2017年1月16日月曜日

すぐに役に立たない基礎研究をする日本企業は減っているのか?

片山さつきが鋭い指摘をしていましたが、事業仕訳で有名になり、人に厳しいが自分にはとことん甘い、二重国籍の某国会議員がいますが、「棚上げオリンピック」があったら間違いなく優勝できますね。「スーパーコンピューターである国が一番になったかご存知ですか?」という質問でしたが、さすが「二番じゃ駄目なんですか?」と本当に、流石だなと思います。未だに個人情報を盾に戸籍などを公開していないらしいですが・・・・・・。Youtubeを見ていると胸糞が悪くなるのは私だけではないと思います。汚い言葉で相手を罵倒し「嘘つきコール」の連呼など、ブーメランで返ってきても、それをものともしないのは流石ですがね。

それよりも最近、基礎研究って本当に大切だなと思いますよ。特に素材分野って結果が出るまで何十年かかるものって当たり前にありますし、試験をするのにも本当に気の長い時間がかかるものがあります。たしか、目黒かどこかにある、破壊試験の研究所だったと思うんですけど、鉄とか合金とかの耐摩耗性とか折り曲げ、脆性破壊とかアホみたいな時間をかけて様々な条件でテストをしているところがあったと思うんですけど、何十年続けてきて、貢献度がムチャクチャ高かったにも関わらず、目先の成果が少ないということであっさりと廃止された事業もありました。

今思うと、本当に日本を支えている根幹の技術を破壊してしまった訳ですよね。車にしても建設にしても、10年、20年と使ったら、当然様々な影響が出ると。そして、強度は強くとも実は、ガラスのように割れやすかったりと色々ある訳ですよ。そんなところを研究するのが基礎研究であり、成果がすぐに出るものではないのです。なんだか、金融関係の改革によって、証券市場を取り巻く環境が大きく変わり、目先の利益を追求するように会社が変わってしまいました。昔は非上場で、岡山の林原のように研究開発に資金をべらぼうに投入している企業は本当に今はすくないでしょう。今、林原は長瀬産業に救済されましたが、それまでは、本当に全く結果がでるかわからないものにお金を湯水のように注ぎ込んでいました。

これが日本企業の良いところでもあったんだなと思います。これがアメリカ企業であれば、2年以内に利益を出せとかいろいろあったでしょうけどね。ただ思うのは、なんだかんだ言って、こういうのは日本企業のお家芸だと思っていましたが、アメリカやドイツなんかの製薬企業とかって、すごい利益を上げている会社も多いですし、独創的な製品を出している会社も多いんです。あまりそのような事情は知らないんですけど、欧米企業で、基礎研究にべらぼうに時間をかけている会社ってあるんですかね?

私は、新幹線の開発のストーリーを見て、本当に気の遠くなるような実験に時間を費やしているのを見て、やっぱり日本人だなと思ったことがあります。仮説をたてて、それを検証し、確実にゴールに近づいている姿っていうのは、本当にプロジェクトXの世界です。こういうところは、中国人とかは無理だなと思っていますが、実際はどうなんでしょうね。


東芝を解体して日立製作所と三菱重工と一緒にした方がいいでしょ【原子力の粉飾は実際、桁が違う】

本当に国が主導で、東芝を解体したほうがいいと思います。世界を見渡しても、日本くらいの経済規模で、あんなにたくさん電機メーカーがある国はありません。それに東芝が無くなったところで、困る人は当の社員しか居ないわけで、ルネサスとかジャパンディスプレイのように、大手電機から不良資産を外して寄せ集めたと揶揄される会社のようなことはできるはずです。寄らば大樹の陰と思って、巨大企業に入ったはいいですけど、不採算事業、そして社内調整ばかりをしていた事務屋とかは、大変だと思いますが、特殊な技術を持っている人は引く手あまただと思います。

正直、自動車メーカーにしても、銀行にしても、証券会社、電機メーカー等、全ての業界で会社が多かったわけです。そこで過当競争があったから品質が上がったと言われていますが。今の経済が成熟しているなかでは、そんなにたくさんあっても生き残って行くことができません。

一言で言えば、5400億円のウェスチングハウスの買収が大失敗だったってことですね。結局原因は、東電が解体されているのと同じ、「フクシマ」なんですけど、そういうこともリスクとして頭にいれておかなきゃです。まぁ、フクシマの事故の時、東芝なんかは、311の直後に、誰もが原発事業は駄目だと言っていたわけですし、ウェスチングハウスの問題がでかすぎたんですよね。CB&Iからゴミを買わされたこともそれに追い打ちをかけましあた。本当に証券業界を中心に、誰もが言ってはいけない。見ても気づかないふりをしなければならないという雰囲気がありましたね。本気で処理をしたら、簡単に債務超過になりますよ。取引先とか日本経済への影響力がでかすぎるとか、日本を代表する大企業だからという理由でお目こぼしをされていますが、皆んな優しいからということと、巨大企業だから敵に回したくないとか、裏工作があったとかいろんな理由で、皆んなが目をつむっていただけです。中小企業で、歯を食いしばって頑張っている人たち、また非正規雇用で爪の先に火を灯している人たちに比べたら、大企業ってだけでむちゃくちゃ優遇されていたわけですからね。役員は本当にA級戦犯で、その報酬に見合った賠償をすべきでしょう。山一證券の泣きじゃくった社長じゃないですけど、従業員が悪いわけじゃなくて、舵取りをしている経営陣が悪いわけですからね。会社の金で飲み食いして、ゴルフして、その立場によって得られる利益でやりたい放題のことをやってきたわけですから。

そろそろ、真剣に国主導で業界の再編を真剣にしないといけないと思います。三菱なんかも造船やMRJ等の航空関係で問題をたくさん抱えていますからね。IHIや日立造船なんかで進んだ造船の再編が、電機の再編へ繋がるのも遠くないと思いますよ。電機は聖域と思われていますが、日本の優秀な電気製品の需要は今ではそこまで大きくないんです。

シャープやサンヨーが消えてなくなったのがわからないのでしょうか。

天才経営者の日本電産の永守重信氏のような人が社内にいればよいのでしょうが、基本的にはサラリーマンしかいませんからね。くどいようですが、永守氏は、自分のお金を突っ込んで、筆頭株主になる。本当に見習ってもらいたいですよ。オーナーとサラリーマンの違いは本当にこういうところにあると思います。

2017年1月15日日曜日

本田宗一郎の伝説等、戦後は奇想天外な経営者がたくさんいました

本田宗一郎という本田技研の創業者は、戦後だからこそ生まれた名経営者であって、これが現代だったら難しかったでしょう。そもそも、今の時代は、製造業でこれだけの企業規模にするのはとても難しいし、既に寡占・独占の市場になっている産業においては、仮にできたとしても時間は3倍以上かかるでしょう。

それにしても、下記は本田宗一郎に関しての引用なんですけど、本当に伝説的な経営者だなと思いましたよ。彼が一番後悔しているのは、自分の名前を会社名にしてしまったことだと言われており、本当に伝説の男だなと思いました。

あとは、従業員一人ひとり握手をして回ったってスゴイなと思います。アメリカでは、トップがわざわざ現場に来て握手をしてくれたことから労働争議も起きなかったといいますしね。まぁ、今のホンダにはそんなスピリッツは全く残っていませんが・・・・。
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・CVCCエンジンの開発に成功した時に「車が売れる」と宗一郎は喜んだが、CVCCの開発に携わった者達から「排ガスによる公害を減らすためにCVCCを開発したのであり、売上げのために作ったのではない」と叩かれさめざめ反省。

・ある日、宗一郎が工場を巡回していると、若い工員から「おいっおっさん!なにズボンのポケットに手突っ込んで歩いてんだ!転んだらどーすんだ!」と注意された。その後「正装のズボン」からポケットが全て取り外された。現在もズボンのポケットは無い。

・「ほんとは、現職にいる時、うちの社員と名のつく人に全部あって握手してやりたかった。

社長を辞めて、やっとその念願を果たすことができた。日本国内で700ヶ所、回るのに1年半かかったよ。

それから海外の駐在員のところを飛行機で回った。それも半年かかったもんだ。うちの社員でありながら、オレの顔を見たことがないのが大勢いるんだ。ことに地方の出張所や、SFというサービス機関の社員とかね。

一人ひとり手を握ったんだ。オレは涙が出た。むこうの若い連中も泣いたよ。けど、オレは士気を鼓舞するなんて気じゃない。自分が嬉しいからやるんだ。オレは社長を辞めて、やっと人間らしいものにいきあったよ。」

・「社長なんて偉くも何ともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。要するに命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない」

・米国に初めて工場を建設した際、「正装」のツナギ姿で現れ、現地工員ひとりひとりと握手して激励した。工員たちは、伝説的存在であるミスター・ホンダが自分たちと同じ格好で親しく接してくれたことに感動し、米国に進出した日本企業を必ずと言ってよいほど悩ませていた労働争議が、ホンダに限っては一度も起きなかったという。
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良く松下幸之助が生きていたら、パナソニックでリストラをしなかったという人が居ますが、それは高度経済成長期の踊り場であり、市場が伸びていたから、数年頑張れば耐えきれたことであり、今の大手電機が壊滅状況になっている状況を見ると、流石に松下幸之助が生きていたとしても無理だったと思います。

東芝なんかは、本当に原子力事業の処理を適正にしたら、会社なんか跡形もなくなくなってしまうぐらいのインパクトがあるんですよ。



契約書をネットで発行【マイナンバーを「社印」代わりに使う】

E-TAXの使い勝手は最悪に近いぐらいで、あんなのおじいちゃん、おばあちゃん世代は絶対に使いこなせないですよ。ただ、設定さえしてしまえば、便利なシステムであることは間違いありません。私もE-TAXで確定申告をしましたから。


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基本設計がクソなマイナンバーだけに、正直、シンガポールのシステムを売ってもらったほうが良かったと思えるほどですが、契約書をネットで発行できるシステムができれば、本当に便利になりますよね。正直、公正証書なんかもそうなんですが、なんでネットで認証ができないのかなとずっと思っていました。タイムスタンプとか色々既に技術提案はなされているにも関わらず、クソだなと思いましたよ。

この辺は日本は遅れているんですから、シンガポールとかIT先進国を学んだほうが良いと思います。それにしても、システムの基本設計がクソ過ぎるので、応用がどうなるのか、更には二次利用、三次利用がどのようにできるのか心配ですが、このような試みは良いことだと思います。

スマホの原型であるザウルスや電子マネー(EDY・SUICA)のアイディアを20年前に日本は持っていたのに・・・・

シャープが30年前にPDA端末、いわゆるスマホの前身であるものを作っていたのに、それが世に受け入れられず、そして会社が外資に買収されてしまったこと、そしてその外資(鴻海精密)がアップルから請負っているIphoneの最大の製造者であることは皮肉でもあります。歴史にたらればはありませんが、シャープが20世紀にスマホを世に出していたら、時代は変わっていただろうなと思います。ちなみに、その下はパイオニアが東京デジタルホン向けに出していたタッチパネルの液晶ディスプレイですが、1997年に出していたんですよ!!!なんだかなーと思います。

これって、マーケティングが下手なのか、それとも営業力がないのか、そもそも他に問題があるのかわかりませんが、今のIphoneに匹敵するものが作れる技術の基礎はあったということだと思います。特に、ザウルスなんか、とても完成度が高かったですもん。だから、Iphoneが出たときも、既にザウルスがあったので、はぁ??と言う感じでしたが、結果はIphoneの一人勝ち。そしてシャープは死亡です。


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電子マネーにしても、1999年に世に出ており、FELICAの技術を応用したSUICAも21世紀になってすぐに世に出ました。このFELICAの技術は素晴らしく、暗号技術もそうなのですが、決済や改札での滞留をなくすことにより省力化が図れることにありました。それは、香港やシンガポールの地下鉄でもソニーのシステムが採用されていることからも解るようにメリットばかりが目立ったわけです。だって導入しなければ、切符切りの人件費、そして自動改札だったとしても、磁気式のきっぷであれば機械的な部分が多いため、故障が多いし処理速度も遅いと。

これが基本的にはビットコインのような電子通貨に紐づくと思っていたんですよね。ただ、いろんな法律のことなどがあってか、独自マネーは生まれず、リンクしたのはポイントカードやマイレージの交換でした。ここで、ビットコインに対抗するものが生まれる素地はあったんですけどね。

なんだか、こういう技術を見ていると残念だという気持ちしかわかないんです。

「EDY」の画像検索結果 「SUICA」の画像検索結果

おっと調べていて衝撃的なことがわかりました。もともとアップルのPDA端末は、シャープと共同で作ったものだったということが分かりました。いやいや・・・・・。言葉を失いました。


慎太郎のディーゼル規制のお陰で東京から富士山が良く見えるようになったのか?

最近、富士山がよく見えるなと思っていたら「武蔵野市から富士山116日も見えた」と記事が載っており、大気浄化・乾燥化要因と書かれていました。これは、東京や神奈川に住んでいる人であれば、実感できることだと思います。夏は、水蒸気の関係でなかなか富士山は見えないですけど、秋口から無茶苦茶富士山がよく見えますからね。

下は巨大なロンドンで卑猥なガーキンと言われるスイスReのビルにそっくりなモード学園のピンクロータービルが見えますが、本当に都内で、富士見町とかついている場所がたくさんあるので、昔はよく見えたんだろうなと思います。それにしても、外に出てもススで顔が汚れなくなりましたし、車の汚れも本当に少なくなりました。

新宿の丹下段平のデザインのビル、もうちょっと考えてもよかったんじゃない???と思いますね、この写真をみると。パリのノートルダム寺院を真似たと言いますけど、なんなら東大寺を真似たとか五重塔を真似たとかしてもらいたかったなと。その意味では金沢駅前のオブジェは、THEジャパンを体現していて、とても良いなと。

独自の素晴らしい文化やデザインがあるのに、白人文化をパクってそれを象徴するって駄目だろう?と思います。その意味で、安田火災海上保険のビルは富士山に倣って、しかも芙蓉グループとグループが言っていたぐらいですからとても良いです。58億円で落札したゴッホのひまわりも中に飾ってありますしね。

「富士山 東京」の画像検索結果

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慎太郎の功績が認められるのは、ディーゼル規制、外環の練馬・世田谷区間の施工開始と尖閣諸島問題かなと思います。浄化作戦では、東京は本当に駄目な街になったと誰もが言いますしね。東京オリンピックもダメダメですし。

それにしてもこのディーゼルの規制は本当にでかかったと思います。洗濯物も汚れなくなったですし、自転車で走っていたらホンの一時間くらいでも顔にススがついているのがわかるぐらいでしたから。今は黒煙を吐き出して走っている車は皆無ですもんね。


「慎太郎 ディーゼル」の画像検索結果

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2017年1月11日水曜日

国産車は高くなりすぎて、外車に流れている人がかなりいるようです【レクサス高杉、クラウンも値上げしすぎ、軽も高杉】

ここ10年ぐらいで車の価格って本当に高くなりましたよね。平均給与は、2割近く下がっているのにもかかわらずです。かつて、初代レクサスである日本名セルシオの価格は、一番安いグレードで450万円ぐらい、そして普通のグレードでも550万円ぐらいでした。初代シーマも500万ぐらいだったので、これぐらいが高級車の価格だったのです。クラウンは、350万から400万ちょっとぐらいでしたかね、3000CC クラスですと。2000CCクラスだと200万台もありましたから。

それを考えると今は、レクサスの普通グレードが900万円、一番高いものですと1500万円もします。こんなんじゃ、ベンツにって言う人が本当に多いと思います。だって、今度のレクサスのLSは、V6の3500CCですから、それで1000万も払うって馬鹿らしいじゃないですか。それだったらベンツにしますっていうのもわかります。トヨタって良い会社だと思うんですけどシンガポール人も、同じ価格帯で同じ性能だったらドイツ車を買うって言ってましたから、日本人でもそう思っている人は少なくないと思います。20年前、30年前って、輸入車に乗ること自体冒険だったわけです。理由は、故障や世間の目ですね。圧倒的に、世間の目が大きいでしょう。しかし今は、価格の面で国産車に敢えて乗り続けるメリットがなくなったと。

最近は、ダウンサイジングがブームで、ターボを付けて、小排気量にするのが増えていますが、アメリカ市場では受け入れられないでしょうし、日本でも????と思っている人は結構多いと思います。だって、クラウンのダウンサイジングターボで2000CCの車が600万円とかするんですよ。私だったら、外車にしますよ、こんなにお金を出すんだったら。40歳以上の人は、2000CCで500万以上は出さないでしょう。レクサスにしてもいくらターボがついているとは言え、V6で、3500で一千万ですよ。とてもじゃないですけど、買う気が失せます。

軽自動車も本当に高くなったなと思います。200万円超えが結構ありますからね。この価格帯って、かつてのマークⅡクラスの価格帯です。本当に、安全とかハイブリッドとかで消費者からお金をむしり取ろうと色々悪知恵を自動車メーカーは使っていますが、所得が増えなきゃ車なんて買うわけ無いですし、同じ価格帯で良いものがあったら外車でも買っちゃうという流れになると思います。

今も日本車の品質はとても良いですけど、20年前の国産車のことを知っている人間からするとあれだけ高性能なものをあの価格帯で提供できたっていうのはすごいと思うんですよね。今は、たしかにハイテク満載ですが、後付で理由をつけたものが多すぎっておもうんです。

会社の車は、取引先などのこともあり、国産車にする人が多いと思いますけど、個人の車はそこまで気にする必要は無いですからね。そりゃベンツやBMWが増えますわ。

あと、車がデカくなりすぎて、あとはタイヤがアホみたいにでかくなってメンテナンスコストが高杉。立体駐車場では入らないところが多いし、一戸建てでも、本当にギリギリのところばかりが目につきます。5ナンバー規制って狭い日本にはもってこいの規制だったんですよね。それが税制改革で3ナンバーをゆるゆるにしてしまったものだから、でかい車が増えすぎてしまったと。

ファミリーカーに3ナンバーは必要ないんですよ。排気量は2000以下で十分。そして、ボディのサイズも1750ミリ以下で十分。あの規制があったからこそ、パッケージングで日本メーカーが色々考えて、それが小型軽量化に繋がったと私は思っていますからね。意味があって規制があり、税制でメリットを享受できたのに・・・・・。

趣味以外で車に乗る人で、300万以上を車につぎ込みたいと思う人って少ないと思いますよ。地方だと、車以外に移動手段が無いため、実質、一人一台のようになってしまいますが、所得水準の低い場所であればほんと大変ですよ。なんだか時代に逆行しているな。レクサスのLSなんかも所詮、クラウンの上級バージョンの位置付けで、ベンツやBMWに対抗しようなんて50年早いと思うんですよ。

日本者の良いところは壊れない、コストパフォーマンスが良いところであって、決してブランドではないことを忘れちゃいけないなと思いました。言っときますけど、世界のトヨタですけど、それはセルシオの最終型までであって、レクサスブランドが生まれてからクソってことです。ソアラなんかエンブレムがかわっただけで100万ぐらい高くなりましたからね。アホかと思いますもん。

安全とかハイブリッドとか以前なら、優先順位が極めて低かったものが、世界的な流れで、それが主流になってしまって、安全と環境を標榜すれば、価格転嫁しても消費者は受け入れてくれるという流れを作ってしまったのが駄目なところですよ。

インフレで、若者達の給与が上がれば、話は別ですが、給与は下がり、税金は上がり、実質手取りは見るも無残な状態では、車なんて買えないですよ。