2012年1月3日火曜日

発展途上国で華僑が金持ちな理由

インドネシアにちょっと前まで長期の出張で行っていたんですけど、ホント華僑の金持ちってすげーわと思いました。家の広さも凄いんですけど、作りもホント成金趣味ですごいんですわ。敷地の中はベンツがゴロゴロ転がっていますからね。

結構、勘違いしている人が多いんですが、発展途上国で暮らすと生活費が安いと思っている人が多いんですが、実は違って、現地で日本的な生活をすると、日本以上に金がかかるんですよね。逆に、現地人のような生活をして、便利な生活を放棄すればそこまでお金はかからないんですけど・・・・。

よく、インドネシアの華僑は、桁が違うといいますが、理由はいくつかあるんですよね。

1)プランテーションなど規模がでかい
2)スケールメリットが効く
3)製品の価格は大きく違わないのに、原価が安い
4)資本家と労働者の格差がでかい
5)華僑が経済を牛耳っている
  金融、物流、小売系は8割以上を華僑が牛耳っています。

個人的に思うのは、3)が一番大きいのかなと。確かに、凄いインフレでモノの値段が上がって、それに連動して多少は給与が上がっていますが、全く追いつかないほどですからね。

地域にもよりますが月給、一万円程度のところが極めて多く、製品価格はというと、日本のせいぜい7掛けくらいで、20分の1ということはないんですよね。それで、その差額が、華僑のふところに入ると。パームオイルとか、サトウキビとかのプランテーションって、見渡す限り、同じものが植えてあるんですけど、単一作物って、ホント効率がいいんですよね。中国人の性格をそのままあらわしているよーな。

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