2025年12月28日日曜日

なぜシャープのザウルスはiPhoneになれなかったのか?【アップルに先んじること約15年】

アメリカのビジネススクールのケーススタディに出てきそうですが、私はシャープのザウルスがIphoneに成り得たと思うんですよね。シャープペンシルを作ったシャープ、そして液晶テレビで一時代を築いたシャープが呆気なく消えてなくなりました。

個人的には、弱電は総負けで 、今後も世界市場を席巻することは二度とないと思っています。私は、日本の家電を選んで買いますが、様々な面で周回遅れとなった日本の家電メーカーが世界と伍することは極めて厳しいと思っています。それは、自動車に関してでもです。トヨタは、まだまだ強いですが、中国の追い上げは半端無いと思っていますし、想像以上に速いスピードで追い上げているからです。それが家電の分野で先行して進んだだけで、自動車でもいずれは同じ事が起こると思います。

さて、話をシャープのザウルスに戻すと時代が早すぎたのとマーケティング手法が違ったことでしょうか。そして、もっとも大きいのは、パソコンが電話となり、それがビジネスではなく、一般人が普段の生活の中で使える道具となったことなんじゃないでしょうか。

Imodeが出た時に、ドコモが世界で技術面でトップに躍り出ましたが、そのトップも一瞬で陥落しました。そして、国内市場でも、ドコモ一強があっという間に陥落しました。ドコモは、アップルのエコシステムで、決済で30%も取られたくないという思いから、iPhoneを当初は採用しなかったこと、更には販売台数のコミットが高すぎて、踏み切れなかったところもあったと思います。

色々な問題があり、ドコモの首位陥落もあっという間で、AUやソフトバンクが同じくらいのシェアになる三つ巴状態になりました。そして極めつけは、MVNOの普及でしょうか。そんなことで、ドコモが凋落するのはあっという間でした。そして、代々木のビルを売却して、リースバックすると・・・・・。考えてみると、アメリカへ投資しして一兆円損失を出したり、インドでも同様に損失を出しても平気なぐらい儲かっていたのが信じられないぐらいですよ。

シャープがジョブスと組んでいたら・・・・とか、ビルゲイツに売り込んでいたら、時代は変わっていたかもと思いましたよ。あと、OS市場もですね。

あんなこんなで、アメリカ企業がITだけでなく、アマゾンに代表される小売にほぼ独占・寡占に近い状態まで追い込まれて、見るも無惨な状態です。今後は、製造業のなかでもノウハウがモノをいう素材系、そして豊富なオペレーションが活かせる分野の製造業ぐらいしか、生き残れないような気すらします。

Palmもほぼ、消えてなくなりましたが、私はザウルスを振り返ると発想は本当にシャープだと思ったんですよね。あれが、携帯機能を内蔵できていたら、時代は変わっていたのかなと思うこともあります。


① 時代を先取りしすぎたが「目的」が違った

ザウルス

  • PDA(電子手帳)の延長線

  • 対象:ビジネス・技術者

  • 「できることを増やす」「高機能化」が価値

iPhone

  • 電話+音楽+ネットを誰でも使える体験に統合

  • 対象:一般消費者

  • 「考えなくても使える」ことが価値

👉
ザウルスは「賢い道具」、iPhoneは「生活の一部」。


② UI/UX思想の差(これが最大要因)

ザウルス

  • ペン入力前提

  • メニュー階層が深い

  • 操作は「説明書が必要」

iPhone

  • 指操作(マルチタッチ)

  • 直感的UI(ピンチ・スワイプ)

  • 説明書不要

📌 日本メーカーは「機能=価値」から抜け出せなかった
📌 Appleは「使い心地=価値」を徹底


③ OS・開発者戦略の差

ザウルス

  • 独自OS(Linux系)

  • アプリは少数・閉鎖的

  • 開発者が集まらない

iPhone

  • iOSを世界共通で提供

  • App Storeで開発者に利益機会

  • 爆発的にアプリが増殖

👉
端末 vs プラットフォーム
勝負の土俵が違った。


④ 経営判断と「成功体験の呪縛」

シャープ

  • 家電メーカー思考

  • ハードを作って売る

  • 既存事業(液晶・白物)が主軸

Apple

  • 「体験」を売る会社

  • ハード・OS・サービスを一体設計

  • 電話業界の常識を壊す覚悟

📉 シャープは「失敗しない判断」を選び続けた
📈 Appleは「賭けに出た」


⑤ 通信・キャリアとの関係

日本

  • キャリア主導(iモード、仕様縛り)

  • 端末メーカーは下請け的立場

Apple

  • キャリアと対等交渉

  • UI・仕様はApple主導

👉 日本メーカーは「自由に作れなかった」


⑥ 「誰のための商品か」が最後まで定まらなかった

ザウルスは…

  • 技術者向け?

  • ビジネスマン向け?

  • 一般向け?

常にブレていた。

iPhoneは…

  • 最初から「全人類」向け


総括(一文で)

ザウルスは「できること」を追い、iPhoneは「したいこと」を叶えた。

名鉄の名古屋駅開発の白紙化【大成建設JVの辞退に起因】

もともと21世紀初頭には、2000億円の開発費と言われていたものが、中止の発表がなされたときの開発費が8800億円、単純に4倍に膨れたものが、結局は一兆円以上かかるということで中止となりました。理由は、職人等を確保できないということですが、本音は違うでしょう。

理由は、データセンターや物流施設など、短期間で利益率が高く、簡単な仕事のほうが良いという経営判断が働いた可能性が高いです。それを鉄道の供用しながらの建設で、極めて難易度が高く、しかも工期も長いとなるとリスクは半端ないです。

大成建設は、ここ最近、色々やらかしています。世田谷区役所、そして札幌でのホテルでの取り壊しなど。三菱重工の中興の祖の息子でもある相川社長が、高採算案件にシフトするのはわかりますよ。ちなみに、大成建設が主幹事で、大林組と竹中工務店が一緒にJVとして名を挙げていたようです。

てっきり、東京駅の改修や上野から東京液迄の高架線、品川駅での実績等を踏まえ、鹿島建設が主幹事かと思ったら、大成でした。


1. 名鉄名古屋駅再開発計画とは

名鉄名古屋駅および駅周辺エリアの一体再開発

商業業施設、オフィス、ホテル、バスターミナル、広場などを備えた複合施設建設

鉄道駅のホームとコンコースの拡張(既存2線→4線化)

リニア中央新幹線開業を見据えた「スーパーターミナル」機能の強化

名鉄の空港(中部国際空港)アクセス機能の向上

 2. 「延期 / 未定」になった理由(背景)

① 人材確保の困難(施工体制・入札辞退)

施工を請け負うゼネコン側から入札辞退が発生し、必要な建設人材の確保が困難になりました。

この入札辞退は2025年11月26日付で提出されており、解体工事や新築工事の施工体制構築が困難と判断されています。

→ これにより、工事開始時期の大幅遅延が確実となったと名鉄が公式に説明しています。

② 建設コスト・資材の高騰

人手だけでなく、建設資材価格の高騰もプロジェクト全体の収支・スケジュール計画に影響しています。

名鉄社長も会見で「想定以上に資材費や施工条件が厳しく、現行計画のまま進められない」と述べています。

3. スケジュール見直しの実態

2026年度に既存施設(名鉄百貨店本店・グランドホテル等)の解体着手

2033年度に一部(1期)開業(駅リニューアル・商業施設など)

2040年代前半に全面完成(駅4線化など)という中長期スケジュールでした。

4. 背景にある社会・産業的要因

今回の延期・見直しの背景には、単に名鉄側の都合だけでなく、以下のような社会・産業的な状況も影響しています:

◆ 建設業界全体での人手不足

日本の建設業界では、慢性的な人手不足が深刻化しており、大規模プロジェクトでは特に必要な技術者・作業員の確保が困難になっています。

(今回の案件でもゼネコン側の辞退理由がまさに「人材確保の難しさ」です)

◆ 資材価格の高騰・工期の長期化リスク

世界的・国内的な資材高騰や、長期間にわたる工事に対するリスクが企業側のコスト計算に影響しています。

◆ リニア中央新幹線との整合

名古屋駅周辺はリニア中央新幹線の開業と整合させる大規模都市計画の一部でもあり、これらのタイミング調整もプロジェクト全体の意思決定に影響しています。

5. 今後予想される展開

現行計画の再検証・見直しを優先

共同事業者と協議を継続し、新たなスケジュール策定を行う

ニデック(旧日本電産)の特別注意銘柄入り【永守帝国は維持できるのか?】

モーレツ社長、永守重信が一代で築き上げてきた帝国がどうなるのか、気になるところです。正直、今まで、買収王として、一度も買収を失敗しなかった永守が失敗したのが牧野フライスなんですよね。TAKIZAWAまでは成功でしたが、牧野フライスで、駄目だなと確認しましたよ。

その後の特別注意銘柄入りなので、永守も寄る歳には勝てなかったのだなと。歳をみたら81歳ですもん。バリバリやっていた60代までは、その眼力もすごかったですが、後継者選びで失敗し、その後は、皆さんご存知のとおりです。

永守は、稀代の天才です。それに、代わりになる人はいません。いたら、自分で事業をやっていますよ。そんな普通のサラリーマンをやってきた人間が、こんな天才の後継者になれるわけ無いんですよ。というわけでAIに聞いてみました。


1. 永守重信氏の退任

永守重信氏(81)は2025年12月19日付で代表取締役および取締役会議長の職を辞任し、非常勤の名誉会長に就任しました。これは本人の意思による辞任と発表されています。

2. なぜ退任したのか(背景)

不適切会計処理疑惑の発覚と調査

3. 「永守氏が居なくなるリスク」はどうか

過去の日本電産の有価証券報告書では以下のようなリスクが明記されていました。

「永守重信氏の突然の離脱があった場合、事業や経営成績、財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある」

(いわゆるカリスマ経営者依存リスクとしての記載)

これは、創業者・長年の経営トップである永守氏が経営の中核にいたことから、経営の継続性や投資家の信頼性という観点でリスク要因として書かれていたものです。

4. 市場・投資家の反応

永守氏退任発表後は、一部で株価が上昇する場面もあり、「体制刷新の第一歩」と評価する動きも出ています。

一方で、有価証券報告書や監査の問題が解決していないため、投資家の不安が完全に払拭されたわけではありません。


2025年4月6日日曜日

トランプ完全による株価暴落と巨大地震

 トランプ関税の破壊力は半端なく、一気に株価が世界中で下がりましたね。そして、円高に一気に触れました。

最悪な時に、最悪なタイミングで災害は起こることが多いので、このタイミングで巨大地震が日本で起きたら大変なことになりますね。首都直下型地震、そして南海トラフ、日本海溝型地震と、いつおきてもおかしくないと言われています。

このタイミングで起きないことを祈ります。

2024年2月18日日曜日

井川意高、元大王製紙会長のYoutube【裏話がオモろすぎ】

政経電論や井川意高が熔ける日本を斬るが普通に面白くて、結構ハマっています。で、先日、生で井川意高さんがを間近で見ることができるっていうんで、代々木まで足を運んできました。ほんと、還暦前のオッサンには見えないくらい見た目は若かったですし、そもそも話す内容が教養に溢れているにも関わらず、ユーモアも交えて、聴衆の空気も読みながらインタラクティブに話していて、むっちゃ面白かったです。

やっぱり筑駒出身、東大法学部卒だけあって話の組立も面白く、なんでカジノにハマってあんなことになったのか、今でも謎です。私の元上司が、なぜIBJはエリートばかりだったのに、単なる料亭の女将に騙されて何千億もスッたんですか?と聞いたら「エリートだから、普通に間違える」との回答でした。その人は、日比谷高校卒だったんですが、東大は受からず、父親と息子が東大卒という皮肉なものだったんですけど、その人も壮絶なエリートだっただけに、妙に納得してしまいました。

業界の利権の話など、本当に大企業のトップに君臨していたらとてもではないですけど言えないようなネタが多く、世の中の仕組みがよくわかります。創業一族が会社から追い出されなかったら、こんな話はできなかったんでしょうけど、怪我の功名で、新聞や出版業界は超斜陽産業となり、しかもロシアのウクライナ侵攻などやコロナなどの複合的な要因で、世の中が混乱して、予想外のインフラが起きている関係で原料もとんでもない値上がりをしており、日本では何十年ぶりかの物価上昇とも言われる中で、製造原価のアップが即、コスト競争力に繋がる重厚長大な製造業である製紙業界はその余波をモロに受けていおり、業界3位以降はまともに生き残る事ができないと井川さんも明言しているように、あのタイミングで追い出されたのは、結果オーライだったのでしょう。

2024年1月2日火曜日

2024年は北陸の巨大地震・津波から始まり、羽田空港の事故と大規模災害が続く

 新年から悪いニュースが連続してあり、驚いていますが、今まで平和な時代が続いていたことのほうが珍しく、安全が多くの人の見えない努力によって支えられていたのだと思います。

本当に、ロシアのウクライナ侵略、そして中東での紛争等、これから世界はますます混迷を極めていくと思います。インフレもすごい勢いで進み、住みやすい国である日本だと思っていたのが、その認識も変わっていくのかなと思いました。

2023年10月16日月曜日

イーロン・マスクがツイッターの次にXビデオを買収したら?

イーロン・マスクは Xという言葉が大好きで、スペースエックス、そして、ツイッターすらエックスに変えてしまいました。次は、エックスビデオを買収するかもしれませんね。

エックスビデオは、本当にビジネスモデル的には、ユーチューブのそっちバージョンで、知る人ぞ知るものです。世界共通で、この言葉で、話が盛り上がるくらいです。イーロン・マスクが買収してくれること、期待します。

2023年3月5日日曜日

インフラの危機【笹子トンネルに始まるインフラ劣化の顕在化】

 首都高速が3000億円を超える直近の更新費用の概算を提示したことには全く驚きませんでした。試算では、兆円単位のコストがかかると言われており、緊急的なものの対策を行っていても、モグラたたきのように次々とその更新タイミングが訪れて来て、終わりが全く見えないエンドレスの様相となっています。

アメリカでは橋の劣化が日本より以前に言われていましたが、それを日本は知っていながら対策をとってきませんでした。笹子トンネルで死亡事故が起きてから、いよいよ世論におされる形で対策を取ったわけですが、これは初めからわかっていたことです。日本は、欧米諸国に比べて、自然条件が厳しく、更に急峻な地形であることから橋やトンネルなどの構造物が極めて多く、建設費用も高くついていましたが、維持管理コストもさらに高くつくものとなっています。

直下型地震や南海トラフ地震など、これから確実に訪れるであろう大震災を前に、耐震補強がどれだけできるかも気になりますが、震災が起きたときにどれだけ迅速に復旧ができるか、被害を最小限に抑えられるかも気になりますが、その後の復興プランがどれだけ政府や自治体で共有されているかも気になります。BCPが言われて久しいですが、インフラは国家100年の計とも言われるように、それ抜きでは経済活動もままなりません。外環は調布での陥没事故でずっと工事が止まっていますが、あれが開通していればどれだけ渋滞が減ったことか、更には災害時のバックアップとして機能するのか、とても悔やまれます。

2023年1月4日水曜日

Youtubeの一般化とテレビの衰退【情報弱者の行方】

 マスメディアの衰退が著しいなと思ったのがここ10年くらいです。ホリエモンが、通信とメディアの融合と言って、フジテレビを買収しようとしていたのは、本当に先見の目があったなと改めて思うのと同時に、インターネットが起こした革命というのは半端ない革命力があったなと今更ながら思います。

何が一番すごいかというと、今まで一方通行であった情報発信が、世界中誰でもどこからでも情報を発信できるようになったことです。今までは限られたメディアがテレビやラジオを通じて情報を発信していましたが、今はYoutuberなどの個人が情報を発信しており、ツイッターなどのSNSなどもそのツールとして当たり前になりました。

本当にスゴイ時代になったなと思うのと同時に、いままで情報が操作されていたんだなと気づく人も多くなったわけです。情報弱者は、現在でもたくさんおり、情報の非対称性はまだまだあるんだなと思っていますが、いまはちょっと調べれば、正しい情報も間違った情報も簡単に得ることができます。しかし、それを判断できる能力はまた別物で、間違った情報を信じてしまう人もかなり多いわけです。

それがこれからどうなっていくか、楽しみではありますね。

2023年1月3日火曜日

2023年はどんな年になるのか?【激動】

2022年は、今までに経験をしたことのない変化が立て続けにあり、驚きの連続でした。ロシアのウクライナ侵攻にはじまり、モノ不足、インフレ、そして、3割近い為替変動等、いかに今まで平和な時代が長く続いたのか、私達が平和な国に生きているのかを感じた次第です。

改めて、自分は平和ボケしていると感じると同時に、歴史を振り返ると混乱していた時代のほうが圧倒的に長かったなかで、平和な時代を過ごせたのだなと実感しています。穀物などの商品市況が、スーパーサイクルに入ったと言われますが、過度に最適化された生産や物流、更には最適地生産が進んだおかげで、リスクもその分増え、今回のように一つのイベントがドミノのように、連鎖するリスクを実感しました。さらにデリバティブのような金融派生商品が、実態以上の市場規模を作り出し、ほんの少しのことで値幅が極めて大きく動き、それが波乱要因になっています。

リーマンショック、そしてコロナ禍で緩和に継ぐ金融緩和で、世界は金余りになりましたが、モノ不足に起因するインフレで、物価上昇は半端なくなり、金利をあげて、火消しに走ったわけですが、今年はその影響で、アメリカは不況になると多くの方が明言しており、おそらくその通りになるでしょう。グーグルやアマゾン、フェイスブック(メタ)は既にそれを見越してリストラに着手をし、いままで膨らみ続けてきた人員を整理してダウンサイジングをし、これから訪れるであろう嵐に向けて準備をしています。やはり、FRBがインフレ退治のために利上げしたことが一番の原因でしょうし、金利に景気は敏感で、紐によく例えられ(引くことはできても、押すことはできない)ますが、景気を冷ますのはできても、景気を刺激することはなかなか難しいのです。

日本はエネルギーや食料を始めとする資源を輸入に頼っているため、海外からの影響をモロに受けることになると思いますが、それと併せて安全保障の問題もクローズアップされます。ロシアのウクライナ侵攻を横目に、北朝鮮の脅威、更には中国の脅威があり、近々に起こるであろうと予測される台湾侵攻も視野に入れた軍事費増強の話が出ていますが、あながち、絵空事ではないと思っています。

今までが平和すぎただけで、これからはいわゆる、北斗の拳の世界がいつ訪れてもおかしくないと思っています。日本がすぐそのような状況にはならないと思いますが、世界を見渡すと治安の悪い国がかなりを占め、日本のように女性が夜中に平気で外出できる国のほうが圧倒的に少ないのは事実です。

昨年は、本当に激動の時代でしたが、今年はもっともっと色んな意味で変化の多い年になると思っています。技術面の変化においても、ディープラーニングを始めとするAI技術の加速度的な進化、さらに分析技術やリバースエンジニアリング、技術の蓄積がネットワーク化することによって加速し、派生技術が凄まじい勢いで生まれています。これは、デジタル革命がいよいよ序章から本章に入り、世の中を変えるような動きになるかと思っています。

コロナ禍がそのトリガーを引いて、その動きを早めた訳ですが、ロボットやコンピュータ技術の進化が、今までにない世の中を作っていくことは間違いのないことですし、そのスピードはとどまることをしらないとすら思ってしまいます。

2022年10月1日土曜日

かっぱ寿司の社長が機密情報持ち出しで逮捕

 日本の多くの会社は、営業機密の扱いが本当に緩いなと思うことが結構あります。あとは、半導体のことで思ったんですけど、あのようなものは国策として取り組むべきで、もっと国が手動して、権利の保護や業界の保護をすべきだと思うんですよね。

それにしても、カッパ寿司の事件は驚きました。きっと、内部で誰かがリークをしたのでしょう。

2022年1月3日月曜日

原発の復活とお釈迦ポンの再エネ【もう後戻りはできない】

 天然ガスと原発をクリーンエネルギーに含めると昨日の新聞で目にしました。はじめから分かっていたんですよね、不安定な太陽光や風力がメインのエネルギーになるわけ無いって。ほんと、雰囲気だけつくって、あとになったら、お手上げでできませんて、幼稚園児や小学生じゃないんだからと思います。

日本のエネルギー政策もずっと海外にふりまわされっぱなしで、本当にハムスターが経営してるんじゃないかと思うほどアホなことばかりを繰り返しています。発電所を作るのには、数ヶ月ではできず、数年の時間を要します。原発は、10年、20年単位の時間がかかります。気づいた頃には手遅れです。

水素や蓄電池など、明るい兆しが見えますが、技術革新の時間がかかりすぎるため、停電などが今後はバンバン起こるでしょう。ほんと猿以下だな。

2022年1月1日土曜日

激動の年【技術革新、インフレや災害、原発の復活】

 コロナがはじまって2年。世の中を大きく変えました。今までなかなか壊れなかったものをあっという間に壊してしまい、スゴイ勢いで世の中を変えました。そこで改めて、強いなと思ったのがIT関係。コロナがその導入を加速させたと言っても良いと思います。

ドットコムバブルから20年。当時はインターネットの普及率が1割ぐらいから一気に5割ぐらいまで増えた記憶があります。その立役者は、なんと言ってもIモードを始めとする携帯電話。一気に国民がネットに繋がりました。そして、スマホの登場としてのiPhone。これが2007年だったと記憶しています。そこから加速が始まり、2013年頃には、国民の殆どがネットに繋がったと言っても過言ではないと思います。今では、国民のほぼ全てがネットに繋がったと言えるでしょう。つまりインフラになってしまったのです。

情報革命が起こり、そこで、世界的な規模のコロナが起こってしまい、一瞬、経済が寸断されてしまいましたが、その後は、需要の盛り返しなどで、インフレが顕著となってきました。さらには、SGDs詐欺とも言える、脱炭素の流れはエネルギーの世界も大きく変えています。一時期は、世界のエネルギー業界を牛耳ってきたセブンシスターズと呼ばれる石油メジャーが、再生エネルギーの流れに押されて、今では害悪ともされているからです。それにしても、金融関係の恫喝とも言える圧力は強烈だなと改めて思いました。なんせ、投資や資金が入ってこないような流れを作ってしまったからです。

その一方で、再生エネルギーに偏ってしまっては、停電が頻発すると思っています。なにせ、不安定な自然エネルギーに頼り、それをベース電源とすることは危険極まりないと思っています。スペインでは、再エネの優等生と言われていましたが、風が弱くて、発電量が大幅におちたとか、想定外の厳冬で、暖房需要が増えたため、停電がドイツで起きたとか、想定外のことがバンバン起こっているからです。ドイツは原発をやめると言っていますが、お隣のフランスから電力を購入しており、この電気は、殆どが原発で作られたものです。フランスの電源構成は歪で、原子力発電が8割ぐらいを占めています。

cop26のグラスゴー会合では、マクロン大統領が、原子力の増強についてアドバルーンを上げて、伏線をひきました。つまり、とっくの昔に、再エネがダメダメで、原子力がベース電源となるのがわかっていて、ある程度、再エネの流れを作って、それが不安定すぎて、世の中に混乱を起こすので、原発しかないという、いわば消去法の答えなのです。

日本は、投資を怠ってきたこと、更には世界の潮流を読み誤ってきたこと、戦略を間違ったことで、とてつもない代償を払うことになります。なにせ、ビジネス用語は、戦略とか兵站という言葉が当たり前にでてくるように、戦争用語が日常語である理由は「金取ゲーム、金取戦争」なんです。経済の戦争なんですよ。

2021年5月1日土曜日

Greed is good 示す欲が革命を起こす【映画Wall Streetでマイケル・ダグラスの言った言葉】

この言葉は示唆に富んでいると思います。欲が革命を生むという言葉、納得できます。


“The point is, ladies and gentleman, that greed, for lack of a better word, is good. Greed is right, greed works. Greed clarifies, cuts through, and captures the essence of the evolutionary spirit. Greed, in all of its forms; greed for life, for money, for love, knowledge has marked the upward surge of mankind. And greed, you mark my words, will not only save Teldar Paper, but that other malfunctioning corporation called the USA. Thank you very much.” – Gordon Gekko

2021年4月3日土曜日

日本や台湾での半導体工場での火災事故は、あの国によるテロか?

 東京地検特捜部のヤメ検弁護士、そしてプリウスロケットの経済産業省OBが自分の責任を棚に上げて自動車のせいにしていましたが、いよいよ車だけでなく工場も乗っ取られたとすら思ってしまいました。電力網もそうですが、信号システムや電車など、社会インフラもネットに繋がってしまった現代では、映画の世界のように簡単に操られてしまうと思ってしまいます。

さて、昨年の旭化成の延岡工場の火災事故に続いて、先月の茨城のルネサス、そして今月に入ってから台湾のTSMCで事故となると、あまりにもタイミングが良すぎるとしか思えないのです。コロナもそうですが、あの国によって仕組まれたのではないかと映画ばりに想像をしてしまうのです。

だって、産業の米と言われる半導体を叩き潰せば、その影響は甚大ですし、代替先となるとその選択肢はかなり少なくなります。個人的には、戦略物資として国が農業を守っているように、この分野も守るべきだったんです。欧米なんかは、戦略的な分野は政府が先を見据えて対策をとっています。本当に劣化してきたなと思いますよ。

あとは、トヨタなどのコスト削減要請が厳しすぎるってこと。下請けはいくら理不尽でも優越的な立場にある相手の言うことを飲まないといけません。ほんと、このあたりもどうにかしてもらいたいもんです。

利権にまみれた日本を変える転機【オリンピックや産業構造】

 オリンピックを止めてもらいたい国民がおそらく9割はいると思います。電通や政治家などは、オリンピック利権で潤うので、意地でもやりたいのでしょうが、多くの国民は真実に気づいてしまっています。政治家の身内優先、仲良し内閣、忖度は頭から腐っていることの証左ですし、大企業も含めて、偽善でいろいろな社会貢献を全面に出していますが、やっていることは本当に汚いことで、虫酸が走ります。

労働者を犠牲にして、パワーハラスメントや脅迫も日常茶飯事で行われており、弱い人間が益々弱い立場に追い込まれています。裁判官や弁護士も弱い立場の人にはめっぽう強く、弁護士も最終的には自分の利益しか考えていません。今の裁判をみればわかります。やり方の旨い弁護士が勝っており、それはお金です。いくらでもお金をつぎ込める依頼人が勝ち、そうでないものは負けるのです。本当に最悪な国になってしまったもんです。

一旦、このような腐ったものを排除しない限りは、10年後、20年後はもっと悪くなるでしょう。今のこの体たらくは、10年、20年前の対応が遅れて顕在化したもので、これも目先の私利私欲が生み出したものと言っても良いでしょう。個人的には、日本はすでに3流国家で、過去の貯金を食いつぶしており、技術面でも中国にかなりの面で抜かれています。本当にもう手遅れだと思っています。

2021年3月27日土曜日

事務の求人倍率は0.25倍である一方、介護や建設は6.5倍超【20倍もの開きが示す需要と供給ギャップのミスマッチ】

 事務は殆ど要らない割には希望者が多すぎるということがよくわかります。だって、誰しも楽で体を使わず、エアコンの効いたところで仕事したいと思う人が多いでしょ?一方、運転免許証を取り消されたり、事故で人が亡くなったりするような危険が高い仕事、体を酷使する仕事には就きたくないと思うもんです。それがこの需給関係の大幅なミスマッチとなるのです。

今後、AIやRPAで事務職はどんどん駆逐されていますし、皮肉なことに暗記や長期間の学習や訓練の必要であった難関資格ほど人工知能に置き換えられ、必要なくなります。法律や会計などはその典型でしょう。実際、弁護士は司法制度改革の失敗もあり、年収が大幅に低下しました。残念ながら、今後、この残酷な流れは進み、努力しても報われないということが当たり前のようになります。化学やITは、一部の天才が革命的なものを生み出すかわりに、所謂ローテクと言われる技術が確立され、人手を必要とする建設や電気などは多くの人に敬遠される分、今後給与は上がっていくと思います。実際に、求人倍率はすごい高さで、今後もこれを維持していくと思われます。あと、介護などは制度設計の段階で利権が組み込まれた設計になっていなかったことが主な理由で、お金をぶち込むものとなっていなかったこともあり、給与が絶望的に安い人が多いのが問題点となっています。

あとは、深刻な問題ですが、過去の栄光を知っている日本人が、目先の利益を重視しすぎて後継を育てていなかったことが大きいですね。政治家を含めて、指導者がアホなこともありますが、自分たちさえ良ければと言う思い、更には投資を怠ってきたこともあり、中国やインドに色んな面で追いつかれ、驚くほど簡単に抜かれます。



https://www.akudaikan.com/2020/11/blog-post.html

●厚生労働省データ

https://www.hwiroha.com/syokugyoubetsu_yuukou_kyuujinn_bairitsu.html


職業別の有効求人倍率(原数値)(パート除く)

0
2
4
6
8
10
12
美術家、デザイナー等
その他の運搬等
事務用機器操作
一般事務
船舶・航空機運転
鉄道運転
会計事務
機械組立
その他の輸送
その他の専門的職業
製造技術者
営業・販売関連事務
居住施設・ビル等の管理
生産設備制御等(機械組立)
生産関連・生産類似
運搬
その他のサービス
機械検査
生産設備制御等(金属)
清掃
農林漁業
家庭生活支援サービス
生産関連事務
製品製造・加工処理(金属除く)
製品検査の職業(金属)
管理的職業
情報処理・通信技術者
接客・給仕
商品販売
飲食物調理
製品検査の職業(金属除く)
その他の保健医療
営業
開発技術者
包装
生産設備制御等(金属除く)
運輸・郵便事務
定置・建設機械運転
販売類似
その他の技術者
金属材料製造等
自動車運転
保健師、助産師等
医療技術者
保健医療サービス
医師、薬剤師等
外勤事務
生活衛生サービス
介護サービス
社会福祉
電気工事
機械整備・修理
建設
採掘
建築・土木・測量技術者
土木
保安
建設躯体工事
職業計
1.40倍
10.21倍
7.55倍
5.92倍
6.86倍
6.95倍
5.10倍
4.00倍
3.81倍
3.73倍
3.72倍
4.31倍
4.90倍
4.76倍
3.32倍
3.20倍
2.69倍
3.17倍
2.62倍
2.34倍
3.30倍
2.18倍
3.52倍
1.91倍
2.19倍
2.29倍
1.95倍
2.32倍
1.98倍
2.92倍
2.13倍
3.02倍
2.30倍
1.94倍
1.55倍
1.50倍
1.76倍
1.44倍
1.27倍
1.25倍
1.24倍
1.38倍
1.44倍
1.32倍
1.15倍
0.77倍
0.90倍
0.89倍
0.70倍
0.79倍
1.00倍
0.61倍
0.72倍
0.69倍
0.79倍
0.37倍
0.47倍
0.20倍
0.37倍
1.05倍
8.90倍
6.64倍
6.50倍
6.24倍
4.89倍
4.48倍
4.06倍
3.96倍
3.34倍
3.30倍
3.19倍
3.06倍
2.92倍
2.84倍
2.82倍
2.36倍
2.17倍
2.17倍
2.07倍
1.98倍
1.81倍
1.76倍
1.72倍
1.70倍
1.64倍
1.63倍
1.62倍
1.56倍
1.51倍
1.33倍
1.31倍
1.28倍
1.24倍
1.23倍
1.23倍
1.22倍
1.18倍
1.15倍
0.99倍
0.95倍
0.94倍
0.91倍
0.90倍
0.87倍
0.69倍
0.68倍
0.64倍
0.63倍
0.60倍
0.57倍
0.52倍
0.51倍
0.49倍
0.40倍
0.25倍
0.23倍
0.21倍
0.19倍
前年同月
当月

(資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」よりハロワのいろは作成

職業別の有効求人数の割合(パート除く)

0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
鉄道運転
船舶・航空機運転
家庭生活支援サービス
採掘
外勤事務
事務用機器操作
生産設備制御等(機械組立)
生産設備制御等(金属)
製品検査の職業(金属)
包装
その他の技術者
機械検査
運輸・郵便事務
製品検査の職業(金属除く)
販売類似
居住施設・ビル等の管理
生産設備制御等(金属除く)
美術家、デザイナー等
その他の輸送
医師、薬剤師等
その他のサービス
管理的職業
生産関連事務
製造技術者
農林漁業
会計事務
生産関連・生産類似
営業・販売関連事務
開発技術者
その他の運搬等
清掃
その他の保健医療
機械組立
保健医療サービス
定置・建設機械運転
その他の専門的職業
電気工事
建設躯体工事
生活衛生サービス
医療技術者
接客・給仕
運搬
建設
機械整備・修理
製品製造・加工処理(金属除く)
金属材料製造等
情報処理・通信技術者
飲食物調理
土木
保安
商品販売
建築・土木・測量技術者
保健師、助産師等
一般事務
営業
自動車運転
社会福祉
介護サービス
5.66%
5.92%
5.41%
6.34%
4.32%
3.88%
5.19%
3.28%
2.63%
4.12%
3.29%
2.75%
2.84%
2.13%
1.92%
2.58%
3.33%
1.79%
1.74%
1.29%
1.24%
1.36%
1.20%
1.23%
1.19%
1.40%
1.16%
1.14%
1.06%
1.13%
0.93%
0.91%
0.63%
0.65%
0.83%
0.68%
0.67%
0.57%
0.37%
0.37%
0.31%
0.30%
0.32%
0.24%
0.29%
0.23%
0.16%
0.17%
0.17%
0.14%
0.10%
0.12%
0.05%
0.02%
0.02%
0.01%
0.00%
5.89%
5.86%
5.53%
5.38%
4.73%
4.63%
4.51%
3.67%
3.60%
3.35%
3.01%
2.80%
2.77%
2.35%
2.35%
2.28%
2.14%
1.88%
1.78%
1.66%
1.54%
1.33%
1.26%
1.26%
1.22%
1.19%
1.11%
1.03%
0.98%
0.95%
0.93%
0.87%
0.76%
0.74%
0.71%
0.63%
0.58%
0.53%
0.32%
0.31%
0.30%
0.28%
0.27%
0.24%
0.21%
0.21%
0.21%
0.18%
0.17%
0.14%
0.11%
0.09%
0.03%
0.02%
0.02%
0.01%
0.00%
前年同月
当月

(資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」よりハロワのいろは算出、作成