2014年7月13日日曜日

就職活動の時の履歴書に貼る写真は就活必須アイテム【新宿の伊勢丹写真室、写真のたなかやが有名どころ】

新宿の伊勢丹写真室って昔から本当に人気が高いですよね。周りで結構、ここの写真を使っている人がいて、見せてもらったら、別人のようで、目がキラキラしていたのを覚えています。人によっては、「詐欺じゃないか?」って言うぐらい印象の変わる人がいて、いくらデジタル化で補正・修正技術が発達したとは言え、撮る人の腕によって、写真って全く変わるなーと思った次第です。

それより、全く知らなかったんですけど、写真のたなかやっていうのが「証明写真が書類合格率90%とテレビで紹介された写真館」ってことでむちゃくちゃ有名なんですね。「ニュースプラスワン」「アド街っく天国」「王様のブランチ」「めざましテレビ」「ぶらり途中下車の旅」「ハピふる」なんかの番組で取り上げられたり、NHKでもドキュメンタリーの番組なんかでは、お抱えの写真屋さんと言われているほどなんですよ。

今年の就職活動は、アベノミクスの影響を受けて、完全な売り手市場となっているようですが、街でリクルートスーツを着ている学生をちょくちょくみかけます。傍から見ていると、必ずスマホを持っているような気がします。今は、スマホが無いとやっぱり戦えないんでしょう。だって、リクナビやマイナビなどの大手の就職情報サイトは、就職活動のスケジュール管理から、資料請求、応募とかなり簡単にできてしまいます。ほんの10年ちょっと前までは、手書きで資料請求をしていたことを考えると隔世の感はありますね。

スマホって、Iphoneの登場から爆発的に普及した訳ですが、おおよそ5年くらいでしょうかね、市民権を得たのは。それが、もう、パソコンの世界も変えてしまって、モバイル環境でインターネットに繋ぐことが簡単にできてしまうということになったんでしょう。小型のネットパソコンなんて、今は殆ど見ませんから。それにしても、スマホはGPSが付いていて、NAVITIMEなんかを使うと、電車の運賃別に経路まで表示してくれ、所要時間まで教えてくれるって、本当に便利だなーと思いましたよ。スマホがないと就職活動にかなり支障がでて、効率がダウンするって思いましたよ。個人的には、就職活動必須のアイテムとしてはスマホは外せませんね。

昔で言うと、新宿の伊勢丹写真室の写真やコーチのカバンなんてものも就職活動で必須とは言わないまでも、将来に使い回しができるとか、印象を挙げるために使っている人も少なくないと思います。それにしても、写真のたなかやって「就活 履歴書 証明写真 90%合格 」って言うぐらいですから、相当なんですね。かなり、ここの写真を使っている人って多いと思います。

あとは、過去の日記で書いたことなんですが、山本印店っていう開運印鑑が富裕層や成功者の間で開運アイテムとして使われていることからも、ひょっとしたら、必須のアイテムとしてブレイクするかもしれませんね。山本印店って、ネットで情報を探すと驚くほど多くのブログで記事がでてくるんですよ。ですから、学生の間でこれが知れ渡れば、とんでもないことになるんじゃないかなとふと思ったりしましたw

今の学生は、一人一台、パソコンを持っている人が多いと思いますし、スマホも相当重宝しますので、おそらく、ガラケーという人は少数派になるんじゃないかなと思います。だって、LINEなんかが使えなかったら、サークルとか友達なんかで連絡を取るときに取れないってありそうですしね。今は、ツイッターとかフェイスブックとか色々な情報ツールも皆がアカウントを持っており、本当に時代の変化を改めて感じていますよ。

個人的には、就活の必須アイテムは、パソコン、スマホ、リクルートスーツ、カバン、靴、白いシャツって言うのが最低限かなと思っているんですが、余裕がある人は、伊勢丹写真室や写真のたなかやなんかに手を出しているでしょうねw アナウンサー希望とかスチュワーデス希望なんかの女子学生、慶応や青学、上智なんかのオシャレな方は、情報交換をしていたり、就職のための専門学校でこれがイイとか言われて、使っているんじゃないかなーと思っています。

最終的には中身が大切だと言う人がいるのはわかりますが、個人的には、「メラビアンの法則」ってとてつもなく大きく、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合と研究結果がでているように、人は想像以上に見た目重視なんだなってことです。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」とも言われ、他には「7-38-55のルール」とか、数字の頭文字をとって「ゴーゴー・サバン・ナ」なーんて研修で教えているところもあります。ですので、リクルートスーツなどで見た目をしっかりとするのも大切ですが、その前に、履歴書の写真などでしっかりとした印象を相手に植え付けることが大切です。怖いことに人は、「初めて会った人に会って0.5秒で判断をしている」とも言われ、服装やしぐさなどがその後に大きなインパクトを持っているのがわかります。

エントリーシートで通らないとSPIの試験や面接に進めないと言って、文章力や論理力を鍛えるのも確かに大切なことですが、見た目などは即効性が高く、効果も高いだけに、そっちをまずはしっかりとする必要があるようです。それを考えると履歴書に貼る写真って、確かに自己紹介や志望動機は重視されるとは言え、文字の情報より、映像の情報の方がはるかにインパクトが高いので、そっちのほうに力を注いだほうが得策だといえますw 就職活動は、交通費とか色々お金がかかって、学生の身分では大変だと思います。卒業見込証明書や成績証明書も馬鹿にならないぐらいお金がかかりますが、写真代も無視できないぐらいお金がかかるんですよね。でも、見た目の良い写真を使えば、通過率が上がるのであれば使ったほうがいいですね。「証明写真で合否が決まる」って、やっぱり採用する側や面接官も人の子ですから、そりゃ、印象に左右されますよ。学校の息のかかったところは、思いっきり手を抜くことが多いので、多少お金がかかっても、評判の良いプロに頼むべきだと思います。たったこんな労力で、相手の印象が変わったら儲けもんですよw 書類審査の7割は、写真で決まるっていう人も居るぐらいですし。写真をみてから、良い印象のまま経歴やPRを読むのと悪い印象を持ったまま、読むのじゃ全然違いますから。

それよりも、山本印店の桃仙印を履歴書に捺印したら、相手も結構驚くだろうなと思いましたよw 印影が笑っていたり、踊っていたりする訳ですから。基本的には、山本印店で印鑑を作っている学生っていうのは、ブログ情報では目にしていないので、やっている人がいたら、それこそ驚きますよ。

今回、写真のことでちょっと気になって、ネット情報を調べたら、「写真のたなかや」の情報が出てきた訳ですが、伊勢丹写真室を知っているだけに、「写真のたなかや」がとても気になってしまいました。パスポートや免許証なんかの証明写真として、使おうかなーとふと思ったぐらいです。撮り手によって、本当に全然別人になるぐらい、写真の腕って影響しますからね。


●勝てる就活!証明写真をとるならここ!ネットで評判の写真館
●過去記事
2014年6月08日
東京の三宿にある印鑑屋が開運で有名と言うことをちょっと前に知りました。名前は山本印店で山本桃仙さんがご主人とのことです。印鑑と言えば、霊感商法が定番ですけど、ここは印鑑をつくったらビルが立ったとか収入がバンバン増えた ...

2014年7月5日土曜日

林原とは一体何であったのか?(現長瀬産業子会社)【林原健の功と罪:研究開発型企業によって多くの命が救われた】

林原が破綻したのは2011年のことです。早いもので、もう3年と言う時間が経とうとしています。超優良企業の長瀬産業が700億円で買取しましたが、これが外資の手に渡らなくて良かったと言うのが私の感想です。具体的なことは書けませんが、私はちょっと林原のことを前から知っていたこととは関係ありませんが、林原健氏の功績は、偏見なしに第三者の目から見ても素晴らしいものだったと思っているからです。一言で言うと、「目先の利益にとらわれず、中長期で研究をした」ことです。

どれだけの命が、林原のインターフェロンによって救われたのか、また安価な甘味料の供給によって、どれだけ栄養源を一般化することができたかということです。近年では、トレハロースの功績は極めて大きく、化粧品から医薬品、食料品まで、その安価な価格が私たちの生活を様々な面から支えている事実は、無視してはいけません。R&Dの投資額は桁違いですが、武田製薬のような最大手でさえ、なかなか躊躇するような分野で林原のような規模の会社が目に見える形で成果を出してきたのは極めて大きな功績だと思っていますし、遺伝子が人間と2%も違わないチンパンジーの研究などのメセナ活動にもお金を出したり、賛否両論ありますが、私は、肯定派です。オンリーワンの技術を実際に生み出していますし、今もその種は撒かれていると思います。

なぜかと言うと、林原健氏も言っていますが、目先の収益に繋がりそうなことって言うのは、いずれは、誰かが手を出すんですよね。おまけに、市場規模が100億円を超えるようなものであれば、大手企業は事業の一部として、投資をし、その周辺分野も事業に組み込むようにして相乗効果を生むように市場を創生すると。

個人的にはベンチャーキャピタルやエンジェルっていう投資家って日本には、殆ど根付いていないような気がするんですよね。日本アジア投資とか野村證券系のジャフコとかありますけど、林原のような企業に投資をしている企業ってなかなかないんじゃないかなと思っています。タカラバイオとか、オンコセラピー、そーせい、ナノキャリアとか上場している会社は、ある程度成果があがったあと、ベンチャーキャピタルが付いたり、親会社が上場したりとか言う感じだと思います。もっとアメリカみたいにリスクをとる投資家がいたら日本はもっと違っていたんじゃないかなーって思いますよ。前にも書いたんですけど、研究開発のR&D部門って、基礎研究なんか、それこそ何十年も時間がかかる。世田谷の国の機関だったと思うんですが、金属の特性を調べるところとかも、何十年曲げとか、剛性とかの試験をやってきた試験場なんですけど、素材系って、応用系と違って、特性とか見るために、それこそ年単位の時間が必要なんですよね。だって、合金で、いきなり3年後から強度が100分の1になるとかあったら困るじゃないですか。亜鉛めっきの水素脆性とか、低温脆性とかわかったのも、こういう試験場のおかげですし、基礎研究があってのものです。現代でも、原子のことがある程度わかって、特性が把握できるものの、やっぱり、こういう試験場って必要だと思うんですよね。

過去の遺構などを調べたりすることでわかることって本当に多いと思うんですよ。人間の進化の過程がひょっとすると医療面に貢献するかもしれないし、製造業などでの素材として役に立つかもしれない。世の中って意外とそういうものって多いと思うんですよ。世が世なら、結果は違ったものになっていたでしょう。特に、往時は、土地の含み益が一兆円あったということですから、東の堤義明(堤康次郎と言ったほうが適切かもしれません)、西の林原と言われる時代があったそうですから、バブルの時代がもう少し続いたり、経営判断によって土地を切り売りしていたら、今頃は違った展開になっていたかもしれません。ちょっと前までは、土地本位制が日本にはあり、銀行の担保と言えば、それは土地を指したくらいですから、戦後、ずっと右肩上がりの成長を遂げてきた日本経済が1990年以降、急激に落ち込むとは、多くの人には考えられなかったんだと思います。あと、もしIPOを途中でやっていたら違ったものになっていたんじゃないかなと思うこともあります。

研究開発、縁故採用、一族経営などのメリットなども極めて大きかったものの、林原一族の経営判断の失敗によるところも残念ながらあります。林原健氏は、自著でも述べていますが、損益計算書も、貸借対照表も見たことがないし、取締役会も開いたことすらないと述べていますが、市場が縮小し、担保価値となる土地が値下がりすれば、いままでやってきたことが立ち行かなくなります。1990年までは手放しでも結果オーライだったのでしょうが、土地がどんどん値下がりし、不良債権を処理しても処理しても先が見えない時代が1990年代でしたが、これは、収益還元法でみたり、人口動態を見れば、ある程度先が見えていました。何せ、その土地で商売をやって、商売繁盛でも、場所代を払ったら大赤字になるようだったら、その土地の価値は、割高ってことは、冷静になってみればわかることですからね。需要と供給が価格を決めるのですが、商売には、損益と言う視点が必ずあり、最終的に利益がでなかったら、すべてが水の泡になりますからね。

林原健氏の自著を読んでいて、面白いことが書いてあったのですが、「見えない世界が見える」と。これって霊視ができるってことなんだと思いますが、そのようなものまで研究対象として、実際にモルモットが妊娠すると特殊な磁場ができ、出産したときにその磁場と一致するという結果にも驚きました。ここにも書かれていないことにもおそらく色々投資をしていたと思われ、正直言って、私たちの生活にとてつもなく大きな貢献をするようなものもたくさん含まれていたと思っています。なにせ、殆ど一日中、将来の会社の食っていくネタを考えるために書籍を読み漁ったり、研究者にあったりしていたと言いますから、アラブのお金持ちが場合によっては、投資をしていたかもしれません。アルワリード王子あたりなら関心を示したと思いますw 他にも橋本龍太郎元首相から刀をもらって、錆びさせてしまったなどの逸話も書かれており、馬が合って、色々語り合う仲だったのでしょうが、錆びさせてしまったことは話せなかったでしょうw

この本を読んで思ったことは、私利私欲を考えて蓄財する経営者が多いなか、中長期の視点で、地元に貢献する肝の据わった経営者はなかなかいないなと思いましたよ。実際に 「10年、20年先を考えて研究開発を行っていく」と本人も言っていましたしね。個人的には「会社を潰すなら自分の手で」と言う言葉が頭から離れないんですけど、もうちょっとメインバンクであった中国銀行や住友信託銀行がしっかりお目付け役をしていたらこんなことにはならなかったんじゃないかなと思いましたよ。

糖化学から生化学へ転換したバイオ企業として非常に林原は名高い訳ですが、水飴とか、ブドウ糖という分野で見ると、加藤化学、三和澱粉工業、昭和産業、日本コーンスターチ、参松工業、敷島スターチ、サンエイ糖化など、ごくごく限られた会社になるんですね。

それにしても、その収益性に目をつけてJTや三菱商事、SBI、明治製菓、大塚製薬、伊藤忠商事、韓国のCJ、穀物メジャーのカーギル(林原のアメリカでの代理店であった)などが奪いあったことは、この業界に詳しい人間で、きちんとデューデリジェンスできる人間だったら、わかりきったことでした。それくらい価値があったんですよね。製薬大手なんかは、海外の会社を買収するのに数千億を投資するんだったら、林原は1000億以下だったんですから、なぜ手を出さなかったのかなと思うほどですよ。西村あさひ法律事務所や東急リバプルなどハイエナのように出てきて、おいしいところをかっさらって言ったと言う人も居ますが、確かに不透明なところがたくさんありましたね。中国銀行や住友信託銀行も追い担保して、勝手にADRをしようとしてましたしw

それにしても、長瀬産業なんかは、現金の塊のような会社ですから、きちんとその現金を投資しておかないと自分のところが買収されてしまうおそれがありますから、良い投資だったと思いますよ。正直言って、林原健氏みたいな経営者が社長の座に居なくなってしまったのは非常に残念なことですが、長瀬一族の経営手腕は素晴らしいものがあるので、今後、どうなるのか見守りたいです。

あと、ふと思い出したのは、ADRの発表時に、即座に契約条項を盾に材料の納入をストップした業者があった一方、病院などで困る患者がいるんじゃないかという人道的な立場、そして何十年も儲けさせてもらったのだからと取引を継続する会社があったのも事実です。

本当に、林原家に対しての信頼と実績を評価してのことだと思いますけど、林原家は私財を投げ売ったのですが、それを買って、無償で林原健氏へ貸している方がいらっしゃったことです。やっぱり、誰か必ず見ているんだなと思いました。林原健氏は、散財の王道である「飲む、打つ、買う」ではなく、目的が研究開発のための費用を捻出するための粉飾決算であり、自著で述べているように本当に経営に関心が無く、財務諸表も見ていなかったんだなと改めて思いましたよ。過去に、日本経済新聞の私の履歴書にも掲載されていましたが、また、読みたいな。

最後にまとめとして、何が問題であったのかというと、下記に集約されると思います。

1)内部統制の欠如
2)メインバンク、準メインバンクであった中国銀行と住友信託銀行の怠慢
3)含み益に頼りすぎており、実態を把握していなかった

これさえなければ、正直、その功績は極めて大きかったと思っています。メセナ活動も、大手企業が行っているものに比べたらかわいいもんですからね。比率で言うと、結構大きかったかもしれませんが・・・・。


林原家 同族経営への警鐘
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4822263991/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4898314090&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1GB1SJY6MXJXFYSD010Y

破綻──バイオ企業・林原の真実 [単行本]
http://www.amazon.co.jp/%E7%A0%B4%E7%B6%BB%E2%94%80%E2%94%80%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%83%BB%E6%9E%97%E5%8E%9F%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E6%9E%97%E5%8E%9F-%E9%9D%96/dp/4898314090

○他の参考ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sukoyakana888/770672.html

2014年6月28日土曜日

ナノセルロースなどのナノテクノロジーの今後の可能性【新素材への希望と新技術:船や建設分野で鉄に代わって使われたら・・・・】

カーボンナノチューブやDSS(ドラッグバリーシステム)のブームがあったのが10年くらい前でしょうか、私がナノ技術に興味を持った時期でした。特に、素材分野でナノテクノロジーが実用化されれば、工業分野で劇的な変化があると思っていたからでした。理由としては、「今までの特性が全く変わる」という一言に尽きます。燃えないものが燃えるようになったり、水に溶けないものが溶けるようになったり、透明ではないものが透明になったりと、性質ががらっと変わります。その他、弾力をもったり、強度があがったり、触媒になったり、色々な応用分野が期待されています。

カーボンナノチューブは半導体への利用が検討されたり、あとはナノセルロースは自動車に利用されたりなどの可能性があります。ナノセルロースについては、比重が鉄の5分の1で、強度が5倍というのですから、今まで鉄が使われてきたものが置き換えられる可能性があります。加工性が良いのでしたら、様々な分野で鉄から置き換えることができ、鉄が抱えていた問題を一気に解決することが可能です。その鉄が抱えていた問題とは、サビや金属疲労などですが、これが解決できれば、様々な分野で代替がすすむこととなるでしょう。ただ、問題はコスト面ですけどね。一方で、カーボンナノチューブは、鉄の数十倍の強度を持ちますが、コストがべらぼうに高いため、よほどの生産革命がない限りは、日の目を見ないと思います。但し、これがスマートフォンやパソコン、タブレットに使われるとなると話が違ってきます。今の半導体は名前のとおり、電気を通したり、通さなかったりの導体なのですが、これにナノチューブの技術が応用されたら、今のシリコン(珪素)で作っているものの何十倍もの性能の集積度にすることができるので、低電力、低発熱でしかも演算速度が速いものができます。おそらく、消費電力の問題が電池の問題にも絡んできているため、将来的には、半導体がシリコンからナノチューブに代替する日もくるんじゃないかなと思っています。

カーボンと言えば、炭素繊維がボーイング787で採用されて、翼やボディなどに主に利用されていますが、その弾性の高さと錆びないという特性があるにもかかわらず、ネックとなっているのは、価格なんですよね。ですので、価格さえこなれた価格で市場にだすことができれば、いままで鉄が担ってきたものが代替できてしまうので、そのインパクトは大きいです。

特に、海洋分野で導入が進めば、杭や海洋構造物もそうですが、船がナノセルロースで代替できたら凄まじい量になるでしょうね。船などは、船の価格が鉄の価格が船価に大きく反映されているように、言い方は悪いですけど鉄の塊です。従って、船がナノセルロースを活用してできるようでしたら、その軽量化の恩恵は極めて大きいと思います。コンテナ船やVLCC(タンカー)などの運用もひょっとしたら変わるかもしれません。このナノセルロースの原料となるのが木や稲などの植物というのが驚きです。そして、資源の量も世界中あるため、極めて大きいと。ちなみに、この木などの植物に含まれるセルロースがダイナマイトなどの爆弾などの原料になっていると言うのも驚きでしたが・・・・。

個人的には、「鉄は国家なり」と言われるぐらい、鉄って私たちの身近なところで活躍していますし、産業の骨格を成すものだと思っているんですよ。その強度や耐久性やニッケルなどを混ぜれば、錆びに極めて強くなったり、磁性がなくなったりと私たちが使いやすいようにその特性を変えることも可能ですから、私たちの生活にはなくてはならないものです。そのベースメタルともいえる鉄が置き換えられるとしたらとてつもなく大きな変化でしょう。統計を調べていないので、なんともいえないのですが、建設と造船、自動車分野で鉄の需要を見てみると、おそらく生産量の8割はこの分野じゃないでしょうか。機械や工具など、この三つに比べたら無視できるぐらい鉄の市場としては小さいですからね。高層ビルなどでも鉄から置き換えることができたら、耐震性などで非常にインパクトが強いものとなるでしょう。耐熱性や耐火災の問題が冒頭でも述べたコストの問題が解決できれば、加工性の問題もあるでしょうが、一気に置き換えは進みますね。

産業が成熟して久しいですが、素材分野って、今までの常識を一気に覆す特性を持っているんですよね。これがコンポジットレジンのような歯科素材として用いられたら、強度や磨耗の問題からいままで金属を詰めていたものが代わるんじゃないかとか、いろいろ考えるところがある訳ですが、私は技術には全く素人なので、これは妄想に基づくものなんですけどね。

基礎研究って、成果がでるのに気の遠くなるような時間がかかって、言い方が悪いですけど、新薬なんかの分野で言われますが「千三つ」なんですよね。千個研究があったら、3つ成果がでれば良い方という意味なんですけど。日本企業が今、過去の遺産で食っている会社が多いと形容されるのも、R&D(研究調査)が真っ先に削られたと言うのも、目先の目に見える成果がないからということなんですが、バイオ企業の林原が破綻はしてしまいましたが、トレハロースやインターフェロン分野で市場を席巻していたように、研究開発に軸足を置いていたからなんですよね。正直、日本企業のなかからは、このような会社がなくなりつつあるので、林原というのは、単独で生き残ってもらいたかったんですけど、今は長瀬産業という超優良の化学専門商社の傘下にあります。

機械とか電気なんて、学問で体系化が進んでしまい、完全にコモディティ化されてしまいましたが、素材分野は、ナノ技術のように、根本の概念が変わるだけでがらっと違った市場が生み出されます。この分野は、日本企業が成長戦略として描くにはとてもよい分野ですので、政府が主導して税の優遇とかいろいろなことをやって、企業側のモチベーションをあげてもらいたいもんですよ。産学連携も、最終的には銭・金の問題でしょうから。



●知恵も資源もある日本が優位になる時代の到来
 世界をリードできるセルロースなのファイバーとは何か
 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40963

●ナノテクノロジー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC


2014年6月21日土曜日

出雲大社とその他の有名縁結びスポット【乙女が殺到する日本有数の島根縁結びパワースポット】

式年遷宮が昨年、伊勢神宮と揃ってダブルであった出雲大社へ行ってきましたよ。何を祈ってきたかって言うと、恋愛とか結婚とかのベタなものじゃなくて福沢諭吉先生とご縁がありますよーにって言うものですw なにせ現世利益が最優先ですから。ここ最近は、パワースポットブームやスピリチャルブームで神社や仏閣がむちゃくちゃ流行っていますね。半分くらいは、神社と旅行会社、風水師がタイアップしたものでしょうが、伊勢神宮や出雲大社は、日本人の心のふるさとですからね。正直言って、メッカやエルサレムみたいなもんですよ。私は、このパワースポットブームが来る前から、この二つの神社は定期的に訪問をしていましたので、混んでしまった今は、いい迷惑ですw 金運神社としては、富士山の麓の新屋山神社奥宮、そして石川県の白山市にある金剱宮も有名ですが、鳥取県のいちばん島根県に近いところの米子市や大山の近くに金持神社(日野郡日野町)があることも忘れてはいけません。時間があれば、こちらも訪問することをお勧めしちゃいます。

私の記憶では、出雲大社って、縁結びってことで有名になったのは、ここ数年のことだと思うんですよね。島根県全体で、観光に力を入れる一環で、出雲空港も出雲縁結び空港とかに名前を変えちゃって、他にも八重垣神社とか、玉造湯神社、須佐神社なんか、数年前は、恥ずかしながら知りませんでした・・・・・。それにしても島根県は、観光のPRがうまいなーと思いましたけど、何といっても、交通の便が悪すぎる!!飛行機であれば、羽田からひとっとびで1時間ちょいですけど、電車や高速バスを使うと東京から12時間ぐらいかかるんですよ。ですので、基本的に日帰りはよほどの
ことがない限りムリ。せめて、二泊三日ぐらいじゃないと楽しめないんですよね。あと、現地の交通手段も貧弱なので、レンタカーを借りてまわらないと時間が有効に使えないと。まぁ、米子空港(米子鬼太郎空港なんて水木しげるの出身地だけで名前をつけています)、出雲空港やJRの米子駅、松江駅、出雲市駅にはレンタカー屋もあるのできちんと予約さえ取れればどーってことはないんですけどね。最近の車は、殆どすべての車にカーナビがついていて、地理不案内のところにもばっちり行けますから。電車やバスはあっても本数が少ないですから、やっぱりレンタカーが便利ですよ。

ところで、空港に張ってあるポスターを見てはじめて知ったんですが、出雲の国では、通常、10月の別称である神無月は神有月って言うみたいです。これは、日本全国から神々が島根に集まって来るときに、他の場所は、神様がいませんが、島根だけは、神様がいるからってことらしいです。へぇと思いましたよ。奈良県とか大阪府ばりに古墳とか見つかって、ハニマル君みたいな埴輪が見つかったり、銅矛や勾玉なんかも大量にみつかるぐらい歴史が古くて、「神代の昔から」ってことばがこの場所はしっくりくるなーと改めて思いましたよ。

私は、行きはサンライズ出雲って言う22時に東京駅を出発し、9時に米子駅で下りてレンタカーを借りました。そのまま出雲まで行くと10時でしたが、帰りの飛行機のことを考えるとこの選択しかなかったんですよね。ちなみに、私はスターアライアンスで主にマイルを貯めているので、基本的にJAL専用の出雲空港の選択肢はなく、ANAとスカイマークが乗り入れる米子空港しか選択できなかったんですよね。往復違う交通手段を使うのはちょっと割高になっちゃいますけど、最近寝台列車がどんどん廃止になっている流れを見ているとチャンスがある時に乗っておきたいと思って、サンライズ出雲に乗ったと言うわけです。このサンライズ出雲とは、サンライズ瀬戸と一緒に運行をされており、式年遷宮やパワースポットブームでプラチナチケットになっており、非常に予約がとりにくくなっています。ちなみに、金曜の夜の東京発の便ですと、ほぼ満席に近いプラチナチケット状態らしいです。

婚活とか、縁結びとか、式年遷宮とか色々ネットや雑誌で話題になっていますが、乙女が影響を受けて、女子会列車とこのサンライズ出雲は呼ばれているぐらい女性の乗車率が高いことで有名です。ちなみに、私が乗った車両は7割ぐらいは女性でしたw ホントビジネスホテルみたいに快適なんですよ、これが。飛行機と殆ど変わらない値段(正規運賃でみると)ですし。いろんな場所の駐車場、道中で見かける車のナンバーなんかレンタカーを表す「わ」ナンバーの車は、軒並み女性ばかりでした。女性二人旅と見られる人がおおかったんですけど、結構一人で来ている人も多かったんですよね。やはり、独身の乙女が良い旦那さんと巡り合えることを祈ったり、恋愛が成就するのを祈りに来ているんでしょうか・・・・。東京の飯田橋にある東京大神宮も参拝客は9割がた女性ですし・・・・。私とは目的が全く違いますね・・・・。最近では、出雲大社の宮司の千家尊祐さんの息子さんである、千家国麿さんが 高円宮典子さんと婚約を発表しましたが式年遷宮の本当に良いタイミングで発表してくれたこともあり、縁結びの良いPRになりましたね。ちなみに、千家家は、出雲大社のすぐお隣です。北島家が反対側にありますが、そのあたりは、色々あるようです。

出雲大社と八重垣神社だけでしたら、公共の交通機関であるバスや電車(JRと一畑電鉄)のみで可能ですが、他の場所は、バスの本数が極めて少なく、タクシーを使うとレンタカー以上の金額になってしまうため、やはり、レンタカーを借りるのをお勧めします。島根県の観光MAPのパンフレットにも書かれていますが、出雲大社のみですと片参りになるため、「より効果の高い両参りとなる美保神社も一緒に」などと営業トークが書かれているため、それを実行するためには、やっぱりレンタカーっていう話になります。個人の行動は制約されますが、ツアーに参加するのも良いかもですね。

今年の六月は、開運月のようで、風水で言う旅行月のようで、私が参拝したときに、本殿の横でお水取りやお砂取りをしている人が居て、「御神木はどこですか?」とか、水を取る時間を気にしていました。神社でのお水取り、結構見たことがありますが、へぇーと思っちゃいましたよ。ちなみに、本殿から命主社の方へ抜けると「真名井の清水」といって湧水があるところがありますし、浜山湧水郡というのも近くにあります。個人的には、サントリーが出している奥大山の水が好きなんですけど、そこからそれほど遠くない場所の、天の真名井が結構好きだったりします。

基本的に、女性陣は出雲大社、須佐神社、八重垣神社と玉造湯神社を訪問しているらしいです。あと、ちょっと余裕があって、レンタカーで移動ができるなら、米子界隈の美保神社と大山神社奥宮なんかもセットにしているようですね。とは言え、公共の交通機関ノミであれば、出雲大社と八重垣神社、玉造湯神社の3つになるのでしょう。効率的に回るのであれば、出雲空港若しくは米子空港、電車であれば出雲駅界隈でレンタカーを借りるのがベストでしょうね。







1.お勧めのスポット
  • 出雲大社
  • 八重垣神社
  • 須佐神社
  • 日御碕神社
  • 稲佐の浜
  • 美保神社(えびす様の総本山)
  • 玉造湯神社
  •  天の真名井(大山のすぐ近くにあります)
この他にも、お隣の鳥取県の米子の大山の大神山神社奥宮なんかも、米子から割と近いので、余裕があれば、まわってみるのも良いかもです。


2.お勧めの食事場所
  • 松江 巴庵
http://matsue-tomoean.jp/
  • 神代そば (松江)


  • かねやそば (出雲大社の近く)
  • 荒木屋 (出雲大社の近く)
3.他の方の参考ブログ

 http://likesanctuary.web.fc2.com/izumo-top.html

 http://ameblo.jp/happou-shirataki/entry-11871623767.html

 http://star-spica.com/odekake/2014%E5%B9%B45%E6%9C%88%E3%80%80%E5%B3%B6%E6%A0%B9%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E5%B7%A1%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%97%85%E3%80%80%EF%BD%9E%E5%87%BA%E9%9B%B2%E5%A4%A7/ 

 http://ameblo.jp/hitomionsen/entry-11853025393.html

 


基本的に、出雲市は駅前の東横イン、アルファワンホテル、スーパーホテル(らんぷの湯が隣にありお勧めです:泉質は結構好みです)のようなチェーン店系のホテルが駅前にある他は、山下達郎さんの奥さんでもある竹内まりあさんの実家で、出雲大社のまん前にある竹野屋のような旅館のようなところしかないため、個人的には、松江市や米子市界隈で宿泊するのがお勧めです。特に、皆生温泉や玉造温泉、松江しんじこ温泉のような温泉があるところだと旅情を味わえるので良いのかなと。ちなみに、出雲市にも、日本三大美人の湯と言われる、湯の川温泉がありますが、個人的にはカップルで行くところかなと思っています。本音を言うと、本当は竹野屋に泊まりたかったんですよ。結構、竹内まりあさんの曲の歌詞にも、周辺の地名がでてくることから、まりあさんの多感な時期を過ごした場所で育まれた感性をその場で感じてみたかったって言うのがありますね。

松江は、県庁所在地だけあって、食事をするところもたくさんあり、選択肢も多く、とてもお勧めです。個人的には、和風のおしゃれな雰囲気を味わいたいのであれば、創作和食の竪町巴ノ蔵とか同じグループの系列店の巴庵がお勧めです。特に、巴ノ蔵は、横浜という蔵の中にバーがあり、食べた後にここで飲むことも可能です。

また、福沢先生との縁結びの効果があったら、後日、ご報告いたしますw

それにしても島根って、東京から遠いなーって思います。直線距離で800キロくらいでしょうか。大阪からも400キロくらい離れていて、ちょっと気軽にとは言えませんからね。これが伊勢神宮なみの東京から400キロ、大阪から200キロっていうと日帰りも余裕でできますからね。車のナンバーを見てみると、広島や岡山のナンバーが多くて、松江道が繋がったこともあるんでしょうが、片道200キロ圏内というのがポイントになるんだなーと思いましたよ。東京圏でみると日光や軽井沢、熱海、伊豆、そして千葉の館山あたりとなるんでしょうか。

伊勢神宮は、格付け的にも最上級の神社ですし、何といっても、場所が列島の大動脈に近いところにあるのが大きいと思います。新幹線や近鉄特急など鉄道もしっかりとしており、しかも東海道という主要幹線があり、東名、新東名、名神、新名神など高速道路も整っていますからね。仮に島根が静岡ぐらいの位置だったら、参拝客は今の3倍くらいになっていたでしょうね。しかし、そうすると基本的に日帰りのニーズで、宿泊客が少なくなっちゃうので、それはそれで旅館やホテルにとっては悩みなのかなーと。その点、熱海や伊豆みたいなところは、東京の奥座敷みたいな位置づけでホントに手軽ですよね。島根って見所が結構あって、街も川越のように落ち着く町並みなので、もっと便利だったら・・・・と思うことがあります。




「竪町 巴ノ蔵」の画像検索結果

ちなみに姉妹店の巴庵もおすすめです。

「巴庵」の画像検索結果





2014年6月13日金曜日

金太郎飴方式と規格大量生産を再考する【古くはT型フォード、今はトヨタ、外食、パチンコ、スーパー、既成服】

「同じ材料、同じ製造設備、同じ条件で同じ商品を作る」これって、規格大量生産の基本中の基本だと思うんですよ。品質管理なども含めて、条件が同じであれば、同じものができるだろうって。これって、没個性とか思われるかもしれませんが、開発の過程で、創意工夫で作業手順を変えたら、できるものの品質が変わるって事も十分ありえますから、そこは承認行為が必要だとか色々あるわけですね。料理でも、仕込みの順番、調理の順番、調味料をどのタイミングでかけるかで味は全く違うものになりますからね。つまり、金太郎飴方式って私は名付けているんですけど、どこを切っても同じ顔が出る、つまり、均質な製品・サービスが提供されているってことなんです。これは、ぐぐってみると半導体業界でよく使われる言葉で、台湾や中国、日本の工場をみると、製造設備が日本製で、設備さえ整えれば生産ができちゃうということを言い表すみたいです。思うに、ハイテク業界は大体、これが当てはまるんだろうなと思います。言い方は悪いですけど、部品の寄せ集めですから。これが車となると4万点とかの部品の寄せ集めと言っても、その組みつけの精度が影響して、その誤差がボディや電装部品に影響して、数万キロ走ると駄目になってしまうことは、良く知られています。日本車でも10年選手が街中でどれだけ走っているかと言うことをみるとトヨタに偏っていますからね。0.1ミクロンの誤差が4万点であったら、どうなるでしょうか?走る振動、暑さ、寒さや湿気などその環境は苛酷でしょうから、色んなところに影響がでちゃいます。ですので、半導体とは全く違ったノウハウがそこにはあるんですよね。特に素材系は、ノウハウの塊で、リバースエンジニアリングで分析ができないことがかなり多いんですよ。熱処理なんかその代表例ですね。浸炭処理とか焼き入れとか、焼き戻しなんて、素材の性質を大きく左右しちゃいますから。それと同じように化学系もプロセスがむちゃくちゃ大事にされます。その順番しだいで、組成が全くかわりますしね。順番、混ぜ方、その時の温度とか色んな要素がありますから、これを一からやろうとすると何十年という時間がかかります。それが学問として体系化されているので、今の人たちは割りと短い時間で、ある程度のことができますが、それにしても膨大な時間がかかることは言うまでもありません。日本の製造業の強さって、この素材によるところってあると思うんですよ。ここのところを政府や新日鉄のような大企業がもっとしっかりとやってくれたら、韓国や中国なんか日本を頼らざるをえないところがたくさんあった訳なんですけどね。

 

で、話は戻って、この金太郎飴方式を応用したのが、日本の製造業って訳だと思うんですよ。まぁ、規格大量生産は、T型フォードとか、拳銃のコルトとかが起源って言われているんですけど、品質管理をびしっとやって、素材から部品、あとは組み立てた製品の全ての面で完成度の高さを具現化したのってやっぱり、日本の電機メーカーであり、自動車メーカーだと思うんですよね。そのなかでも、トヨタ自動車って、全ての作業手順をマニュアル化し、そして数値化して客観的に判断できるようにしたところで、近代製造業の原点だと思っているんですよ。日本は、特にその意味で均質的な教育が提供されていたことから、製造業向きであったと言えます。もともと農耕民族である日本人にとって、製造業とかそれの思想を応用した金太郎飴方式って生まれたのは必然かもと思っちゃいます。学問とかも突き詰めていくと体系化って言うところに行き着いて、法則って言うものが見つかりますからね。

翻って、これを外食とかスーパー、ユニクロやしまむらのような既製服やニトリのような家具、さらに言ってしまうと、マルハンやダイナムのようなスロット・パチンコホールに当てはめてみると、まさに同じことをやっているんですよ。ベルとコンベア方式じゃないですけど、全国一律、基本マニュアルに基づいてモノができたり、サービスが提供されていると。前にも何度も言っていますが、スケールメリットが大きければ大きいほど、単価は下がり、一店当たりの運営コストも下がります。また、アップルのIphoneのように商品を原則として一機種に絞り込んだらどうでしょうか?昔の吉野家を彷彿とさせますが、一点集中で相当コストを絞り込めます。ただし、問題が起こったときはその影響力は半端ないですけどね。実際、吉野家もBSEや狂牛病の問題でむちゃくちゃ影響を受けていますし、トヨタも車台を共通化したり、部品を様々な車種で共有・共通化していることから、リコールなどの台数も半端ないですからね。

外食など、世界で色々分析をするとスターバックス、そしてマクドナルド、サブウェイ、バーガーキングと言ったところが、世界的に展開をしているところでしょう。基本はハンバーガーやコーヒーなどのお店で、その他の分野には進出できていないと。このあたりは、日本に一日の長があると思います。それを支えているのが、物流であり、コールドチェーンであり、セントラルキッチンの3つのポイントです。私が知る限り、外食でまともにチェーン展開ができているというのは、ファーストフードの世界以外でで殆どないと思っています。シンガポールは、フードコートやホーカセンターで、チェーン展開みたいなものはありますが、日本のような大規模展開ではなく、結構限定的なものですからね。吉野家、すきや、松屋のような牛丼を中心とした店、それからファミリーレストランのデニーズ、ロイヤルホスト、ガスト、ジョナサン、それから回転寿司のかっぱ寿司、スシロー、焼肉の安楽亭、牛角などが思いつくところですが、これらっておそらく、先ほどの3つのポイントがなければ成り立たないところがあると思うんですよ。

既製服の分野に目を移すとH&MやZARAのようなところでしょうか、あとはNIKEとか、NEW BALANCEのような靴のメーカーとか、この分野に目を向けるとブランドと言ったらよいのでしょうか、世界的なプレーヤーが多いのも事実です。日本のメーカーでは、ユニクロが活躍しているぐらいで、日本発の有名なブランドっていうのは、考えてみると殆どないですね。この辺は、欧米のブランド戦略って極めて大きいと思っています。品質的には、日本の会社の衣料品の方がすぐれているんですけどね。もっとも、中国製やバングラデシュ製ですが、日本式の品質管理でこのあたりはつくられていますが・・・。

サービス業についてもそうですね。シダックスのようなカラオケ、そしてマルハン、ダイナムのようなパチンコチェーンについても、昔は完全に個人商店というか、地元の資本がやっていたところが、全国資本に置き換わっていると。漫画喫茶、インターネットカフェなんかも自由空間とかみると、全国展開しているので、同じような金太郎飴方式なんだなと思っています。

大規模小売店、スーパーにもこれがそのまま当てはまり、大店法改正のお陰で、全国は、イオンとイトーヨーカドー、ジャスコの3つしか目に付かないぐらいになってしまいました。小規模なところはあると言っても、流通はこの3社の寡占と言ってもいいんじゃなかろうかと。

提供される値段も安く、仕入原価も安くと言うことから、上記のような金太郎飴方式が全国的に広まって、地元資本を駆逐してきた訳ですが、今後、考察したいのは二つあります。

【今後の展開】
 1)金太郎飴方式のチェーン店が日本でどのようになるのか?
 2)東南アジア地区、東アジア地区の今後伸びる地域では、雁行型モデルが採用されるか?

マレーシアのルックイースト政策とか、中国や韓国、そしてタイ、最近ではインドネシアも、アジアの雄である日本のビジネスモデルを採用して伸びているケースが多いですし、日本に相当大きな影響を受けていると思われるため、日本式のチェーン店方式は、タイムマシーン商法として、10年、20年遅れで採用されると考えています。

私は金太郎飴方式と名付けましたが、これを英語とかに直訳するとなんていうんだろうな?簡単にフランチャイズとかチェーン店方式になるんでしょうが、トヨタの「カイゼンやカンバン方式」みたいに、「キンタロウアメ方式」なーんて、私が名付けの親となるのか?と思うことがあります。たいていのビジネスなんて、新規性もなく、世界で既に誰かがやっていることが多いため、どうやってスタイルを定着させるか、広めるかっていうところが大きいと思うんですよ。

ネットの世界ってちょっと極端ですけど、ちなみにSNSのケースで言うとフェイスブックより前にMIXIって日本では相当のシェアを持っていて、フェイスブックよりも幅の広いサービスを提供していたと思うんですよね。今、閑古鳥が鳴いているのは、やっぱり、完全にフェイスブックの知名度や世界展開に負けてしまったなど、色々な要素があると思うんですよ。

あとはネットショッピングでも、アマゾンが圧倒的に強く、今後、この流れって言うのは加速して行き、今まで本や家電で蓄積したノウハウを元に他の分野に打って出ると思いますよ。なんと言っても「この本を買っている人は、このような本も買っています」なーんて提案をしてくるぐらいデータを持っていますからw 楽天なんか完全な国内の市場だけで、アマゾンの後塵を拝している状態ですし、日本でもアマゾンの便利さを周りでも実感している人は本当に多いです。このようなことから、ネットの分野では、アマゾンのようなアメリカ企業が日本企業よりも圧倒的な強さを発揮すると思うんですが、日本企業がそれに負けていたかって言うと、そうでもないと思うんですよね。個人的にそこは分析がしきれていませんが・・・・・。

最後になりましたが、検索の世界とその周辺、それからグループウェアへの進出っていう面をみるとグーグルがこれから一強になると思います。個人的にはヤフーのサービスを局所的に使っていますが、殆どはグーグルにスイッチしていますし、周りで聞いてもグーグル依存度が「教えてグーグル先生」「ぐぐって」と言う言葉があるぐらい、一般的になっています。この辺はスケールメリットが効き過ぎるところがあるので、他のどんな産業よりも伸びは大きいと思いますし、差がついたら他は追いつくことができないと思っています。


【過去の関連記事】
2012年6月07日
こんなに美味しい金太郎飴商法 【Sier、チェーン店?】 以前、興味があったので色々調べてみたんですが、地方自治体のシステムとか図書館だとかのシステムって大体同じ会社が受注していることが多いんです。ゼネコンのようになっていて、 ...

2014年6月08日
なにせ、アコーディアは、保有ゴルフ場はむちゃくちゃ多いですし、金太郎飴方式でゴルフ場の運営を合理化してきたため、相当の筋肉質の会社だと私は認識しています。糸山英太郎あたりがでてくると、もっと面白かっただろうにw あと思い出し ...
2012年12月16日
AMAZONは、正直、私は、じわじわと拡大するそのシェアと、知らないうちに金太郎飴方式に色々な商品を本のモデルで取り込んでいるところがすばらしいと思っています。敵うところは今のところ、見当たりません。 ○新・流通モンスター アマゾン.
2012年9月08日
ホント、前にも話したことがあるのですが、大手の東京資本の会社が金太郎飴方式でチェーン店を全国に拡大したんですよね。これは、MNC(多国籍企業)の展開パターンと全く同じです。ビジネスモデルを作り、スケールメリットで拡大をする ...
2012年1月17日
ただ、今後のネットのビジネスモデルの先駆者として、アマゾンの「金太郎飴方式」のビジネスモデルは極めて、汎用性が高く、本当に色々な分野を駆逐すると思っています。その意味では、アップルなんか比べ物にならないくらいの薄気味悪い怖 ...

2014年6月12日木曜日

近畿五芒星のレイライン【伊勢神宮、熊野本宮、伊吹山、元伊勢と伊弉諾神社を結ぶ五角形】

伊勢神宮、熊野本宮、伊吹山、元伊勢と伊弉諾神社を結ぶレイラインの記事をレイラインハンターで見たのは数年前でした。それぞれの聖地を結ぶ線が綺麗な五角形となり、更にはそこがそれぞれ違った聖地を結ぶというのは非常に興味深いものでした。ちなみに頂点の平行の線は、島根県の日御碕を基点に出雲大社を通り、元伊勢や琵琶湖の竹生神社を経由して富士山に到達するというものです。また、面白いことに、これは上総一ノ宮の玉前神社に繋がり、それが見事な直線になるというもので、初めこれを見た時は、壮大な仕掛けが日本地図の中でされているんじゃないかと思っていたほどです。あとは、龍脈ですね。高尾山からの龍脈が中央線のまっすぐな区間で増幅されていて皇居に届いているとか、小田急線のまっすぐな区間もそうですね。なんだか、こうやって現代の残っている構造物をみてみると意味があって作られたんじゃないかと思うものが結構多いです。

以前、スカイツリーの項目で書いたんですけど、東京も壮大な風水都市で空海が設計したと言われており、その建設当時の風水の立地も凄いなと思ったんですが、山手線ですら、実は鉄の塊で円として東京を囲み、その形が陰陽師でいうところの対極図(陰陽図)になって、やっぱり、色々な思惑があって作られたんだと思わざるを得ないんですよね。

徹底的な風水に基づいて、更には理想の場所に作れたれたという風水都市京都でもこれはしっかりと生かされていたようで、五芒星の中心線は福井県の小浜市にある若狭彦神社を基点に、若狭姫神社を通り、鞍馬寺を経由して、京都御所や下加茂神社を経由して熊野本宮に達するというものです。ポイントは、これが平安京や平城京をしっかりカバーしており、結界となっていることなんですよ。これがとても気になりました。

面白いのは、淡路にある伊弉諾神社で、ここには日時計があるんですが、その日時計にこれらの聖地がだいたい書かれているということなんですよ。へぇと驚きました。結構、内田さんのレイラインハンターを見て、ドライブやツーリングでこれらの聖地を訪れている人は多いと思います。特に、去年は、伊勢神宮と出雲大社の式年遷宮もありましたし、スピリチャルブームやパワースポットブームもありましね。色々な人のブログをみると、やはり、この聖地めぐりで近畿五芒星の五角形を制覇したいという人が結構いるようで、私も気になって読んじゃいました。

熊野なんかは、神社巡りをする人が多いと思いますが、秘境の十津川にある玉置神社とか長渕剛が結婚式を挙げ、更には定期的にヘリコプターで訪れるという天河大弁財天社なーんてものもありますから。熊野古道は、さすがに余りにも歩くにはきついので、車で巡ることになるんでしょうが、熊野信仰や伊勢のおかげ参りなどの現代版ということで、結構面白いかと思います。

海沿いの新宮の地区は、近大卒マグロで有名な串本までの地区が熊野三社若しくは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と呼ばれる熊野信仰の総本山があり、那智の滝などもその近所にあります。ちなみに、調べてみたら、巨石が今にも落ちてきそうな神倉神社は、熊野速玉大社の境内というか摂社になっており、この辺も興味があります。









●内田さんのレイラインハンター
http://www.ley-line.net/gobou/gobou01.html

畿内の大五芒星
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=211947662582581895641.00046300dc7ac6df915c1&msa=0

●東京を守る都市伝説
 http://plaza.rakuten.co.jp/ent999/diary/201004250000/

 http://blog.goo.ne.jp/jets_yamato_fuji/e/1cb4f012d837e999609a7d273e45dd46

●関西に描かれた巨大な「六芒星」と「逆五芒星」の意味。または「かごめかごめ」の意味。
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~mkun/nazo/kagome.htm

●過去の記事
 スカイツリーと結界 【東京は実は風水都市だった】
 http://www.akudaikan.com/2011/12/blog-post_20.html

2014年6月11日水曜日

DNA鑑定で父子関係の取消か最高裁で弁論【民法想定外、崩壊家庭続出か?:早急なルール作りが必要】

冤罪でもそうですが、最近は、DNA鑑定の証拠能力が上がり、刑事訴訟法や民事訴訟法での証拠能力を十分満たすようになり、正式に証拠として採用されることが多くなりました。それによって、いままでの事実関係が大きく変わったり、更には表面的には平穏に過ごしてきた家庭も一気に崩壊するようになりました。

父子関係や母子関係については、冤罪と違って試料の取り違えは殆どないでしょうから、複数回、標本の採集を行えば、誤判定は防ぐことができると思っていますので、あとはルール作りだと思っています。

チャゲ&アスカさんのASKAさんの問題や新生児の取り違えの問題も、決め手の証拠となったのはDNA鑑定です。今後DNA鑑定が証拠として採用されるケースはどんどん増えてくるでしょうし、科学的な側面から、同一性を確認するために極めて証拠能力が高く、別人である可能性が排除されることから、今後はよりその存在感を増すことになると考えています。

民法の規定は、数十年前に作られたこともあり、現在の状況にそぐわないものもたくさん出てきました。いわゆる民法772条規定もそうでしょう。離婚後300日問題はその最たるものでしょうし、婚姻の成立から200日を経過した後に妊娠した子供は、今現在の婚姻関係にある配偶者であると推定されるという規定ですが、これが30年前であれば「子供の顔がお父さんに似てないね」で笑い話で済まされるでしょうが、今であれば即DNA鑑定でしょう。デキ婚とも言われるできちゃった結婚も、交際相手が複数いれば、本当の父親が違うことも十分あり得ます。複数の性交渉が当たり前のようにされる時代ですから、父親が実は違ったと言うことも十分あり得ます。元読売巨人軍の満塁男は、出産に立ち会ったところ、子供が遺伝子学上ありえない黒人とのハーフであることが出産した瞬間にわかったため、「とりあえずお疲れ」と言う名文句を残し、スピード離婚したのは有名な話です。あとは、つい最近の事例ですが、元光GENJIのメンバーである大沢樹生と女優の喜多嶋舞の子供が実は、他の父親のものだったと言う事件もあります。

試験管ベイビーとも言われる人工授精、人のお腹を借りる代理母など、子宝に恵まれない方達にとっては、画期的な不妊治療が最近は登場していますが、それらも、実は、法律の規定が現状に見合っていないことがあります。代理母の問題でも、卵子が代理母のものであったり、第三者のものである場合は問題がないでしょうが、卵子が遺伝子上の母の者であったりした場合はどうでしょうか。妊娠しているうちに、お腹の子供に愛情を感じてしまって、渡したくなくなるケースもでてくるでしょうし、法律上はいくら卵子が他人のものであっても、生んだ人が母になるようですから、問題は難しいと言わざるを得ないでしょう。

なかなか倫理的な問題や感情の問題が絡まって、シロクロつけにくい問題でしょうが、このような問題は、政府が主導して、ある程度のガイドラインをつくり、法的な枠組みもつくらないと今後もトラブルが起き続けることでしょう。特に、家族関係が上手く言っていないところ、ずっと子供に対して疑問を持っていた方などは、DNA鑑定で問題が噴出するのは避けられないことですから。

それにしても、想像以上に世の中には不倫をしている人が多いことに驚きました。私の身の回りでも、えっと思うような人が不倫をしていたり、あとは、「お前絶対不倫だろう?」と言う明らかに不釣合いなカップルや歳の差があるのに手をつないでいたりするカップル、あとは、ラブホテルへ吸い込まれていく人を見ていると自分が思っているより、世の中は本能に基づいて動いていると思うことが結構あります。

今後、監視カメラや携帯電話のGPS、それから通話やメールの記録なんかも、証拠として採用されることがでてくるでしょう。あとは、まだまだ先になると思いますが、国民総背番号による、支出や収入などの把握なども個人の行動を把握するのにも使われますからね。どんどん便利になる世の中ですが、生き辛くなっていると感じている人も多いと思います。古きよき時代を知る人にとっては、息苦しいでしょう。


1.事実関係
 1)DNA鑑定をしたが父子関係が99.99%以上認められなかった
 2)一審、二審は父子関係を取り消した
   理由は「鑑定は親子関係を覆す究極の事実」
 3)最高裁が判断を変える可能性があり、そのために必要な弁論を開いた
 4)当事者は、北海道の元夫婦と近畿地方の夫婦
   妻が不貞行為をし、非嫡出子を出産していたが、
   嫡出子として戸籍上の届出をしていた

2.双方の主張
 1)実子かどうかの問題(生物学上の親)
 2)育ての親(法律上の婚姻関係)
   この問題は、養子縁組をし、養子にして解決をすれば良いという話もありますが、
   双方に禍根を残すことになります。


3.民法の規定
民法772条
① 妻が婚姻中懐胎した子は、夫の子と推定する。
② 婚姻の成立の日から200日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。

 http://www.moj.go.jp/MINJI/minji175.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E5%BE%8C300%E6%97%A5%E5%95%8F%E9%A1%8C


【過去の関連記事】
2014年5月24日
さてさて、DNA鑑定が証拠として世の中の大前提を大きく崩し始めたのは、光GENJIの大沢樹生氏の奥さんであった喜多嶋舞との間での法律上の長男が実は違っていたこと、更には賛育会病院の新生児取り違え事件でもそうですが、おかしい ...
2013年12月24日
元光GENJIのメンバーである大沢樹生と女優の喜多嶋舞との間に生まれたと思われていた長男が実は、DNA的な結びつきが大沢樹生とまったくないと報道で見て、驚きました。先日、60年前に病院で取り違えられてまったく違った人生を歩んだ ...
2013年12月01日
当時は、DNA鑑定がないのですから、取り違えがあっても、顔が似ていないねで済まされる事が多かったと思いますが、今の時代は、99.999・・・・・・と9が13個も続くほど確立が高い結果が出ます。当時でも、血液型からある程度の結果は出 ...