2017年1月31日火曜日

山手線の鶯谷はラブホテルの為にある駅なのか?

鶯谷ってなんであんなに露骨にラブホテルが並んでるんだろう?それも山手線の線路の隣に。個人的には、ラブホテルのために駅があるように思えて仕方ないんですが、やっぱりラブホテル利用者より、通勤とか寺社へ行く乗降客の方が多いんでしょうかね?



「鶯谷 ラブホテル」の画像検索結果

相続税節税の養子縁組が有効 【法律上親と兄弟にしたりして一代飛ばす節税策】

富裕層の間では、この節税策は有名で私の知り合いでも何人かが行っています。ただ、節税策と入っても、財産がある人でなければ意味がないものであり、そもそも相続税が発生しない人もいるので、そういう人には無意味です。この節税策が行われるのは主に、おじいさんやおばあさんの養子に孫がなるもので、要は父親や母親と法律的に兄弟になるんですよ。

これって結婚なんかもそうなんですけど、単に紙切れで約束した契約で、家族になるのと同じで、これも紙切れで約束したことで養子になるんです。義理の父親とか義理の母親とかも似たようなもんですよ。

個人的に節税と脱税とは、本当に境目が曖昧で、裁判所によって白黒はっきりすることができなくて、敗訴と勝訴と180度違った結論になっており、この辺がはっきりできるAI(人工知能)が出てきて、納得できる判決を出してもらいたいもんです。正直、裁判官なんかクソで、今まで誤審もたくさんしており、冤罪なども沢山生み出していることから、完璧の存在ではないことは明らかであり、結果にここまでばらつきが出るのはホント個人の感情に依存をしているとしか思えないんですよね。

確かに時代背景や個々の事情って、すべて前提が違うし、法律の構成なども一つの結論を出すために、いくつも筋道がある。これをコンピューターがやれればっていつも思っているんですよね。早く公平な裁判の為に、人間の感情に左右される裁判官をなくしてもらいたいというのが私の切実な願いです。「裁判官が拘束されるのは己の良心のみ」なんて言われていますが、こんなの嘘っぱちで、裁判官も人の子ですから、面倒くさいヤツとか、コイツ気に入らねーとか言う感じで判決を出していると思います。

武富士の香港で節税した件なんか、超有名なケースですが、あれは裁判所が頑張ったケースで、国税がクソだったケース。今、シンガポールに住んでいる人は、ルールが変わって戦々恐々としていますが、当時の武富士のときは、法律がOKを出していたから問題ないんですよね。

それにしても、法律って必ず抜け道があるので、それを利用する人がいる訳ですが、「やったもん勝ち」というのが日本の罪刑法定主義の良いところでもあり悪いところでもあるんですよ。ここがなんとかできんもんですかね。



<相続税節税・養子縁組訴訟>有効の1審判決が確定 最高裁

毎日新聞

1/31(火) 15:11配信
 相続税の節税を目的にした養子縁組が有効かが争われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は31日、無効とした2審・東京高裁判決を破棄する判決を言い渡した。有効とした1審・東京家裁判決が確定した。節税を目的にした養子縁組は富裕層を中心に行われているとみられ、従来の運用を追認する内容となった。

 相続税は、相続人が増えれば課税されない基礎控除枠が広がり、税率にも影響するため、養子縁組に節税効果があるとされてきた。

 裁判で有効性が争われたのは、2013年に死亡した男性(当時82歳)が、長男の息子である孫と生前に結んだ養子縁組。男性の長女と次女が無効を求めて提訴した。2審判決は、長男が税理士を連れて節税メリットを父親に説いていたことから「相続税対策が中心で男性に孫と親子関係を創設する意思はなかった」として養子縁組を無効と判断していた。【島田信幸】

2017年1月20日金曜日

戸田建設創業者一族の戸田順之助氏の邸宅がマンションになり他社が施工

戸田建設といえば、スーパーゼネコンに次ぐ規模を持つ準大手ゼネコンで、ランキングでは大手5社の次である6番目に位置付けられ、財務が極めて良好なゼネコンとしてしられており、建築の名門として三菱系の顧客を多く持ち、病院や学校の建築で有名な会社です。

その創業者一族の戸田順之助氏が数年前に亡くなり、資産が120億円程度あったため、相続税が60億円程度発生した模様です。ちなみに、渋谷区内の高級住宅街にその邸宅があるのですが、時価では20億円ほどする土地であり、下記のグーグルアースでは、その敷地の巨大さがわかります。そして入り口から建屋が全く見えず、本当に豪邸なのだなと気付かされますが、所用でこの近所を通った際に、マンションの建築工事をやっていたので驚きましたよ。デベロッパーは三井不動産、そしてゼネコンは安藤ハザマ・・・・・・。

物納を選択して、入札でこの土地を三井不動産が買ったのか、それとも相対取引で買ったのかは知りませんが、なぜ戸田建設さんが施工していないのか不思議で仕方ありませんでした。戸田順之助氏は、東北の震災の直後、家に帰らず、本社で陣頭指揮を取った方で80代後半(享年90歳でした)にも関わらず、自ら指揮をとっていたのです。この順之助氏は、医者などを相手に、トップセールをして、すべて自分でプレゼンテーションをするなどしてきました。本当に中興の祖だったわけですよ。

戸田さんはキャッシュリッチな会社なので、ここをなんとか財団にするとか、美術館にするとかして残してもらいたかったものです。こうやって、宮家や名家のお屋敷がどんどん消えていき、マンションに変わっていくのが本当に辛いです。懲罰に近いくらいの相続税ですからね。

もうちょっと行った高級住宅街には、麻生太郎元首相の家や安部首相の家があるのですが、松濤エリアは、金貸しとパチンコ関係の御殿が目立ち、通常の事業で会社を大きくした方というのは、本当に少ないです。戸田家の邸宅がマンションになっているのを見て、日本の税制じゃこうなるわと思いました。






上記の写真は、他の方のブログから引用させていただきました。


3メガ銀、債務者口座を開示【今までは差押は、銀行名と支店名が分からなければ手続きができず、泣き寝入りが半数近く】

今までは確定判決等があっても、銀行名やその支店名がなければ差し押さえができなかったと聞いて、驚きましたよ。実際に、苦労して裁判をして確定判決がでていても、半分近くの人が更に泣き寝入りしているって、法律の欠陥としか言えないでしょう。被害者が更に被害者となっているって、ホントどーしようもないな。人の命を奪ったり、人の人生を滅茶苦茶にした挙句、逃げ得でお金を払わないって、ホントおかしいよ。一生かかっても、それを償うように法律を変えろよと思いますもん。

つーか、悪どい人間たちは、この運用のことを知っていて資産隠しをしている訳ですし、もっと言えば、銀行口座に足跡を残さない人間もいたり、オフショア口座を使って海外にお金を逃している人間もいるわけで、こういう悪人を徹底的に追い詰めなきゃいけないと思うんですよね。マイナンバーなんかも、海外では当たり前のように行われていて、IDが何をするんでも必要だってことがままあるんです。インチキができないように、ある程度の取引や全ての銀行口座にマイナンバーを紐付けしろよと思います。

だって、こういうことができるのって、金持ちなわけであって、貧乏人には縁が無いわけ。そもそも政治家自体、資産公開で誤魔化しているぐらいだからね。SPEEDの今井なんか、もともと芸能人なのに、国会議員の資産の上の方にランキングされちゃって、悪党の国会議員の名前は全く出てこず。おかしいよなと思いますよ。

あとは、犯罪の被害者の救済を本当にしなきゃいけないケースなんかも、これを適用して、救済しろよと思いますもん。だって、山形のマット死事件なんかも、イジメで殺されちゃった訳で、これを賠償する責任が加害者にはあるわけですが、払ってないらしいんですよね。それで、被害者の遺族が時効を伸ばすために再度、裁判を起こしたと。さらに、交通事故なんかでも加害者の37%が不払いらしく、さっさと国会でこういう事を決めて、被害者を救済しろよと思います。なんだか、我が国の司法は、本当に無駄なことに労力を割いており、ニュースで報道される逮捕報道も例えば、ろくでなしこのマンボートが猥褻だとかアホなことで逮捕していますからね。もっと重要度の高いことがあるだろうと。そもそも「保育園落ちた日本死ねというブログをご存知でしょうか?」なーんて言っていないで、確定判決がでていても、加害者が意図的に払っていないケースが相当あるので、立法でそういうことができなくなるようにすべきだと思います。支払いができない場合は、獄中生活をしてもらうとかね。

警察も自分たちの成績になるアホな交通取締りなんかやってないで、身を粉にして働いている運輸会社の人たちのことを考えようよと思います。また、司法もアホなことで、とてつもない損害賠償額を認めるくせに、本当に救済されなきゃいけない人にそれを認めないというのはアリえんだろうと。企業と個人であれば、個人が圧倒的に不利なわけで、会社はゲーム感覚で裁判をやりますが、個人はそれこそ人生を賭けてやったり、名誉を回復するためにやるわけで、そこのところをもっと考えてやらなきゃいけないと思うんですよ。

さすがにアメリカのようになったらやり過ぎで、医療と裁判は、一般的な日本人から見たらアホ過ぎると思います。将来的には、人工知能が普及したら、こういうものをきちんと数値化して、公平に采配をしてくれるんだろうなと期待をしています。

アメリカの裁判官もクソが多いですけど、日本の裁判官もそれに劣らず、クソな判決を出しまくっていますからね。人工知能に駆逐されることを願ってやみません。

ブラック部活をどうにかしてよ【朝練、放課後の無駄な長時間拘束】

先生は別に指導と称して、ぼーっと見ているだけの人が多いですけど、生徒は本当に大変です。朝は6時に起きて、7時から朝練習をして、一時間ほど練習をして授業に臨むんです。あとは、放課後ですかね。だいたい16時前から二時間は拘束されてましたね。

今はどうなっているかわからないですけど、自分が希望したものとは全く違う部活に入らされ、土日に試合に行かされることも多かったんですよ。今思うと、本当に無駄な時間を過ごしたなと思いますよ。これが好きなことをやっていれば話は別ですが嫌いなことを中学3年間やっていたので、本当に身につくわけがありません。青少年の育成とか言っていますけど、イジメだろ。

ホント、学校ってクソだなと改めて思いました。

2017年1月19日木曜日

海外の買収案件は殆どの案件が失敗に終わっている【売り出されるのはゴミばかり】

まずはじめに、優良案件を簡単に売るわけ無いじゃんと思います。売りに出るのはゴミばかりですよ。東芝の巨額損失の事件を見ていて思うのは、本当に日本企業はババを上手く引かされているなと思います。この日本民族はM&Aとか金融で食っていく民族じゃないんですよ。それに契約なんかずぶの素人ですし、ベーカーアンドマッケンジーやホワイトハウスアンドケースのような巨大法律事務所なんかをアドバイザーでつけても、いいように利用されるだけ。

東芝は、ウェスチングハウスを買収したんですけど、実態はウェスチングハウスは経営難で分社化され、その原子炉部門が英国の会社に行き、手に負えないその会社を三菱重工と競り合って、当初の想定金額の3倍で買うという決断をしました。あの当時は、まだフクシマで事故が起こっておらず、原子力ルネサンスで二酸化炭素を出さない発電であるということで世界中で原発建設の流れになっていましたが、フクシマの事故で全てが狂ってしまいました。ただ言えることは、フクシマで全てが狂ってしまったとは言え、その前からゴミが売りに出されていた訳で、詐欺師のまんまと騙されて買ったというのが事実ではないでしょうか。東芝としては沸騰水型のBWRと世界の主流で、フランスのアレバや三菱重工が作っている加圧水型のPWRの両方ができるということで、とてつもなく大きなビジネスチャンスだったと目論んだのでしょうが、見事に乗せられました。この辺は、詐欺師が一本も二本も上手だったわけです。

フクシマの事故が無ければと言われていますが、フクシマの事故すら仕組まれたものとすら言われることもあり、ウェスチングハウスを高値で買ってくれた東芝には本当にアメリカは感謝しているでしょう。おまけに高く買ってくれただけでなくCB&Iが隠していた損失分のゴミ会社まで引き取らせてしまったのですから、本当に天才としか言いようがありません。本当に現在価値に直すと、負ののれん代を計上して、特別利益を計上してもいいぐらいの勢いです。まぁ、その後、減損で消えて無くなることにはなりますがね。

ドコモなんかは、今は全く取り上げる人すらいませんが。1兆5000億円をトブに捨てているんですよ。普通の会社だったら、大問題になるどころか、担当者の首だけでなく、社長の首が飛んでいます。もともと国営企業だったからということと、寡占企業であることから、のーのーとやれているだけです。4090億円を投資したオランダのKPNモバイル、1860億円を投資した英国のハチソン3G、01年に1兆2000億円を投資した米国のAT&Tワイヤレスの海外事業は見事に全て失敗と言うのは学習能力がないというか、本当にカモにされているとしか思えないです。高い通話料で、消費者からアコギな手法でお金を掠め取っているにも関わらず、こんな海外の投資で大失敗をするなんて痛すぎます。何度も同じミスをしてアホかと思いますもん。

何度も繰り返しになりますが、今後の日本企業の海外でのM&A案件の殆ども失敗に終わるでしょう。最近、巨額の海外での買収案件が報道されていますが、数年後には損失を計上して撤退となる案件がほとんどだと思います。社員や社内のクソみたいな文書には細かくとも、外人との契約には本当素人同然ですから、赤子の手を捻るような感じで簡単に騙されています。

くどいですが、売りに出る案件は「ゴミ」と決めつけて間違いありません。永守重信氏のように、待って待って待ちまくって買うということが出来なければ、イニシャルコストを考えて、収益に貢献しないんですよね。私のような素人でも、ゴミを買わされているとわかるぐらいですから、実績を残して、社内の競争で生き残ってきた役員さんの目はホント、節穴なんですかね。エアアジアなんかその意味では、9・11の世界航空不況のなかで航空機を底値で手に入れられることが出来たこともあって、その後の躍進に繋がりました。初期投資がいかに早く回収できるかというのがポイントで、金利負担や回収が遅くなれば当然、潰れるリスクは大きくなるわけです。

電通過労死問題は徹底追求されるのにコンビニオーナー過労死・自殺は全く追求されない

なんだか電通問題は収束するどころか、徹底的に目の敵にされていますね。これは、電通が巨大企業だから潰れないという大前提があるから行われているのだと思いますが、国策でやっているとは言え、特定の企業が狙い撃ちにされており、違和感を感じますね。三菱電機や関西電力なんかも同様の事例で取り上げられていますが、電通に比べれば甘いなと思いますもん。

ホントに日本の馬鹿みたいな残業をする文化を本当に駆逐したかったら、著名な大企業を叩くことも大切ですが、ピラミッドの頂点に位置する企業を叩くのではなく、ピラミッドの底辺部分をどうにかすることを考えないといけないと思います。多くの業界で業法と言われる業界独自の法律があって、事前に書面で契約をすることが求められていたり、あとは優越的な地位を利用して相手に無理難題をふっかけたりすることをしないように定めていることが多いのですが、守られていないのが現実です。

それよりもなんでこんな電通が目の敵にされているんでしょうかね?業界二位の博報堂だって似たようなもんでしょうし、自殺者も当然のことながらいると思いますが、まったく報道されません。また、三菱商事、三井物産、住友商事のような財閥商社も鬼のように残業をしていて、間違いなく自殺者が出ているにも関わらず、このようなところは全く出てきません。私の仲の良い、超優秀な友人が、ある外資で働いていて、うつ病になったのですが、働き方を聞いたら常軌を逸した働き方でしたもん。

前にブログで書きましたが、運輸業界、建設業界、飲食業界、IT業界を本当にどうにかしないといけないと思います。特に、大きな会社ではなく、その下請けに甘んじている中小企業や零細企業ですね。こういところでは、本当に大変な働き方をされている人も多いですから。あとは、酒屋や小売店からコンビニに業態を変えたところなんかは、オーナーがヒーヒー言っていて、自殺をしている人も多いです。今は人手不足で、あとはセブンイレブンなんかはドミナント戦略と言って、同じエリアに更に出店をするので、既存の店舗の売上が落ちてしまうところが出てきて、オーナーがサービス残業をしているところが本当に多いんですよ。当初は、800万円の年俸を保証していたものが、フタを開けたら300万円以下だったという事例も珍しく無いみたいで、本部の圧倒的な交渉力の前には、オーナーはひれ伏すしか無いみたいです。

運輸業界もネット通販のお陰で、佐川急便なんかは、身代わり出頭の問題などで叩かれていますが、あれは同情しますよ。だって、駐車場に止められないし、それに止めたとしても時間のロスがスゴイです。ヤマト運輸も似たようなもんでしょう。警察もお目こぼしをすべきですよ。ベンツとかレクサスの高級車に歩行困難者のプレートが掲げられており、全く体に問題が無いにも関わらず、公道を駐車場のように使っている人間を先に取り締まるべきでしょうに。なんだか、警察も現状がわかっていないですし、取りやすいところから取ろうというのがミエミエです。

あとは、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンのような大手のコンビニの本部にも政府は指導をすべきじゃないかなと思います。ホント、電通の自殺された社員の方は、月間200時間以上は残業していたと思いますよ。私の周りも、そして私も月間200時間を余裕で超える残業をしていましたけど、睡眠時間が3時間とか言うレベルは、月間残業が200時間を超えますからね。総労働時間で言えば400時間ぐらいでしょうか。こういう働き方をしていると、頭がぼーっとしてきます。週の真ん中ぐらいが本当につらいですからね。ただ、サラリーマンなので、お金のことはそれほど気にしなくて良いのですが、コンビニのオーナーは常に収支のことが頭にあるでしょうし、借金がある人は首を括ったりする人も結構多いと思います。商工ローン問題のときも政府の対応が遅すぎましたけど、コンビニのオーナーとか、弱い立場の人たちをもっと救わなきゃいけないんじゃないかな。

電通みたいな巨大企業は、業績が悪くなっても、簡単には潰れません。中小企業は簡単に潰れます。東芝なんかも経営ミスがあっても、デカすぎて、延命策がバンバン出てきて延命させるぐらいですから。

東芝の損失は7千億円位と言っていますが、すぐ一兆円を超えるでしょう

今朝には東芝の損失が最大で5000億と言っていましたが、それがすぐに夕方には7000億円になる可能性があるという報道に変わっていました。なんだかんだ言って、隠しているものがとてつもなく大きいし、デューデリジャンスをきちんとやったら一兆円を超えると思いますよ。

製造設備なんかも使っていなかったら、価値がどんどん無くなるわけですし、原発関係でかなりの会社を買収してしまったもの、そして当初描いていたプロジェクトが見事に凍結してしまったもの、きちんと精査したら、一昨年の時点でこんなものわかったものですが、債務超過になってしまって、会社が潰れてしまうと困るので小出しにしてきた訳です。中小企業は簡単に見捨てるくせに、こういう大企業には優しいなと思います。

なんだか方や電通が狙い撃ちされて、コテンパンにされているのに、東芝はもっと叩かれてもいいものを。

私だったら、原発は持っていても、損失を生むだけ。だから、ウェスチングハウスを完全に切り離しますね。チャプターイレブンとか適用したほうがいいと思いますよ。いま手持ち工事なんかも、レインバースじゃなくてランプサムでやっているのであれば、そこのところも公開して、前金でもらうかランプサムにしないと工事をしないとかね。まぁ、東芝が仕切っているんだから、アメリカの会社相手にそんな交渉なんかできやしないけど。

アメリカは、本当に怖い国ですから、途中で工事を止めても、スゴイ賠償額を請求されるでしょうから、今は7000億の損失と言っても、すぐに一兆円になって、場合によっては、数兆円に膨れる可能性も十分にアリ。

東芝の損失は5千億以上になる見込なのに平均年収は八百万以上【再編は不可避、日本企業の巨額買収は見事に失敗続き】

日経が東芝の損失は最大で5000億円になると報道していますが、実際は一兆円ぐらいあるでしょう。のれん代の償却以上に隠れていた損失が極めて大きかったわけで、これは意図的に隠していたと思われても仕方ないと思います。何度も繰り返しますが、ウェスチングハウスの買収は完全に失敗だったわけで、原子力ルネサンスは、3・11のフクシマで完全に終わりを告げました。収束をしていないにも関わらず、原発が売れるわけ無いです。

こうなるとあとはどうやって救済するか、解体するかという話になると思います。虎の子の東芝メディカルシステムズをキャノンに売っぱらって、なんとか時間稼ぎができたのですが、いよいよ時間稼ぎができなくなりましたね。何度もくどいですが、3・11の時点で、原発事業は終わっていたのです。特に東芝は、半導体と原子力に賭けており、半導体は好調なものの、原子力はリスクの塊であり、それがコントロールできていなかったと。CB&Iなんかも上手く売り抜けたなと思いますが、ここは東芝の契約担当者が甘かったのだと思います。白人は本当にこういうところが天才的に上手いですから。

今まで何度も紹介していますが、日本電産の永守重信氏が手がけた買収以外、日本企業の巨額買収はことごとく失敗しています。ドコモなんかは、生み出すキャッシュフローが余りにも大きいため、国内だけでは使いみちがなく、海外での買収にその資金を注ぎ込んでいるわけですが、見事に全部失敗しています。4090億円を投資したオランダのKPNモバイル、1860億円を投資した英国のハチソン3G、01年に1兆2000億円を投資した米国のAT&Tワイヤレスの海外事業は見事に全て失敗。合計で約1兆5000億円の損失を計上しています。本来なら株主代表訴訟を起こされてもおかしくないレベルです。これが普通の会社であれば、完全に潰れていますが、ドコモは寡占市場で更に、他社と談合とも言える料金体系を維持しているため、極めて高収益で、鼻くそをほじっていても、寝ていてもお金が入ってきます。こういう企業であれば、話は別ですが、東芝はこういう虎の子が殆どなく、あったのは医療事業と半導体事業です。他は、さっぱりで損失の穴埋めは出来ないというわけです。

キリンや三菱地所なんかも過去に巨額損失を海外の買収で出していますが、日本企業で買収に成功したまともな事例は、永守重信氏以外記憶にありません。正直、日本企業には買収しても、相手をコントロールできないんだなと思います。その意味で、イギリスやフランス、オランダなんかは、数百年にも及ぶ植民地経営のノウハウがあります。白人はそういう意味では、本当にしたたかで、えげつないですよ。日本人がそんなえげつないことができるかって言ったら、韓国の事例を見てみても分かる通り、感謝されるどころか、逆に攻撃される有様です。これって、やっぱり日本人がお人好しなんだと思いますよ。ですから、海外に下手に投資をせずに国内で仕事をしていればいいのに・・・・。

基本的に買収に出るような案件ってゴミなんですよ。だって、普通に考えたらそうじゃないですか。周易を上げている事業を売りたいと思いますか?売りたいときって、今後が落ち目になるのが目に見えているときとか、事業を切り離したいときじゃないですか。欧米人はこういうところが上手くて、なんだかんだ理由をつけて、最高値で売り抜けようとします。日本人は額面通りに受け止めて、最高値で買ってしまうとう、ババ抜きをやってしまうんです。こればかりは、日本人の気質なので、10年や20年で変えることは出来ないでしょう。やはりそういうことに目ざとい欧米人じゃないと無理です。

先程、日本電産の永守重信氏以外、買収が成功した事例をしらないと言いましたが、国内ではソフトバンクの孫正義の買収事案では、ボーダフォンの事を思い出しました。当時は散々叩かれました。ただIphoneがあったからこそ持ち直した訳で、それがなければ難しかったでしょう。それよりも超高値づかみをしたアームがどうなるのか、これを見たいですね。

2017年1月17日火曜日

アパホテルの南京大虐殺否定本対応を賞賛すべきでしょ【尖閣の漁船衝突事件の自衛官も表彰する英雄的存在】

今は、インバウンドで外国人がたくさん使っているので、多少は影響は出るでしょうが、今は完全に売り手市場で、数年前までとてもリーズナブルだったAPAホテルの値付けはもはやボッタクリ値段になっており、ルートインや東横インなどの良心的な価格を見てしまうと、昔のようにアパホテルに泊まろうとする気は失せます。

ただ、今回、南京虐殺否定を曲げないところは、筋が通っているなと思いました。尖閣諸島の漁船衝突動画をYOUTUBEにアップした自衛官を表彰したりするなど、本当に国賊に支配し、売国をする人たちが多いなか、本当にこのような態度にはほっとするところです。APAホテル、クソな拡散に負けずに頑張れと言いたいです。アパホテルは、本当に強運で姉歯の耐震偽装のときも被害者でしたが、不幸中の幸いというか、怪我の功名というか、結果的に良い時期に不動産を売却でき、その後、底値で不動産を買うことができたきっかけにもなった事件であり、この元谷夫婦に神風が吹くことでしょう。

それよりも南京大虐殺は、データがコロコロ変わっており、実際のデータが示せない単なる「プロパガンダ」に過ぎません。日本を貶めるための印象操作でしかありません。これは、韓国の朝日新聞がでっち上げた従軍慰安婦問題と問題は全く同じです。

正直、日本を貶めるために、韓国や中国はプロパガンダを流しており、そのソースはないことが殆どですし、盛りに盛っています。まぁ、中国なんかは棚上げオリンピックがあったら、間違いなく世界トップでしょう。本当に私が許せなかったのは、民主党政権ですね。尖閣諸島の漁船衝突事件の時に「コツンと当たった程度」などと平気で売国発言をし、国民にその情報の開示を拒んだことです。本当にこれには頭にきましたからね。

電通過労死問題よりもっと根が深いブラック業界や中小企業【大企業は祭りになるが零細は放置プレー】

電通は東大卒の女性社員が過労で自殺したこともあり、本当に問題が大きくなり、社長の首がすげ替えられましたが、厚生大臣が「社長の辞任で済むと思うなよ」との発言をしており、これが日本の労働環境を大きく変えるきっかけになりそうです。天下の電通がここまでなるとは誰が予想したでしょうか?それにインターネット広告の不適切業務問題など、誰かが仕組んで問題を大きくしているように思えて仕方ありません。この手のものは、誰かが仕組んでいることが多いですからね。

それにしても、今まで過労で鬱になり自殺した人は、何十万人もいるでしょう。年間でも、数百人ではきかないと思いますよ。特にブラック業界と言われる飲食関係、運輸関係、建設関係、IT関係では、揉み消されているものがとてつもなく多いと思っています。特に中小企業が問題で、セクハラやパワハラが当たり前のように行われており、正直、内部通報社制度も全く機能しておらず、利用したところで結局は報復人事にあうというのが関の山です。特にオーナー企業なんかに自浄作用なんかあるわけ無いですからw

仮に裁判をしたとしても、裁判所は労働者の味方をすることなど殆どなく、よほど明確な証拠がない限りは、黙殺されることが殆どでしょう。裁判官は思った以上にクソです。マスコミも大企業がスポンサーだったり、自分たちに都合の悪いようなことが多いので、よほどのことがない限り黙殺ですからね。今回の電通事件も、電通という大企業じゃなかったら、ここまで話が大きくならなかったでしょうし、社員がFランクラスの普通の大学であれば問題にすらされなかったでしょう。

一部のホワイト企業では、社内で啓蒙が進んでいることから、不適切なハラスメントは少ないのですが、酷いところは掃いて捨てるほどありますよ。暴言を吐くなんて日常茶飯事で、口を開けば、ひどい言葉が出ているのが当たり前という人もたくさんいますし、実際目の当たりにしています。録音しておけば絶対に問題になるような人もゴロゴロいますからw 後は労働時間に関しても、会社の電気がついているのを見れば大体わかりますが、丸の内や大手町の銀行や商社なんか、ずっと電気がついているところもありますからね。もっと言ってしまうと、霞が関なんかもずっと電気がついているところもあって、こっちをどうにかしなきゃという話も聞きます。

トラックの運転手なんかの勤務体系なんかも本当に過酷で、ジャストインタイムなんてシステムが浸透してしまったものだから、早く着いてもいけない、遅くついてもいけない、時間ピッタリの到着が求められるもんだから、運転手の負担は半端ないと思います。それに、運転中の緊張と言ったら半端ないものがあるでしょう。事故ったら、仕事がなくなりますし、場合によっては損害賠償がとんでもないことになりますからね。求人なんかを見てみると年間休日が60日とか言う会社も平気でありますし、ホント、こういう企業を先に変えなきゃいけないんじゃないかな??と政府の対応について思うことがままあります。

たまたま電通がマスコミで取り上げられたから人気取りの為にというスタンスがミエミエなんですよね。日本企業の99%中小企業ですが、日本人の大企業の就業率は90%位でしょうから、残りの9割をなんとかしないといけないわけです。三菱電機も電通と同じと取り上げられていましたが、目立つ大企業ばかりを遡上に挙げないで中小企業にも目を向けようよと思います。

本当に業界によっては完全真っ黒の悲惨なところも数多くありますからね。今はスマホにGPSが搭載されているわけですから、誰かがアプリを使っても良いわけですし、労働基準監督署がドコモなどと組んで、何かあった時に位置情報を提供することができるなどのことをやってもいいもんですけどね。

繰り返しますが、大企業は恵まれているところが多く、激務を耐えればその後は高収入や地位などを得ることができます。しかし、底辺を支えてる企業は、大企業には逆らうことができず、要求をそのまま受け入れているところも多く、法律違反が当たり前のように行われていても、力関係からそれを指摘することもできません。本当に力のない中小企業や零細企業をどうにかすることにもっと力を入れるべきじゃないでしょうかね。今は見せしめ的に大企業にターゲットを絞っていて、関西電力なんかも社長が労働基準監督署から呼び出されて指導票を切られたと言いますけど、中小の労働環境が変わるなんて全く話がでてこないですから。

日本の底辺を本当の意味で支えている、黒子役の中小企業、ここをもっと直視すべきじゃないでしょうかね。関西電力なんかは典型的なホワイト企業で、30代で辞めても退職金がウン千万円とか言うレベルとか聞きましたからね。たまたま原発事故の影響で、日本全国の原発が止まり、再稼働の為に特定の人に負荷がかかったことから問題が起こった訳で、本当に救済されなきゃいけない人たちが無視されている現状のほうが問題だと思いますよ。

あとは、不法就労の外国人問題や単純労働への外国人の問題。過労死とは別の問題ですが、こっちも早く解決しようよと思います。コンビニや飲食店で外国人が多く働いているのは、日本人が働きたがらないからということが一番大きいと思いますし、給与が安く抑えられるからという面もあると思います。しかし、働くことができるのに昼間からパチンコにいそしんでいる生活保護受給者なんかはどうなんでしょうかね?そういう不良外国人を働かせることができたら、生活保護費を支給せずに、働くことだけが目的で日本に来ている不法就労の外国人も減らせると重いんですけどね。

誤解を招くので言っておきますが、母子家庭や障害のある方、家庭の事情などで働くことができない人に対しての生活保護は全く問題ありませんが、生活保護費目当てで入国してくる外国人や働くことができるのに受給している人は、ホント懲役ぐらいにしても構わないと思うんですよ。なんだか、税金が高くてホントアホくさいと最近思ってますから。その税金が、そんなクソなことに使われていると思うと、ムカついて仕方ないですからね。あとは、仕事しない公務員もクビに簡単にできるようにしてほしい。


2017年1月16日月曜日

すぐに役に立たない基礎研究をする日本企業は減っているのか?

片山さつきが鋭い指摘をしていましたが、事業仕訳で有名になり、人に厳しいが自分にはとことん甘い、二重国籍の某国会議員がいますが、「棚上げオリンピック」があったら間違いなく優勝できますね。「スーパーコンピューターである国が一番になったかご存知ですか?」という質問でしたが、さすが「二番じゃ駄目なんですか?」と本当に、流石だなと思います。未だに個人情報を盾に戸籍などを公開していないらしいですが・・・・・・。Youtubeを見ていると胸糞が悪くなるのは私だけではないと思います。汚い言葉で相手を罵倒し「嘘つきコール」の連呼など、ブーメランで返ってきても、それをものともしないのは流石ですがね。

それよりも最近、基礎研究って本当に大切だなと思いますよ。特に素材分野って結果が出るまで何十年かかるものって当たり前にありますし、試験をするのにも本当に気の長い時間がかかるものがあります。たしか、目黒かどこかにある、破壊試験の研究所だったと思うんですけど、鉄とか合金とかの耐摩耗性とか折り曲げ、脆性破壊とかアホみたいな時間をかけて様々な条件でテストをしているところがあったと思うんですけど、何十年続けてきて、貢献度がムチャクチャ高かったにも関わらず、目先の成果が少ないということであっさりと廃止された事業もありました。

今思うと、本当に日本を支えている根幹の技術を破壊してしまった訳ですよね。車にしても建設にしても、10年、20年と使ったら、当然様々な影響が出ると。そして、強度は強くとも実は、ガラスのように割れやすかったりと色々ある訳ですよ。そんなところを研究するのが基礎研究であり、成果がすぐに出るものではないのです。なんだか、金融関係の改革によって、証券市場を取り巻く環境が大きく変わり、目先の利益を追求するように会社が変わってしまいました。昔は非上場で、岡山の林原のように研究開発に資金をべらぼうに投入している企業は本当に今はすくないでしょう。今、林原は長瀬産業に救済されましたが、それまでは、本当に全く結果がでるかわからないものにお金を湯水のように注ぎ込んでいました。

これが日本企業の良いところでもあったんだなと思います。これがアメリカ企業であれば、2年以内に利益を出せとかいろいろあったでしょうけどね。ただ思うのは、なんだかんだ言って、こういうのは日本企業のお家芸だと思っていましたが、アメリカやドイツなんかの製薬企業とかって、すごい利益を上げている会社も多いですし、独創的な製品を出している会社も多いんです。あまりそのような事情は知らないんですけど、欧米企業で、基礎研究にべらぼうに時間をかけている会社ってあるんですかね?

私は、新幹線の開発のストーリーを見て、本当に気の遠くなるような実験に時間を費やしているのを見て、やっぱり日本人だなと思ったことがあります。仮説をたてて、それを検証し、確実にゴールに近づいている姿っていうのは、本当にプロジェクトXの世界です。こういうところは、中国人とかは無理だなと思っていますが、実際はどうなんでしょうね。


東芝を解体して日立製作所と三菱重工と一緒にした方がいいでしょ【原子力の粉飾は実際、桁が違う】

本当に国が主導で、東芝を解体したほうがいいと思います。世界を見渡しても、日本くらいの経済規模で、あんなにたくさん電機メーカーがある国はありません。それに東芝が無くなったところで、困る人は当の社員しか居ないわけで、ルネサスとかジャパンディスプレイのように、大手電機から不良資産を外して寄せ集めたと揶揄される会社のようなことはできるはずです。寄らば大樹の陰と思って、巨大企業に入ったはいいですけど、不採算事業、そして社内調整ばかりをしていた事務屋とかは、大変だと思いますが、特殊な技術を持っている人は引く手あまただと思います。

正直、自動車メーカーにしても、銀行にしても、証券会社、電機メーカー等、全ての業界で会社が多かったわけです。そこで過当競争があったから品質が上がったと言われていますが。今の経済が成熟しているなかでは、そんなにたくさんあっても生き残って行くことができません。

一言で言えば、5400億円のウェスチングハウスの買収が大失敗だったってことですね。結局原因は、東電が解体されているのと同じ、「フクシマ」なんですけど、そういうこともリスクとして頭にいれておかなきゃです。まぁ、フクシマの事故の時、東芝なんかは、311の直後に、誰もが原発事業は駄目だと言っていたわけですし、ウェスチングハウスの問題がでかすぎたんですよね。CB&Iからゴミを買わされたこともそれに追い打ちをかけましあた。本当に証券業界を中心に、誰もが言ってはいけない。見ても気づかないふりをしなければならないという雰囲気がありましたね。本気で処理をしたら、簡単に債務超過になりますよ。取引先とか日本経済への影響力がでかすぎるとか、日本を代表する大企業だからという理由でお目こぼしをされていますが、皆んな優しいからということと、巨大企業だから敵に回したくないとか、裏工作があったとかいろんな理由で、皆んなが目をつむっていただけです。中小企業で、歯を食いしばって頑張っている人たち、また非正規雇用で爪の先に火を灯している人たちに比べたら、大企業ってだけでむちゃくちゃ優遇されていたわけですからね。役員は本当にA級戦犯で、その報酬に見合った賠償をすべきでしょう。山一證券の泣きじゃくった社長じゃないですけど、従業員が悪いわけじゃなくて、舵取りをしている経営陣が悪いわけですからね。会社の金で飲み食いして、ゴルフして、その立場によって得られる利益でやりたい放題のことをやってきたわけですから。

そろそろ、真剣に国主導で業界の再編を真剣にしないといけないと思います。三菱なんかも造船やMRJ等の航空関係で問題をたくさん抱えていますからね。IHIや日立造船なんかで進んだ造船の再編が、電機の再編へ繋がるのも遠くないと思いますよ。電機は聖域と思われていますが、日本の優秀な電気製品の需要は今ではそこまで大きくないんです。

シャープやサンヨーが消えてなくなったのがわからないのでしょうか。

天才経営者の日本電産の永守重信氏のような人が社内にいればよいのでしょうが、基本的にはサラリーマンしかいませんからね。くどいようですが、永守氏は、自分のお金を突っ込んで、筆頭株主になる。本当に見習ってもらいたいですよ。オーナーとサラリーマンの違いは本当にこういうところにあると思います。

2017年1月15日日曜日

本田宗一郎の伝説等、戦後は奇想天外な経営者がたくさんいました

本田宗一郎という本田技研の創業者は、戦後だからこそ生まれた名経営者であって、これが現代だったら難しかったでしょう。そもそも、今の時代は、製造業でこれだけの企業規模にするのはとても難しいし、既に寡占・独占の市場になっている産業においては、仮にできたとしても時間は3倍以上かかるでしょう。

それにしても、下記は本田宗一郎に関しての引用なんですけど、本当に伝説的な経営者だなと思いましたよ。彼が一番後悔しているのは、自分の名前を会社名にしてしまったことだと言われており、本当に伝説の男だなと思いました。

あとは、従業員一人ひとり握手をして回ったってスゴイなと思います。アメリカでは、トップがわざわざ現場に来て握手をしてくれたことから労働争議も起きなかったといいますしね。まぁ、今のホンダにはそんなスピリッツは全く残っていませんが・・・・。
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・CVCCエンジンの開発に成功した時に「車が売れる」と宗一郎は喜んだが、CVCCの開発に携わった者達から「排ガスによる公害を減らすためにCVCCを開発したのであり、売上げのために作ったのではない」と叩かれさめざめ反省。

・ある日、宗一郎が工場を巡回していると、若い工員から「おいっおっさん!なにズボンのポケットに手突っ込んで歩いてんだ!転んだらどーすんだ!」と注意された。その後「正装のズボン」からポケットが全て取り外された。現在もズボンのポケットは無い。

・「ほんとは、現職にいる時、うちの社員と名のつく人に全部あって握手してやりたかった。

社長を辞めて、やっとその念願を果たすことができた。日本国内で700ヶ所、回るのに1年半かかったよ。

それから海外の駐在員のところを飛行機で回った。それも半年かかったもんだ。うちの社員でありながら、オレの顔を見たことがないのが大勢いるんだ。ことに地方の出張所や、SFというサービス機関の社員とかね。

一人ひとり手を握ったんだ。オレは涙が出た。むこうの若い連中も泣いたよ。けど、オレは士気を鼓舞するなんて気じゃない。自分が嬉しいからやるんだ。オレは社長を辞めて、やっと人間らしいものにいきあったよ。」

・「社長なんて偉くも何ともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。要するに命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない」

・米国に初めて工場を建設した際、「正装」のツナギ姿で現れ、現地工員ひとりひとりと握手して激励した。工員たちは、伝説的存在であるミスター・ホンダが自分たちと同じ格好で親しく接してくれたことに感動し、米国に進出した日本企業を必ずと言ってよいほど悩ませていた労働争議が、ホンダに限っては一度も起きなかったという。
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良く松下幸之助が生きていたら、パナソニックでリストラをしなかったという人が居ますが、それは高度経済成長期の踊り場であり、市場が伸びていたから、数年頑張れば耐えきれたことであり、今の大手電機が壊滅状況になっている状況を見ると、流石に松下幸之助が生きていたとしても無理だったと思います。

東芝なんかは、本当に原子力事業の処理を適正にしたら、会社なんか跡形もなくなくなってしまうぐらいのインパクトがあるんですよ。



契約書をネットで発行【マイナンバーを「社印」代わりに使う】

E-TAXの使い勝手は最悪に近いぐらいで、あんなのおじいちゃん、おばあちゃん世代は絶対に使いこなせないですよ。ただ、設定さえしてしまえば、便利なシステムであることは間違いありません。私もE-TAXで確定申告をしましたから。


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基本設計がクソなマイナンバーだけに、正直、シンガポールのシステムを売ってもらったほうが良かったと思えるほどですが、契約書をネットで発行できるシステムができれば、本当に便利になりますよね。正直、公正証書なんかもそうなんですが、なんでネットで認証ができないのかなとずっと思っていました。タイムスタンプとか色々既に技術提案はなされているにも関わらず、クソだなと思いましたよ。

この辺は日本は遅れているんですから、シンガポールとかIT先進国を学んだほうが良いと思います。それにしても、システムの基本設計がクソ過ぎるので、応用がどうなるのか、更には二次利用、三次利用がどのようにできるのか心配ですが、このような試みは良いことだと思います。

スマホの原型であるザウルスや電子マネー(EDY・SUICA)のアイディアを20年前に日本は持っていたのに・・・・

シャープが30年前にPDA端末、いわゆるスマホの前身であるものを作っていたのに、それが世に受け入れられず、そして会社が外資に買収されてしまったこと、そしてその外資(鴻海精密)がアップルから請負っているIphoneの最大の製造者であることは皮肉でもあります。歴史にたらればはありませんが、シャープが20世紀にスマホを世に出していたら、時代は変わっていただろうなと思います。ちなみに、その下はパイオニアが東京デジタルホン向けに出していたタッチパネルの液晶ディスプレイですが、1997年に出していたんですよ!!!なんだかなーと思います。

これって、マーケティングが下手なのか、それとも営業力がないのか、そもそも他に問題があるのかわかりませんが、今のIphoneに匹敵するものが作れる技術の基礎はあったということだと思います。特に、ザウルスなんか、とても完成度が高かったですもん。だから、Iphoneが出たときも、既にザウルスがあったので、はぁ??と言う感じでしたが、結果はIphoneの一人勝ち。そしてシャープは死亡です。


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電子マネーにしても、1999年に世に出ており、FELICAの技術を応用したSUICAも21世紀になってすぐに世に出ました。このFELICAの技術は素晴らしく、暗号技術もそうなのですが、決済や改札での滞留をなくすことにより省力化が図れることにありました。それは、香港やシンガポールの地下鉄でもソニーのシステムが採用されていることからも解るようにメリットばかりが目立ったわけです。だって導入しなければ、切符切りの人件費、そして自動改札だったとしても、磁気式のきっぷであれば機械的な部分が多いため、故障が多いし処理速度も遅いと。

これが基本的にはビットコインのような電子通貨に紐づくと思っていたんですよね。ただ、いろんな法律のことなどがあってか、独自マネーは生まれず、リンクしたのはポイントカードやマイレージの交換でした。ここで、ビットコインに対抗するものが生まれる素地はあったんですけどね。

なんだか、こういう技術を見ていると残念だという気持ちしかわかないんです。

「EDY」の画像検索結果 「SUICA」の画像検索結果

おっと調べていて衝撃的なことがわかりました。もともとアップルのPDA端末は、シャープと共同で作ったものだったということが分かりました。いやいや・・・・・。言葉を失いました。


慎太郎のディーゼル規制のお陰で東京から富士山が良く見えるようになったのか?

最近、富士山がよく見えるなと思っていたら「武蔵野市から富士山116日も見えた」と記事が載っており、大気浄化・乾燥化要因と書かれていました。これは、東京や神奈川に住んでいる人であれば、実感できることだと思います。夏は、水蒸気の関係でなかなか富士山は見えないですけど、秋口から無茶苦茶富士山がよく見えますからね。

下は巨大なロンドンで卑猥なガーキンと言われるスイスReのビルにそっくりなモード学園のピンクロータービルが見えますが、本当に都内で、富士見町とかついている場所がたくさんあるので、昔はよく見えたんだろうなと思います。それにしても、外に出てもススで顔が汚れなくなりましたし、車の汚れも本当に少なくなりました。

新宿の丹下段平のデザインのビル、もうちょっと考えてもよかったんじゃない???と思いますね、この写真をみると。パリのノートルダム寺院を真似たと言いますけど、なんなら東大寺を真似たとか五重塔を真似たとかしてもらいたかったなと。その意味では金沢駅前のオブジェは、THEジャパンを体現していて、とても良いなと。

独自の素晴らしい文化やデザインがあるのに、白人文化をパクってそれを象徴するって駄目だろう?と思います。その意味で、安田火災海上保険のビルは富士山に倣って、しかも芙蓉グループとグループが言っていたぐらいですからとても良いです。58億円で落札したゴッホのひまわりも中に飾ってありますしね。

「富士山 東京」の画像検索結果

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慎太郎の功績が認められるのは、ディーゼル規制、外環の練馬・世田谷区間の施工開始と尖閣諸島問題かなと思います。浄化作戦では、東京は本当に駄目な街になったと誰もが言いますしね。東京オリンピックもダメダメですし。

それにしてもこのディーゼルの規制は本当にでかかったと思います。洗濯物も汚れなくなったですし、自転車で走っていたらホンの一時間くらいでも顔にススがついているのがわかるぐらいでしたから。今は黒煙を吐き出して走っている車は皆無ですもんね。


「慎太郎 ディーゼル」の画像検索結果

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2017年1月11日水曜日

国産車は高くなりすぎて、外車に流れている人がかなりいるようです【レクサス高杉、クラウンも値上げしすぎ、軽も高杉】

ここ10年ぐらいで車の価格って本当に高くなりましたよね。平均給与は、2割近く下がっているのにもかかわらずです。かつて、初代レクサスである日本名セルシオの価格は、一番安いグレードで450万円ぐらい、そして普通のグレードでも550万円ぐらいでした。初代シーマも500万ぐらいだったので、これぐらいが高級車の価格だったのです。クラウンは、350万から400万ちょっとぐらいでしたかね、3000CC クラスですと。2000CCクラスだと200万台もありましたから。

それを考えると今は、レクサスの普通グレードが900万円、一番高いものですと1500万円もします。こんなんじゃ、ベンツにって言う人が本当に多いと思います。だって、今度のレクサスのLSは、V6の3500CCですから、それで1000万も払うって馬鹿らしいじゃないですか。それだったらベンツにしますっていうのもわかります。トヨタって良い会社だと思うんですけどシンガポール人も、同じ価格帯で同じ性能だったらドイツ車を買うって言ってましたから、日本人でもそう思っている人は少なくないと思います。20年前、30年前って、輸入車に乗ること自体冒険だったわけです。理由は、故障や世間の目ですね。圧倒的に、世間の目が大きいでしょう。しかし今は、価格の面で国産車に敢えて乗り続けるメリットがなくなったと。

最近は、ダウンサイジングがブームで、ターボを付けて、小排気量にするのが増えていますが、アメリカ市場では受け入れられないでしょうし、日本でも????と思っている人は結構多いと思います。だって、クラウンのダウンサイジングターボで2000CCの車が600万円とかするんですよ。私だったら、外車にしますよ、こんなにお金を出すんだったら。40歳以上の人は、2000CCで500万以上は出さないでしょう。レクサスにしてもいくらターボがついているとは言え、V6で、3500で一千万ですよ。とてもじゃないですけど、買う気が失せます。

軽自動車も本当に高くなったなと思います。200万円超えが結構ありますからね。この価格帯って、かつてのマークⅡクラスの価格帯です。本当に、安全とかハイブリッドとかで消費者からお金をむしり取ろうと色々悪知恵を自動車メーカーは使っていますが、所得が増えなきゃ車なんて買うわけ無いですし、同じ価格帯で良いものがあったら外車でも買っちゃうという流れになると思います。

今も日本車の品質はとても良いですけど、20年前の国産車のことを知っている人間からするとあれだけ高性能なものをあの価格帯で提供できたっていうのはすごいと思うんですよね。今は、たしかにハイテク満載ですが、後付で理由をつけたものが多すぎっておもうんです。

会社の車は、取引先などのこともあり、国産車にする人が多いと思いますけど、個人の車はそこまで気にする必要は無いですからね。そりゃベンツやBMWが増えますわ。

あと、車がデカくなりすぎて、あとはタイヤがアホみたいにでかくなってメンテナンスコストが高杉。立体駐車場では入らないところが多いし、一戸建てでも、本当にギリギリのところばかりが目につきます。5ナンバー規制って狭い日本にはもってこいの規制だったんですよね。それが税制改革で3ナンバーをゆるゆるにしてしまったものだから、でかい車が増えすぎてしまったと。

ファミリーカーに3ナンバーは必要ないんですよ。排気量は2000以下で十分。そして、ボディのサイズも1750ミリ以下で十分。あの規制があったからこそ、パッケージングで日本メーカーが色々考えて、それが小型軽量化に繋がったと私は思っていますからね。意味があって規制があり、税制でメリットを享受できたのに・・・・・。

趣味以外で車に乗る人で、300万以上を車につぎ込みたいと思う人って少ないと思いますよ。地方だと、車以外に移動手段が無いため、実質、一人一台のようになってしまいますが、所得水準の低い場所であればほんと大変ですよ。なんだか時代に逆行しているな。レクサスのLSなんかも所詮、クラウンの上級バージョンの位置付けで、ベンツやBMWに対抗しようなんて50年早いと思うんですよ。

日本者の良いところは壊れない、コストパフォーマンスが良いところであって、決してブランドではないことを忘れちゃいけないなと思いました。言っときますけど、世界のトヨタですけど、それはセルシオの最終型までであって、レクサスブランドが生まれてからクソってことです。ソアラなんかエンブレムがかわっただけで100万ぐらい高くなりましたからね。アホかと思いますもん。

安全とかハイブリッドとか以前なら、優先順位が極めて低かったものが、世界的な流れで、それが主流になってしまって、安全と環境を標榜すれば、価格転嫁しても消費者は受け入れてくれるという流れを作ってしまったのが駄目なところですよ。

インフレで、若者達の給与が上がれば、話は別ですが、給与は下がり、税金は上がり、実質手取りは見るも無残な状態では、車なんて買えないですよ。


30億円をつかって4000人の女性を抱いた75歳の自伝【野崎幸助氏著】

マスコミが酷い書き方をしており、偏見に満ち、面白おかしく書いていましたが、本人の書いた本を読んだら見方はガラッと変わりました。金融業をしているということで、特に、関西地区、それも南の方である和歌山と言ったら、かなり怖いというイメージを持っていましたが、全く違うことが分かりました。金融業でも、サラ金は一般的に金貸しと言われ、悪いイメージを持っている方も多いと思いますが、私もそうです。それは、取り立てが厳しいことで、時には命さえ奪ってしまうことがあるからです。

ご本人は、株式投資や酒類販売、そして金融業などを営んでおり、年収は軽く億を越すということで、てっきりアコギなことをして稼いでいたと思っていたのですが、それが全く違うということがよくわかりました。本人は、あくまで「エッチするためにお金を稼いでいる」ということで、言っていることもとても筋が通っており、サラ金の取り立てにしても、裏切りとかに対しては徹底的に戦うものの、そうでないものに対しては紳士的な対応をしていることもよくわかりました。

多くの殿方の感想も一致するのでしょうが、女性は「平気で嘘をつくことができる生き物」であるということです。私も今まで何度も女性に騙されてきました。男性にも当然、何度も騙されましたが、女性は、姑息な手段を使う人が多かったというのが私の今までの経験です。ですので、野崎氏の言っていることには納得です。

本当に、マスコミによって情報って本当に操作されているなと今回は痛感したのと同時に、この方は、信念を持っており、そして隠すことが無いからこそ今回の出版になったのだと思います。KINDLEで買ったのですが、あっという間に楽しんで読めてしまいました。


「野崎幸助」の画像検索結果 




「野崎幸助」の画像検索結果



●美女4000人に30億円を貢いだ「紀州のドンファン」の壮絶人生いい女を抱くために私は金持ちになった http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50655



●紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)  https://www.amazon.co.jp/dp/B01NAI2OJU/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

[野崎幸助]の紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)

2017年1月9日月曜日

不動産のババ抜きはいつ始まるのか【バブルのいつか来た道はオリンピック特需終了前か?】

丸の内と虎ノ門の再開発計画は凄まじいものがありますね。20年前を知る者として心配になります。丸の内にローソンが出来たことですら、私にはトピックだったのですが、あんな洒落た通りになって、土日にも人が沢山いるようになったのも、福沢諭吉の孫である三菱地所の福澤武氏の構想がありますが、虎ノ門の大家の森ビルも同じく、ヒルズシリーズで、開発を続け、今では六本木から虎ノ門界隈は森ビルの摩天楼がずっと続いていますね。

六本木ヒルズは、地権者の合意をまとめる等に20年かかったと言いますが、正直、あれが森ビルが全国区になったきっかけだったと思います。三菱地所や三井不動産、住友不動産に比べると知名度に劣る森ビルですが、虎ノ門界隈で、ビルにナンバリングが振ってあるのをみて、あれはなんだ?と思った方も居るかもしれませんが、虎ノ門は森ビルの天下なんです。ただ、個人的には中小規模のビルが多くて、大したことはないと思っていました。それが大化けしましたからね。

バブルの時、不動産が最も痛手を受けたことは多くの人が知っています。そしてその処理に10年、20年とかかったのは事実ですし、その間に、不良債権を処理する過程で多くの銀行が消えてなくなりました。都銀と言われる都市銀行は、当時は20行程度ありましたが、いまはたったの3つしかありません。一方で、作る方であったデベロッパーやゼネコンは数は殆ど減っていません。

今は、オリンピック特需でなんでもオリンピックという名目で整備が行われていますが、日本の人口は既に2011年から減少に転じており、オフィスでの仕事も有効求人倍率が事務職については1倍を余裕で割って、0.2程度の水準で推移しているにも関わらずです。オマケに人工知能やOA機器の技術革新で、今ままでは20人でやっていた仕事が一人でできるようになったと言いますから、今後もこの流れは続くと思います。パソコンが普及する前までは、設計といえば、大きな製図板があって、間違えるとイチからやり直しということが当たり前でした。経理なども、カーボン紙を挟んで複写式の手書きでやっているところも多かったのです。

結論として、人口減少と事務仕事の効率化による省力化によって、人は要らなくなるということとなり、それに対応してオフィスが要らなくなるというのが結論となります。従いましたて、効率化したにもかかわらず、オフィスが増えているということは暴落に繋がるということですよね?大規模な再開発を見ているとこの膨大なオフィス供給が吸収できるのか、心配になります。

間違いなく、建築はオフィス需要の大きな減少でリストラがあるでしょうが、日本は地震という災害がある国なので、それが読めないところです。

2017年1月7日土曜日

名門短大が無くなっていく【学習院も立教女学院も・・・・・、残るは青山学院だけ】

立教女学院女子短期大学、学習院女子短期大学、そして青山学院女子短期大学といえば、立短、学短、青短と言われる御三家、3短(サンたん)とか言われて、ヘボい大学なんか比べ物にならないぐらいの優秀な女性が居たもんですけど、青山学院を残して、名門の二短大が消えてなくなりました。学習院は学習院女子大となって4大になり、立教女学院は閉校となりました。

ある女性が言っていたんですけど、結婚の事、子供を生むことを考えると4年というのは長いと。それにどうせ腰掛けで、結婚してすぐ辞めるのに、なんで短大が無くなって四大になるの?と言う、ある名門短大の卒業生の弁です。また、高卒だとなんだか、学歴的に嫌だし、それに四大だと長過ぎて、社会にでるのが22歳じゃんと。それから働き始めて結婚をするとなるとだいぶ遅くなっちゃうから「帯に長し、タスキに短し」というのを解決するのが短大だったのに・・・・とボヤいていました。

確かに、ごもっともです。晩婚化の流れの中で、結婚や就職の機会を逃してしまうのは、年齢を考えると痛いことですし、それに四大へ行ったからと言って、何か特殊なことをやるかと言ったら、別にそうじゃない。よほど専門的な薬学とか医学、工学以外、別に文学部とか経済学部、それに家政とか行っても、別に特殊なものが身につくわけじゃないと。単に遊ぶ期間が長くなるだけだと。それに付随して学費など、親の負担も大きくなっていることは、問題だとも言っていました。

青山学院もおそらく、今の流れのままですと無くなるでしょう。本当に私立大学は、少子化の流れの中で、経営を考えると生き残っていくことが出来ないので、短大を廃止、若しくは四大へということなんでしょうけど、Fラン卒を大量に作るより、より早く社会に出したほうが皆が特をするでしょうに。大学の経営の問題で、ロースクールなんかも乱立してしまいましたが、維持できないところもたくさん出てきています。今後、ものすごい勢いで若年層が減ります。どうやって対処するんでしょうね。

2017年1月1日日曜日

京都の四条通の車線減少と歩道幅拡大について【観光と効率を考えると成功だったけど】

京都の四条通を車で通って、なんだこれは?と思ったんですけど、京都市長の考えで車道を減らして歩道を拡大したんですね。おかげさまで、以前から渋滞は多かったのですが、もっと渋滞が酷くなったと言った感じでした。ただ、荷物の積み下ろしの車などで、まともに二車線は確保されていなかったので、これもありかなと思いました。

整備前の四条通の状況を見ると「幅7mの歩道に約7,000人/時の歩行者が通行している一方,幅15mの車道には約2,200人/時が通行しており,歩道と車道がアンバランスな状況になっている」ということで、倍以上の面積を持つ道路を三分の1しか使っていないとのことで、今回の歩道の拡大が行われたわけですが、観光地である京都は、そもそも人が増えてくれるのが嬉しいわけで、車が減ってくれるのはむしろ歓迎なんですよね。

歩道も歩いたんですが、むちゃくちゃ歩きやすかったです。祇園あたりに比べるとその差は格段に良かったですね。これが車を運転する時ですと感想は全く違うのでしょうが、京都市長のトップダウンは評価されても良いのかなと思います。ただ、実際の効果はどうなんでしょうね?

京都へ行って思ったことは、外国人がむちゃくちゃ多いということですね。これは、京都に限ったことではなく、ここ数年のインバウンドの増加に伴ってですが、様々なところで外国人が無茶苦茶増えたなと実感します。

成熟国は観光を増やさなければジリ貧になってしまうということで、観光立国を目指した訳ですが、本当に数年で成果がでましたね。




明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い致します。

昨年は、原油が下落したと思ったら底打ちし、OPECが減産を発表し、見た目は石油が底打ちしたように見えますね。また、日本ではJXと東燃ゼネラル石油が統合し、更にはお家騒動で色々揉めてはいますが出光と昭和シェル石油が統合ということでエネルギー業界では合従連衡が進んでひと波乱もありそうな気がします。あとは中国経済の崩壊がいつになるかでしょうし、ユーロの崩壊もいつになるかということでしょう。

政治でやっぱり気になるところといえば、ドナルド・トランプが大統領になることが世界的には一番大きなトピックだと思います。ブロック経済に傾いて、軍備の強化とか色々言われていますが、日本はその影響をモロに受けます。さてどうなるでしょうか?

今年は、オリンピックまであと三年ということで、引き続き、建設業界を中心に人材の逼迫が進んでおり、更には人口がどんどん減っていることもあり、サービス業を中心に人手不足に拍車がかかっています。そして、生産性を極端に上げた結果、電通の自殺事件のように過重なサービス残業が当たり前のように行われていることが白日のもとに晒されました。ことしは、大手企業から始まったこれらの劣悪な労働環境が改善される年の始まりになるような気がします。

だって、いままでのようにやってきたのでは会社が存続しないんですもん。電通の社長だって責任を取ってやめちゃいますしね。あとは、東芝みたいな電機業界の超大手も粉飾決算に始まって、原子力事業の減損で会社が傾いていますし・・・・。原子力部門のことは、ウェスチングハウスを買収したときからのれん代を含んだ買収金額が超割高と言われており、更に追加で買収をしたことでトドメを指したことは、素人が見ても解ることで、福島で日本中の原発が止まったときに、東芝が原子力関係で一番影響を受けるだろうと多くの人が指摘をしていました。

減損をしたら、会社が完全に吹き飛ぶとまで言う人もいましたが、東芝が潰れたら影響が大きすぎるので皆見て見ぬふりをしてきました。でも、もう引っ張れないんですよね。だから、日立や三菱とくっついちゃうしか無いんですよ。銀行が3つのグループに集約されたように、重電も2つぐらいに集約されるべきなんです。

そんなことで、今年は大きな再編が起こる年になるような気がします。相変わらず今年はM&Aが多くなるという予想がされており、それは企業が使いみちがないお金をたくさん抱えてしまっているからで、縮小均衡をしている国内マーケットを尻目に海外に打っていかなければならないという事情がありますが、9割は失敗するでしょう。日本電産の永守重信氏は、いままでの買収を全て成功をさせていますが、彼のような選球眼が多くの経営者にはありません。

理由はサラリーマンだからです。永守氏は、自分で株を持って、何かあれば、自分が一番影響を受けます。鉄鋼王のミッタルもそうです。サラリーマン社長じゃとてもあんな芸当はできませんよ。ですから、永守氏のような天才以外は、ほぼ失敗するでしょう。それに日本人はお人好しです。海千山千の外人に勝てるわけがありません。

あとは、今年はブレークスルーになる技術がいよいよ本格的になってくるような気がします。それは去年から散々言われていたAI(人工知能)とロボットです。将棋で、プロを人工知能が負かしたと言いましたね。これってホント記念碑的なことだと思うんですよ。今年は、それがいよいよ応用に入ってくるような気がしますね。IT関係の技術って、加速度的に技術が蓄積されて普及しますから。