2012年3月6日火曜日

弱小国家の防衛意識【常に危機感と隣り合わせのリスクマネージメント】


東京23区と同じくらいの大きさのシンガポール、人口もたった500万程度あり、水ですら隣国のマレーシアから輸入している、非常に脆弱な基盤のうえに成り立っているのですが、その危機感に裏打ちされたバランス感覚といったら、ルパンにでてくる峰富士子のようで、驚くものがあります。

軍も国の規模にしては、かなり充実しており、潜水艦も実はもっていたりします。また、兵役制度もあり、防衛意識はしっかりと植え付けられているようです。

さてさて、シンガポールは地下鉄に乗っていても、家にいても、常に有事の際のことが感じられることが多く、平和ボケした日本とは大違いだなと。それは、銃を持った軍隊の人間が常に巡回をしていおり、銃口を下に向けてはいるものの、すぐに狙撃ができるようにトリガーに指をかけています。はじめ見た時は結構焦りましたけど、今は、空港とかでみても、別にどーってことは無いです。日本は、警察が正当に銃を使っても訴えられるクソな国にまで成り下がってしまいましたからね。暴走するDQNや凶悪な泥棒など、有無を言わさず射殺すれば、犯罪率もぐっと下がると思います。

さて、シェルターの普及率を見て驚いたんですが、スイスすげーなと。永世中立国と言っていますが、軍隊とか、何気にすげーですし、高速道路とかも、即、戦闘機の着陸などに使えるらしいですからね。まぁ、イスラエルは、周りを敵に囲まれている中東の嫌われ者なので、敢えて言及はしませんが・・・・。

シンガポールは、今は法律でシェルターの設置が義務付けられていて、公営の住宅はシェルターが必ずあります。結構ドアが分厚くて、シェルターと書いてあるので、はじめ見た時は焦りましたけどね。あとは、地下鉄も中心部はシェルター構造になっているところが多く、開口部が結構小さいんですよね。

弱小国家とはいえ、色々考えられてんなーと。経済力、軍事力は、国力の主要な要素ですが、日本も有事のリスクマネージメントをしっかりせんといかんなーと思いますよ。

前居た会社は、安否確認システムを4年位前から導入していて、携帯に通知がくるようなものを導入していたんですが、リスク管理もしっかりしていて、有事の際の対応を常にシュミレーションしていましたね。急病人が出た際の搬送経路とか連絡先なども皆に周知徹底されていましたし。ある程度、会社がしっかりしていれば、最悪の事態を想定して色々やっているもんですけど、日本政府はホントクソだなと。自分の身は自分で守るしかないですけど、それにしても、税金だけ巻き上げといてクソだな。


・スイス 100%
・イスラエル 100%
・ノルウェー 98%
・アメリカ 82%
・ロシア 78%
・イギリス 67%
・シンガポール 54%
・日本 0.02%

●公営住宅の間取り ※必ずシェルターがあります
 http://www.findsingapore.net/forum/viewtopic.php?f=2&t=12425

●核シェルター普及率
 http://2r.ldblog.jp/archives/4828749.html




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