2014年7月16日水曜日

マイクロソフトの人員削減と任天堂の連続赤字【盛者必衰?】

マイクロソフトが人員削減を発表しましたね。正直、ウィンドウズ95からXPの寡占状態の時、後はオフィスシリーズ(ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス)がそれに伴ってビジネスの標準となっていたのを考えると、時代は変わったなと思いましたよ。

何といっても、独占・寡占というのが極めて大きかったですよ、この市場は。とにかく、OSの分野では、企業はほぼ独占、個人においてもアップルのマックを使う人は皆無に等しかったですからね。それが、たったの、10年、20年で崩れてしまったのですから。しかし、ビルゲイツは、もう、お腹一杯になるぐらい稼いだので十分でしょうw それにしても、競争相手がいないことをいいことに、超割高な値段をつけていたわけですから、これは是正されるでしょうね。

アップルは、Iphoneの登場から盛り返してきたような気がします。それが日本では2008年でしょうか。市場に思いっきり浸透して、更には囲い込み戦略でそれが功を奏しています。結構、ウィンドウズ陣営から乗り換えている人も多いんじゃないでしょうか?

あとは、任天堂、現金の塊のような会社だったんですが、山内氏が一回こけたら、簡単に現金なんか無くなってしまうと言っていた通り、今のスマホの普及は任天堂にとっては、かなりの痛手だったと思います。正直、ハードを売って、さらにソフトで儲けるというビジネスモデルが成り立たなくなってしまったわけですからね。今更、専用のハードなんて売れんでしょうw それに、購買層が一気に貧乏になってしまった訳ですから、買えなくなったというのもあるかもしれません。今後、ハードメーカーとしてやっていくのは、もう無理なんじゃないかという判断は、任天堂の中で既に出ていると思いますよ。

それにしても、時代の変化って早いなと思いますよ。特にIT業界は、ドックイヤー、マウスイヤーと言われるぐらい早く、本当に日進月歩の業界ですからね。

マイクロソフトも任天堂も、現金を腐るほど持っているわけですから、札束でほっぺを叩いて買収と言う荒業がまだ使えます。なにせ「Cash is king」ですから、いかに良い技術を持っていても、お金の無いところは駄目なんですよね。やっぱり、お金を持っている人が強いですよ。任天堂は、よく、鼻くそをほじって寝ていても、50年は給与が払えるとか言いますから、買収でなんとか経営を立て直すべきですよね。それにしても時代は変わったなと思いましたよ。

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