2012年3月24日土曜日

日本の鉄道を含むインフラノウハウ・実績の海外展開


私はかなり前から、日本のインフラ企業の海外への投資、更にはコンサルなどを提案してきましたが、ホント、2011年になってようやくコンサル会社が下記によって設立されていたんですね。つーか、場合によっては、大阪府、大阪市なんかがこれをやっても良い訳で、地下鉄や道路の計画から、下水道などのインフラも含めた運営ノウハウは極めて大きい訳なので、いままでやってきたことがそのまま生かせると。慎太郎は、水ビジネスで日揮か三菱商事かは忘れましたが、提携してそれをパッケージで売るということをやると言っていましたが、遅すぎなんですよね。

計画から建設だけでなく、維持運営などのノウハウも何十年も持っており、需要予測から、実績まですべてのデータも持っていると。ホント、なぜこれを売り込まないんだと私はずっと思っていました。

まぁ、水道事業とかゴミ処理とかは、ヴェオリア、テムズウオーター、スエズみたいな水メジャーと言うところが世界的に圧倒的に強いわけで、こういうところには太刀打ちできませんがパッケージで色々やれば、ジリ貧の日本から成長が見出せると思うんですけどね。


●鉄道海外展開 コンサル会社設立へ JR東や西など7社
http://www.asahi.com/business/update/1004/TKY201110040540.html

JR東日本など鉄道7社は4日、鉄道ビジネスの海外展開の可能性を探るコンサルタント会社を11月1日に設立すると発表した。東南アジアなどの新興国での鉄道事業の受注につなげるねらいがある。

社名は日本コンサルタンツ。JR東日本のほかにJR西日本、東京メトロ、JR九州、JR貨物、東京急行電鉄、京阪電鉄の7社が出資し、資本金は4億8千万円。JR東が株式の54%を持つ筆頭株主になる。JR西、東京メトロは21%ずつ、ほか4社は1%ずつ出資する。

来春、営業を始める。海外政府の鉄道計画に助言するほか、鉄道事業者の技術教育も支援する。鉄道網の構想から事業の運営・維持までを一貫して手伝う役割を担う。JR東の清野智社長は「東南アジアなど需要が見込める国から相談を受ける会社にしていきたい」と話した。

●海外の「鉄道オペレーター」との連携を通じた 国内鉄道会社の海外事業展開シナリオ
http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2010/pdf/cs20100704.pdf

●鉄道運行サービスの海外展開
http://www.nri.co.jp/publicity/n_letter/2010/pdf/nl20101001.pdf

●交通インフラ企業の海外市場への参入
http://www.nri.co.jp/opinion/k_insight/2009/pdf/ki20100102.pdf

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