2018年1月8日月曜日

仮想通貨を含むフィンテックのこれから

日銀が7年後をめどに1万円を廃止する議論をしているというリークがありましたが、これは本当に考えているでしょう。何故なら、既に海外でスゥエーデン等が実質的に、決済がカードや電子決済に置き換わっているため、貨幣が殆ど流通していないという現状があること、更には中国などでは偽札や管理の問題からQRコード決済が決済の主力になっていること、インドでも高額紙幣がマネーロンダリングの問題などで廃止されて、それが効果を挙げていることを分析して、日本も遠くない将来に、現金決済がかなり少数になると思われます。

現金の管理には年間一兆円近くの費用を要しており、メガバンクが内部でのシュミレーションと今後のAI化の流れで単純事務をなくす事を発表したことを踏まえると、すごいスピードで変革は進むと思っています。

ビットコインなどの仮想通貨は、既にEDYなどで運用の実績などがあるため、あとはどのように実際の通貨と互換性を持たせるかという点、それから決済の共通のインフラの標準化、互換性という点でしょうね、解決すべき問題点は。あとは、領収書などもおそらく電子化の流れが進み、この辺もペーパーレスや国税などの徴税なども絡んで、恐ろしいスピードで技術革新が起こると思います。

何と言っても、金融関係はその定形性からコンピュータ化に非常に馴染むところであり、AIの取り込みで、劇的にリストラが進むと思っています。オマケに、偽札のことも気にせず、そしてお金の運搬、そしてATMやレジのなかに入っている死に金、通貨発行の費用などが無視できるくらいになればその恩恵は大きいと思いますし、一番は、マイナンバーなどとくっつけて個人や会社の入出金が紐付いて管理できれば、本当にでかいよなーと思います。

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