2014年8月17日日曜日

役所でのIT関連のシステムが統一されたら【金太郎飴方式の美味しさは止められない?】

何回か金太郎飴方式について書いていますが、正直、役所のITシステムって独自に構築するものでもないと思うんですよね。各市町村単位、そして県単位でこれらが行われている訳ですから、その需要ってとんでもなく大きく、そしてそのお陰で多くの雇用が成り立っているのも事実ですが、果たして戸籍や住民票のシステム、水道料金のシステムや図書館の蔵書管理システムなんかは、正直独自に作る必要なんて全くないものですからね。それでムダがどれだけ省けるのか、試算をしてみるととんでもない金額がでてくると思いますよ。これを中央がシステムを作って、供給したら一体どうなるんでしょうか?あとは、水道だとかごみ処理なんかも、地方が独自に運営するのはもう限界だと思います。道州制などを導入して、あとは市町村の権限から道州の権限にし、一部の業務だけを委託するという方式にしないと無駄は減りません。

年金のシステムや国民健康保険のシステム、そして原付などのナンバープレートなどは、おそらく共通化されたものがあるのでしょうが、それ以外は、独自のシステムを構築していることになると思います。そして、中身を検証すると殆ど同じだったと言うことになると思いますw だって、前にも書きましたが、大体要求事項って同じもので、大きく内容が変わることなんかありえませんから。なんでこういうところで、全国が一体となった運用をしていないのか驚きますよ。まぁ、そこに利権があるからと言ってしまえば、そのとおりなんでしょうけどね。そうは言っても年金のシステムも、運用がはじまってから一兆円以上つぎ込んでいるっていう話です。酷いもんですよね。大したシステムじゃないのに。今の技術なら、あんなの全国レベルでも年間数百億かかるなんてありえないですから。昔は、年間1000億もつぎ込んでいた時期もあるんですよ。いかにムダかがわかります。

あと、正直、窓口業務とかの典型的な公務員なんかアルバイトでもできる業務なので、よほどの基幹業務とか難易度の高い業務以外は、給与を思いっきり安くしてもかまわないと思うんですよね。身分が保証されているわけですし。もともと公務員ってそういう性格のものな訳ですからね。それが特権階級になったのは最近のことじゃないでしょうか。あんな窓口業務の住民票とか発行するだけの仕事なんかは、専門知識も全く必要ないので時給800円で十分ですから。住民票の受け付けとかだけで、年収600万以上とかありえないでしょう。欧米の公務員ならその半分ぐらいでしょう。

これが税とかになると話は違ってきて、ある程度の専門知識が必要になりますが、殆どの仕事は、専門知識なんか要らないFAQで9割がた片付くものだと思うんですよ。もう手遅れですが、こういう無駄な費用の膨張は破綻に直結しますからね。それに、先日役所に行ったときにも思ったんですけど、男で50歳くらいだったら、政令指定都市だったら、1000万位はもらっているんじゃないでしょうか。すごく高圧的な態度をされて驚きましたよ。民間だったら200%やっていけない人たちだなと思いましたね。

最近、議員関係でトラブルを起こす人が多いですけど、議員も人数はそこまで必要ないので、半分以下にしてもいいとおもいますよ。正直、今の目の前にある財布でやっていくためにはどうしたらよいのかってことを考えたら、今のままやることはできないでしょう。となると無理、ムダ、ムラをなくさないといけません。結構、アグレッシブなことをやっている自治体もありますが、行政サービスなどは、全国一律に近いくらいのものにしないとお金がかかって仕方ないと思います。住民票とか印鑑証明なんかは、コンビニでも今はできるようですが、それぐらいのことはやっていいと思います。それから、電子申請のような電子手続きももっと進めたら、平日に役所に行くこともなくなるだろうにと思いましたよ。

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