2012年1月31日火曜日

世界の非鉄金属の指標LME【London Metal Exchange】





世界の金属の取引の指標といえば、ロンドンにあるLMEです。ここでは、銅、アルミ、ニッケル、亜鉛、すず、鉛のいわゆる非鉄金属の取引が行われており、少し前にはプラスチックやH鋼などの取引も始まったようです。上海の取引が最近は増えていますが、まだまだ歴史的にLMEの存在は極めて大きく、ここで決まった値段が世界の指標となっています。

今は、世界の資源大手がやりたい放題やってますんで、ここらで、市場サイドがこのようなことをしないと、どんどんと資源大手はツケあがりますからね。特に商品市場は、株式市場の100分の1とか、1000分の1とかの市場規模ですので、ちょっとした買占めですぐに値段が上がってしましますから。ホント、ビックリマンチョコレートなんかの買占めみたいな大人買いとは訳が違うんですから、ここんところは、寡占・独占を許させないようにしないといかんですね。まぁ、私がセブンシスターズのような立場だったら、考え方も全く違ったものだったんでしょうけど、立場的には飼い犬に近いぐらいの弱い立場ですから(笑 

このLMEは以前、入ろうとしたら、アポイントメントを取っていないから駄目だと入館を拒否された事があります。HPを見ると確かに、アポイントメントの案内があります。「あちゃぁ」。それにしてもこのHPとってもお洒落です。それから場所も、シティのロイズやスイスReの本店の近くにあって石造りの建物がとっても重厚で迫力があるんです。 このあたりも、だいぶ風情のないビルができて、SwissReとかロイズのような再保険会社の奇抜なビルが嫌でも目に付きます。


●LMEのHP 
 http://www.lme.com/

0 件のコメント:

コメントを投稿