2012年5月9日水曜日

資源メジャーとは何様だ!!【バナナの叩き売りはしない】

資源会社がやりたい放題ですね。というか、羨ましい。私もこういう会社へ行っていたら今頃やりたい放題で、本当のえちごやになってただろうなって思います。天下の新日鉄が業績予想を出せないなんてことがありましたからね。どーでもいいことなんですが、学生の頃、「お前ら何様だ」と電車の中でオッサンが小学生を叱っている時に「お子様」と小学生が言っているのを見て、オッサンが次の一手を打てないでいる姿がついつい頭に浮かんでしまいました。。。

さてさて、資源メジャーですが、前年比で9割の値上げとか平気でしていますし。それにこの市場はここ最近進んだM&Aで寡占が進み、バナナの叩き売りはしない状態なんですね。そりゃ、ちょっと前まで苦しい時代、冬の時代がずっと続いたわけですから需給の関係が変わり、価格支配力を得たら稼げるだけ稼ぐのは、寡占をした会社の戦略かと思います。ホント、ハイテク製品などと決定的に違うのは、基本は資源は有限って事なんですよね。ですので、半導体やLCDのように、「儲かっている会社がいるから、ウチも作ろう」と言うことがなかなか出来ないわけで、鉄のようなベースメタルについても、採算ベースに乗るところについては、大手が抑えちゃっている訳で、レアメタルに関しては、目も当てられないくらいのアチャアチャのやりたい放題の状況になっています。前にも書きましたが、高炉大手が業績予想を出せないぐらいのインパクトがあるぐらいですから。いま、日本国内の原発が全て止まりましたが、電力会社もそのうち業績予想が出せなくなると思っていますが・・・。昔は、資源は金があれば買えると言って来た人もおり、オースロラリアなんかに出張に行った人は、「その辺にいくらでも転がっている石ころだ」とまで言っていたくらいですからw 中東の旧アラビア石油の権益なんかもそうですね。「権益を失っても、金で買えると・・・・・」言っていたと聞きますから。

ちなみに、食糧のメジャーのカーギルというえちごやをもっと凶悪にしたような会社があり、この会社は、穀物を扱っているんですが、自前で人工衛星を持っていて、気象観測をしていたりしてます。あと、ターミネーターとかなんとか一代しか続かない種を売っているモンサントという種苗会社(ラウンドアップという農薬で有名)もあり、その凶暴ぶりはホント凄まじいですからね。いつ牙を剥くんだろうとびくびくしていますよ。

よく、聞く話は、「権益を持つとアホになる」と言うことです。プーチンもガスプロムでえちごやをやっちゃたんですが、その反動も大きかったといいます。資源外交とはよく言いますが、鼻くそをほじっていてお金が入ってくるビジネスモデル、いわゆる「鼻ホジビジネス or 棚ボタビジネス」と私は勝手に名付けていますが、これほどおいしいものはありません。特に、石油に依存した現代経済、ホント、アメリカの作ったビジネスモデルってすごいと思います。デュポンなんか、化学繊維やプラスチックのおおもとを作った会社ですしね。元々はダイナマイトのような爆弾の会社なんですけど・・・。私も鼻くそほじり機なんか作って、その特許でえちごや賞とか、ノーベル賞に匹敵するものを作ってみたいものです。余談ですが、ダイナマイトは、じゃがいもやトウモロコシからできるセルロースが原料になるというのも驚きですが、私の鼻くそも環境技術の要となる触媒のプラチナに変わるとかあればな~と馬鹿なことを考えています。


●資源メジャー一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/資源メジャー一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%80%E7%89%A9%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC

■石油メジャー (セブン・シスターズ)
1 スタンダードオイルニュージャージー(後のエッソ、その後1999年にモービルと合併しエクソンモービルに)
2 ロイヤル・ダッチ・シェル(オランダ60%、英国40% )
3 アングロペルシャ石油会社(後のブリティッシュペトロリアム、2001年に会社名の変更でBPに)
4 スタンダードオイルニューヨーク(後のモービル、その後1999年にエクソンと合併してエクソンモービルに)
5 スタンダードオイルカリフォルニア(後のシェブロン)
6 ガルフオイル(後のシェブロン、一部はBPに)
7 テキサコ(後のシェブロン)

■天然ガス
ガスプロム(ロシア)
(他、多くのオイルメジャーが天然ガスも兼ねる)

■鉄鉱石
ヴァーレ(ブラジル)(旧称リオドセ)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
BHPビリトン(オーストラリア・イギリス)

■原料炭
BMA(オーストラリア)
エルクバレー・コール(カナダ)
エクストラータ(スイス)
アングロ・アメリカン (南アフリカ共和国・イギリス)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)

■金
ニューモント・マイニング(アメリカ)
アングロ・アメリカン(南アフリカ共和国・イギリス)
バリック・ゴールド(カナダ)
ゴールドフィールズ(南アフリカ共和国)

■銅
コデルコ(チリ)
フリーポート・マクモラン(アメリカ)
BHPビリトン(イギリス・オーストラリア)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
ニッケル [編集]

■ニッケル
ノリリスク・ニッケル(ロシア)
インコ(カナダ、2006年にヴァーレによって買収)
WMCリソーシズ(オーストラリア)

■ボーキサイト
ルサール(ロシア)
アルコア(アメリカ)
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
アルキャン(カナダ)
BHPビリトン(オーストラリア・イギリス)
中国アルミニウム(中国)

■ダイヤモンド
リオ・ティント(イギリス・オーストラリア)
デビアス(南アフリカ共和国、イギリス)
アングロ・アメリカン(南アフリカ共和国、イギリス)
アルロサ(ロシア)

■穀物メジャー
ADM - 387基・533325千ブッシェル
カーギル - 286基・464091千ブッシェル
コナグラ - 100基・210958千ブッシェル
バンゲ - 53基・173012千ブッシェル
コンチネンタルグレイン - 71基・166346千ブッシェル
●資源メジャーの動向 JOGMEC
http://mric.jogmec.go.jp/mric_search/Search.do?akey=%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8B%95%E5%90%91&dsel=98&fyear=&fmonth=&fdate=&tyear=&tmonth=&tdate=&syear=2012&smonth=03&sdate=31&check=7&okey=&pkey=&nkey=&fflg=false&psel=50&nowPage=1&recordSize=0&ssel=0&ccheck=7+

●資源メジャーと天然資源まとめ 「ゆとり世代の生存戦略」より
 http://abroadoctor.blogspot.com/2012/02/blog-post_19.html




2012年5月8日火曜日

バナナの叩き売り発祥の地 【世界的なM&Aを考える:そんなバナナ】

やっぱり、今のM&Aの状況をみると本当に優良企業がバナナの叩き売り状態だなーと思います。この北九州の門司にあるバナナの叩き売りの発祥の地、訪れた時は感動しましたよ。

私がやるんだったら、バナナの叩き売りはしないと言うえちごや系ビジネスですけどね、モチロン。 このバナナの叩き売りの記念碑の写真を見ると、国際市場で勝ち残るためのオンリーワンの技術を持たないと生き残っていけないなーと思いましたよ。ある意味、教訓です。将来的に、ゴッホのひまわりのように、このバナナの油絵を教訓に飾っておきたいなと・・・

●バナナの叩き売り
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%81%AE%E5%8F%A9%E3%81%8D%E5%A3%B2%E3%82%8A


●バナナ大学
http://banana.co.jp/
↑こんなHPもあるんですね。






ローミング代の節約とスカイプ以外のオンライン番号【mydivert.com】

日本のオンライン番号(050ではじまるやつ)はもう3年くらい使っているんですけど、ホントこれは、日本の市内通話でシンガポールに転送されるので、ホント重宝しています。で、スカイプのオンライン番号というと、シンガポールもマレーシアもインドネシアもタイもないんです。まぁ、そうは言っても日本のものだけでも設定を変えるだけで、現地のSIMに転送できるので、相当助かってますが・・・・。国際電話代とローミング代ともに節約できて、ダブルパンチで効いてきますからね。前はデュアルシム(Dual SIM)を使っていて、一台の携帯電話に二枚のSIMカードが入るんですけど、思ったよりも使い勝手が悪かったんですよね。これは、日本でも流行るかな・・・と思ったんですけど、飲み屋のおねーちゃんとかは、完全に携帯電話を分けていて、営業用とプライベート用とあるみたいで、デュアルSIMの本来の目的とは違うので、まったく日本では流行らないと革新しましたw

そんな訳で、スカイプのオンライン番号は、シンガポールじゃ使えないので、ずっとオンライン番号を探していたんですけど、やっぱりあるんですね。結構、通信会社なんかは、国営っぽいところが多くて、そこの利益を守るために、規制をしていたと思っていたんですけど・・・・。これを使ってみて、実際かなりつかえました。何故かと言うと、シンガポールの番号も取れるからです。この番号を教えたり、あとは、携帯電話からこのオンライン番号に転送して、他の国の携帯電話に転送するなどすれば、料金がローミングするのに比べてむっちゃ安くなるんですよね。基本はIP電話なので、市内料金の適用となるんですよね。スカイプイン(Skype in)のオンライン番号もはじめは画期的で驚きましたけど、なんで番号が取れる国が限定されているんだろうとずっと不満を持っていました。これで、別の国に行った時なんかも、ローミングの高い電話代だという脅迫概念から開放されるw

それにしても、国際間の電話会社もジリ貧だなと。スカイプ同士だとタダな訳ですし、ここ最近はIP電話も流行っちゃっていますからね。通信関係って本当に旬の移り変わりが激しいだけに、今後もどんどん良質なサービスが出てきて料金の低下に繋がっていくだろうな。ホント殿様商売のKDD(確か、NHKと同じような安直さで国際電信電話の頭文字)もDDI(第二電電)とくっついて、超安易なネーミングで「そのままくっつけただけやん」というKDDIという名前になってしまったほどですからね。まぁ、弁当箱のようなものを担いで、電話をしていて、しかも待ち受け時間が丸一日程度しか持たなかった初期のアナログ携帯電話も完全に駆逐されてしまったわけですから、時の流れは早いなーと。ホントちょっと前まで、テレックスを使っていたこととか、クソ高い国際電話料金を払っていた時代が信じられませんね。まぁ、飲み屋のおねぇちゃんとかとのSMSのやり取りでふと思い出すんですけど、テレックスの名残がある、「ASAP(As Soon As Possible)」「2U(To You)」「BTW)(By The Way)」なんかを使ってきますが、これは、文字数に応じて課金されていたもので、ホント海外とのコレポンでいかに文字数を短くして料金をケチるかという昔の商社マンなどの緊張感が文字に凝縮されているような気がするなーとおねーちゃんをSMSをしていてふと思いだしますw

これで、インドネシアに行こうが、マレーシアに行こうが、タイに行こうが電話料金がむっちゃ安くなること間違いないです。もし、もともとの携帯電話の番号を変更したくない場合でも携帯電話の「Call divert」の機能を使って、空港でイミグレを通った後に、設定すれば大丈夫です。まぁ、これは、私なんかしょっちゅう忘れていたので、パスポートの表紙にテプラを張って「国境を跨ぐ前に、設定汁!!」とやってからは、忘れることはなくなりましたが・・・・。特に、陸路でマレーシアへ行く時なんか、忘れちゃいますからw

 



●mydivert
http://www.mydivert.com/buy_telephone_numbers/60_Singapore_numbers.html

●voipvoip
http://www.voipvoip.com/virtual-phone-number/singapore.html

ジョホールバルのレゴランド【JBのイスカンダル地区の開発の勢いは凄まじい】

シンガポールのお隣のJBことジョホールバルの開発の勢いはとまりませんね。NUSA JAYA地区はよく見学に行ったんですけど、シンガポールと違って、腐るほど住宅用地があるんですよ。ホライズンヒルとかも素敵でしたけど、レゴランドどんな感じかずっと気になっていました。

あのあたりといえば、ジャスコぐらいしか行くところは無いんですけど、シンガポールから地下鉄なんかが繋がったら、本当に便利になるだろうなーと。いっそのこと、シンガポールとマレーシアがくっついちゃえばいいのにと思いましたw もともと一緒な訳ですし。


●レゴランドマレーシア
http://www.legoland.com.my/





コンプガチャショックとタケノコ剥ぎ方式

ソーシャルゲームの大手で上場企業であるグリーとDeNAは景品表示法に抵触するということで、双方ストップ安になり、今後も下値を模索する動きになりそうです。何故なら総売上の9割以上を課金収入が占めるからです。5月7日だけでも時価総額で2000億以上が消えたとのことです。

抽選方式でアイテムを購入し、決められた数種類のアイテムをそろえると、さらに希少なアイテムを入手することができるというコンプガチャ方式ですが、数十万円かかる場合もあるとのことで、社会問題になっています。ホント、昔の買い切りのカセットのゲームの時代を知っている私としては、これが信じられませんね。以前、竹の子剥ぎ方式と書いたんですが、まさにその通りじゃないかと。まぁ、やったもん勝ちで、規制の前で荒稼ぎをした訳ですから、これはこれで問題が法律上は無いわけですが、倫理的には問題があるだろうと。特に、未成年が対象だったら判断能力が無いわけで、成人と同列で扱うわけにはいかんだろうと思います。まぁ、成人は自己責任になりますけどねw


●「コンプガチャ」ショック、成長企業を直撃
産経新聞 5月7日(月)22時32分配信
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120507/biz12050722160016-n1.htm


● ネトゲ詐欺【タケノコ剥ぎ方式】 2012年3月27日火曜日
http://www.akudaikan.com/2012/03/blog-post_27.html

ドバイとは一体何であったのか?

さすがにやりすぎの感があったドバイはドバイショックでとどめを刺されましたね。そうは言っても、オイルマネーの中心地、そしてエミレーツのハブ空港などもあり、徐々に活況を取り戻しつつあるようですが、バブルがあまりに酷かったので、さすがに元には絶対に戻らないと思いますが、活況を取り戻しているようですね。

確かに、空港や港湾などのハブ施設、さらに船舶のメンテナンスなどの拠点、ビジネスの拠点という意味では、シンガポール的な発想で、インフラを作ってそれを呼び水にという目の付け方は間違いではないと思います。ただ、パームやワールドのような普通の発想を超えたものは如何なものかと思っていました。そうは言っても、ヤシの木を真似た埋め立てのリゾート地や世界を縮図にした埋立地は、飛行機からも見えて、さすがにやり過ぎでしょうと思っていました。ホント、発想がアホですよ。でも、その下品さも好きですけどね。

「山高ければ谷深し」とはよく言ったものです。ドバイは、原油がGDPの僅か、4%程度を占めるのみで、一日の産出量も10万バレルと、VLCC(よく見る大型タンカーで通常は30万トンクラスで200万バレルの原油が輸送可能です)の積載容量を満たすためには、二十日もかかります。ちなみに、日本の原油の一日の使用量(500万バレル/日)の半分にもなりません。サウジやクェートの油田は、桁が全く違うので、比較対象にすらならないので、ドバイは、油以外にシフトしようとして投資をしすぎちゃったせいで、大やけどをしちゃったみたいです。

降雨量より蒸発量が圧倒的に多い砂漠気候で、強引に淡水化装置を使って水を作っていて、逆浸透膜(ポンプがすごい電気を消費します)にしろ沸騰式(沸かすので、すごい熱量が必要、また沸点を下げるとしてもポンプが必要)にしろ莫大な燃料を要するので、よほどの産油国でない限り、これを維持するのは難しいと思います。シンガポールも水の確保で苦労していますが、それとはコストが一桁も二桁も違います。シンガポールは熱帯雨林気候でバンバン雨が降りますが、ここは違います。夏場には50度を超え、地理的なメリットはあっても他は殆どメリットが見出せません。

一方、サウジアラビアは、こんな投資はしていないので、静観しています。数年前に、オープンした住友化学のラピーグのプラントなど、近い将来、再度起こるであろう資源高に備えて、確実に主導権を握れる投資を進めています。アラビアンライトはWTIが100ドルだったらマイナス10ドルぐらいかなーと思っています。オイルブローカーの話によると、中東の油は重いから処理に手間がかかると言っていました。そうは言っても、産油のコストが高く見積もって5ドルとしても、FOB渡しで85ドル丸まる利益になるわけですから、すごい話です。で、油は売り物ですから、原発を作って、安い電気を作りたいみたいです。

で、だいぶ前の話ですが、鳩山さんは、住友化学のプラントのオープンの時に、サウジの国王クラスと同格の政治家を出さなかったことから、原発の受注の絶好の機会を逃したと言われています。ちなみに、新幹線や航空機でもそうですが、フランスやアメリカのように国家ぐるみで売り込みをかける姿勢を少しでも見習って欲しいです。国益ですからね。

我が国は、日立(BWR)、東芝(BWRとPWR)、三菱(PWR)と三社も原発を作れるメーカーがあります。東芝は、買収したWHのPWR(加圧式)とBWR(沸騰水式)の世界で主流の軽水炉の二タイプの原発を供給できる唯一のメーカーです。そして、開閉器やその他の制御機器なども一貫して供給できる世界でも少ない総合電機メーカーです。フランスのアレバの送電線網を6000億円で応札したと先日報道されていましたが、こういうところはスケールメリットがきくところですから、頑張ってやってもらいたいものです。特にスマートグリッドは注目されていますからね。でも、自己資本が足りないので、増資と言うのは勘弁ですけどね。


●パームのHP
http://www.thepalm.ae/
●ワールドのHP
http://www.theworld.ae/index.html
●デベのナキールのHP
http://www.nakheel.com/en




2012年5月7日月曜日

植物油の収量と特徴【バイオディーゼルとバイオマスの考察】

マレーシアやインドネシアでアホみたいにプランテーションで作られているパームオイルですが、トウモロコシとかと比較すると油の収量の桁が一つちがいますね。我々がよく目にする植物油の代表選手としての大豆でも一ヘクタールあたり、たったの400KG程度ですからね。容積ですと、スーツケース3つ分ぐらいですね。1mX1mX1mの箱の丁度半分くらいといったらいいんでしょうか。これが、甲子園球場ぐらいの広さ(1kmX1kmX1km)の1ヘクタールから採れる量といったら、ホント少ないなーと思います。

パームオイルですと、5000KG、5トンで、1mX1mX1mの立方体の箱が5個分、大型冷蔵庫3つ分ぐらいと言ったらいいんでしょうか。ホント、これを考えるとバイオディーゼルとか色々言っていますが、ホント、効率が意外と悪いなと思います。榎本藻やオーランチキトリウムのような藻がが油を作るものとして本命視されていますが、政府などが全力で援助してやってもらいたいもんですよ。うまく行けばリッター50円くらいになるということですから、今の油の原価を考えるとトントンと言ったところじゃないでしょうか。

トウモロコシから作ったとしたら、それこそ気の遠くなるような感じがします。補助金とかなかったら完全に駄目駄目ですね。モノによっては、1リットル作るのに3リットルくらい費やすというアホなものもありますから。

ふと思い出したんですが、前に、私の周りで、インドネシアやマレーシアのガソリンが高いと馬鹿なことを言っていた人がいました。確かに、日本での日本人の給与で他の生活必需品などとの価格比率を考えると、高いんですが、この両国は日本の3分の1程度のガソリン価格ですからね。何が高いんだ!!と思いました。理由は、現地の人の給与を考えると高いと。もうね、アホかかと馬鹿かと。

ガソリンは、国際市況品な訳で、国際価格な訳ですから、それに連動するわけですから、高いも安いもないと。それに、EUや日本などと比べると、インドネシアとマレーシアは激安で、サウジアラビアなどの産油国(このあたりはかなり特殊でリッター12円程度なので比較になりません)の例外を除けば、世界でも最も安い部類に入りますからね。で、仮に1バレル100USDとして計算すると、原価は60円くらいになるので、両国は妥当な価格なんですよね。それに、レギュラーガソリンにいたっては、補助金がついて、安くなっているくらいですから。

勘違いしている人が多いんですが、発展途上国で生活をすれば、安く済むと思っている人もいるようですが、日本的な生活をすれば、同じということは殆どなく、基本はもっともっとお金がかかります。従って、「車がなければ生活ができない」と言うのは、自分達の基準を置いた屁理屈に過ぎず、代替手段はあるんですよね。日本だって、車がまともに一般世帯に普及したのは、ここ数十年ですから。ただ、車がなければ、今の生活スタイルでは、格段に不便になりますが・・・・。


●作物による植物油の収量と特徴
http://journeytoforever.org/jp/biodiesel_yield.html


■植物油の収量順に並べた一覧
作物 1ヘクタールあたりの油収量(kg) 1ヘクタールあたりの油収量(リッター)

トウモロコシ 145 172
カシューナッツ 148 176
オーツ(カラス麦) 183 217
ルピナス 195 232
ケナフ 230 273
キンセンカの乾燥花 256 305
綿花 273 325
ヘンプ麻 305 363
大豆 375 446
コーヒー豆 386 459
亜麻仁 402 478
ヘーゼルナッツ 405 482
トウダイグサ(euphorbia) 440 524
カボチャの種 449 534
コリアンダー 450 536
カラシナの種 481 572
camelina(アマナズナ属) 490 583
ゴマ 585 696
紅花 655 779
米 696 828
油桐 790 940
ヒマワリ 800 952
ココア(カカオ) 863 1026
落花生 890 1059
ケシ 978 1163
菜種 1000 1190
オリーブ 1019 1212
ヒマの種 1188 1413
ペカンナッツ 1505 1791
ホホバ 1528 1818
珊瑚油桐(サンゴアブラギリ) 1590 1892
マカダミアナッツ 1887 2246
ブラジルナッツ 2010 2392
アボカド 2217 2638
ココナッツ 2260 2689
ギネアアブラヤシ(パーム油) 5000 5950



2012年5月6日日曜日

シンガポールの地下鉄整備計画【LTAのMRT計画】

シンガポールはここ10年で100万人も人口が増え、国民からの公共の交通機関の不満が極めて大きいと言います。それで、今は急ピッチでMRTの整備計画が進んでいます。このMRTは地下鉄と訳されることが多いものの古い路線では、高架橋を走るものも多く、地下はほんの一部分に過ぎませんが、最近開業した路線は、自動運転で尚且つ全線が地下鉄となっています。

それにしても、今後の整備計画はすごいなーと。おそらく、今後20年間に渡り、建設業者は地下鉄関係の仕事があるんじゃなかろうかと思えるぐらいですからね。路線図と言ったらいいのか、この地図(Rail Map)を見ると見ると碁盤の目のようですごいなと、以前ストレートタイムスで見たのは主要エリアは、徒歩5分いないに地下鉄が配置されるようにするという記事でしたが、これを見て確信しましたよ。2030年には今の倍に総延長がなるらしいです。地下鉄のシールドトンネルの技術は、日本のお家芸みたいなもんですから、日系のゼネコンはずっと仕事が継続していくんじゃないかなと思います。ただセントーサとマリーナベイの二つのIRという大型プロジェクトが終わってしまった現在、目玉になるような大型工事がないので、地下鉄などのインフラ整備が金額的に一番大きくなるんじゃないでしょうかね。

本当にシンガポールの官僚は超優秀で、10年、20年後のことを考えて行動を起こしているんですよね。近隣のアジア諸国がいい加減な開発をやっているのとは大違いで、行動も本当に早い。都市整備計画も青写真がしっかりとしていて、これじゃ、先進国から投資があつまるわと思いましたよ。




●現在のMRT(地下鉄)の路線図
http://www.lta.gov.sg/content/lta/en/projects/rail_system_map_mrtlrt.html
http://www.smrt.com.sg/trains/network_map.asp

2012年5月5日土曜日

おなかの脂肪で歯茎再生【歯科再生、歯周病の治療】

歯の再生医療は登場が待たれるところですよね。今回のニュースは、歯周病で苦しんでいる方にとっては朗報ではないでしょうか。将来的には、歯自体の再生も可能になってくるものだと思っていますが、目先は、様々な方法が並行的に確立されることがまずは必要ですね。

この技術は、大阪大歯学部付属病院(大阪府吹田市)の村上伸也教授のグループがはじめたものであり、動物実験で効果が確認され、今後は人に対しての臨床実験が始まると言うことです。京大の京都大学の山中伸弥教授のiPS細胞(人工多能性幹細胞)は極めて有名ですが、このような技術がバンバンでてくるといいなーと思います。

おととしくらいだったと思うんですが、日本歯科大生命歯学部の中原貴教授と同大学新潟生命歯学部の佐藤聡教授が、マウスでの歯の再生に成功しましたが、実用化は10年以内じゃないかなーと言われています。あとは、歯槽骨の再生と言えば、エムドゲインとかGTR方とか探すとでてきますが、これは、歯医者さんに聞いたところ、結構難しいと言う話でした。まぁ、抜歯やインプラントをするという前には試してみたいものですけどね。ちなみに、組織再生誘導法(Guided Tissue Regeneration:GTR法)」は、「特殊な膜」で骨の欠損部を覆って歯肉の侵入を防ぐことで、本来再生されるべき細胞の形成を促します。もう一方のエムドゲインを使う方法は「歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法」です。この治療法は、「エムドゲインゲル(一般名:エナメルマトリックスデリバティブ)」という医療材料を、歯槽骨がなくなった部分に塗布して歯肉の侵入を防ぎ、歯周組織の再生を促すというもので幼若ブタの歯胚から精製されます。

個人的に気になるのは、エナメル質の結晶質であるハイドロキシアパタイトに、フッ素イオンを組み込み、その生成物を酸に融解させペーストを歯に塗ると物質が結晶化し、継ぎ目無く歯と結合するという山岸一枝教授の技術や「抜かずに歯を治す新しい治療」というEMATの富永歯科の富永先生の技術も気になりますね。



●おなかの脂肪で歯茎再生…阪大グループが臨床へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120503-OYT1T00635.htm

●山岸一枝教授のHP
http://homepage2.nifty.com/nmc/index_j.html

●徳島県鳴門市のとみなが歯科
http://emat.jp/

2012年5月4日金曜日

鉄道・高速鉄道と高速道路の建設費用と運営コスト【良質なインフラがなければ発展はない】

私は、コンパクトシティの推進論者として、都市のスプロール化には反対をしています。理由は、郊外の広い住宅や大型ショッピングモールは、車社会においては便利な生活が提供されることになりますが、交通弱者などにとっては、極めて厳しいものとなり、社会的コストが極めて大きくなることです。また、目先は良くとも、少子高齢化が進行することにより、周辺部は限界集落が発生するだけでなく、道路などのメンテナンスコストが極めて大きくなり、費用対効果の便益を考えた場合に、無駄がかなり大きくなるからです。基本的にビジネスモデルが焼畑式工業(焼畑モデル)な訳で、地域の利益を吸い尽くしたら撤退と言うことをやっており、しかもその利益は地元への還元は殆ど無い訳で、個人的には大店法改正の弊害だと思っており、地方の活力を無くした根本の原因でもあります。金融を中心として、バランスシートの改善やバルクセールなどの焼畑式のビジネスモデルが最近は中心ですが、日本人は本来、狩猟民族ではなく、定住の農耕民族ですから、焼畑式ではなく、農耕式とでも言ったらいいんでしょうか、それとも耕す式とでも言ったらいいんでしょうか、反復継続して土地が活用し、しかも将来にわたって収量を確保するために、保存と言う概念をも持っています。穀物なんかは、数年の保存にも耐えることができ、種も比較的容易に育成することができます。それが、一発屋と継続して農業ができることの大きな違いです。以前、「千個のシンガポールで地球が運営できる」として、「地球0.5%の面積で人類が養える【シンガポールが提言するコンパクトシティ】(下記にリンクあり)」のところでも書いたのですが、エネルギーの消費の面から見て、都市の方がむしろエネルギー消費が一人当たりで少ないと言うのです。これは、家族で住むことと一人暮らしをすることのコストで考えるとわかりやすいと思いますが、いわゆるスケールメリットです。一方で、最近はスケールデメリットと言うのも囁かれていますが・・・・。その意味でシンガポールとはある意味、究極の効率化を求めた国と言っても過言ではありません。

同じように人口密度が極めて高い場所が日本にもあり、様々な条件で似通った場所として沖縄があります。そして、効率的な交通手段として鉄道の建設を考えると、沖縄のような人口密度の高い都市には、鉄道がかなり有用だと思っています。特に沖縄本島の那覇あたりから、北部まで、縦断する地形は、鉄道のためにあるような立地であり、なぜ鉄道大国である日本において、建設が検討されなかったのかが不思議なくらいです。モノレールが近年ようやく整備されましたが、その営業距離は、中途半端なもので、島を縦断するようなものがあってもいいのじゃないかなと思います。鉄道とは、マス(塊)の輸送で極めて高い効率を誇り、その工法と用地取得費用によってコストが全く変わってきますが、ある程度の利用客が見込むことができれば、ある範囲内(半径50KM圏内程度)の局地的な輸送において極めて効率的な輸送手段なのです。これは、日本の事例がその効率を証明しています。MRT(マス・ラピッド・トランジット)が地下鉄の愛称として使われているように「大量高速輸送」なんですよね。

ベトナムのハノイとホーチミンを結ぶ新幹線計画(総延長1630KM、建設費用330億ドル:2兆6千億円、総事業費は5兆円)、そしてマレーシアのクアラルンプールとシンガポールを結ぶ新幹線計画(総延長330KM程度、建設費200億~300億リンギット:8000億円程度が建設費、車両費用は別だと思います)が東南アジアでは高速鉄道として計画をされており、前者は計画が今のところ白紙に戻りました。ベトナムでは、1キロ当たりの建設費用を見てみますと、16億円、そしてマレーシアの建設コストを見ると24億円となります。これは、日本の新幹線の上越新幹線の建設費が1キロ当たり 44.75億円、北陸新幹線が1キロ当たり 78.51 億円というデータからすると割安ですが、ベトナムは、ちょっと安すぎないかな?と思いました。トンネルや橋梁、橋脚などを多用せず、一般の盛土形式にするなどや土地の費用などが含まれていない可能性もあり、ここのところは内訳が分からないので、なんとも比較できません。

これが、日本の一般の鉄道や地下鉄の工事の費用ですと複線を基本としたもので、建設コストが土構造(盛土・切土)で15~25億円、高架橋で20~30億円、山岳トンネルで30~40億円、開削工法のトンネルで100億~200億、シールドマシーンを使って掘るシールド工法のトンネルで200~300億円程度程度かと思います。これらは、施工方法や施工条件などによって大きな違いがでてくるので、必ずしもこの通りにはなりませんが、大体の目安としてはこれくらいの金額になると思います。単線だと半分まではいきませんが、凡そ3分の2程度になります。なお、トンネル方式の場合は、用地費が大深度トンネルになった場合(日本の法律の場合)など補償も含めて殆どかかりませんが、高架方式になった場合は、土地費用や地盤改良や杭を支持地盤まで打つコストや橋脚や橋梁のコストが付加され場合によっては、かなりの費用がかかることもあります。

LRTのような路面電車やモノレールなどの新都市交通システムなどが最近流行っていますが、個人的には、東南アジアの都市は、軟弱地盤で且つ市内で洪水が発生するタイのバンコクのようにBTSスカイトレインのような方式が結構あっているような気がします。また、空港と都心部を結ぶエアポートリンクも完全に高架方式であり、このようなものが東南アジアの都市には向いているような気がします。特に水害のおそれがあり、タイの地下鉄は極めて水害にも弱く、他のアジアの都市、KLやジャカルタも同様の傾向にあるため、その点からも高架方式が採用された方がメリットが大きいと思っています。

私は、KLやジャカルタのような都市であれば、渋滞による機会損失が極めて大きいため、高架方式による鉄道の整備をもっと進めるべきだと思っていますが、計画がある程度あったり、実際に実行されていても、なかなか進まないのが現実です。あれだけの密集度と人口も500万人以上ある都市であれば十分ペイすることが予想できますが、バンコクのスカイトレインは建設コストが嵩んでしまったため、採算的には良くないようです。これも、東京や大阪の私鉄やJRのようにもっともっと早くから、計画して鉄道中心の生活であれば、ここまではならなかったと思います。あらためて、車中心の社会に問題を感じます。今後、化石燃料がどんどん値上げされることによって、状況は鉄道優位になりますが、一体どうなるんでしょうか?

シンガポールは、もう国として拡張する余地は殆どなく、不動産も極めて高くなってしまったため、おそらく、シンガポール政府としてもシュミレーションはしているでしょが、マレーシアとの併合もありなのかなと思っています。もともとシンガポールは、マレーシアの一部ですし、今の状況を考えると、頭打ちなのは明らかなので、高速鉄道をシンガポールからマレーシアのKLの間まで引いて、人口を分散させるのも悪くはないのかなと思っています。途中は殆どがパームオイルを作っているパーム園で、人工が集中している地域は皆無に等しいので、開発も容易です。何を馬鹿なことをと言うかもしれませんが、シンガポール人の多くは、前述のようにもともとマレーシアの人間であり、またシンガポールが独立した後もマレーシアから流入している人が経済界に多いのも周知の事実です。また、ケーススタディとして類似例を挙げると香港は既に中国の一部で、一国二制度を維持しているものの、基本的には、中国の一部です。同じことがマレーシアとシンガポールの間で起こってもおかしくはありません。カジノという特効薬を導入して目先の成長は獲得できましたが、10年、20年先を考えると伸びしろは殆どないですからね。今のように高いお金をかけて、地下鉄を整備するより、すぐお隣で、地続きで、且つ土地の値段の桁が2つくらい違うマレーシアを活用しない手はありません。シンガポールのすぐお隣のジョホールバルは、香港のお隣の深圳(深セン:シンセン)の発展の成功事例をもとにイスカンダル計画を打ち出しましたが、これはやり方しだいでは飽和状態のシンガポールの受け皿になるため、面白いなと思っています。特に、新幹線が上手くいけば、完全にシンガポールから通勤圏に入るエリアは、新幹線通勤が日本でも一部で行われているように、シンガポールとマレーシアの間で行われるかもしれませんね。

ちなみに、東南アジアでの渋滞は日常茶飯事で、その非効率さには驚くほどです。片側3車線の道路で1kmのマイカー渋滞は、内訳をみると400人ほどしかいません(5ナンバーサイズ乗用車1.7x4.7m、車間距離約5mとして計算)。これが電車に乗れば高々2,3両分にしかなりません。電車1線で、道路5~10車線相当分の人を運べます。機会損失なども解決されれば、本当にすごいことになると思います。その意味である一定以上の都市規模という大前提がつきますが、費用対効果費が車道建設より格段に良くなるのです。当初は道路のほうがよくとも、都市が発展し、オフィス勤務者や出張者などが増えれば、他の世界の大都市のように、鉄道を整備しなければ、人を引き止めることができないのです。本当に東南アジアの大都市は自動車会社が補助金を出しているんじゃないかと思うほど、自動車優先なんですよね。冗談抜きで、鉄道網が貧弱すぎるため、今後発展するのに足かせになっているぐらいですから。それを考えると東京の都市計画って、骨格はすぐれたものだったんだなーと思います。

東南アジアの大規模な都市部はみんなと言っていいほど、沖積平野となっており、見事に平野でまっ平らに近いくらいなんですよね。ですので、鉄道の最大のネックである勾配なんか意識することはなく、更に高額の土木構造物であるトンネルも殆ど作る必要がないと。あるとすれば、洪水対策や地下鉄のシールド工事や開削工事だと費用が高くなってしまうので、高架橋にするっていうことでしょうか。おそらく軟弱地盤でしょうから、地盤改良も必要になると思いますが、地下に作ることを考えたら易いもんです。日本のJRや私鉄のように平地に地盤面とほぼ同じところに通せば、コストはべらぼうに安くなりますからね。ただ、現状のように発展してしまった後ではもう無理です。中国のような強制的にできるような力がなければ無理ですから。北京や上海なんかは、自動車網、鉄道網なんかが素晴らしいらしいですからね。放射状、環状、それぞれしっかり整備されており様々な国の事例をしっかり学んで都市計画として反映させていると。基本的に平地じゃなければ、土木構造物を作るにしても、家をつくるにしても、ビルを作るにしても金がかかって仕方ないんですよね。日本みたいに山がこんなに多い国にこれだけの鉄道や道路網を作ったのは、本当に驚くべきことなんですよ、本来は。グーグルアースなんかを見ると一目瞭然ですが、関東地方が発展しているのは、日本最大の平野を後背地にしっかりと抱えていることにあります。良質なインフラと言う後の条件はあるといっても、何といっても、これが発展の大前提ですから。

あと、先日開通した新東名高速道路の先行開業区間が162KMですが、これは、2.6兆円の事業費をみると、だいたいキロ当たり160億円ですね。しかし、第二東名は、高規格道路のなかでも設計速度が140KM とも言われ、片側三車線の合計六車線、しかも勾配率や線形が良くしてあることもあり超高規格道路です。しかし、通ったことがある人はわかると思いますが、コスト削減として猪瀬ポールや姉妹品となる猪瀬ブロックで強引に片側2車線にしてあり、将来、本来の片側3車線に戻そうとしても、電光掲示板の支柱なども移設しないといけない構造なので、余計なお金が将来にかかるという本末転倒なものとなっています。猪瀬と民主党はアホだなと思いますよ。新名神、新東名の超大断面のトンネルとか高架橋などの超高規格な例を除けば、普通の一般の高速道路は土構造(盛土・切土)で20~50億円、高架橋で40~60億円くらいが概ねの費用だと思います。新名神・新東名がムダだとか、高規格過ぎるとか言う人がいますが、30年に一回の災害、100年に一回の災害などを考えたらどうでしょうか?正直、東名や名神が災害で潰れたら、日本列島がそれこそ麻痺します。大災害が起こった時じゃないとそれは評価されませんが、列島の大動脈ですから、これは致し方ないというか、東名のバックアップとして絶対に必要だったと思います。それが東海道新幹線にも言えるんですよね。JR東海があれだけあせって、自前でやるっていうのは、インフラが限界に近づいているからっていう話もあります。

エネルギーだとか人口、軍事力だとか、国力の要素は色々ありますが、やはり、発展をするためには、良質のインフラなくしては発展はしません。その点では、日本は、道路、鉄道、空港、港すべて同時に整備したため、タイムラグがありモータリゼーションが進んだ途上国に比べてメリットがあったと思います。あと、思うのはインフラとは、言葉どおり、目に見えない構造です。社会資本とも訳されますが、製造業もサービス業の普及も、インフラなしにはなしえないのです。その意味で、日本の計画はしっかりしたものであり、将来を見据えることができていたものだと思っています。

宇部興産のように、一般の私企業が自前の道路や橋、船を着けるための岸壁を持っていますが、これが、公共の道路だったらどうでしょう、公共の岸壁だったらどうでしょう?確かに使用頻度や税率によっても企業へのコストは変わってきますが、自前でフル稼働するということはよほどのことがない限りないです。そのようなことから、道路や港湾は製造業の大動脈でもあり、多くの人はそれを意識していませんが、実はとてつもなく大きなものだったのです。いわゆるロジスティクスは、兵站と呼ばれ、一種の戦争用語です。ビジネス用語はよく、戦争用語になっているように、ビジネスは一種の戦争ですからね。

インフラって、インフラストラクチャーの略なんですけど、直訳すると「下部組織とか構造基盤」なんですよね。定義としては、学校、病院、道路、港湾、工業用地、公営住宅、橋梁、鉄道路線、バス路線、上水道、下水道、電気、ガス、電話などを指し、社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称とWikipedia先生には書かれています。簡単に言ってしまうと、生活を維持するためのライフラインとでも言ったら良いんでしょうか。世界のトヨタも、セブンイレブンやローソンなどのコンビにも、インフラなしにはその便利な製品やサービスが提供できないんですよね。ここのところを考えないと発展する都市の条件を満たすことがなく、頭打ちになってしまって、港湾や道路などが慢性的に混んで、そこがボトルネックになってしまうということがありますからね。30年、50年先を見据えた中長期的な都市計画なしには、発展とはあり得ないんですよね。目先の利益で都市整備を進めてしまうと、地下鉄の整備でべらぼうな費用がかかったり、立ち退きなどの交渉で時間もかかると。その機会損失って言ったら半端ないですよ。東南アジアでそれがまともにできているってないんですよね。都市国家として、かなり例外ですけど、シンガポールくらいなんですよ。あとは、鉄道がダメダメですけど、マレーシアですかね。

建設などのイニシャルコストだけが注目されるところですが、その後のランニングコストとなる運営コストも無視できないところです。これは、線路や道路の修繕維持コストがメインになりますが、長く使えば、橋の架け替えなども発生します。信号や電光掲示板などの費用もあるでしょうが、これは、利用者が多ければ多いほど、費用が捻出しやすくなります。これらの問題を象徴するJR北海道問題は、上下分離方式が取り入れられていないことが一番大きいと思うのですが、なぜ、それが問題かというと下部(インフラ)の管理と上部(運行・運営)を一緒にしたら、運行頻度の少ない鉄道は、それがすべて運賃に跳ね返ってくるからです。道路は、高速道路などの有料道路以外は基本的にタダですからね。重量税やガソリン税などがあると言っても、鉄道のように自前で全部負担することを考えたら、無視できるものですからね。このような点からも、地方に関しては、鉄道輸送というのはデメリットが多いものの、都市部に関してはそのエネルギー効率や輸送効率など、様々な面で区立的なところが目に付くんですよね。従って、中央と地方、その特性に応じて、インフラの計画をしっかりと立てて、目標を達成するためにしっかりとした計画を立てないといけないんですよね。

あと、人口動態もちゃんと盛り込まないと駄目ですね。日本のように1950年代のベビーブームに代表されるように、人口が急激に増えたことと、その構成がピラミッド型から逆ピラミッドになったということです。今から、たった60年ちょっと前には、人口は7000万人をちょこっと超えるぐらいだったのが、2006年のピークには1億3000万人となり、現在は、人口が減りつつありますが、こんなに人口が急変動した時期は人類では経験がありません。合計特殊出生率が2を切っているなかで、急激に人口は減るでしょう。社会学的に言う人口ボーナスから人口オーナスと言うことです。これは、栄養状態の改善、医療技術の進歩によるところが8割以上を占めると思いますが、人類が今まで経験したことのない平和で豊かな時代ですが、後世にも大きな禍根を残す時代だったと振り返られると思います。現在、社会保障も破綻しかけており、社会インフラも遠くない将来に維持できなくなり、選択と集中をしなければならなくなります。大量生産・大量消費の時代はとっくの昔に終わり、急激に縮小する人口、市場を眼前に私たちは対応をしなければなりません。

太平洋ベルトと呼ばれる、東京、名古屋、大阪、九州の地域に現在も人口が集中していることを考えると、そこに経営資源を集中し、他の地域は縮小均衡でやっていかないと国が倒れてしまうことにもなりかねません。確かに、高速鉄道や高速道路は便利ですが、今のまま整備を続けていたら、とんでもないことになります。エネルギーと食料の問題さえ解決できたら、殆どすべての問題は解決できるんですけどね、世界中で。あと宗教の問題は、ほぼ永遠に解決できない問題だと私は思っていましたが、これもエネルギーの問題が解決すれば、ある程度は落ち着くかもと思ったりもすることがあります。

日本が今直面している問題は、今後、中国や東南アジアでも、時間差で起こる問題です。特に中国は、日本より人口構成が歪なので、ある瞬間から日本など比較にならないスピードで人口オーナスが進みます。雁行型と言われ、日本を手本にキャッチアップを目指してきたわけですが、こんなところでも、日本と同じことになるとは、皮肉ですね。人類は、便利さを手にした代わりに、とてつもなく大きな代償を払わなければなりませんが、救世主となるエネルギー革命、食糧革命は起きるのか、楽しみでもあるところです。


●地球0.5%の面積で人類が養える【シンガポールが提言するコンパクトシティ】
 http://www.akudaikan.com/2011/11/05singapore.html

●ベトナム高速鉄道計画
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93%E8%A8%88%E7%94%BB
●東南アジアの在来鉄道整備状況 ーベトナム・南北高速鉄道建設計画ー
http://www.ihcc-info.org/mem-seiiki-seito-jukei-map01-konmin01-vietnam01-rail01.html
●それいくら?
http://homepage1.nifty.com/tabi-mo/ikura.htm

●インフラストラクチャー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

2012年5月3日木曜日

種が違っていたのなら?【黄色人種の日本人夫婦から黒人が生まれたのは種違い??】

元読売巨人軍で、横浜ベイスターズにいた○○元選手、奥さんも日本人で肌が黄色いにも関わらず、赤ちゃんは肌が黒かったそうな・・・・・。

先日、高額な養育費を請求した某有名投手の奥さんも、顔がベビーシッターの男の顔にそっくりと言われており、いまさらながら、世の中には、種が違って、実は・・・・と言う人が多いんじゃないかと言うことを改めて思いました。昔、テレビ番組で、100人くらい集めて、顔にモザイクがかかって、いろんなことを聞く番組があったんですが、世の中乱れているなーと思いましたもん。そのなかで、印象的なのは、「自分の子が亭主じゃない可能性がある」と言う質問に、確か2割が、そうだと回答をしていたような記憶が・・・。

それにしても、○○元選手の件は、明らかにわかるものの、殆どは、似てないね・・・・で済ませられるんでしょうが・・・。しかし、間違って口を滑らせて言おうもんなら、場の空気が凍りつくこと間違いないです。私も知り合いで子供が生まれた人がいたんですが、空気読めない人がいて「お父さんに似てないね」と発言したあと、どんよりと周りの空気が重くなり、皆無口になりましたから・・・

さわやかなイメージが強いんですが、背負ってるもの大きいんだなーと思っちゃいましたよ。ホント、人生いろいろ、何が起こるかわかりませんね。

特にネットの時代、記憶から消えても、記録にはしっかり残って、ホント末代まで語り継がれるだろうなと・・・・。偉大な選手でしたが、奥さんの人選ミスでっていうのもあまりにも哀れすぎますな。

○○元選手も不憫ですが、子供はもっと不憫ですね。特に子供には何も責任は無いのに・・・。

それにしても奥さんは、クロマティの直撃ライナーのホームランの威力が忘れられなかったんでしょうか・・・。

肌の色が違うとか明らかに見た目が違うのなら解るのでしょうが、今はDNA鑑定の技術があります。これで壊れる家庭もたくさん出てくると思います。知らなくて良かったものが・・・・・。古きよき時代にはもう二度と戻れないんですよ・・・。


●○○元選手
http://blog.livedoor.jp/weekchange-beronupes/archives/51223077.html

皆さんは、現在、テレビ東京でプロ野球解説者をしている
元横浜ベイスターズのV戦士、○○元選手をご存知でしょうか?
元々巨人軍に在籍していて、顔が長いことから「ウマ」などと
呼ばれていた選手です。○○元選手は結婚して2ヶ月で離婚しています。2ヶ月。スピード離婚もいい所です。

元々 この結婚はできちゃった結婚でした。入籍した時、奥さんは既にお腹が相当大きかったそうです。2ヵ月後。奥さんに陣痛が!
○○元選手は一緒に病院に行きました。分娩室の中で、奥さんの手を握り、一緒に出産を乗り越えようと頑張る○○元選手。オギャー!オギャー!   ??

分娩室の中は異様な空気だったそうです。なぜか・・・。それは、赤ちゃんの肌の色が、黒かったんだって・・・。助産婦さんも○○元選手におめでとうございますとは言えなかったそうです。○○元選手は呆然としながら奥さんに言ったそうです。「とりあえず、お疲れ。」

フェルメネス:彼の奥さんが出産した子供が黒人でした。もちろん奥さんは黄色人種 駒野選手も黄色人種 イエローとイエローの間にブラックは生まれません。これは奥様が御産卵された御相手の種親が○○元選手選手ではなく、黒人の方だったという事実です。これを受けた○○元選手選手、堪らなかったのでしょうか?2ヶ月で御離婚されました。生殖において不節操なデキちゃった結婚、性的にすさんでいたところを見ると同情する余地はありませんが、奥様のこの後の子育てを思えば、夫として親としてお子様が成人を迎えるまでは家庭生活を維持していくのが男性の責務ではないでしょうか?

●ダルビッシュ次男とサエコの雇ってるベビーシッター男がそっくりすぎると話題に
http://blog.livedoor.jp/hisabisaniwarota/archives/52118460.html

2012年5月2日水曜日

愚民政策と3S政策で日本はアホになったのか?【搾取、得するのは誰?いわゆる宗教的な洗脳??】

宗教の原点を考えるとホント、極めて完成させられたシステムだといつも感心してしまいます。こんなことを日本以外で言ったら、殺されても文句は言えませんが、イスラムにしてもキリストにしても、ヒンドゥにしても、ホント関心してしまいます。そりゃ、1000年以上もやっていたら、フィードバックして矛盾なんてないんだろうなと思いましたもん。それに、お祈りや賛美歌のように「反復継続で習慣」にすることがキーポイントです。無意識に組み込み、生活の一部にしてしまうのです。異常もずっと続けば、通常に成るのです。文字通り、神格化する洗脳行為を本当に良く知って、宗教って作られています。教育なんかも同じ概念で、反復継続で思想を植えつけていきます。教育は一方で、愚民政策を実行する際にも用いられますが、広義の意味でも狭義の意味でも、高等教育は含みません。考える力を与えると言うことは、暴動などの原動力になりますから、知識層は作ってはいけません。知識層が弾圧された歴史は、世界史を見ると目的が為政者のためだとすぐにわかります。

フランスへ行ったときに思ったんですけど、モンサンミッシェルみたいな一見、華麗に見えて、実は、城みたいな堅固な防御ができる体制なんて普通の人は思いもよらないと思います。それと同時に、カーストも身分を固定してしまうことによって、鼻くそをほじっても生きて生ける人ができて、それが没落しないとなれば、喜んでやるでしょう。急にやるとばれてしまいますから、徐々にというのがポイントですね。愚民政策にしても、徐々に馬鹿にしていくというのがポイントですが、いろんな宗教を見てみると、何百年、千年、二千年という歴史をかけて、矛盾をなくしていく完成された理論というのがまたスゴイと思います。とは言っても、科学では証明できないことがたくさんあり、理に叶ったこともあるので、一概に悪いとは言えないんですけど、それにしてもその成立の過程を見ると、やっぱり、人の欲ってすごいんだなと改めて思います。

あと、発展途上国のスゴイところは、少数の人が多数の人から搾取するというシステムがホントうまく機能しているということです。いわば、ネズミ講の世界と言った所でしょうか。で、一度、のし上がったら、よほどのことがない限り、転落をすることがないというシステムは、やっぱり、美味しいじゃんと思います。で、カーストで思ったんですけど、カースト制とは、皆さんもよくご存知だと思いますが、職業が生まれたときから決まっているというヤツですね。ですから、結婚も違うカーストと簡単にできず、親が結婚相手を探してくると言う・・・・・。で、恋愛結婚なんてしようものなら、村八分ということがあり、自分だけでなく、親や親戚中に迷惑をかけてしまうという・・・。恥の文化やプライド、それから掟が悠久の時を刻み、人の脳の中にしっかりと刻み込まれているからでしょうね。日本は、欧米化が進みAmerican Way Of lifeがしっかり染み付いてしまい、核家族、あと、一人暮らしなーんていうのがスゴイ勢いで進んでしまいましたが、ホンの数十年前までは、大家族が当たり前だったんですよね。誰がこうしたのか?といったら、やっぱり誰でしょう。テレビの見すぎで私は馬鹿になってしまいましたが、それがなかったら、今頃は、博士か大臣じゃなかったのかなと思うことがよくあります。

日本は、比較的宗教の概念が他国よりもゆるいので、こんなになってしまったのでしょうが、インドは、いまだにその概念が強く、ベジタリアンが多いことから、戒律はしっかりと守られています。ですから、当分は日本のような文化の崩壊の危機はないんじゃないでしょうか。そうは言っても、今の時代、本当に情報の伝播は早いので、逆の方に動き始めたら早いかもしれませんけど。

で、話は変わりますが、インターネット革命という情報革命が、情報の格差を無くし、タダに近いようなコストで世界中から情報が得られるだけでなく、逆に発信できるというシステムはホント、スゴイことだなと思います。中国の労働争議も携帯電話で色々な工場で連絡を取り合って起こしたといいますし。その一方で、エネルギー革命がきっと遠くない将来に起きると思っています。現在の、石炭や石油を中心とした化石燃料の世界も、ひょっとしたら、私の鼻くそが実は、原子力発電以上の効率のいい燃料になって、エネルギー問題が解決ってことも、実はありなのかもしれません。となると、一気に大富豪ゲームが現実味を帯びてきますね。戦後のどさくさにまぎれて、のし上がった人も多いと思いますが、近い将来、大富豪ゲームの現実版なんてあるかもですね。そしたら、私なんかが、内閣総理大臣になったりとか・・・・・。なったらなったでスグに射殺されて、「はい、おーしまい」になりそうですけどね・・・

辞典で調べてみると、「ぐみん‐せいさく【愚民政策】 為政者がその権力を保つため、人民を政治的に無知な状態にしておこうとする政策。」と書かれています。へぇー、確かに発展途上国は、一度金持ちになったら、没落しないシステムで、実業家が政治家を兼任し、自分の好きなように法律を変えているということも結構あります。

よく、政治手法として韓国やフィリピンの3Sとか、イタリアの「パンとサーカス」、スケープゴートとか言われますが、本当に愚民政策というのは、その狙いが明確なので、よーくわかります。カンボジアの虐殺も知識層がいては困るから・・・・というのが根底にありましたから。ちなみに、「3S政策とは、大衆の関心を政治に向けさせないように取る愚民政策のひとつです。3Sとは、Screen、Sport、Sexの頭文字を取ったとされる。スクリーン、スポーツ、セックスまたはスピード(クルマ)は大衆の欲望動員による娯楽として、それらに目を向けさせることにより、民衆が感じている社会生活上の様々な不安や、政治への関心を逸らさせて大衆を自由に思うがままに操作し得るとされるらしいです。ココ最近では、Screenとは、パソコンのディスプレイとかスマホの画面とも言い替えられますね。LINEやユーチューブ、そしてモバゲーなどのネットゲームに興じている方でしょうか。苫米地氏によるとこのようなものはトランス状態になって洗脳にはピッタリのようなニュアンスで受け取れますから。若い世代なんか、中毒症状って半端じゃないと思いますよ。ネット中毒、スマホ中毒ってやつでしょうか。

ホント、私もビジネスで、交渉相手がアホだったら、助かることが結構あるのですが、そうはうまくいきません。たまたまアホで結構うまくいくこともあるんですけど・・・・・・。それよりも心配なのは、日本が10年、20年かけて徐々にアホになってきたことです。円周率も「3.14」ではなく「3」になったといいますし。確かに、円周率を3にしたところで、どーってことはありませんが、少なくとも整数ではその円周率の意味が出てこないと思うんですね。何兆ケタなんて言うのも無駄の極地ですが、「3」というのも・・・・というのが一般市民であり、ゆとり教育をギリギリ受けずに、さらに週休二日の恩恵を得られず、第二次ベビーブームのあおりで、受験で苦労した世代の視点での意見でございます。それを考えると、時間をゆっくりかけて、徐々に国民を馬鹿にしていこうとする思想というのは良くわかります。気づかないうちにアホになっているというのが一番タチが悪いですからね。特に、日本では、テレビによる効果的な洗脳が今まで行われてきました。おっと、テレビに限らずマスコミはと言い替えても良いかもしれませんね。ですので、マスコミがブームを作って、車や商品、あとはレストランなども思いのままに流行らせることができましたが、インターネット全盛の時代になってからは、テレビを見る人が少なくなり、思いのままにブームを起こすことができなくなりました。やっぱり、マスコミに洗脳されて踊らされていたんだわと思いましたもん。車とかもメーカーが電通とか博報堂に広告費を払っているんで、そりゃ良いように言いますわ。「車がある男じゃないと駄目」とか言うのも完全にマスコミの洗脳ですわw

いわゆる「ゆでガエル」現象というやつでしょうか?ちなみに、茹でガエルとは、水の温度を徐々に上げていってもカエルは気づかないというやつです。この「徐々に」というのがポイント中のポイントです。私の前の上司がよく言っていましたが「金の交渉の時だけ行くと、怪しまれるから、毎日行って、麻痺させて、会話の中にドレッシングしろ」というのが最近良くわかります。

それにしても、漢字が読めない政治家を馬鹿にしていましたが、結構、新聞も誤字脱字がおおいですからね。昔だったら、ありえないですけど。本当に、ハムスターを内閣総理大臣にしたほうがよっぽどいいなと思い始める今日この頃です。

最近思うのは、家族を中心としたイエ制度の破壊や教育の質の低下は、日本国民を見えないところで徐々にと言うのがミソですが、徹底的に破壊したと思っています。そうです、ボディブローのように、じわじわとその効果が出ているんですよw ヒトを作る教育を今まで長い年月かけてきてやってきたのに、たったの数十年で完全に壊しちゃったと言う感じですから、それを直すのは気の遠くなるほど時間がかかりそうだなと思いますよ。「世の中は便利になった、でも人間関係までは便利にならなかった」ってことなんですよね。目先の便利さや楽しさに騙されて、結局失ったものはとてつもなく大きかったと。それを考えると戦前の日本ってすごかったんだなと思いますし、アジアを開放させる原動力になったんだなと思うことってかなりあります。

最終的には誰が得をするのかな?その利益誘導を見れば、その目的は明確ですが、日教組なんかもその目的を達成するために、本当に貢献したんだな~と思いますもん。朝日新聞もそうですなw 茹でガエルを狙ったのかなと思うこともありますが、利益誘導なんですよね、結局は。

●ユダヤが長い間迫害されてきた理由
 http://matome.naver.jp/odai/2137950327511744801
 国旗の五芒星で有名なイスラエル、知識人が多いこと、金融関係を牛耳っていることでも有名ですが、浮浪の民族であるユダヤ人は、迫害されて、土地に土着することもなく、モノも収奪されたなかで教育が最大の財産だったんですね。

 教育重視は、実は中世に発達した国際宗教としては特殊な性質です。中世において、どの国でも平民は文字が読めなくて当たり前でした。また、支配者としては、民衆が外国語を覚えたり、知識を蓄積していくことは都合の悪いことでもあったのです。

【過去の関連日記】

2012年1月29日
水は高きより低きに流れ」、「金は低きより高きへ流れる」【華僑の格言】. 世界三大商人(ユダヤ、インド、華僑)と言われる華僑ですが、東南アジアでの華僑の存在感は本当にスゴイですね。本家の中国でも、鼻ホジ型(鼻くそほじり型)のビジネス ...

2012年5月1日火曜日

5月21日の金環日食


潮の干満がたった月ごときであれだけ影響されるのですから、他の要素が加わったらすごいだろうな。ホント、地震だとかも当然、この引力の要素が絡んでいると思います。

ホント、最近、不気味な地震が多いですけど、でっかい地震がおきないといいな。

レイラインハンティングという私の大好きなHPがあるんですが、本当に小田急線が富士山のご来光のラインに一致するとか、鹿島神宮とかのレイラインとか、本当によくここまで調べたなと思えるような記事が結構多いんですけど、今度の2012年5月21日の金環食も書かれていました。やはり、押上のスカイツリーのことが触れられていて、5月22日が開業というのもなんだか怪しいと思うんですよね。

陰謀説とかいろいろありますけど、311の東日本大震災も、この風水の乱れがあり、結界が壊されたことにあるという人もいます。鹿島と富士、そして、スカイツリーのライン、本当にこの近くを金環食が通るというのは、なんだか、偶然の一致とは思えなんですよね。

5月5日と6日にかけてのスーパームーンも、ちと怖いな。


●金環食とレイライン
http://obtweb.typepad.jp/obt/2011/11/ecrips.html

●Moon system
http://www.moonsystem.to/main.htm



2012年4月30日月曜日

井上晴美と貴乃花は似てる? 【瓜 TWO】

いやいや井上晴美って誰かに似てる???と思っていましたが、貴乃花に似てますね。ようやく歯にはさまったものが取れた気分です。そう、貴乃花に似てるんですね。




2012年4月28日土曜日

田んぼが油田になり、日本が産油国へ【藻という代替エネルギーの可能性】




ある意味で福島の原発事故は、エネルギー革命の転換点になるかもしれません。費用対効果でみると、原発のコストそして、原油のコストは人類が今まで経験したことのない領域に突入しています。WTIなんかも100ドルをコンスタントに超えてきているぐらいですから、そりゃ今までコストが高すぎたものも、採算に乗るわけです。

藻が燃料になるっていうのは筑波大学の渡辺信教授が沖縄で見つけたオーランチキトリウムやIHIがベンチャーを作った榎本藻が有名ですが、本当に貧農が一気に石油王になるかもしれません。そうなると、田舎の土地を買って買って買いまくれ!!!となるかもしれません。本当に時代が変わったなーと最近思います。藻だったり、水なんかがエネルギーになる時代が来たのですから、そりゃすごいことです。

「商品の時代」「農業の時代」がきたなーとジムロジャース氏が言っていますが、いろんな意味で農業はキーポイントです。石油依存にしてきたシステム、そして市況品がことごとく米ドル決済だったように、本当にアメリカの作ったシステムはすぎいなーと思っています。といってもロンドンのインタバンクレートのLIBORがあって、なんでNIBORがないんだろーと疑問に思います。東京のインターバンクレートのTIBORがあるぐらいですから・・・・・。

世界金融市場の三極(ロンドン、ニューヨーク、東京)のひとつ、ロンドンは、保険やバルチックの指数、そして非鉄金属などでいまだに力を持っていますが、本当に、あれもシステム的にすごいわな。そういうわけで、全力で「貧農から油田王」に投資してみますか?

あと、デンソーが力を入れているオーランチキトリウムや榎本藻のほかに、アメリカでのサファイアエナジーというところも気になっています。「日光+二酸化炭素+サファイアの技術(藻)=再生可能ガソリン(Sunlight+CO2+Sapphire=Renewable Gasoline」のってことで、この技術のたらしたインパクトは非常に大きいと思います。温暖化ガスと言われる、二酸化炭素が太陽光とサファイアエナジーの技術により、原油に極めて近い性状を持つ油へ生まれ変わると言う技術が実用化され、採算ベースに乗れば、非常に大きな効用を世界中にもたらすと思っています。

なぜなら二酸化炭素の削減とエネルギー源の供給と言う一石二鳥のことが行われるからです。もともと化石燃料は、太古の微生物の死骸が化学変化したものと言われていますが、それが気の遠くなるような時間をかけずしてできるというのは、極めて人類にとって有用な発見だと思います。さて、今後、どうなるか注目したいと思います。

また、これとは別に、林冠という極めて微妙なバランスの上になりたっている熱帯雨林の生態系が再現できたり、サボテンのように砂漠地帯でも育つ植物が短期に生産可能であれば、砂漠の緑化を実現することも可能だと思っています。イノベーションに期待したいです。

本当にいまから、農地に投資をして、田んぼの油田王になろうかな?と目論んでいます。ちなみに、私がある日突然、「殿」という名前になっていたら、そういうことだと思ってください。


●サファイアエナジーHP
http://www.sapphireenergy.com/

●田んぼで石油をつくろう
http://d.hatena.ne.jp/nyankosensee/20101210/1291989597

現在1ヘクタールの米農家は5tを収穫し100万円の収入・・・食っていけない(T^T)
ところが同じ田んぼで石油藻を栽培すると10000tで6億円の収入ってことだよねえ
リッター100円の車用ガソリンが50円で製造できるなら利益率50%。
するとこの農家は3億円の収入に???
話10分の1としても現状と比較してすごすぎる!!!





2012年4月27日金曜日

プルト君とフルアーマー枝野


ボクが体内にはいると、およそ30年以上、骨や肝臓などでないぶひばくをするけど、直ちに健康に影響が出ることはないって、テレビで枝野さんが言っていたよ!

さすがに、元弁護士である正義感の強さ、フルアーマー枝野の勇士を見ると正義感の塊のような気がします。

●頼れる仲間プルト君
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%89%A9%E8%AA%9E_%E9%A0%BC%E3%82%8C%E3%82%8B%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E5%90%9B

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=W7mjHhu0-kI





↑演説での警戒っぷりすごいですなw




2012年4月26日木曜日

新日鉄の技術が韓国のポスコに流出


東芝のDRAMの技術が韓国のサムスンにわたり、東芝の競合として、あっという間に大きくなり、今や多くの分野で世界一になってしまったサムスンが良い例ですが、技術の開発って馬鹿みたいに時間がかかっても、今の時代、ノウハウだとかリバースエンジニアリングですぐにキャッチアップできるものが多いんですよね。しかし、素材なんかは、ほんとうに10年、20年の時間がR&Dにかかっているもので、単純なようでいて、実はそうでないものも結構多いんですよ。ですから、特に「鉄は国家なり」というぐらいの産業の基盤となる製鉄産業がこのザマじゃ・・・・・と思いました。

まぁ、この概略は、新日鉄を退職した社員を介して、ポスコに技術が流出した例なんですけど、秘密保持の契約だとかの違反、不正競争防止法(営業秘密の不正取得行為)で徹底的にやってもらいたいですね。ホント、政府が音頭をとって、こういうことをできない環境を作らなきゃホント、日本のような資源のない国は、何も取り柄がないですからね。経済産業省は、本当に優秀な官僚が多いわけですから、売国をするような輩は、徹底的に成敗するぐらいのことはやってもらいたいもんです。

まぁ、韓国は、基礎研究に金をかけず、ぱくってキャッチアップすると明言している位ですから、技術者のヘッドハンティングは、当たり前ですよね。週末に韓国に出かける金帰月来エンジニアと言う言葉があるらしいんですが、やっぱり、「会社に対して忠誠心がなくなっていることが根底にある」と書かれていたように、自分を犠牲にしても会社を守るという人がいなくなってきたような気がします。昔は、会社とは一蓮托生の関係でしたが、今は、ドライですからね。日本の強さって、終身雇用にあったわけで、それは、忠誠心の裏返しですからね。



●新日鉄、韓国ポスコに1000億円損賠訴訟 技術流出深刻、防止策見えず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120426-00000008-fsi-bus_all




2012年4月25日水曜日

Gmailの容量が10Gに拡大


いま、気付いたんですけど、Gmailの容量が7Gから10Gに拡大されてますた。ホント、最強だなGmail。でも、その対価としてグーグルの広告の分析だとか、いろいろサンプルを提供していることにもなりますけどね・・・・。

私なんかのウンコ個人は別に、どーってことはないんですけど、影響力のある人だと大変だろうな。

2012年4月24日火曜日

海外での寿司ビジネス


昔、一瞬、寿司職人になろうと思って真剣に検討したことがあります。

それにしても、元法務大臣の柳田稔の経歴はすごいですなw

鹿児島県鹿児島市出身。本籍は広島県福山市。鹿児島県立鶴丸高等学校卒業後、1973年に東京大学教養学部理科I類に入学する(岩崎学生寮に在籍)が自主退学し、寿司屋で修行。1981年に東京大学工学部船舶工学科へ再入学し、1983年3月に卒業。同年4月、神戸製鋼所に入社し呉工場に配属された。


●寿司JOB
http://www.sushijob.com/

●寿司アカデミー
http://www.sushiacademy.co.jp/



ドルツ携帯電動歯ブラシとジェットウォッシュ【評価と評判】

オーチャードの伊勢丹で発見してついつい衝動買いをしてしまいました。ドルツは、据え置きのものを持っているんですが、携帯型がなかなか手に入らなくてずっと探していたんです。あと据え置きのオーラルBのジェットウォッシュは持っているんですが、値段は高いくせに、クソなんですよね。日本でしか売っていないと思っていたので、携帯型を見た瞬間迷わず購入しました。

シンガポールって、歯ブラシの種類が少なくてそれも品種が少なくてグリップが大きくてクソなんですよね。タイやマレーシア、インドネシアも似たようなもんですが、改めて日本製品のよさを実感しています。

パナソニックのドルツの超音波を使った電動歯ブラシは、かなり調子がよく、ホント歯がツルツルになるんです。ブラウンとか、オーラルBとかも出しているんですけど、個人的には駄目駄目です。それよりも、空港を含めた電気屋で全然売ってないんです。ホント、こまったちゃんなんですよね。あと、ジェット水流で歯垢を落とすものも、オーラルBのものを買ったんですが、イマイチで、ドルツのものが欲しいなと思っています。歳を食うと、歯周病のリスクがかなり高くなりますからね。少しでも進行を遅らせないと。それにしても、普段は、携帯型ドルツ(ES-DS14)と据え置き型ドルツ(EW-DE41)の電動歯ブラシと、携帯型ジェットウォッシュ(EW-DJ10-A)を使っています。

価格コムなどの情報や他の人のネット情報を見ると、歯石を取りに行く回数が減っただとか、かなり調子が良いとかの記事を結構見ますが、あながち嘘じゃないと思います。実際、私も、金をかけてまでこんなに持っているぐらいですからw あとは、私は口腔ケアは、リステリン(Listerine)の紫の液体のトータルケアを使っています。



●ドルツ
http://panasonic.jp/teeth/


●ドルツ携帯型電動歯ブラシ
●ドルツ携帯型ジェットウォッシュ
●ドルツ据え置き型電動歯ブラシ【シンガポールでは販売していません】
●ドルツ据え置き型ジェットウォッシュ【シンガポールでは販売しません】





2012年4月22日日曜日

シンガポールのラブホテルチェーンの株式上場

Hotel 81やSanta Grandeと並びバジェットホテルと呼ばれるカテゴリーに属するフレグランスホテルですが、まぁラブホテルの用途が多い訳で、先日も17歳のシンガポーリアンを買春したとして44人の男性の名前が実名付きで新聞に掲載されていましたね。それにしても、バジェットホテルと言えば響きはいいものの、使われ方は・・・・・。

さてさて、以前オーストラリアへへ遊びに行った時に聞いた話なんで冗談だと思っていましたが、 なんと売春宿が上場しているですよね。実際に調べたら本当に上場していました。株主優待とかあるのかなと気になりましたw

興味のある方は「デイリー プラネット 売春」などで検索してみてください。世界は広いですね。ホント、自分は改めて小さな世界にいるということを実感しましたよ。


●Fragrance hotels' owner plans to raise $112m in IPO
http://www2.straitstimes.com/Money/Story/STIStory_790755.html

●デイリープラネットのHP
http://www.dailyplanet.com.au/

2012年4月21日土曜日

EMSはウンコと思ったら・・・・・・実は【鴻海の野望】


前に、シャープが決算を無事に乗り切った日記を書いた際に、鴻海に野望があるんじゃないかと書いたことがあるんですが、案の定そうでしたね。つーか、スケールメリットがこの業界じゃ思いっきり聞きますし、EMSで軒並み大手メーカーの首根っこを抑えたら、あとはもう独占ですね。

それにしても、規模が馬鹿みたいにでかいなーと。それよりも、さっさとサムスンを葬ってくれないかなー。

ホント、この鴻海は、戦略がはっきりしていて、軒を借りて母屋を乗っ取る典型的な例だなと。それよりも、10年、20年後の戦略を着実に進めているところは、ホント、アメリカ企業や、最近の日本企業が目先にとらわれすぎているところを見ると、ホントしっかりしているなと。業界トップの企業に目をつけ、そこの下請けに甘んじ、そして、徐々に骨抜きにする。すごいな。スケールメリットがでかすぎて、ホント、大きな電機メーカーが束になってもかなわない存在になっちゃいましたからね。シャープが乗っ取られるのも、そう遠くないなと。できたら、サムスンをさっさとやってもらいたいですけどね。それにしても従業員数が96万人ってすごいな。日本の地方の中核都市並みじゃん。生産台数が133億台、子会社が600社ってすごいな。そりゃ、国内では大企業って呼ばれる会社が束になってもかなわんわ、こりゃ。鴻海精密工業(こうかいせいみつこうぎょう)は、一般的にFoxconn社のフォックスコンである。

アメリカにとび、自分でハンドルを握り、12ドルのモーテルを泊まり歩き、飛び込み営業して、門前払いされても食らいつくその根性、本当にこういう経営者は強いな。「成功する自信なんてどこにもない。だが、どんなに厳しい環境でもゴキブリのように生き抜いてみせる」という 董事長 Terry Gou(郭 台銘) 会長の言葉は、ホント、一時的に衰退することはあっても、生き残る人間だと思いました。

現代にその子孫が1600万人もいるというチンギスハーンを形容して、死別した奥さんと別れた後に、
下半身のスクープでいろいろ騒がれた郭会長のことを現代のチンギス・ハーンと呼んでいる人もいるようですね。


●シャープを救った台湾企業、鴻海(ホンハイ)――サムスン潰しへの野望【上】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120418-00000000-toyo-bus_all

http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/a1bddcf1797189e43c381766170246c0/page/1/

●郭台銘
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%AD%E5%8F%B0%E9%8A%98

●鴻海精密工業
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%BB%E6%B5%B7%E7%B2%BE%E5%AF%86%E5%B7%A5%E6%A5%AD


●フォックスコン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%B3

2012年4月20日金曜日

シンガポールの手相などの占い師

占いは信じる方ではないんですけど、よく当たると聞いて、占いが好きな友達にリサーチをして行ったことがあります。ブギスのFu Lu Shou Complexの地下に何人かいる人たちは怪しいですし、英語が話せない人もいます。その点ではタンジョンパーガーのインターナショナルプラザのMaster Kohさん(マスターコー)は、日本語も話せて結構日本人の間では有名みたいで「すごい当たる」「驚くほど当たる」と結構評判になっているようで、過去についてはむちゃくちゃ当たっていました。未来については、今のところ外れてますけどね。ちなみに、さとう珠緒さんが来星した時にも来たようで、壁に写真が張ってありました。やっぱり風水国家なだけあって、風水師は街に溢れているってかんじですし、あとは易というか、占いと言うのも結構信じられているようです。香港もそうですけど、シンガポールも風水に関わるデザインの逸話が多いですから。

タロットカードとか易なんていうものは、潜在意識を利用して、自分の第六感で選んでいるって言うんですよね。マーフィーの法則、ナポレオンヒル、斉藤ひとり(銀座まるかんの経営者:サプリメントで有名で、個人の高額納税者で長者番付の常連)、そして「ザ・シークレット」の引き寄せの法則なんかも潜在意識を利用したものって言われています。ちなみに、顕在意識は10%で潜在意識は90%って言われており、よく言われるのは、顕在意識は氷山の一角なので、潜在意識を利用せよっていうのが、これらの本の言いたいことらしいです。右脳を使えとか、潜在意識を使えって、本当になるほどと思うのは、火事場のクソ力とかなんですよね。ですので、なるほどーと思っちゃいます。「思考は現実化する」って言うのも、すべてはとは言いませんが、概ね正しいと思います。一番面白いなと思ったのは、常に言葉に出し、思っていれば、潜在意識が書き換えられ、潜在意識が思考を現実化するための最適な方法を導いてくれると言うものなんですよ。

土地に呼ばれるとか、思いつきでって言うのは、実は潜在意識がそうさせているって話です。因果なもので、そこに至るまで原因があるから、結果が発生したと言う。フロイトじゃないですけど、言い間違いは単に言い間違いじゃないことが多いんですよ。類は友を呼ぶっていうのもその類で、やっぱり引き寄せの法則なんです。タロットとか周易などは、その潜在意識を引き出すのが上手い人が本人の意識を引き出しているに過ぎないと思うんです。水脈を見つけるためのダウジングなんかもそうで、占いではペンデュラム(フーチとも言うみたいです)っていうものを使うらしいのですが、それの応用で金属の棒で地雷を発見というのも結構話として聞きます。

潜在意識を引き出すのは、良い上司や良い指導者など、相手の長所を伸ばすのが得意だとかいう能力に似ていますが、最終的には自分の意思が反映されています。私が思うのは「人は必要な時に必要な人と出会う」と思うんですよ。確かに辛いこともあるでしょう、嫌なこともあるでしょう、逃げたくなることもあるでしょう。しかし、信念があってそれを貫き通すような強い意思(意地)があれば、多少時間はかかっても自分のやりたいことって言うのは実現できると思っているんです。回り道はあるかもしれませんが、決してあきらめないで下さいね。目の前の出来事がうまくいかないことの方が多いかもしれませんが、自分の思考だけは自分の思い通りに自由に決められます。ポジティブ思考でいきやしょう!!

あとは、歌なんかもそうですが、洗脳のために使われたりするとも言われます。キリスト教の讃美歌なんてそうですよね??おっと最近ジハーディストを生み出している某イスラム教なんかもそうですよね。メッカに向かって、一日五回のお祈りを。そして、ラマダン。反復継続してやる。いわゆる習慣化して生活の一部にするってことです。これって意識を変えるのには必要な行動なんですよ。スポーツなんかでアホみたいに同じことを繰り返すのも、無意識に刷り込むってこと。ですので、自分の好きなポジティブな歌や曲、好きな言葉を常に口ずさんでもいいかもw なにせ自分で発する言葉のいいところは、完全に自由に言えるし、人に迷惑をかけないのだからw くれぐれもマイナスの言葉は言っちゃ駄目ですよ!!思考がマイナスになりますから。軍隊、宗教、ブラック企業などどうやって人を操るか、根本は同じなんですよね。社訓・社歌を毎朝歌うとw それを利用して気づかないうちに自分を騙して、ネガティブな発想を減らして、ポジティブな発想にすれば、自ずと行動もポジティブになります。異常や非日常、今までやったことがないことでも、それが毎日続けば、正常になり、習慣となります。歳を食うと、新しいことが億劫と言うのは、体の拒否反応ですが、負けちゃいかんなと思います。

その他に有名な人と言えば、知り合いの話ですが、チャオチューカン(Choa Chu Kang)でレモンを切って占いをするグルアマというインド占星術をつかう年配の女性も有名みたいで、自分の名前や家族の名前の数字や赤い粉をライムのようなレモンに塗って占いをするというもので、これはAsia Xにも載っていて女性の間では結構有名みたいです。ただし、カルマの解消と言って、その後にお祈りをしなきゃいけないとか言うことで追加の出費を求められるらしいですが・・・・・・・。まぁ、私の友人はそれは、怪しいってことで追加のものには乗らなかったらしいですw 「要りません」と言ったらアシスタントの女性が舌打ちしていたみたいですw おなじ、Kohさんは、Kohさんでも、George Kohさんというパラマウントアストロジーの方もやっぱり、追加のお金・・・って言うことになるらしいです。まぁ、あんまり占い師の商売の邪魔しちゃ駄目ですが、占い師の多くが霊感商法の類で、人の不安を煽って、それを商売につなげている訳で、いい人ぶっていますが、実は、拝金主義の「カネカネカネ」と金のことしか頭に無い人が多いのも事実です。

なかには、そうじゃない人もいますが、極々一部だと思います。ホント、社会的弱者の人や相当追い込まれている人から吸い上げているインチキが殆どだと言っていいでしょう。霊能力だとかあると思われる人もいますが、当初は善意でやっていたとしても、あまりに簡単にお金が入るものだから、金の亡者になってしまう人が多いようです。だいたい、コールドリーディングやホットリーディングを多用しており、殆どの人の悩みは、人間関係、仕事関係、健康関係の三つに集約されるんですよね。どれか言えば、9割以上は当たるとw そんなの私でもできるわと言いたくなります。メリットとデメリットとは単に言葉の言い替えであることが多く、プラスに解釈するかマイナスに解釈するかで全く結果はことなります。それに、失敗だと思っていたもの、逆境だと思っていたものって、その後に振り返ってみると、そこから学ぶことができるものって極めて多いんですよね。このブログを読んでいる方は、こんな、単なる占いなんかに振り回されないで下さいね!!

その他には、今はアップグレードされてしまったカトンモールで超当たる、タロット占いのおばさんがいたそうですが、今は知りませんw あとは、リトルインディアのバークベン・サーグ・パルミストリーというおじいちゃんの占い師でしょうかその手で有名なのは。あとは、日本人では、リバーバリーのなんじゃもんじゃに定期的に来ているバンビさんが有名どころではないでしょうかね。まぁ、他にもあるんですが、占いにはまるっていうのも良くないですし、占いに頼るっていうのもどーかと思うんで、情報的にはこれくらいにしておきます。遊び程度で利用して、良いことだけを信じればいいんじゃないと個人的には思っています。確かに、人の運勢は乗っている時期と乗っていない最悪の時期があり、それを知ることは悪くはないと思うんですけど、占いに振り回されるのはいかがなものかというのが私の思いなんですよね。それに、殆どが当然のことながら、金儲けな訳ですから、本人の不安を煽って、色々追加料金を要求する、いわゆるネトゲやピンサロみたいな竹の子剥ぎ方式ですからね。まぁ、シンガポールは風水の国なんで、タロットや手相、周易などの占いを信じる人は本当に多い訳ですし、建物なんかもパワースポットを意識したり、風水で影響のあるものをモチーフにしたりと街中で腐るほどソレ系のものをみることができます。占い師は、ホント他にも色々いて、タロットや手相、四柱推命、顔相などいろいろあるようですが、まぁ、好きな人は、お役立ちWEBなんかでも載ってますんで、そっちを参考にしてくださいね。

小金持ちでなく、本当の大富豪になるようなビジネスをする人間は、占星術などのツールを活用して、自らの直感の裏付けを取っているということなんですけど、凡人とはここが違いますね。「消去法で可能性の良いものだけを残せば、必然的に成功の可能性は高まる」とある華僑が言っていたことを思い出しました。住む場所なんかも、やっぱり金持ちの集まる場所は、風水が良い場所だと言われていますし、ベンツに乗るのもそういうことらしいです。いろいろな理由があって、気分が良くなって直感が冴えるということもあるでしょうが、類は友を呼ぶということで同類の人と知り合えるチャンスが多くなり、後は持ち物で常に気分が高ぶるようなところもあるかもしれません。ちなみに、占星術は一般的にビジネスに使われていますが、ウォルト・ディズニーとかJ.P.モルガンなどは、ビジネスを仕掛けるタイミングを占星術で出したということは結構有名だったりします。IT大国であるアメリカですら、戦争のタイミングも占星術で決めているって話ですから。確かに、満月の夜は交通事故が多いとか言うぐらいですし、満潮の時って、子供が生まれることが多いって言いますもん。おそらく、統計的なものや科学的な裏づけもあるんでしょう。方位学、気学とか言って、吉方位とかお水取りとか色々ありますが、確かに地球や星の磁力によって、追い風が吹いたり、アゲインストの風が吹いたりするのでしょう、なんとなくわかる気がします。

占星術って胡散臭いなって思うことがあるんですけど、ヒトラー、ルーズベルト大統領やウィンストン・チャーチルは占星術の専門家を雇っていたっていますし、ロナルド・レーガン元大統領なんかも占星術を使っていたって話もありますね。ちなみに、湾岸戦争とかの開始日も満月だったか、新月だったか忘れましたが、占星術に基づいているようです。ちなみに、クリントン元大統領はタロットをつかっていたみたいです。個人的には、占いというのは以前はまったく信じていなかったんですが、インドへ行ったときに、あまりにも暇を持て余しているときに、インド占星術が近所にあって、入ってみたのがきっかけでその理屈が理解できました。タロットや手相が潜在意識の現われに対し、占星術は言わば統計学なんですよ。その時に、干潮や満潮を思い浮かべて見なさいと言われたんですよね。人間より遥かに大きな存在の地球が、月の重力なんかに思いっきり影響を受けて、一日に5メーター以上の干満の差が起きているんです。いろんな星の重力の影響にのって、人間の体が影響を受けないはずがないと。特に生まれたときの正座の配置って、決定的に人に影響を及ぼすんだなーとこの時に思いました。よく、不幸の星の下に生まれたとか言うじゃないですか、それってやっぱり星の影響を受けているんですよね。ちなみに、インドでは結構、インド占星術は一般的なんですが、日本じゃ、女性や経営者ぐらいしか信じる人はいないみたいです。ここで、経営者っていうのが結構驚きなんですが、自分の直感を最終的に、占いで単に確認しているとのことなんですよ。これらの人はもともと直感が強いので、表立って言わないだけで、秘術、呪術のようにこっそりとやっている人は意外と多いかもですけどね。だって、芸能人のオセロじゃないですけど、近所や取引先から白い目で見られちゃいますから。

アジア地域では歴史的なものから、風水と四柱推命がビジネスに用いられているんですが、シンガポールはさすが中華圏ということもあって、結構盛んです。自分の置かれている波を読んで、運命にそった行動を進めると確率的にも勝率はあがるみたいであり、結構、華僑の人たちは、就職や結婚、ビジネスに至るまで、このような占いの類をつかっているみたいです。ちなみに、華僑は、「888」「31」「33(頭領運)」「24(金運)」など、良い番号を車につけていますが、数秘術とか数霊とか言って、そういう番号も結構運命に影響するらしいっていいますよね。世界的な冒険投資家でシンガポール在住のジムロジャース氏もベンツのS600で、ナンバーが8888ですしw よく言うのは、ミリオネア(日本では億万長者、海外では百万長者というのかな??)は、占星術を信じない。しかし大富豪は活用するっていうのもあながち嘘じゃないかも。まぁ、私たちでも大安や友引などの吉日を日常でも利用しているので、迷信とは言いづらいところですが。

あと、ちなみにブギス(Bugis)は結構怪しい風水系のお店だけでなく、仏教寺院の観音堂(Kwan Yin Tang)というお寺が結構有名なんです。すぐ隣に、ヒンドゥー教寺院であるスリ・クリシュナン寺院(Sri Krishman Temple)があって、なんだか違和感を感じますけど・・・・・。このブギスはオカマの街で有名だっただけでなく、昔は、唐ゆきさんで有名だったそうです。で、おみくじがこの観音堂にはあって、100本の竹を振って出して、赤い石みたいなものを投げて、裏表がでればOKということで、おみくじをもらうみたいです。これは、タダでもらえるので、暇があったらやってみてもいいかも。ちなみに私は、ブギスのイルマにあるバリ男のラーメンを食べにしょっちゅうブギスには行っていますw




●幸運への道案内。グル・アマ
http://www.asiax.biz/life/kira/168k.html
http://www.propertyguru.com.sg/home-lifestyle/company/103/guru-s-astrology

●なんじゃもんじゃにくるBambi(バンビ)さん
http://p-bambi.com/blog/?p=3921

●観音堂
http://www.asiax.biz/life/kira/183k.html
http://www.utravelnote.com/singapore/see/kwanyintang

●その他の手相の占い師
 http://www.chuanonline.com/  Master Chuan
 http://masterkhor.multiply.com/profile  Master Koh
 http://www.classicfengshuimastery.com/about_us.htm Master Irene
 http://www.palmistryworld.com/ Ms. Pat

2012年4月19日木曜日

マレーシアのMACS(イミグレでの楽な手続き)

ホント、マレーシアに仕事やゴルフ、ジャスコなんかにシンガポールから買い物行く人は、入出国の度に大きなスタンプを押されて、どんどんパスポートのページが少なくなっていって、それが増補やパスポートの頻繁な更新につながり、頭に来ていた人も多いと思うんですけど、MACS(Malaysia Automated Clearence System)があると、スタンプを押されず、本当にイミグレーションの入国カードも書かなくても良くて、ホント楽なんですよね。あっという間にイミグレの手続きが終わります。今まではシンガポールのPRを持っていたり、国籍を持っていたり、最近はEP(就労ビザ)を持っている人までOKになったと聞いて、早速申請しちゃいました。HPには、JB(ジョホールバルの)イスカンダルプロジェクトに関係している企業や建設会社、それからマレーシア企業のスポンサーが必要と書いてありましたが、そんなことはぜーんぜんなく、何も窓口で聞かれず、パスポートとEPだけで10分くらいで手続きが終わりました。ホント、専用レーンもあって、今まで気付かなかったんですけど、マレーシア人と共用のレーンで、むちゃくちゃ空いているんですよね。こりゃ、楽だわ。今までは、I-card っていうのがあったらしいんですけど、今は事実上休止されているみたいです。

ポーレシアやスターヒルなどのゴルフ会員権を持っている人やJBに不動産を持っている人も昔は対象だったみたいですが、今はEPでもOKになったのは本当にでかいですわ。一ページ丸まる使われていますが、RFID(無線タグ)が中に埋め込まれていて、イミグレでそれをちょこっと機械のうえに乗っけるだけで手続きが終わりなんですわ。ホント楽だなと。ビザとはこれは、全く別物なんですけど、一回の入国で3ヶ月まで、そして、一年の有効期間です。ちなみに、チュアスとウッドランド側の陸路からしかダメで、KLなどに飛行機を使ってKLIA空港へいく場合はダメだそうです。あくまで、陸路だけですから、KLやペナンに車行く場合はOKということです。

関係ない話ですが、イスカンダルプロジェクトは、名前から、宇宙戦艦ヤマトを彷彿とさせ、放射能汚染から地球を救うために、放射線除去装置コスモクリーナーDが埋まっていそうな気がしますよね。ホント、福島原発の放射能がこれで消えたら、東電も、一気に蘇るだけでなく、日本が元気になりますね。ホント、夢みたいな話ですが、イスカンダルという名前を聞くと、ついついそのストーリーが浮かんでしまいますw

●Malaysia Automated Clearance System
http://www.iskandarmalaysia.com.my/malaysia-automated-clearance-system
http://www.kln.gov.my/web/sgp_singapore/requirement_foreigner
http://www.imi.gov.my/index.php/ms/

●手続き等が載っているブログ
http://singaporejohor.blog.fc2.com/blog-entry-43.html
http://ameblo.jp/rymangolfer/entry-10996547687.html
http://yaplog.jp/milkmokichatta/archive/35
http://plaza.rakuten.co.jp/ethailand/diary/201201300001/
http://blogs.yahoo.co.jp/toayutaro/3896226.html

●宇宙戦艦ヤマトのコスモクリーナーはストーリーの項目を
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88

2012年4月18日水曜日

鳩山由紀夫は果たして三上博史に似ているのか??


学生の頃アルバイトをしていたホテルで、某先輩が三上博史に似ていたんですが、鳩山由紀夫にも似ていて、「と言うことは、この二つの顔似ているんではないか?」と言う疑問を持っていました。そこで、仮説を立てて検証してみました。で、早速、写真を比較してみました。やっぱり、ビミョーに似てるけど、似ていないという結論に至りました。三上博史と言っても、最近の若い方はご存じないかもしれません。とっても古いお話ですが、三上博史は、私が学生の頃、「私をスキーに連れてって」などの映画で「恋人がサンコン」のBGMと共に、セリカのGT-Fourでかっとんでいました。最近は全くテレビを見ないので、本当に動く化石状態です。

さてさて、セリカと言ったら、車の話を思い出しちゃいましたので車のお話をしちゃいます。鳩山と三上が似ているか?と言ってっておきながら、何で車の話なのか???という突っ込みはどうかご勘弁を・・・・。昨日、ロールスロイスどかーんと停めてあったので、ジロジロ見てしまったら、イギリスとか香港でよくありがちな黒塗りではなく、ツートンカラーのえぐい色でしたので、すごく気になっちゃいました。ちなみに日本でのお値段は4500万円。シンガポールでは、倍くらいということで、いろんなオプションを入れると、一億くらいになるんではないでしょうか・・・・。フェラーリもかなりの頻度で見るのですが、ランボルギーニの遭遇率が極めて高く、ウチの近所では、意味も無くランボルギーニのオープンカーに乗っている人もいます。「雨が突然降り出したらどうするんだろう?」なんて、一般庶民は下衆な考え方をしちゃいます。また、こんな狭い国で、どこで時速300KMも出る車の性能が発揮できるのかとむっちゃ疑問に思いますが・・・・。ベンツやBMWでも日本では、5000CC以上が当たり前なのに、ここでは2000CCとか、いってもせいぜい3000CCなんですよね。それだけ排気量の大きい車に乗る意味が無いってことだと思います。やっぱり、多くの人の話を聞くと「見栄」らしいですね。

それよりも、それよりも驚くのは、日産のGT-Rをかなりの確率で見ることです。結構、路駐もしてあったり、何気なく、駐車場に停めてあったりするんですが、日本でもそう滅多やたら見る車でもないですし、趣味性の高い車なので、乗るのはマニアが多いはず。で、サーキット通うぐらいのおひとが乗る車ですからと思っていたんですが、それでも多いんですよね、シンガポールでは。それだけ、車好きが多いってことでしょうか?それとも金持ちが多いってことでしょうか?両方でしょうか??




↑これは、あるチャリティに参加したときのもののようですが、素人とは思えないですねw

2012年4月17日火曜日

実用英語教室 【Fuckingは形容詞か?】


戦争映画とかコメディなんかを見ているとfuckingと言う言葉が頻繁に出てきますが、イギリス人の元上司に聞いたら「強意語」だよという答えが返ってきました。ですので「What fucking time is it?」とか普通に使うと・・・・。

Mother fucking great なんかもその類らしいです。ヤバイくらい、いいねとかそんな感じらしいです。シンガポールにいると生の英語に触れられないので、実用英語を勉強しなくちゃと思います。ちなみに元上司は「Fucking idiot!!」「Son of a bitch」を一日何回も使っていました。白人は気が短いですね。おまけに、牙をむくとこわいです。

ところで、日本でもくだらないものの事をうんこと言いますが、英語でも同じらしく「Shit」がウンコのことを表すんですが、うんこと良く聞きました。昔、フランスへ行ったときに、B&B(ベッドアンドぶれっくファースト)に泊まっていたフランス人に絡まれて、フランス語の「Fuck you」を教えてもらいました。みんなと仲良くなれるからどんどん使えなどと言われて、一緒に練習をしていましたが、若気の至りとはいえ、すごいことしていたんだなーと思います。フランスは、パリの郊外に行くと結構危険で、電車とかも落書きがすごいんですよね。現地の不良に絡まれてカツアゲされなくて良かったと改めて思いました。

2012年4月16日月曜日

ベジタリアンと循環型社会 【人口大国の実に理に叶ったシステム】


インドは、宗教的なものがあってベジタリアンが結構多くて、メニューを見てもベジタリアンメニューがかなり多いんです。で色々、疑問に思ったことが・・・・・。で、思い出したんですけど、ホテルでフルーツを食べていたら、なかから白いものが出てきて驚いたんですけど、蛆虫だったんです。友達に聞くと、カレーを食べていて、最後の一すくいでゴキブリが入っていたこともあるので、そんなのを気にしていたら、インドでの生活はできないとのことでした(笑 で、疑問に思ったのは、こういう小さい虫を間違って食べてしまうことは、ベジタリアンに反しないのかな?と素朴な疑問を持ちました。

あと、インドの10億の胃袋を支えるためには、肉食が多くては困ってしまうとのことでした。牛肉は穀物に比べて11倍、豚肉は7倍、鶏肉は4倍の量が必要と言うことで、穀物をそのまま食べてしまえば、かなりのエネルギーの節約になるんです。あと、穀物の量とは、そのまま水の消費量に直結し、そのまま11倍とかにはならないんですね。おそらく100倍以上の数値になるのでは・・・・。本当に、そういう側面をみると非常に良く考えられたシステムだと改めて思います。

私が思うのは、日本人が肉食になったのも、アメリカの穀物会社の陰謀かと。もともと胴長の日本人には肉食は合わないんですよね。ホント、インドに行ってベジタリアンの食事をしていたときは、本当に快便で、トイレでもスルット用を足す事ができました。ちなみに、下痢は一度もありませんでした。。

本当に数千年もの悠久の時を経て宗教って言うのは合理的なものを残しているんですね。イスラムの豚を禁止するのもそうですし、割礼の習慣とかもそうですからね。それから、インドでは、ウンコまですらリサイクルの対象になっているんです。究極の循環型社会ですよね。ちなみに、ウンコは燃料になって、ご飯を作ったりするときなどに使われます。

2012年4月15日日曜日

シンガポールの永住権(PR)が厳しくなりFIS(投資家スキーム)も廃止

シンガポール政府も対応が早いなと。まぁ、本音は、中国からの汚い金を持ってくる人たちが余りにも多かったことや、日本のような先進国でも、蓋を開けてみたら、犯罪者が制度を濫用してた・・・・・・と言うようなこと。実際、色んな特典を与えても、自国民やシンガポール政府にとっておもったよりもメリットが少なかったと言ったところでしょうか。それとも、ある程度の金持ちがシンガポールに移住してしまったので、ハイ、打ち切りとなったというのも見方としてあります。あとは、今年の入ってGS(ゴールドマンサックス)、バンクオブアメリカなどの著名な投資銀行だけでなく、世界中で金融機関の人が辞めていることを見ると世界の金融機関の大物が236人も辞めていることを見ると、今年になにか金融大波乱が起きそうな気配ですから、蛇口を閉めて、嵐が去るまで静観といったところでしょうかね。不動産投資なども、印紙税のこともそうですが、ノンリコースローンという日本のような担保主義ではない不遡及のローンが主流ですから、フルローンに近いくらいの全力勝負をしている人も多く、しかも何戸も持っていると聞きますから、下振れしたら、追証の追加のような形になり、投げが投げを呼び、不動産市場は小型株のように、すごい勢いで下落をすると思われます。東京のように厚みのあるあれだけ大きな市場ですらすごい下落をするわけですから、シンガポールのような市場規模の小さいところはホント、下落しだしたら強烈だろうなと思いますた。まぁ、過去の事例を見てもそうですが・・・・。

話は元に戻って、FIS(Financial Investor Scheme: 投資家スキーム)が4月末で廃止されるそうです。当初は個人資産がS$20ミリオン(約12億円)以上を保有する投資家でシンガポールに最低5mil(3億)を投資するという条件で永住権を付与していましたが、これが昨年の1月からシンガポールへの最低投資額がいっきに10Mil(6億円)へと引き上げられました。ちなみに、10Milのうち、2Milは不動産の購入に充てることが可能です。

また、類似のスキームとしてGIP(Global Investors Programme:世界投資家プログラム)がありますが、こちらはEDB(Economic Development Board)によって認められ、、毎年30Mil(18億円)の売上があり、2.5Mil(1億5千万円)の投資をビジネスに対してするものがあります。

ただし、下記の新聞の記事にあるように、起業家スキームはまだありますので、永住権(PR)を獲得するためのもっとも近道となるようです。要は、シンガポール人の雇用を確保したいってことですね。

ホント海外に長期滞在をするのであれば、やっぱりお隣のマレーシアがお得かなーといつも思っております。ちなみに、MM2H(マレーシアマイセカンドホームプラン)が結構お勧めかなーと思っています。シンガポールは、ちょっと敷居が高いですし、やはり、物価が高いんですよね。不動産もべらぼうに高いですし。


●ストレートタイムスの記事
Financial Investor Scheme to be axed at end of month
It was seen as fast track for rich foreigners to get PR; entrepreneur scheme remains

Published on Apr 5, 2012
http://www.straitstimes.com/BreakingNews/Singapore/Story/STIStory_785480.html

By Magdalen Ng

A scheme that has let wealthy foreigners invest a slice of their wealth here and was seen as a fast track to permanent residency is being scrapped.

The move is seen as one that aims to attract individuals who are able to contribute in tangible ways to Singapore, including entrepreneurs who can generate employment, instead of those who merely hold assets.

The Financial Investor Scheme (FIS), as it is called, will be axed at the end of the month, the Monetary Authority of Singapore (MAS) said.

Under the scheme, people with net personal assets of $20 million who invest at least $10 million of assets in Singapore for five years can apply for permanent resident (PR) status through banks and financial institutions.

●CPFのHPよりFISが終了します

http://www.cpf.gov.sg/imsavvy/infohub_article.asp?readid=%7B993931342-12245-4672444462%7D

A SCHEME that has let wealthy foreigners invest a slice of their wealth here and was seen as a fast track to permanent residency is being scrapped.

The move is seen as one that aims to attract individuals who are able to contribute in tangible ways to Singapore, including entrepreneurs who can generate employment, instead of those who merely hold assets.

The Financial Investor Scheme (FIS), as it is called, will be axed at the end of the month, the Monetary Authority of Singapore (MAS) said.

Under the scheme, people with net personal assets of $20 million who invest at least $10 million of assets in Singapore for five years can apply for permanent resident (PR) status through banks and financial institutions.

Of the $10 million, only $2 million can be used to buy property. The rest can be used for other investments, such as equities or bonds.

A similar scheme called the Global Investors Programme (GIP) and administered by the Economic Development Board (EDB) - which targets entrepreneurial investors from overseas - is still available.

GIP applicants have to invest $2.5 million in a new company or expand an existing business, which should have annual revenue of at least $30 million.

The MAS declined to reveal how many individuals have benefited from the two schemes, but a spokesman said in a statement yesterday: 'MAS conducts regular reviews of the FIS to ensure (its) continued relevance.' It added that as the FIS and GIP have become more similar, it was decided that it would be more efficient to have a single scheme.

It said that 'the focus was on engaging and entrenching quality individuals who can contribute to Singapore and are keen to be rooted in Singapore'.

Citigroup economist Kit Wei Zheng believes the MAS move reflects a shift in policy direction.

He said that when the FIS was set up in 2004, Singapore was recovering from the dot.com bust, and needed to 'maximise our growth potential'. The FIS was one way to reinvent Singapore and to develop the wealth management industry.

'Now they want to ensure that the foreign investors are really contributing and investing in the real economy, especially in job creation,' he said.

Labour specialist Tan Khee Giap of the Lee Kuan Yew School of Public Policy also noted that this was a 'demand and supply issue'.

'There is great demand, particularly from China, so it is a sign that the bar should be raised higher. Merging the two schemes is also good; it reduces unnecessary bureaucracy,' he said.

One private bank said that the move was not a surprise as it has noticed over the past six months that the MAS has been taking a longer time to reply to their applications. Many in the private banking industry said scrapping the FIS would not affect their business as those who apply tend not to be their main clientele.

Those who have succeeded under the scheme also do not think that this will deter wealthy individuals from seeking PR status. Some of these PRs, who declined to be named, told The Straits Times that the factors that attract them here include the quality education that their children enjoy, safety, and the steady appreciation of both the Singdollar and real estate.

Property experts do not think that removing the FIS will hit prices. Mr Ku Swee Yong, chief executive of International Property Advisor, said: 'Some foreigners already perceived Singapore as a safe haven to park their wealth and have bought homes here even before they were considering PR status.'

●世界中の金融機関の辞任情報をまとめているAmerican Kabuki  世界中の金融機関の大物辞任劇
http://americankabuki.blogspot.com/p/131-resignations-from-world-banks.html


●マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(Malaysia My Second Home)
http://www.mm2h.gov.my/japanese/ 
1) 50歳未満の申請者は500,000リンギ以上の流動資産及び一月10,000リンギ以上の国外での収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。

2) 50歳以上の申請者は350,000リンギ以上の流動資産及び一月10,000リンギ以上の国外での収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。引退された方は政府の承認のある年金基金より一月10,000リンギ以上の年金収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。(*註1)

[財務的証拠とは現金、預金、債券、有価証券、不動産又はその他の資産の形態であるこ
とが認められます。]

3) (マレーシアで)1,000,000リンギ以上の不動産を購入した新規申請者は、承認により低い金額の定期預金を積むことを許されます。
(*註1)<訳者註>年金が10,000リンギ未満の年金者でも流動資産350,000リンギを満足すれば申請は受理されます。年金10,000リンギ以上の場合は承認時の定期預金RM150,000を免除されます。

2012年4月14日土曜日

インドネシアでの地震等は日本での巨大地震の前兆か?


夫婦岩のところの潮が引いているみたいですし、インドネシアの大地震といい、日本にも巨大地震がきそうな勢いですね。特に東南海地震は、30年以内に90%と言われているだけに、こわいですわ。


3月31日に内閣府が発表した「南海トラフの巨大地震による最大クラスの震度分布・津波高の推計結果」はホント驚きましたね。東南海地震(1944年)、南海地震(1946年)といった巨大地震が100~200年周期でおきているわけですから、ホント、いつ起こってもおかしくないと。




●南海トラフ地震
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32303

●婦岩“全身”あらわに
伊勢市二見町江の二見興玉(ふたみおきたま)神社で十日、海に浮かぶ名所の夫婦岩周辺の潮が大きく引き、夫婦岩の全体の姿がすっぽりと現れた。干満の差が中ぐらいの中潮(なかしお)の時期に当たるが、神社に十三年ほど仕える神職は「夫婦岩がこんなに完全に海面から出るのは見たことがない」とびっくり。珍しいという。
神社によると、干満の差が最大となる大潮のときでも通常、夫婦岩の男岩(おいわ)(高さ九メートル)と女岩(めいわ)(四メートル)のうち、男岩の最下部は海水に漬かっている。
この日は少なくとも午後から、男岩のほか、周囲の岩礁もあらわになるほど潮が引いた。同様の光景は九日も見られた。
第四管区海上保安本部(名古屋市)によると、計算上は潮位に異常はないという。津地方気象台によると、近くの鳥羽の十日の干潮時の潮位は予測値よりも若干低めだったが「それでも誤差の範囲内。気圧が潮位に影響を与えることもあるが、原因は分からない」と首をかしげている。

2012年4月12日木曜日

ヴァーレマックスを100隻投入?

イギリスのフィナンシャルタイムスに掲載されていた記事のようですが、2013年までにヴァーレマックスが35隻就航するようですね。それにしても100隻とはすごいですな。ちょっと前の日記にも書きましたが、資源大手本当にやることがえげつないですな。まぁ、日本や中国などのアジア国にとっては、オーストラリアが地理的に近いわけで、運賃の関係から調達が多くなるわけですが、今までのFOBからCIFに変わってくると力関係もぐっと変わるんじゃないかなーと。BHPビリトン、リオティント、ヴァーレが大暴れした2007年、2008年ぐらいのえちごや系の値上げが、将来的にくる可能性は強いですね。


●ヴァーレ大型鉄鉱石船を100隻投入を検討【FT】

http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C93819584E3E0E2E2E08DE3E0E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2

2012年4月11日水曜日

M8.6のインドネシアでの地震


大使館からメールが来ていたので、驚いてニュースをみたら、そういうことだったんですね。若干会社で机が揺れたと思ったら・・・・。

ホント、日本も東海南地震ありそーですね。


●在シンガポール日本国大使館からのお知らせ
2012年4月11日 19:01
在シンガポール日本国大使館からのお知らせ

米地質調査研究所によると、11日シンガポール時間午後4時38分頃、インドネシア・スマトラ島西側の沖合で、マグニチュード8.7の地震が発生したとのことです。現在のところ、シンガポール当局からは退避すべきとの情報は何ら発出されていませんが、念のため当地報道をこまめに確認していただきつつ、海岸に近づくことは避ける等、身辺に御注意いただくようお願い申し上げます。


2012年4月10日火曜日

士農工商・エタ・ヒニン・プレス・ダイキャスト・ゴム・プラスチック

ホント、自動車関係だけでなく、他の下請けも大変だなーと。プレスやダイキャスト、ゴム、プラスチックは、それにしても、この言葉が表すように、ホント下請けで、買い叩かれて悲惨ですけど、日本のモノづくりを支えているのはこの業界ですからね。自分達の技術の高さを自虐的に言ってたと思っていたんですが、これは、現実だったんですね。

それにしても、工作精度とかべらぼうに高くて、素材も耐久性があり、劣化しないと言うのは「Made in Japan」が世界中で信頼される証ですが、ホント、大企業も自分達の内部で調達しているのはせいぜい3割くらいじゃないでしょうか。ピラミッドの底辺が分厚くなっており、それらの協力会社なしには成り立たないわけであり、これらの層の厚さをないがしろにすると、5年後、10年後、とんでもないことになると思っています。技術とは、ノウハウが継承されているものですからね。

いろんな業界で思うんですけど、完全な重層構造のところって多いんですよね。よく言われるのが、建設業と自動車産業。建設業は、ゼネコンを頂点に一次下請け、二次下請けとどんどん裾野が広がっていくわけですが、実際の関与を金額ベースで見ると、10%もいかないところが殆どなんです。いわゆる施工管理なので、現場監督なんですよね。

自動車産業は、トヨタや日産、ホンダなど完成車メーカーがやっていることっていうのは、設計やあとは、フレームの製作だったり、組み付け作業、塗装なんかだと思います。割合的には30%くらいで、あと7割は、下請けの作業となります。これは、ガラスであったり、シートなどの部品などが該当します。

これらを考えると、その最底辺にあるのがプレス、大キャスト、ゴム、プラスチックと言われる訳です。自虐的に言っているところもあると思いますが、末端なので、叩かれまくり、待遇が悪いと言うわけです。

2012年4月7日土曜日

マレーシアのジョホールへの不動産投資と高速の開通

マレーシアの首都のKL(クアラルンプール)やペナンへの不動産投資も盛んですが、シンガポールのお隣のJB(ジョホールバル)もシンガポールがあまりにも高すぎ、将来的に高速鉄道でシンガポールやKLなどと繋がる計画だけでなく、地下鉄もできる計画があるため、香港と中国のシンセンの関係をそのまま当てはめて、結構投資をしている人がおおいそうな。

MM2H(マイマレーシアセカンドホームプラン)なども10年間の長期滞在ビザがもらえたりするので、永住権とまでは行かなくともかなり敷居が低いのも事実です。で、昨日、はじめて、4月1日に開通したシンガポールのウッドランドからジョホールバルのイミグレを抜けて、すぐの高速を走ったんですが、今は無料でムチャクチャ快適でした。マレーシアの南北線の高速にそのまま直結しているだけでなく、JBの中心部にも簡単にアクセスできるんです。まぁ、セカンドリンクの方がもっともっと快適ですが・・・・。


●イスカンダルウオーターフロント
http://www.iskandarwaterfront.com/projects/projects_costal_highway.html


●No toll for Eastern Dispersal Link for now
http://motoring.asiaone.com/Motoring/News/Story/A1Story20120401-336950.html

JOHOR BARU - The controversial Eastern Dispersal Link (EDL) is finally open to users starting today and motorists will not have to pay toll as yet.

Malaysian Highway Authority director-general Datuk Ismail Md Salleh said no toll would be charged for now as the Government was still finalising the details.

"The toll, however, will be put in place once the mode of payment is finalised," he said in a statement.

He said the EDL would significantly cut travelling time by more than half an hour for motorists heading to the city centre.

It was previously reported that the 8.1km link built by Malaysian Resources Corp Bhd would force motorists travelling to Singapore via the Johor Causeway to pay about five times more than the present rate of RM2.90 (S$1.18)

2012年4月6日金曜日

世界最大のコンテナ船【エママースク】

この前、このエママースクを見たんですが、ホント馬鹿みたいにでかくて驚きましたよ。当然ですが、原油を運ぶタンカーである、VLCC(Very Large Crude Career)よりもでかくて、ホントコンテナも15000TEU(公称は11000TEUです)で驚きますた。

このTEUとはTwenty feet Equivalent Unitの頭文字で20フィートコンテナ換算のことです。つまり、トレーラで長いのを積んでいるコンテナですと7500個換算です。すげーな。がんとリークレーンのリーチも22列とは、アホかと。

今は、18000TEUクラスのコンテナ船が就航するみたいで、将来が楽しみですな。あとは、ブラジルの資源メジャーのヴァーレですが、ヴァーレマックスがついに登場するそうな、パナマックス、スエズマックスとか色々、運河の喫水とか幅とかから、そこを通れる船の船型が言われる訳ですが、ヴァーレマックスとはすごいですな。今までは、FOBが中心で、新聞にも資源の価格はFOB建てでしたが、今後はCIFが中心になるかもですね。

ところで、いま、ヴァーレは、マレーシアの北部イポー(Ipoh)の近くのルマット(Lumut)で、ヴァーレマックス(40万トンクラス)で、通常の2倍の積載量のバラ積み船が入れる港を整備しています。ドラフト(喫水は)マイナス17Mくらいが必要だと聞いています。初めは60万トンクラスを作りたかったんですが、単純に船が倍、3倍になったからと言って、効率がそのまま良くなるとは限らず、荷役に結構時間がかかったり、VLCCより大きいULCCがまともに航海できなかったように、運用効率を考えると40万トンがマックスのようです。そうなると、オーストラリア産の鉄鉱石なんかとも運賃の関係で、競合できるようになるって言う話です。ちなみに、このマレーシアの港は、中継基地で、ここからフィーダー線で中国とかに運ぶらしいです。BHPビリトンやリオティントが最近は、なりを潜めていますが、ヴァーレが暴れる日も近いかもですね。日本では、松坂に工場のある、住友金属鉱山が今は株主かしりませんが、スラウェシに一緒に操業しているニッケル鉱山を持っているヴァーレジャパン(昔は、インコ東京ニッケル、ヴァーレインコジャパンでした)が、えちごや系商売していますが、ホント、ロシアのノリリスクの方がニッケル単独ではでかいとは言え、鉄鉱石と組み合わせて、合金であるステンレスの材料を一緒に売れるところがでかいですよね。それよりも、メール一本で値上げの通告、やってみたいもんですよw


●エママースク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AF

総トン数 170,794 トン
載貨重量トン数 156,907 トン
全長 397.71 m
垂線間長 376.0 m
型幅 56.4 m
型深 30.0 m
吃水 15.5 m
主機 ヴァルチーラ-スルザー 14RT-flex96C型ディーゼル 1基
出力 109,000馬力
航海速力 25.5ノット以上(27.0ノットとも)
最高速力
乗員 13名
コンテナ積載数 11,000 TEU
(14,500 TEU、15,000 TEUとも)



2012年4月5日木曜日

駅別乗降客数ランキング

新宿駅の乗降客数、相変わらず、すげーな。山手線のターミナルの人数を足したら、重複もありますが、1000万超えていて、驚きますた。

その反面、毎年の乗降客の人数を見ていると、駅によってピークは違うものの、場合によっては20年前がピークで、JRの場合の新宿駅は2007年がピークでした。メトロはジリ貧で、順調に減らしています。


新規路線の開業もあるんでしょうけど、やっぱり、人口減というところが大きいんでしょうね。こういう統計みてると、何が起こっているか、わかりますね。


●駅別乗降客数ランキング
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B1%D8%CA%CC%BE%E8%B9%DF%B5%D2%BF%F4%A5%E9%A5%F3%A5%AD%A5%F3%A5%B0


順位 駅名   乗降者数(人)

01. 新宿駅 3,607,498 (西武新宿駅含む。新宿エリアの都庁前駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅、西新宿駅、新宿御苑前駅を合計すると3,964,616)
(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(インド)300~350万人)

02. 池袋駅 2,711,067

03. 大阪駅 ・梅田駅 2,411,717(北新地駅含む)

04. 渋谷駅 (※2) 2,150,361 (直通連絡客除く)

05. 横浜駅 2,105,964(直通連絡客除くと1,203,963)

06. 名古屋駅 1,147,237

07. 東京駅 (※3) 1,133,169

08. 品川駅 913,182

09. 高田馬場駅 906,124

10. 難波駅(大阪)  867,923(大阪難波駅、JR難波駅含む)

2012年4月4日水曜日

人生50年から80年へ、そして前提の崩壊


「制度疲労」と言う言葉を良く聞きますが、日本は完全な制度疲労だなと。まず基本的に、大前提が崩れていることがあります。そりゃ、50年も前に想定した前提が時代が変われば、壊れるに決まってるでしょ。それにしても、この変化は早すぎて、想定できないというのも現実ですが・・・・。色んな複合的な要素はありますが、そもそもは、多産多死型→多産少死型→少産少死型への変化が根底にあるんでしょね。そして、私がいつも馬鹿の一つ覚えのように言っている「殆どすべての組織はピラミッド型でないと維持できない」という原則に反し、見るからに安定感のない形になり、実際、衰退していくと・・・・。まぁ、当初の設計・想定より平均余命が5割り増しになれば、制度疲労するのは当然であり、歪がでるのは当たり前のことなんですけどね。

1)平均余命の増加、人生50年から80年へ1.5倍へ
2)緩やかなインフレを想定していたものが逆にデフレに
3)エネルギーコストの急激な上昇
4)新興国の躍進と東側諸国が加わった大競争時代

今まで、右肩上がりの成長をしてきたこともあり、日本はうまく、気付かれずに搾取できてきた社会だったと言っても過言ではないと思います。搾取されていても、成長していたので、それほど不満がたまらなかったのは非常に大きなことですが、今は、当時の制度設計の大前提がモロ崩れてしまって、年金の負担がムチャクチャ重くなり、現役世代にその負担がもろかかっています。また、本来であれば引退している人がが引退しないため、有能な若い人の就業機会が奪われています。

シンガポールなんかは、本当に厳しい社会で、基本的には自分の面倒は自分で見ろという国であり、年金も自分で積み立てて、それを自分のために使うという制度です。日本のように、自分の払った額の数倍もの年金をもらうことができるというのはおかしな話だと思います。

批判は多いと思いますが、医療費の9割がここに投入されていると言われています終末医療の見直しと年金制度の見直し、それから語弊はありますが、それをどうにかしないといけないと思います。

日本の経済成長のシステムを多く取り入れて、構造もそっくりになってしまった東南アジアの諸国、そして東アジア諸国も、すぐさまこの問題に直面をすることになり、実感が出始めた頃には糖尿病と同じように、手遅れになりますが、ホント、諸悪の根源は、医療技術がいたずらに高度化されてしまったことですね。ホント、もともと人間とは、90歳とか100歳とかまで生きるように設計はされていないわけで。無理があるわけなのですよ。子育てが終わったら、次の世代に移るというのが一般的なのが動物の世界ですからね。とは言っても、弱者の保護と言ったセーフティネットは機能させるべきで、私の言いたいのは、弱者を切り捨てろと言うわけではなく、適切な根拠に基づいた尊厳死などの導入です。


●特集:高齢化問題
http://members2.jcom.home.ne.jp/the-hill/sub8-koreika.htm
日本では生まれてくる子供が減り、高齢化が進むと活力のない社会となり大変な社会問題だとして大騒ぎするけど、ヨーロッパでは高齢化率(65才以上が全人口に占める比率)15%以上の高齢化社会は20年前から経験されており、日本だけが特異なのではないようである。
日本での高齢化率はは1995年に14.6%(イギリス15.9、スエーデン17.6、ドイツ15.5)、2000年に17.3%(2.190万人)、2005年に19.6%、2025年に27.4%となり以後は30%程度で推移するようである。
2010年から戦後のベビーブームの団塊の世代が加わってくるので一挙に増加するのが特徴である。その時には270万人/年が現在は110万人/年である。

さらに全人口の推移を見ると日本は2007年に1億2778万人でピークとなり以後減少していき2050年には1億人となり、2095年には6000万人となると推定されている。

2012年4月3日火曜日

華僑の貯金箱であるシンガポールの将来・未来【周辺国は敢えて開発を避け、優位性を作っているのか?】

狭い国土に寿司詰め状態で、人的資源を活用したビジネスしか生き残っていく道がないのに、本当に良くやってるなと思います。三本柱の「金融、物流、観光」そして、最近は、コンベンションやカジノなども加わって、お金だけを落としてくれるようなビジネスをバンバンやっているんですけど、やっぱり限界は見えてきたなと思います。やはり、国土の狭さと経費(家賃や人件費)がべらぼうに高くなってきたことが直近の問題であり、コストが高止まりすれば、製造業の世界で証明されているように、競合がどんどん現れます。

まぁ、シンガポールは、華僑の貯金箱な訳で、以前のクラ運河の項目でも書いたんですけど、インドネシア、マレーシア、タイの華僑がシンガポールを貯金箱として使うと思うんですけど、40年以上もカジノを禁止してきましたが、打出の小槌のように、バンバンお金がでることがマカオの事例でわかってしまった以上、禁止していたものを一気に解禁に舵を切ります罠。

ホント、カネカネカネの拝金主義が根本にある中国人の原動力すごいなと。逆に言うと、中国人は、金という原動力があるので、それのためならば、簡単に政策を変えると。香港も拝金主義の権化ですが、シンガポールは場合によってはそれ以上かもですからね。

私が今考えているシナリオとしては、マレーシアに場合によっては、身売りする可能性も十分あるのかなと思っています。冒頭に述べた「国土と物価の高さ」に理由はあり、もともとマレーシアの一部だったものが、分離独立しちゃいましたが、また、元の鞘にもどる可能性も十分にありますからね。

つーか、糞詰まりですから、遠くない将来にやりかねないだろうと。もう、実際に、糞詰まり状態に今は、なりかけていますからね。

あと、もう一つ重要なポイントは、シンガポールの立場がとても微妙なバランスの上で成り立っていると言うことです。交通の要衝と言うのは、空路、海路でその優位性があるのは、シンガポールのコンテナの取扱量やチャンギ空港を見れば一目瞭然です。あとは、金融やビジネスの基盤ができているということもあるのですが、一方周辺国はどうでしょうか?周辺国といえば、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムなどでしょうが、人によっては、インドやバングラデシュ、パキスタンまで含める人もいます。これらの国って政情が不安定な国であったり、インフラが整っていないところが多いんですが、それって意図的?って思うことがあります。要は、愚民政策、3S政策の項目で過去に書いたことがあるんですが、国土の均衡ある発展をされては困る人が多いんですよね。搾取する側の人なんかそうでしょう。中央と地方は格差がずっとあり続けてもらいたいと。そうすれば、賃金は低いままで済みますからね。

タイの運河計画と地政学・政治【クラ海峡】

2012年4月2日月曜日

各交通機関のエネルギー効率


シンガポールでもいたるところで車が走っていて、実際に、公共の交通機関がかなり充実しているにも関わらず、クソみたいに車が多くて、しかも日本の価格の3倍とか平気でするくせに街の中心部でも商業ビルに我が物顔をして、駐車場が整備されているんですよね。つーか、車社会から脱皮しようよと思います。

それよりも、日本の現状を考えると、道路網も、鉄道網も、航空網もすべてそろっていて、本当にフルセットだなと思います。こんなに、世界でも交通機関が充実した国は殆どないんじゃないかと。まぁ、何がいいたいかというと、車もかなり多いものの、鉄道が都市圏では相当普及していてエネルギー効率はかなりいいんですよね。ちなみに、鉄道を1とすると、バスが1.5、航空機が7.6、そして乗用車が8.3倍となります。

まぁ、私が思っているのは、以前も何度も書いているんですけど、コンパクトシティの提言ですね。まぁ、私が大嫌いなシンガポールに住んで、実際にシンガポール政府の頭のよさを垣間見たのもあるんですけど、資本主義がバンバン進み、効率化を突き詰めていくと、こういう姿にならざるを得ないよなと。その一方で、別荘と言う形で、別宅を持つのがいいんでないかなーと思ったりもします。あくまで、都心に住むのは生活のための手段として、週末や余暇は、別荘の自然の多いところですごすと。

私は、疲れたときとか、飲んだときは、東横線の大倉山に住んでいたにも関わらず、新横浜から東京まで新幹線通勤をすることがちょくちょくありました。まぁ、会社が東京駅のまん前だったって言うこともあるんですけどね・・・・・。当時は、東横線、そして日比谷線乗り入れで、日比谷から丸の内まで歩いていましたよ、健康的に。


●【特集:世界的規模拡大!鉄道プロジェクト】エネルギー効率の高さを評価
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0113&f=business_0113_158.shtml

●輸送機関別エネルギー効率
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/transport/shouwa54/ind020102/003.html


2012年4月1日日曜日

課税の要件と海外移住


租税回避目的で海外へ移住する人が多い訳ですが、今後、この流れにもある程度の変化が出てくる可能性も十分ありますね。超大金持ちやタックスヘイブンに近いくらいの国の国籍を取るのでしたら、話は別ですが、普通に日本国籍を持っているだけでしたら、二カ国間の租税条約の大前提もあるので、なかなか覆せないと思いますが、あの手この手を使って、ごっそりと国が持っていこうとする可能盛大ですね。

世界の税制には大きく二つあって、属地主義と属人主義があり、日本は前者を採用しています。また、多くの国が属地主義を採用していて、その人がある土地で働いてて、生活の本拠としていれば、その土地に納税の義務が原則として発生します。まぁ、有名なのは183日ルールがあるわけですが、短期出張のつもりで、その日数をオーバーしてしまった場合は、また、これも話がややこしくなる可能性があるということです。原則は、183日以上滞在した勤務地国で納税の義務があるからです。

昔いた会社の人事の馬鹿が、他の国で働いていても、給与の支払いが行われている国で納税義務があるなどとほざき始めて、説明するのに一苦労した訳ですが、世界中の国々で法律は違うわけで、納税のルールも違うわけで、それを全く理解していないと・・・・・。ただし、租税条約を結んでいる国においては、それが適用される範囲内においては、二重課税はできませんし、そのルールに応じて納税をしなきゃいけないんですよね。

これって、横浜に住んでいて、東京の千代田区の会社に勤めているから、東京の千代田区で納税義務があるって言っているのと同じことなんですよね。基本的に、身近な例に置き換えてみればわかることで、スケールがちょっと大きくなると、こんな馬鹿なことを言う人がでてくるんですよ。まぁ、これは日本とシンガポールのケースですが、主だった主要国は租税条約を締結しているので、だいたい同じ解釈になります。

ホント、ちょっと前にFXの取引で設けていた人がタイーホされた事例が報道されていましたが、この人の場合は、シンガポールに逃げ切れば大丈夫だと思っていてみたいで、日本に居住していた時の税金を払っていなかったことが問題だったんですよね。あくまで、シンガポールに移ったあとの問題ではありません。

それにしても、不動産等の源泉徴収は、当然、それがある地域で行われますし、役員などの会社の支配権を持った人についても、会社の本社がある国での納税義務が原則として発生してしまいます。この辺は、いろいろ例外とか細かいことがあるので、明言できませんが、とりあえず、住民票を抜いて、生活の本拠が日本になく、1月1日を起算として183日以上、海外にいて、一年以上居住する予定があるのであれば、今のところ日本での納税はしなくていいみたいです。
※このへん、真剣に考えている人は専門家の話を聞いてくださいね。私の情報や考え方は結構間違っているんで。

ただ、永住権とかとらなかったら、なかなか海外移住ってしても将来が不安だな・・・・・。マレーシアのMM2H制度とか、最大で10年の長期滞在のビザをくれるので、こういうのも魅力ですけどね。

それはそうとしても、武富士の会長の息子が行ったことは、租税回避の意思があったとしても、法律をきちんと遵守しており、極めてまっとうだと思っています。税金欲しさのための国税の言いがかりだなと。ちなみに、「今回の最高裁の判決では、租税回避行為の目的があったとしても、3分の2は香港に滞在しているため、その日数から、やはり、生活の本拠は香港だったと判断したのです。最高裁は、あくまで、税法で明確に要件を定めているのに、租税回避行為ではないかと疑いを向けて、一方的に課税するのではなく、法律に従って、租税法律主義を貫いたと言えます。」と下記ブログでは論評しており、「現在は、贈与する人、贈与される人が、5年を超えて海外に居住し、国外財産を贈与する場合には、税金がかかりません。」とも書かれています。



1)生活場所
2)職業活動
3)資産の所在
4)外部から確認することのできる居住意志
5)租税回避の目的

●武富士会長長男の巨額追徴事件

http://www.tachibana-akira.com/2011/02/2140

●贈与税として1330億円を追徴課税されましたが、最高裁の判決で、400億円の利子を付けて、返してもらうことになりました
http://www.gifttax.jp/news/000066.html