2013年12月24日火曜日

大沢樹生が喜多嶋舞との長男と思っていたところ、父子確率0%【DNA鑑定が及ぼす影響】

元光GENJIのメンバーである大沢樹生と女優の喜多嶋舞との間に生まれたと思われていた長男が実は、DNA的な結びつきが大沢樹生とまったくないと報道で見て、驚きました。先日、60年前に病院で取り違えられてまったく違った人生を歩んだ方々を取り上げましたが、この事件は、元読売ジャイアンツの満塁男の「とりあえずお疲れ」の再来かと思いました。通常であればショックから立ち直れないぐらいだと思いますよ。

この記事を見てあせっている女性は多いと思いますし、これから離婚が増えるでしょう。むかし、確かTBSの番組で顔を隠して、100人くらいが本音を言う番組があったんですが、自分の子供が父親の子じゃないと思っている人が、確か3割ぐらいいて驚いた記憶があります。ですので、決して特殊なことじゃないんだなと思っています。ただ、公になるかならないかということで。

世の中「知らないでおけば幸せだったのに」と言うことがかなりあったと思いますが、DNA鑑定がこれほどメジャーになり、しかもGSPで行動が監視され、メールや通話内容も証拠としてバッチリ残るとなると、便利になったものの、本当に息苦しい世の中になったもんだなーと思いますよ。

2013年12月21日土曜日

王将の社長射殺事件【上場企業のリスクマネージメント】

餃子で有名な王将の大東隆行社長が本社前で射殺された事件は、会社のトップ、経営層のリスクマネージメントとして、非常に考えさせられることが多い事件でした。素人的なプロファイリングですとお金がまったく盗まれていないこと、至近距離から銃弾がすべて命中していることからお金目的ではなく、怨恨説があげられていますが、例のホストの店内での全裸での店舗の閉鎖により損害賠償をされたホストの件もそうですが、軍隊式の絶対服従の教育など、外食やブラック企業によくありがちなことが行われていたと噂されていること、あとは息子が孫と一緒に失踪していたことなどから身内でトラブルを抱えていたことなどが挙げられています。

この事件で思ったことが下記です。

1)毎日同じ行動をとっている
2)通勤ルートが同じである
3)ベンツという高級外車に乗っていた
  しかも左ハンドルである
4)監視カメラが会社だけでなく、店舗にもない
5)早朝に一人で行動をしていた
6)登記簿に住所が記載されている
  法務局で簡単に取得可能で、ダミーで
  住所を記載している人は少ないと思われます。
  債権者保護のためと言われますが、
  大企業の経営者等はある意味危険です。

この事件から、上場企業の経営者、特にオーナー経営者は、身の危険を感じた人が多いでしょう。特にブラック企業と言われている経営者は特にそうだと思います。自分でハンドルを握る人が多いでしょうし、単独行動をとる人も多いと思います。

最近は、勝ち組と負け組みがはっきりした事、一度転落したら、ほとんど再起不能に近いくらいになってしまうことなどから、普通にがんばっている人も簡単にひょっとしたことから人生がめちゃくちゃになってしまうことも多いかと思います。それは、進学、就職、転職、結婚という人生の大きなイベントではなく、日常の些細な行動でもある訳です。

監視カメラが町中にあふれるなか、ジョージオーウェルのような1984の時代が既に到来をしていたと思っていましたが、このような殺人事件がいとも簡単に起こされるということも実感しました。殺人とは、通常は、大きく二つに分かれます。やはり、王道は、「金銭目的と色恋沙汰」ではないでしょうか。その他も、通り魔的に突発的に殺されることもありますが、「カネと女(男)」とほぼ、相場は決まっています。

犯罪白書を読んだことがないのでなんともいえないのですが、過去の統計とかをみるとおそらくそういうことになるのだろうなと思います。会社の総務部の人は、今回の事件を受けて、下記のようなリスクマネージメントを見直したほうがよいと思います。

1)災害時の行動指針と業務再開・代替措置
2)事業遂行のためのデータのバックアップとミラーリング
3)経営層の安全管理と万が一の際の意思決定
  アメリカの大統領などは、万が一の際に副大統領が
  代行するなどが明確に定められていますし、
  トップ層が移動する場合は、お金がかかっても
  車や飛行機を別にして、同じタイミングで事故などに遇うことを回避しています。
4)企業秘密の漏洩防止措置、産業スパイの防止
  機密情報、秘密情報の設定とそのアクセス権限や管理
  また、復旧措置など
5)競業避止義務
6)社員の教育
7)トラブルの回避
  労働問題や取引先、またサービス業の場合は、一般顧客との人的トラブルの回避策











2013年12月1日日曜日

賛育会病院の新生児取り違え事件【権利の上に眠る者は保護に値せずと言われるのは・・・・】

方や生活保護を受けている母子家庭で育ち、トラックの運転手をしている長男、そして裕福な家庭で育ち家庭教師をつけてもらい、大学を卒業し、一部上場企業で働き、その後家業を引き継ぎ、不動産会社の社長になった方、そもそも60年近く前の昭和28年に取り違えが起こった事から二人の人生は大きく変えられました。

正直、階級の再生産と私は思っているので、環境によって、そして与えられる教育によってその後の人生は大きく変えられるものだと思っています。それを端的に示した事件ではないでしょうか。狼に育てられたアマラというのは、昔心理学の授業で習った記憶がありますが、それに近いものがあるのではないでしょうか。

当時は、DNA鑑定がないのですから、取り違えがあっても、顔が似ていないねで済まされる事が多かったと思いますが、今の時代は、99.999・・・・・・と9が13個も続くほど確立が高い結果が出ます。当時でも、血液型からある程度の結果は出たのでしょうが・・・・・・。

日本ほど、非嫡出子が少ない国は世界でもなく、相続でも日本の家庭制度を崩壊させないようなけん制をするために、相続の差別を行ってきた事や村八分に代表されるような社会的制裁(サンクションと言ってもいいでしょう)が行われてきたことは、日本人の道徳観の高さの維持に貢献したところも多分にあると考えています。

実際に、不倫などでできてしまった子供が実際の子供として育てられているケースは結構多いと聞きますし、複数の人と関係をもって、誰の子供がわからなくなったと言っている人も過去に出会った事もあります。DNA鑑定でいままで平穏だった夫婦関係、家族関係が壊れてしまった人も多いでしょう。実際に元読売巨人軍の選手だった満塁男は、奥さんが出産したとき、いきなり肌の黒い子供が生まれてきたといい、二ヵ月後にスピード離婚をしていますからw

高度経済成長期は、ベビーブームや設備が追いつかないというような背景があったのでしょうが、人間のやることですから、とり間違いは他にも起こっているでしょう。実際に、患者の取り違いが、今の世の中でも起こっているぐらいですから、当時はもっともっと起こっていた事でしょう。

それにしても、本来貧しい家庭で育つ筈だった方は、育ての親を介護を拒否したことから、疑惑が大きくなり、弟から鑑定をしようという話が出たと言う事でした。あとは、母親が死ぬ直前に着衣が他の子達と違うから・・・・と漏らしたのがこのような裁判を起こすきっかけにもなったと言います。

まぁ、表見代理とか時効の問題とか、いろいろあって、あとは両親が無くなった今は廃除とかは難しいでしょうけど、親の面倒をみないDQNからは財産を取り上げても良いと私は思っています。

それよりも、悲劇をつくった張本人の取り違えた病院への裁判所の判決は、たったの3800万ですから、超安すぎますけど。

2013年11月30日土曜日

アップルの強さとIphone独自規格のゴリ押し

アップルが強いなと思うのは、NTTドコモがアップルに屈したということです。ここ数年で、年間のヒット商品としてIphoneをあげる人は、かなり多いと思いますし、それに異論を唱える人も殆どいないでしょう。ドコモ、ソフトバンク、AUと日本の全ての大手キャリアから発売をされたわけですし。

スマホの便利さは、ちょっと前のパソコンの性能を凌駕しているんじゃないかと思えるところです。実際にCPUなどの性能や記憶媒体のことを考えても15年前のパソコンの性能は凌駕していると思います。なにせハードディスクを使っておらず、実質的にはSSDと言ってもいいからです。

あと、私がアップルの強さを挙げるとしたらSIMカードですね。通常のシム、マイクロシム、ナノシムと他の端末と互換性をなくしたところが私は凄いと思っています。電気屋の店員が、全体の小型化のためにシムが小さくなる必要性があったんですとアホなことを言っていましたが、これは間違いだと思っています。それより、バッテリー小型化の方が遥かに効果のあることですから、これは、iphoneだけにしか使えない規格を採用する事により、他に浮気ができないようにしたということです。

これは、ワンオフの製品に結構見られる事ですが、互換性を無くす事により、特注となり、高い利益率が確保できるんですよね。正直言って、私は、多くの会社はこのやり方が通じないと思っています。標準化して、互換性を維持できた方がはるかに利便性があるからなんですよね。過去のベータやVHSの規格論争のときもこの議論はなされてきましたが、規格っていうのは、圧倒的な強者であるからこそ作れるものが多いんですよ。

ちなみに、AUとかが独自にこんなことをやったら氏ねと言われるのが目に見えていますし、使う人はいないでしょう。こんなところからも相手を屈服させるアップルと言う巨人の強さを感じています。

今後、MVNO(Mobile Virtual Network Operator, MVNO仮想移動体通信事業者)と呼ばれる東京通信やIIJ、OCNのような業者が、SIMロックフリーのiphoneの登場によって台頭すると思われますが、益々、スマートフォンから目が離せませんね。

2013年11月29日金曜日

徳州会事件と外資による医療参入

猪瀬東京都知事のこととセットで語られることの多いこの事件ですが、私は、徳州会の果たしてきた役割ってとても大きいと思うんですよね。離島医療やチェーン店経営による医療の提供というのは。以前にも私は書いたことがあるんですが、ユニクロやしまむらのような衣服のチェーン店は国内に限らず、H&MやZARAのような大衆向け、それからラルフローレンやルイヴィトンやエルメスなんかもそうだと思うんですけど、基本的にスケールメリットだと思うんですよね。

サラ金にしてもそうですし、吉野家やワタミのような居酒屋もそうですし、ダイナムやマルハンなどのパチンコ屋も完全に金太郎飴商法だと思っています。だって、1店でも300店でも基本的にやることは変わらないですからね。増えて変わるとすれば、管理手法が変わることぐらいでしょうか。

それと同じ事が医療で行われてもおかしくはないというのが私の持論なんですよね。正直、医薬品を買うにしても、医療器具を買うにしてもスケールメリットが効く事は、たった一つの病院がやるのと200の病院がやるのでも全く違うんですよね。それに人員の過不足があったときも転勤などで対応できますし、電子カルテなども正直、規模の利益が働くと思うんですよ。

タダ今回のことが悪く取り上げられているのは、許認可の権限を持っている人たちへの結びつきと選挙違反のことなのでしょう。徳田虎雄というのは、弟の死に直面して医師を目指し、特に離島への医療へ傾倒したのは、評価に値するものだと思います。また、「生命だけは平等だ」「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」「ミカン1個も貰わない(「お礼」として金品の授受を受け付けない)」という理念も素晴らしいものだと思っています。どこで歯車が狂ってしまったんでしょうね?

まぁ、言える事は、猪瀬都知事の政治生命は今後長くは続かないと思いますし、あとは徳州会もこれだけ悪評がたってしまうと、場合によってはオーナー一族から奪われてしまうかもしれませんね。ここで、やはり気になるのはTPPなどもそうですが、外資による医療分野への参入でしょうね。

これだけのネットワークと利益率の高い医療分野を濡れ手に粟で手中におさめることができたら正直、ウハウハでしょうねと私は思ってしまいます。かつての長銀なんかも、ハゲタカファンドに買い叩かれ、瑕疵担保条項で税金をがっぽり投入してもらい、しかもオランダかなんかにある匿名組合のおかげで、税金も日本に殆ど払わなかったと言う事実があるだけに、今回も何かがあるんじゃなかろうかと穿った見方をしてしまいますよ。

それにしても、久々の大型の政治を巻き込んだ事件なだけに、相当色んなところへ波及しそうな気がします。


●こんなに美味しい金太郎飴商法 【Sier、チェーン店?】
 http://www.akudaikan.com/2012/06/sier.html



2013年11月27日水曜日

新設から維持管理のメンテナンスの時代への突入

2020年には、維持管理のメンテナンスの費用が新設の費用を超えると言う事です。東京オリンピックまでには色々な公共事業が進むでしょうが、それ以後は、反動が思いっきり来るでしょうね。正直、いつも私が言っている事ですが、胴上げ型から肩車への高齢者を支える現役世代が激減する問題をみるとあっという間に維持管理ができなくなります。

今から、10年、20年後を見越して、いらないところは投資をしないなどの施策を講じる必要があると思いますが、それとは逆に都心環状線や外環、圏央道など、投資を積極的に進めるべきものもあります。放射状の高速道路の常磐道、東北道、関越道、中央道、東名の5つの高速はとっくの昔に開通していますが、それぞれをつなげる環状道路が全く開通をしていないんですよね。強制撤去をしてでも、このネットワークはつなげる必要があると私は思っています。

それから中央リニア計画ですね、気になる事と言えば。私は、この計画に懐疑的で、東海道新幹線のバイパスと言いますが、それ自体は良いと思っているものの、リニア方式に疑念を持っているんですよね。搭乗者数にしてもそうですし、汎用性がないんですよ。私は新幹線方式での建設の方がノウハウの蓄積があるため、ベターと思っています。


●横浜北線
 http://machido.blog84.fc2.com/blog-category-8.html
 http://radiate.jp/20121130/kouza-41/

2013年6月9日日曜日

歯槽骨再生治療としてのEMATとEMPRの可能性【歯を抜かず、できるだけ残す】


再生医療EMATとは、「Electro-Magnetic Apical Treatment」とのことで、EMPRは「Electro-Magnetic Periodontal Regeneration」のことです。エムドゲインやGTR、それからGEM21などの骨の再生誘導材をつかったものが現在の治療ではメインですが、電磁波を照射することにより、殺菌をするだけではなく、骨芽細胞を活性化させ、歯槽骨を再生させる方法を注目しています。

30歳を過ぎて、体の色々な部分が悪くなってきて、インターネット探すと、結構、色々な再生医療が現在は、登場していることがわかります。私は、歯並びはそれほど悪い方ではなく、むしろいいほうだと思っていましたが、寝ているときの食いしばりや歯切りしりによって、歯周病を誘発していたようで、複数の歯科医院で抜歯を宣告されました。

多くの歯科医院では、先端医療や再生医療は手に負えず、歯周病の専門医ですら、その手の知識が足りないというのが私の感覚です。パノラマ写真も撮らず、スケーリングもしっかりせずという歯科があまりにも多く、やはり、コンビニより多いと言われる歯科医院の質の低下について考えさせられます。

インプラントかーと思っており、藁をもすがる気持ちで、ネットを調べていたら、EMATという技術を見つけ、気になったので、備忘録として、記載しました。歯周病とは、きちんと歯を磨いていても、起こるもので、これが肩こりや頭痛の原因にもなっています。

FOP(フラップオペ)、SRP(スケールルートプレーニング)など色々術式はありますが、歯周病をいかに未然に防ぐか、あとは、噛み合わせなどがどのような影響を他に及ぼしているのかをもっともっと一般の人に周知する必要があると考えています。

最近は、インターネットの登場により、昔に比べて情報を格段に入手しやすくなりました。とは言っても、私が調べた限りでは、情報の公開はまだまだ限定的ですね。


●Wikipeidaより
再生医療EMAT(Electro-Magnetic Apical Treatment)とは、根尖病変[1]に対し電磁波[2]を照射することにより、殺菌及び骨芽細胞[3]を活性化させ、歯槽骨[4]の再生を促進させる治療法[5]である。

従来、根尖病変に対しては、根管内を機械的、化学的に清掃して、根尖部の密封を図る感染根管治療や外科的歯内療法など歯内療法学[6]が治療法として行われている。

しかし、従来の治療を施行したにも関わらず、症状の改善を示さない、いわゆる難治性症例がある。その原因として、上記の治療では除去できない細菌が根管系に残留することや、それらの細菌の集まり(バイオフィルム)が、根尖外に存在することが知られている。その結果、根尖部周辺の歯槽骨が大きく吸収されていくことになる。

そのような症例に対し、電磁波のもつ殺菌作用ならびに骨芽細胞活性作用により、歯根周囲組織の治癒を促進することで早期に病変を縮小させる「再生医療EMAT[7]」は有用である。

治療時間は30分程度という短時間で終了し、術後は温熱感が数時間残る程度で、疼痛等の不快症状もほとんど認められていない。その後、約1週間程度で歯の動揺も減少し、約3ヶ月程で吸収された歯槽骨の改善が認められる。

再生療法EMATは、2005年7月、医療法人とみなが歯科医院理事長 富永敏彦によって考案され、現在、医療法人とみなが歯科医院及び徳島大学大学院バイオヘルス研究部において研究がすすめられている。

また2011年には、歯科の他分野への応用も行われている。その一つとして挙げられるのがEMPR(Electro-Magnetic Periodontal Regeneration)である。歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に対し電磁波を照射することにより、患部への殺菌と障害を受けた歯周組織の再生を促すことを目的としている。現在、EMPRは徳島大学、北海道大学、医療法人とみなが歯科医院にて共同研究がすすめられている。



●とみなが歯科医院
 http://hope-tominaga-shika.com/

●EMAT
 http://emat.jp/

2013年5月19日日曜日

アベノミクスによる株高

いままでの、20年近くに及ぶデフレ経済で、正直、インフレと言うのは全く、日本経済で想像をしていませんでしたが、半年ちょっとで、日経平均が倍近くまでになってしまったことを考えると、もしかすると・・・・・と思っています。

ドル換算の株価では、円安となったことで、時価総額ではそれほど変わっていないような印象をうけるんですけどね・・・。

ブログ、久しぶりに書いたのですが、なかなかエンジンがかかりません。

2013年3月11日月曜日

Google appliance(MINI、GSA)、探三郎とEVERYTHING【Googleが社内で使える:パソコン内とイントラネットの全文検索ソフト】

いやー、ウィンドウズの検索機能のショボさに辟易していたんですが、探三郎を教えてもらって、驚きました。まぁ、ファイル名検索だけだったら、everythingが死ぬほど早いんですけどね。まぁ、ウィンドウズ7になって、多少はましになったと思ったんですが、それまでがショボすぎで時間がかかりすぎて・・・・。あとは、社内の共有サーバーなんか探そうもんなら、死ぬほど時間がかかって。社内でグーグルを使いたいと思っている人はたくさんいるんじゃないでしょうか。でも、それができるんですよ。Google applianceというサービスを使って。このグーグルの便利さを知ったら、社内文書の検索で使えたらなと思っている人は多いんじゃないでしょうか?私は、使ったことがないんですが、おそらく使い勝手は、グーグル先生と同等以上じゃないかと。

自分のパソコン内では、昔は、Google desktopも使ったことあったんですが、今はサービスが終わっているので、他の二つを使っています。

それよりも、会社で使っているLotus Notesがあまりにもクソ過ぎてたまりません。Gmailの使い勝手のすばらしさを知ってしまうと、特に過去のメールの検索が全く駄目駄目チャンのノーツは、はやく変えてもらいたいぐらいです。

Google appsを個人的に使ったことがありますが、あれは、ワークフロー機能や掲示板機能、DB機能がデフォではないので、会社で使うには厳しいな。あと、移行するにもなかなかできないので、ずっとレガシーなクソなシステムを使うことになるんだろうな。

最近は、ANAやJAL、商船三井が採用しているドリームアートが気になったりしています。まぁ、最終的には、グーグルがGoogle apps を改良して、サイボウズもドリームアートも、席巻しちゃうんでしょうけど。

それにしても、この業界は、Fast eat slow, Winner takes allの業界ですから、双璧っていう概念がないんですよね。とくに、グーグルというのは、無料ではじめたGメールでノウハウの蓄積やデータの解析をして、何をユーザー側が求めているのか徹底的に蓄積をしてきました。サイボウズごときが勝てる訳無いんですよ。そして、ロータスノーツのようなレガシーなシステムでいまさら戦うことなんてできないんですよ。

たしかに、ロータスノーツの残した功績は極めて大きかったです。でも、いまはWEBベースとなり、検索機能の実装がビジネスのスピードを大きく左右していますから、あとは、死ぬのを待つだけじゃないでしょうか。実際、多くの企業が自社内で技術的な問題やメンテナンスなどで扱いかねて、どんどん他社へ流れていっている訳ですし。

個人的には、グーグルは、applianceのビジネスで今後覇権を握ると思っています。というか、誰が考えてもGoogle様に勝てる人は世界中にいないと思います。なぜかと言うと、アルゴリズムもそうですが、そのノウハウの蓄積が全く違うからです。会社のニーズで社内の書類の検索ニーズって驚くほど多いと思いますし、多くの人たちが、既に経験したことを探すのに時間を費やしているのです。そういうのを減らすためにグループウェアが果たした役割って大きいと思うんですけど、Lotus notesとかプラットフォームが古すぎますし、検索システムも駄目、そしてサイボウズも使い勝手はそこそこいいですけど、ネットワークに負荷がかかるとすぐに使えなくなったり、検索機能も駄目だとなると消去法でなくともグーグルしか残らないわけです。

社内の書類をOCRをかけて電子化して全文検索できるようにするのと、あとはタグをつけることですかね。マイクロソフトもそれぞれのファイルにタグが付けられるように改良を加えていますけど、まだまだですからね。おそらくは、アドビなんかが日付の管理認証システムと一緒にこの辺りは実用化をするような気がします。結構アドビって、色々考えていてPDFなんかを広めた戦略って、最終的にはここに行き着くのかなと思っていましたもん。外部認証と時間認証なんかの機能がついていたら、改ざん防止とか非常に有効でしょうからね。あとは、稟議システムなんかもここにつけちゃって、J-SOXなんかの対応となると非常に汎用性が高いですから。

JISとかの規格とかもそうなんですけど、あーいうのって、体系だってマトリックスのようになっているものが多いので、電子化ってなじむと思うんですよね。ですので、社内検索用の電子版とかもあるんじゃないでしょうか。グーグルの技術で、インターネットの検索だけでなく、イントラネットの検索はすでに実用化されているので、ここを階層化して、あとはうまく権限を付与して閲覧者をコントロールするところでしょうけど、この辺りも既に実用化をされているため、問題はないでしょう。

社内文書がスキャンなどでOCRをかけられて電子データとして認識されると同時に、タグで管理されるようになったら、検索なんてあっという間ですからね。あとは、放っておいてもグーグル様が改良をして使いやすいものをどんどんリリースしてくれますよ。こういう技術がでてくると、いままで多くの人が必要だったものが本当に必要なくなります。OA化(オフィスオートメーション)の最終的に行き着く形はこういうところなんじゃなかろうかと思っています。

だって、仕事で新規でやる仕事って実は、1割もないと思っているんですよ。よく、前提条件が全部違うから、過去のものはあてにならないなーんて偉そうなことをいう人がいますが、だいたい過去のものが使えるんですよ。仕事で本当に全く特殊なケースなんて1%もないんじゃなかろうかと思っています。ですので、事務系なんかデータベースを構築しさえすれば、経験値を積んだ人なんて殆どいらなくなる訳です。これが技術系の職人さんであれば、5年、10年と熟練をした人でないとできないこともありますが、管理レベルなんていうのは、学問のお陰とITツールのお陰で、時間は要しないんですよね。

Google革命、恐ろしいなと思いましたよ。検索のニーズは、既にインターネットで皆さん認識済みですし、グループウェアもそのうち、ダントツのトップになりますよ。なにせ、グーグルの技術があれば、簡単にノーツやサイボウズを凌駕できますから。あとは、文書管理システム系のニーズもグーグルが満たしてくれると思います。版の管理とかもそうですね。おそらく、ありとあらゆるニーズをGmailやスケジュール、検索からグーグルは把握しているので、個々のニーズをピンポイントで察して、欲しいと思ったものが搭載されているものが提供されるでしょうね。

無償で今まで提供してきたサービスにはそういうデータ分析があったんですよ。グーグル帝国、本当に最強だなと思いましたもん。完全に囲い込みが終わりつつあり、それに勝てる企業って言うのは、いませんから。ビジネス分野でグーグルが覇権を握るのはそう遠くはないと思います。その一方でマイクロソフトは凋落していくと思います。


●探三郎
 http://www.geocities.jp/koutarou_y1926/sin3rou.html

●Everything
 http://freesoft.tvbok.com/freesoft/pc_system/everything.html

●サービスが終わったGoogle desktop
 http://google-desktop.softonic.jp/

●グーグルエンタープライズサーチ(グーグルMINI、GSA:Google Serch Appliance)
 http://www.google.co.jp/enterprise/search/campaigns/gsa7.html

●ドリームアート INSUITE®Enterprise
 http://www.dreamarts.co.jp/solution/case/ana.html

●サイボウズ
 http://cybozu.co.jp/

2013年1月25日金曜日

シンガのハイテク屋台??? 【Felica技術が支える】


前から気になっていたKopitiamっていう、屋台の一種のホーカーセンターやフードコートを運営するこの会社のカードを今日、初めて購入してみました。係の女性に、「コレ欲しいんだけど」って言うと、「初めはピンクのカードから始まって、20ドル使うと青いカードにアップグレードして、しかも10%引きになるのよ」って言われました。”「Spend $20 and above with the new Basic Kopitiam Card (Pink) and upgrade to the Premium Kopitiam Card (Blue) to enjoy 10% discount on all food and beverage purchases. 」”

「本当かいな?」って思いましたけど、ピンクのカードを持っているのは、私だけ。そして、Suicaにお金をチャージするような感じでこのKopitiamカードにチャージしている人を見ると、みんな青でした。「こいつヒヨコか?」って感じでみんなは私のことを見てるのかな???って思いました。 そして、他の人の決済をするところ見てると、確かに値札より安い!!

電子マネーのことは、EZ-LINKカードのところで書きましたが、この国は、我々の一般生活に関わるところで、電子マネーが普及しまくっていて、警察につかまった時の罰金からスーパー、病院の決済まで電子マネーでできてしまうんです。その双璧ともいえるのがEZ-LINKとNETSなんですが、いまのところKopitiamは互換性が無いんですよね。

さてさて、Kopitiam何がハイテクかって言うと、屋台のようなローテクな商売をPOS(販売時点管理システム)が強力にバックアップしているところです。しかも、お金のやり取りに時間がかからないので、回転率がイイ!!POSによって売れ筋商品、死に筋商品が分かるのでマーケティングにも使えますし、材料の仕入れにも使えるので、いいことづくめのようです。ここ最近はやりの薄利多売ってやつですね。日本の小売では、大手資本によって地方までもがジャンクフードストリートになってしまいましたが、ここシンガポールは、既存の商店を守って、上手いこと商売をやっているんですね。

ところで、EZ-LINKカードもLTAという日本で言う、国土交通省みたいなところが旗振り役となって、電子決済の子会社を作っちゃって、電車の改札やバスの乗り降りの時に、時間がかかるからって言う理由で、Suicaのようなカードを導入したんですが、これが大成功。ラッシュ時の乗り降りがむちゃくちゃスムーズになり、現金のやり取りもなくなったことから煩雑な処理も無くなり、回転率があがったことから輸送効率も上がったそうです。ホント、この国らしい、効率化の進め方ですね。

ちなみに、この国の殆どの電子マネーがSONYのFelicaの技術を使ったものです。香港のオクトパ
スカードがデビュー作らしいです。ちなみに、JR東日本とソニーが特許をもっているらしいです。


●ハイテク屋台村! ~非接触ICカード「コピティアムカード」の挑戦~
 http://journal.mycom.co.jp/articles/2004/07/27/singapore/001.html
●Kopitiam
 http://www.kopitiam.biz/



2013年1月20日日曜日

世界の油田 【偏在する石油資源】


サウジアラビアのガワール油田、そしてクウェートのブルガン油田が突出して、後はメキシコ湾とサウジアラビアで、元アラビア石油の隣の鉱区だったサファーニアが目に付くだけで、残りはクソだなと。特に、日本の油田は鼻クソ以下というか、ミジンコ以下だなと。

ガワール油田は、サウジアラビアを支えていて、採掘コストも馬鹿みたいに安くて、バレルあたり数十セントという話もあります。まぁ南北280km、東西50kmにもわたる大油田で、二位のブルガン油田に比べても倍以上の埋蔵量を誇り、サウジアラビアや世界、特に安い中東原油は日本の高度経済成長を支えてきたわけですが、二度とあんな安い原油が手に入る時代はこないと言われていますが、そのクソ安い中東原油を供給した供給源がココだったんです。

他の油田は、メキシコ湾でBPが事故をやったように、陸地や浅い海ではほぼほぼ掘りつくしてしまい、今は深いところを中心にドリリングシップやTLPを使って掘削をして、生産はMODECこと三井造船の子会社である三井海洋開発【6269】が得意とするFSOやFPSOなんかを使って生産をしていますが、コストがガワールに比べてべらぼうに高いんですよね。

何度も書いていますが、ガワールは、粗利益率99%、そして税引き前の利益率でも余裕で90%を超え、税金はその国によるのでなんとも言えませんが、国営企業が殆どなので内情はわかりませんが、仮に日本の法人への実効税率である42%を適用し、特別利益や特別損失とか他の要因は一切無視したとしても、約40%が税引き後の利益率になります。ホント、こんなボロ儲けの産業は一部の金融を除いてなかなかないだろうと。

まぁ、ガワール油田も、ブルガン油田も既にピークを過ぎて、特にガワールは、海水を注入して、自噴を維持していますが、こういう海水を注入すると、井戸が早く枯れるんですよね。

石油とは、スポンジ状のところにたまり、しかも背斜構造という地層のところにしか基本は無いんですよね。ある程度、地質学が発達した過程で、世界でどんなところに石油があるのかわかったんですけど、まさか中東にあんな大油田があるとは、地質学上当時はまったく考えられていなかったんですよね。それが、学説を覆して、馬鹿みたいな大油田が見つかったと。

今は、金属などの鉱山の探鉱でも、衛星写真とかを使ってやるんですけど、それでも、みっかってないところはあるだろーなと。ブルガン油田以上のところが見つかる可能性もある訳で、そうしたら石油の需給は思いっきり崩れるだろうなと。まぁ、この世界は、試掘から実際に生産基地を作って、精製所など、装置産業と言われるものですから、それぞれが生産のボトルネックとなって、実際の供給に貢献するには、少なくとも5年から10年くらいのタイムラグがあるんですよね。

まぁ、見つかったとしても、アメリカ様があらゆる手を使って、今の体制を維持するように仕向けると思うんですけど、巨大油田が見つかったら、インパクトはすごいだろうなと。あとは、ちょっと前にニュースででていた、メタンハイドレード。これは、温室効果ガスを出すと言われていて、しかも海底にあるため、BPのようなメキシコ湾での事故があったら、すごいことになるだろうなと。

まぁ、エネルギー革命は、木、石炭、石油と進んできたわけで、既に有望なエネルギーは見つかっていると思いますが、既得権益が握りつぶしていると思います。それがいつ、表にでるかですよね。それまでは、いつまで茶番が続くのか。フリーエネルギーの登場、藻や水を電気分解するオオマサガスなんかが期待できるところなんですが、どうなるんでしょうかね。


●油田の一覧
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B9%E7%94%B0%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

2013年1月19日土曜日

石油の掘削と「油を売る」 【ココ掘れワンワン】


石油は、どうやってみつけるのかと言うと、海に犬を連れて行って、犬が「ココ掘れワンワン」といったところを掘るという話もありますが、実際は、物理探査、磁気探査などの方法で行われ、小さい地震を起こしたりして地層を調べることで行われているようです。


油業界は、メキシコのBPの油田の事故では3万人の人たちが職を失ったと言われているようですがシンガポールでは油関係は本当にまだまだ人不足で喉から手が出るほど人材が欲しいようです。ちなみに日本では、海洋掘削及びその周辺の会社は、私が知る限り、下記の二社に限定されると思っています。ちなみに二社とも上場会社です。平均給与はべらぼうに高いですよ。日本海洋掘削なんかは、通勤がヘリコプターとかもありますから(笑

MODECなんかの船についている船位安定装置(DPS)などは親会社の三井造船が持っていたり、いろんな権益などは、出資者であるINPEX、JAPEX、それから三井物産のような商社が持っていたりしますが、実働部隊は、下記のような会社だったりしますが、アップストリームと言うのは本当にアホみたいに儲かります。

三井海洋開発は、実は一回潰れているんですが、先日、社長を退任された山田健司さんが、アップストリームに近いところじゃないといかんよ。ダウンストリーム、下請けだとウンコだと言っていた事が今でも脳裏に残っています。ということで単体の会社の人員は少ないものの、FSOとかFPSO、TLPなどをリースしているんです。金額も太くて、伸びが凄まじくておどろきました。この会社も日本海洋掘削も給与がすごいですよ。油関係は、暴利をむさぼっていますから・・・・・。まぁ、私もその関係でおこぼれをいただいていたので、文句は言えませんが・・・・。これらの会社は、代替エネギーが本格化したら、完全に斜陽になりますが、今はかなりホットです。

今回のメキシコの事故で爆発して沈んだトランスオーシャンのDeep water horizonはいわゆるセミサブと言うもので、普通のリグでは掘れない深いところを掘るものなんですが、やっぱり技術的にも色々問題があったんですね。さてさて、本音はセブンシスターズの戦略と政治、それから代替燃料の開発がどうなるかがとても気になるところですね。

私は「お仕事何をしているんですか?」と聞かれて「油を売っています」なんて言ってみたいと思っていますが・・・・。ハリバートン(Haliburton)とかシュルンベルジュ(Schlumberger)なんかは、以前、バナナの叩き売りはしないビジネスモデルと言ったんですが、本当に言い値で仕事をやっているような会社なんですよ。うらやますぃ。

●日本海洋掘削
 http://www.jdc.co.jp/index.php
 名前のとおり、掘削をする会社です。
●三井海洋開発 (三井造船の子会社)
 http://www.modec.com/jp/
 FSOやFPSOのような海上での貯油設備や精製設備をリースする会社です。


2013年1月5日土曜日

大人の玩具の製造会社と日本の製造業を影で支える人々

東大阪市でやはり、情熱と社運を賭けて多くの人を喜ばせるという使命に燃え、その一方で自分と従業員を食わせるために身を粉にして働いている社長を発見しました。私の友人が体を張って、テストをしたいと言っていましたが、残念ながら、マーケティング上の理由で女性が担当しているらしいんです。

ホント、この経営者できた人だなと思ったのは、「写真は勘弁してください」と、理由は「ここで働いていることが知れたら、学校に通てる子どもがいじめられるんですわ」ということで、製造技術のことなどではないのです。

それにしても、素材やモーター等の選定、ICなども組み込まれたハイテクの塊をみると店頭での見方も変わってしまいます。国際競争に勝つために、日夜不断の努力をされ、「カイゼン」を続けている姿勢、なんの偏見もなしに感動しました。

さらに、「マーケティングリサーチと地道な研究が確実に売り上げに反映する」との一言から、時代の変化はあっても、堅実且つ確実に成長してきた典型的な日本型優良企業の横顔を見た気がし、身の引き締まる思いでした。

そりゃ、店頭に置かれている男性のシンボルのおもちゃ(電動コケシ、バイブレーター)から、意気込みがビンビン私に伝わってくるわけです。その、振動ひとつとっても、営業と技術者の不眠不休の努力の賜物ですから、手に取ったときに意気込みが伝わってきたのは言うまでもありません。

また、控えめながらも「こんな製品を作っているから、ヘンな経営者と思われがちですが。遊びでこんなことできまへん。需要があるから供給する。たまたま生産してるのが大人のオモチャということですわ」との一言に自己弁護ではない経営者としての熱い想い、更には需給の読みの鋭さと戦後の荒野の中から驚異ともいえる高度経済成長を陰で支えた不屈の精神を感じずにはいられませんでした。

思わず、「ガンバレ、ニッポン」と自然に私の口から出てしまったほどですから・・・

世界を股にかける電マの王者、日立製作所も本当に「電マから原発まで」と民生品から社会インフラまで手がける幅の広さを持ちますが、この町工場の社長の製造業にかける意気込みと社員を守るという気持ち、私の脳裏にしっかりと焼きつきました。社運を賭けて奇抜な商品を作るのではなく、しっかりとしたニーズとマーケティングに基づき、製品を世の中に送り出す。簡単に文字にできますが、それを行動に起こされているN氏には、頭が下がる思いです。その経営者の崇高な思いに「職業に貴賎は無い」と改めて感じたほどです。


●バイブ製造業 N氏
 http://www.ne.jp/asahi/nagumo/kaito/people/098-n/098-n.htm

●ドイツのバイブ製造工場
 http://www.viceland.com/jp/v5n11/htdocs/surrogate-cocks-inc-910.php

●日立とパナソニックのガチンコ勝負【電マ対決】
 http://www.akudaikan.com/2012/05/blog-post_7001.html

2013年1月4日金曜日

JAZZ Richard Pine 【アルト吹きのリチャードパイン】

久々にJAZZを聞きました。昔は、このアルトサックス奏者のリチャードパインさんが大好きで、お台場やら、三田、横浜のランドマークの70階のシリウス、よいどれ伯爵、Bar Bar Barなーんて聞きに行ったりしていました。

久々にJAZZの良さを思い出したので、備忘録まで。





2013年1月3日木曜日

マトリョーシカ人形


入れ子になっていて、中から少し小さい同じ人形がでてくるロシアが発祥のお土産品なんですが、最後にウンコが出てきたときはうけましたね。


●マトリョーシカ人形
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E4%BA%BA%E5%BD%A2



2013年1月2日水曜日

地方の過疎化とコンパクトシティ

私の実家の小学校は、第二次ベビーブーム世代である私の世代では、数十人程度で、片手で収まる学級数でした。しかし、私が小学校を卒業して、はや20年余年、学年あたりの生徒数を聞いたら往時の数分の一の数で、本当に驚きました。限界集落並みだなと。

地元を離れて相当な時間が経っているので、断片的な情報しかないのですが、本当に急激な右肩下がりに入ったなと。それに対応する、制度がどんどん崩壊していることもホント、気がかりです。具体的には、馬鹿な裁判官などのせいで、仕事に忙殺される産婦人科医が医療事故に起因する訴訟で次々に有罪になり、リスクの高い産婦人科を避けるようになってしまうことによる地方での医療崩壊、それらがきっかけとなり、政令指定都市でも高度先端医療をまともに受けることができないような状態になってしまい、農耕民族でしかも仏教がバックグランドにあるなかの相互扶助のなかで、今まで機能してきたセーフティネットが機能しなくなったことにも驚きを感じました。

戦後は、驚異的な経済復興など、日本には多くの神話がありました。土地神話とか安全神話ですね。それが根幹から崩壊しだしたと。今は、まさに末期状態ではないかと思っています。糖尿病が自覚症状が80%以上の進行度で出ることと同じように、症状がでるということは、ほぼ末期状態だと。私の元上司が裁判マニアで、「仕事手伝え」と言われて、手伝ったこともあったんですが、ホント、日本の司法は終わってるなと思いましたよ。アメリカなんかも極端な懲罰的賠償とかクラスアクション(集団訴訟)も、極端すぎますけどね。それに比べると、日本のはあまりにも個人がゴミ扱いされてますからね。民法なんかも、基本は金をもっている人間のための法律ですし。ちょっと前に消費者保護法とかできて、交渉力や知識などの格差など、プロの業者と個人では、ある程度鑑みてくれるようになりましたが、やっぱり、基本は、演技が上手い弁護士が勝っちゃうことが多いんですよね。司法制度改革って言って裁判員制度とか導入されましたけど、何か裏があるとちゃうんか?と思っちゃいますよ。

何度も日記に書いていることで、人口のボーナスというのが日本は、1990年ぐらいに終わり、今は高度経済成長期に蓄えてきた貯金を食いつぶしている時期(人口オーナス)なんですね、いろんな意味で。核家族化の進行や少子高齢化などとダブル、トリプルとなって効いてきて、とんでもないことになっています。それにもかかわらず、コンパクトシティに相反する行動をとっているとは何事かと思います。

私は、以前、ある地方都市に一年間住んでいました。本当に住みやすい町でした。トロトロ進む路面電車で会社まで通勤をしていましたが、今思うと、これが今後の地方都市のあるべき姿なんじゃないかと思うことが結構ありました。ちなみにフランスとかドイツとかは、結構アルストムとかシーメンスという有力重電メーカーがあるのもありますが、かなり低床のチンチン路面電車が走っているんですよね。赤ワインで有名なボルドーを走っているLRTは、実際かなりよかったです。話は、また、戻って、その都市はその広域行政区の中心だったこともありますが、他の県庁所在地に比較すると街は乱開発はされていないと思いました。

地方都市は、街道を通ると本当に東京に本社のある全国資本の見慣れた看板ばかりで、全く風情がありません。それどころか、画一的なシステムの押し付けで、地方の文化を奪い、吸い上げた利益が東京へ行き、地元にはお金が落ちません。本当にこんな状態が、日本全国で同じように繰り広げられ、地方は疲弊していくのをみると改めて、政治の利益誘導的な判断が根底にあると言っても過言ではありません。「列島改造計画」が有名ですが、田中角栄のぶち上げた、国土の均衡ある発展もかなり無理がありましたが、高度経済成長でアレはホントうまく行きました。実際、インフラがないと、モノも動かない、人も動かない、そして安定して、しかも効率的な工場の操業もできないとなりますからね。しかし、それも、人口ボーナスが終わり、あと大きかったのは、旧共産圏が自由主義経済に競争相手として入ってきて、廉価な労働力が無尽蔵に供給されたことが大きかったですね。目に見えるベルリンの壁の崩壊が実は、冷戦の崩壊で、ソ連の崩壊に繋がったことはよくケーススタディとして取り上げられますが、ベルリンの壁のような象徴的なものが音を立てて崩れることが今後も出てくると思います。しかし、そうは言っても、個人的には、よく電子商取引がBtoB(ビジネス to ビジネス)だとかBtoC(ビジネス to コンシューマー)だとか言われますが、今後は、Back to Basic(基本に戻る)流れが避けられないのではないかと。

この問題は、日本だけでなく、世界の至る所で将来的に起こってくる問題です。医療問題はタブーですが、これが若年層を苦しめているのは、皆が認識していることです。あとは、栄養状態、衛生状態の改善も極めて大きいと思っています。世界がこれからどのような舵取りをしていくのか、見ものですが、今の地球の人口では、地球が5個も10個も必要だという試算も出ています。

2013年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます

一人旅で京都に行っていました。
心のふるさとではないですけど、汚れた心が洗われる気分でした。

そんなわけで、今年も宜しくおながいします。