2012年3月7日水曜日

タイの運河計画と地政学・政治【クラ海峡】


交通の要衝としての海峡、そして運河、世界中を調べてみると、ホント地政学だなーと思うことが結構あります。運河で有名なのは、スエズ運河、そしてパナマ運河ですね。で、チンガポールに住んでいる私として気になるのが、タイに運河の可能性があるんじゃないのって話で、先日、客と話したんですが下記理由と政治的な理由で現状は絶対に無理ってことでした。

1)シンガポールは華僑の貯金箱
2)タイ華僑とシンガポール華僑は同根が多く結びつきが強い
3)軍事的理由

ホント、クラ海峡に運河ができたら、シンガポールの物流関係は全滅に近いくらいだろーなと思いますた。まぁ、航空貨物は、捌けないので、そこのところはネックですが、ちょっと記憶が曖昧なんですが、物流の99%、そして重量換算で99%が海運なんですよね。金額ベースでいくと、航空貨物は値が張るものが多いので、これが40%ぐらいだったような気がします。調べる気力がおきなかったので、申し訳ないです。

ホント、政治的な力と言うのがホント大きいんですね。チンガポールは、タクシン君ともつながりがあると言いますしね。

このクラ海峡のところ、半島の最狭部をみてみると41KM程度しかないんですよね。場所は、ハジャイというタイの深南部という一番南の位置に程近い、ところで、実はハジャイは、タイで二番目の規模を持つ町でもあるんですよ。近くには、プーケットやサムイ島、マレーシアに目を向けるとペナン島やパンコール島もかなりちかいところにあるんですよね。今の技術をしたら、40キロメートル程度だったら余裕で運河が掘れるじゃんと。経済的効果も距離にして1300メートルの短縮、航海日数にして二~五日(タンカーは船足が遅く、座礁を避けるための喫水の問題から潮待ちなどがマラッカ海峡で生じるため)の短縮になるということです。従って、運行コストが一隻あたり、数万ドルから数十万ドル節約することができ、さらに運河の通行運賃の収入は30億USドルになるとの試算もあり、いいことづくめですが、そりゃ、華僑の築き上げてきた今までの商流・物流ルートが変わることになるため、現状では、ホント絶対に無理ですね。新興勢力がでてきたらわかりませんが。


●華僑資本の反対するクラ運河(タイ王国)の可能性はなし!
http://moon.ap.teacup.com/goldport/870.html

●クラ海峡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E5%9C%B0%E5%B3%A1




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