2017年1月1日日曜日

京都の四条通の車線減少と歩道幅拡大について【観光と効率を考えると成功だったけど】

京都の四条通を車で通って、なんだこれは?と思ったんですけど、京都市長の考えで車道を減らして歩道を拡大したんですね。おかげさまで、以前から渋滞は多かったのですが、もっと渋滞が酷くなったと言った感じでした。ただ、荷物の積み下ろしの車などで、まともに二車線は確保されていなかったので、これもありかなと思いました。

整備前の四条通の状況を見ると「幅7mの歩道に約7,000人/時の歩行者が通行している一方,幅15mの車道には約2,200人/時が通行しており,歩道と車道がアンバランスな状況になっている」ということで、倍以上の面積を持つ道路を三分の1しか使っていないとのことで、今回の歩道の拡大が行われたわけですが、観光地である京都は、そもそも人が増えてくれるのが嬉しいわけで、車が減ってくれるのはむしろ歓迎なんですよね。

歩道も歩いたんですが、むちゃくちゃ歩きやすかったです。祇園あたりに比べるとその差は格段に良かったですね。これが車を運転する時ですと感想は全く違うのでしょうが、京都市長のトップダウンは評価されても良いのかなと思います。ただ、実際の効果はどうなんでしょうね?

京都へ行って思ったことは、外国人がむちゃくちゃ多いということですね。これは、京都に限ったことではなく、ここ数年のインバウンドの増加に伴ってですが、様々なところで外国人が無茶苦茶増えたなと実感します。

成熟国は観光を増やさなければジリ貧になってしまうということで、観光立国を目指した訳ですが、本当に数年で成果がでましたね。




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