を考えた方がいいんじゃないかと思うほどですもん。

実際に、古い鉄道車両や青函連絡船とかも、東南アジアへ輸出されているという話ですし。ホント、インフラって都市計画が大切なので、もう、発展してしまった都市にいまさらって気もしますけどねw

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