2012年10月28日日曜日

シンガポール地下鉄の将来とパッケージ輸出?【ノウハウの輸出】

本当にシンガポールの地下鉄の計画をみていると本当に将来のことを考えて街づくりをしているなーと思う反面、そうじゃないなーと思うこともちょくちょくあります。私がシンガポールで望んでいるのはやっぱり、地下鉄に快速を作ってもらいたいなーと言うことです。ノースサウスラインでもイーストウエストラインでもそーなんですが、無駄な駅に止まり過ぎなんですよね。実際に乗ってみるとわかるのが、乗降客が多い駅って限られているんですよ。従って、途中のクソみたいな駅なんか飛ばして、緩急運転をすればいいなーとずっと思っていました。まぁ、日本の多くの私鉄が取り入れている奴ですね。東京急行こと東急の東横線は、特急が導入される前までは、本当に急行ですら、各駅停車ののりでしたけど、最近は劇的に改善されましたもんね。

まぁ、それを考えると、イーストウェストラインは、パシルリスとタンピネス、それからチャンギ空港からの接続があるタナメラ、サークルラインとの接続があるパヤレバ、将来的なダウンタウンラインの接続のあるブギス、オフィス街のシティホール、ラッフルズプレイス、ボーナビスタ、ジュロンイースト、あとは、ジョークーンの10でいいと思うんですけどね。30いくつも止まる駅があったら、時間を食って食って仕方ないと。

それよりももっともっとアグレッシブなのは、京浜急行です。快速特急、特急、急行、各駅停車と本当にその列車捌きがすばらしいんですよ。電車も加速性能を重視して、むちゃくちゃ加速して、急減速しますし、あとは、蒲田駅の立体交差化も素晴らしい。羽田モノレールが、ウンコみたいなことを考えると素晴らしいですよ。蒲田は、その駅に似合わず、スチュワーデスやグランドホステスを時間によっては、かなりの確率で見ることが出来ます。ANAやJALと思われる人、それから、国際線乗り入れの恩恵もあってか、外資系とおぼしきひとも・・・・・。

京浜急行の職人的な経営、正直、シンガポールとかにも取り入れてもらいたいなーと思っていますよ。正直、このあたりの、列車運行のノウハウの輸出とかって日本はダントツに強いと思うんですよね。整備計画とか、運行計画とか・・・・・。

2012年10月23日火曜日

社会的制裁【古くは村八分、今はネットでの炎上?】

よく、裁判での情状酌量で聞く言葉ですが、社会的制裁とは、古くは村八分だったんですよね。今じゃ、会社の懲戒解雇とかネットによる炎上とかありますね。

やっぱり、一番でかいのは、「グーグルによる名前の掲載」じゃないですかね。まとめサイトなんか作られた日にゃ、一生、それが残りますし。一人歩きしますからね。


●社会的制裁
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E5%88%B6%E8%A3%81

2012年10月19日金曜日

発電コストの比較【原子力、火力、水力とその他の自然由来発電】


よく言われる、発電方式によるコストの比較ですが、下記を現段階のコストで比較をしてみます。発電所は、立地や前提でコストのブレが極めて大きいため、ここではあくまで平均的な条件の下で算出してあります。


1.従来試算
1)原子力
2)石炭火力
3)LNG火力
4)石油火力
5)大規模水力
6)風力
7)大規模太陽光


 福島第一原発の事故を受けてエネルギー政策の転換が課題となる中、従来の発電コストの見直しにも注目が集まっている。政府のエネルギー・環境会議での電源ごとの発電コストを計算している検証委員会(委員長・石田勝之副内閣相)によるコスト計算の結果(報告書案)が報道されたので、図にはこれをかかげた(毎日新聞2011.12.13)。

 報道は、今回の発電コストの見直しにより、風力、太陽光など再生可能エネルギーによる発電の高い可能性が示されたという論調である。見出しを掲げると、

毎日新聞2011.12.13「発電コスト風力8円、太陽光12円 原子力並み低下も - 2030年試算」
東京新聞2011.12.13「原発コスト8.8円 7割増、火力と大差なく」(毎日の8.9円と何故か異なる)

である。

 しかし、図を見れば分かる通り、原子力の相対的優位性は揺るがないという結果が示されている。これは、今回の試算によれば、原子力のコストに今回の事故費用を含めても、一方で、化石燃料の価格上昇、温室効果ガス削減費用による火力発電のコスト増ほどではなく、また一方で、風力や太陽光もコスト低下はこれからの見込まれるものの不確定な要素も多い(コストの最低と最高の幅が大きい)からである。

 あとは国民感情などコスト以外の要素を考え合わせて、政治決断するという格好なのであろう。

 実際は、化石燃料の価格が今後どう推移するか、また海外と比較して高い日本の化石燃料調達コストの低減は図れないのか、といった重要な要素に関する試算の前提条件が問題にされていないのが、問題であろう。今後、重要な役割を果たすと考えられるLNGの日本の輸入価格が欧米の2倍である点については図録4124参照。

 コスト等検証委員会の報告書案(12月13日)によれば、LNG火力については、以下の前提で計算が行われている。

・燃料費比率:77%(2010年)
・燃料費初年度価格:LNG全日本通関CIF価格の2010年度平均
・将来の燃料費価格:上にWEO2011の価格トレンドを適用

 なお、報道によれば、原子力に関する今回試算の前提条件は以下だったという。

①福島第一原発旧の事故対策費の想定5.7兆円を40年の稼働期間で積み立てる(0.5円分)
 ただし事故費用が20兆円に膨らむとコストは10.2円
②立地対策の補助金を含める(1.1円分)
③福島事故を受けた追加安全対策費(0.2円分)
④原発稼働率70%(近年の稼働実績より高い値、図録4050参照)
⑤除染や追加的な損害賠償は未定

(④⑤は東京新聞2011.12.13、それ以外は毎日新聞2011.12.13)

(2011年12月13日収録、14日LNG火力燃料費前提追加)





2012年10月14日日曜日

エアアジアの日本国内路線【Air asia旋風は起こるか?】

東京から北海道の路線って、航空会社のドル箱路線と言われているぐらいで、超強気な価格設定なんですよね。片道、だいたい、割引のきかない正規の料金だと3万円をちょっと切るくらいかな。それに比べるとエアアジアって6000円前後なんですよね。驚きました。

鳴り物入りで登場したLCCのAIR DOとかも思ったより安くないんですよ。まぁ、今まで競争原理が働かない路線で、他の赤字路線の穴埋めをしていたってところでしょうが、今後、どーなりますかね。それにしても、国土交通省はよく認めたなーと思いますよ。まぁ、成田-千歳間ですけど。



●エアアジア
 http://www.airasia.com/jp/ja/home.page

2012年10月13日土曜日

鉄道の建設と高速道路の建設の難易度


以前に、東南アジアで何故鉄道が普及していないかということを書いたんですけど、正直、日本に比べ平坦なところが多く、トンネルや橋梁も少なくて済むため、正直言って、都市部に関しては、鉄道をバンバン作ったほうが良いとすら思っていました。鉄道っていうのは、私の知る限り、線路の線形というよりも、勾配に左右されることが多いと思っています。実際に、長野新幹線は、他の新幹線とは違い、勾配のきついところを登れるような仕様になっています。碓氷峠の勾配は66.7‰です。(66.7/1000)は1/15の換算値となります。こうすると、1mの高低差を生ずるのにどのくらいの水平長を必要とするかがわかりやすくなります。つまり、碓氷峠の勾配では15mの水平長で1mの高低差を生じるます。JRの車両は20m車がほとんどですから、電車1両の前と後ろで1m以上高さが違っているということですから、相当の高低差があるということになります。

基本的に、車に比べて、アップダウンに弱い鉄道はこういうところで制約を受けるわけで、それがボトルネックとなり、中央新幹線も、南アルプスのトンネルの掘削という問題もありましたが、勾配の問題もあったのです。

それから考えると、高速道路などを作るほうがより難易度も低いわけですし、運用の自由度も高いんですよ。鉄道は、車両も結構高いですし、車のような自由度がないですからね。ただし、ある程度の人員を超えれば、その単位面積あたりの輸送効率は極めて高く、私は、タイのバンコクやインドネシアのジャカルタ、マレーシアのクアラルンプールなどは、何故鉄道がここまで普及していないのかと思うぐらいですもん。

2012年10月8日月曜日

10年後に「食える仕事」「食えない仕事」~グローバル化で職の72%は消える。

前にも「日本人の72%は10年後に食いっぱぐれる!?」で書いたんですけど、国境が限りなく低くなったのと同時に、OA化(オフィスオートメーション)とFA化(ファクトリーオートメーション)がさらに追い討ちをかけ、ホント仕事がなくなっていくことが容易に想像できます。

国際取引が増え、フォワーダーと呼ばれる通関業者も、ひょっとすると関税がなくなり、通関用のインボイスや手続きがなくなり、消えてなくなる可能性もひょっとしたら出てくるかもしれませんね。確かに、検疫みたいなものは残るでしょうが、関税をかけることによって自国経済を守るというのがTPPや自由貿易で徐々になくそうというのが覇権国などの考え方ですが、どうなんでしょうね。


1) 重力の世界
1.IT化で瞬時に海外移転する職業
2.徐々に海外移転していく職業
3.海外移転しないが、国内で徐々に外国人に置き換わっていく職業

2)無国籍ジャングル
1.神の領域への挑戦者
2.ボーダレス経営
3.金融&サイバーの覇者

3)ジャパンプレミアム
1.独自カルチャーの依存
2.チームワーク&サービス
3.信用&コミニュケーション
4.ハイレベルな日本語
5.国による参入規制

4)グローカル
1.独自カルチャーの依存
2.チームワーク&サービス
3.信用&コミニュケーション
4.ハイレベルな日本語
5.国による参入規制



●日本人の72%は10年後に食いっぱぐれる!?
 http://www.akudaikan.com/2012/03/blog-post_29.html

鹿のフン 【タモリが絶句した吉永小百合の名曲】


サユリストを自認し、同じ早稲田大学だったこともあり、学生食堂で吉永小百合が偶然に発見した際、吉永の食べ残しを食べようか迷った末、思いとどまったというエピソードもあるぐらいですから、彼女の歌う「鹿のフン」「フンフンフンフン、黒豆よ」なーんていう歌詞が信じられなかったのでしょう。

笑っていいともで、これは取り上げられましたが、その当時、同じフジテレビの「俺たちひょうきん族」でビートたけしや明石屋さんまが、さんざんこのことを取り上げていたのは、当時は非常に有名でした。

この前、久々に奈良に行って、ついつい、ゆるきゃらのきもがわいい「せんとくん」を見て思い出してしまいました。

●せんとくん

2012年9月26日水曜日

ご開帳 【合掌】

それにしても、「ご開帳」と当時から言っていましたが、あたらめて調べると、本当にそうなんですね。ありがたや、ありがたや。


                        合掌


●ご開帳 (ストリップ)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%94%E9%96%8B%E5%B8%B3_...

『ご開帳』(ごかいちょう)とは、ストリップ劇場などでストリップ嬢が、股を開き、陰部を観客に披露すること。
これは陰部を露出させるという非日常的な状況を現出させる演出であり、これに対して観客は入場料を支払うことでご開帳を見学する権利を得ることになる。
日本においては、不特定多数の観客に対し陰部を露出する行為は刑法における公然わいせつ罪に当たり、ご開帳によりストリップ劇場が摘発を受けた例も存在するが[1][2]、現実的には多くのストリップ劇場で同様の露出行為が恒常的に行われているのが実情である。

●開帳
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E5%B8%B3
開帳(かいちょう)とは、仏教寺院で本尊をはじめとする仏像について、その像を安置するお堂や厨子の扉を開いて拝観できるようにすること。

2012年9月24日月曜日

PDFとOCR【読み取り精度も上がったな】

いやいや仕事でアドビのSTANDARD Xを使って驚いたんですが、OCRの機能が付いているんですね。ですので、ワードやエクセルからPDFを作ったものじゃなくとも、スキャンしたデータとかなどから、文字を拾うことができるんですね。

それにしても、最新のものの認識制度は驚きましたよ。おそらく98%くらいはあるんじゃないでしょうか。十分使用に耐えうるものです。ホント、この分野って進歩が凄まじいな。10年前のOCRとか使い物にならないものが多かったですもん。


●ADOBE Standard X
http://www.adobe.com/jp/products/acrobatstandard/features.html

2012年9月9日日曜日

巨大化する法律事務所・弁護士事務所【日本と海外】

最近、法律事務所の巨大化が凄いですな。会計の世界では、ビッグ4と言うことで、アーンストアンドアンドヤング、PWC、KPMG、デロイトの四陣営になっているわけですが、法律事務所の巨大化も凄まじいですわ。ちょっと前まで、弁護士の在籍数が100人を超えていれば巨大と思っていたのに、今は、500人を越えるところもあるそうな。西村あさひ法律事務所を筆頭に、長島・大野・常松法律事務所、森・濱田松本法律事務所、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、TMI総合法律事務所が五大法律事務所と言われますが、ちょっと前までは、森綜合法律事務所がトップで、後は渉外と言えば、アンダーソン毛利でしたね。最近は、企業法務だけでなく、M&A、デューディリジェンスを中心とした金融法務関係、それから知的財産権、倒産、事業再生など、今は本当にかなり多くのことを手がけており、海外が絡むことが多いので、一気に巨大化が進んだということです。ちょっと前の、証券化・流動化ブームで、REITを中心とした特需は終わりましたが、それ以外でも最近はM&Aが水面下でむちゃくちゃ忙しいようですね。

弁護士事務所の巨大化もですが、最近は、司法書士と行政書士にある程度の訴訟代理権が与えられて、費用が弁護士事務所よりも安いことがあり、サラ金の過払い特需があったように、忙しいところは、結構忙しいらしいですね。世界の法律のメジャープレーヤーは、ベーカーアンドマッケンジーやモリソンフォースター、リンクレーターズって有名なんですが、そういうところって、何千人も弁護士を抱えているんですよね。すげぇ。

こういう大手は、儲からない小額案件は扱わず、いわゆる企業法務という部分に力を注いでいます。そのなかでもM&A(買収合併)の分野は、扱う金額がべらぼうに大きく、日本では、ソフトバンクのヴォーダフォンの買収が記憶に新しいところでしょうか。また、医薬分野でも生き残りをかけるだけでなく、技術を持った研究開発型の企業を買ったりしたりもしています。特に、企業の買収の場合は、デューディリジェンスの割合が極めて大きく、資産査定に手間がかかるだけでなく、短い時間で結果をださないといけません。そのためには、様々な分野の専門家を抱える必要があり、これだけ肥大化してしまったということです。

様々な分野で巨人が現れ、中小では太刀打ちすることができなくなりましたね。インターネットという個人が世界へ情報を発信できるツールができたとは言え、交渉力では格差がありすぎます。頭脳集団が巨大化するのは世界的な潮流ですが、まさに都市銀行がメガバンクに集約されたような状況を彷彿とさせますね。


【日本の4大法律事務所】

西村あさひ法律事務所  (474名)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%91%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%B2%E6%B3%95%E5%BE%8B%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80
http://www.jurists.co.jp/ja/


【イギリスのBIG4】
アレン・アンド・オーヴェリー(5000人: Allen & Overy  )
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC
http://www.allenovery.com/
●フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガー (5000人:Freshfields Bruckhaus Deringer
http://en.wikipedia.org/wiki/Freshfields_Bruckhaus_Deringer
http://www.freshfields.com/en/global/

【アメリカの法律事務所】
●ベーカーアンドマッケンジー(10000人:Baker & McKenzie )
●ホワイトアンドケース


【世界のトップ100の法律事務所】
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_100_largest_law_firms_globally
http://www.ilrg.com/nlj250

●外資系法律事務所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E8%B3%87%E7%B3%BB%E6%B3%95%E5%BE%8B%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80

英国系
ハーバートスミス外国法事務弁護士事務所
クリフォードチャンス法律事務所
フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所
外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ)
アレン・アンド・オーヴェリー外国法共同事業法律事務所
ポールヘイスティングス法律事務所
レイサム アンド ワトキンス外国法共同事業法律事務所
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
ホワイト&ケース法律事務所
外国法共同事業 ジョーンズ・デイ法律事務所
モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所 伊藤 見富法律事務所
スキャデン・アープス外国法事務弁護士事務所
ビンガム・マカッチェン・ムラセ外国法事務弁護士事務所 坂井・三村・相澤法律事務所



【世界4大会計事務所:ビッグ4】
●KPMG
  あらた監査法人と提携
  http://www.pwc.com/jp/ja/assurance/index.jhtml


●【四大厨は】外資系法律事務所専用スレ5【お断り】

2012年9月8日土曜日

冷凍技術と物流革命とセントラルキッチン【食糧革命:マグロ漁船、加ト吉にみる冷凍革命と金太郎飴方式】

国会で道路族が非難されることが多く、更にはストロー現象として地方が疲弊することが槍玉に挙げられるわけですが、高速道路や高速鉄道(新幹線)の普及により、日帰り圏が増え、出張が短期間になると同時に、都市圏が拡大しました。これは、私たちの日常のメリットを挙げた訳ですが、もっとメリットが大きいのが物流でしょう。物流はロジスティクスとも言われ、日本名は兵站です。要するに戦争用語で、後方支援とか補給とかを表す言葉です。ビジネスでも戦争用語が当たり前のように使われていますが、ビジネスって戦争なんですよね。保存食や冷凍食品も戦争からの派生だと思っていますし、食料配送もそのノウハウだと思っています。特に現代社会は、列島の大動脈とも形容されるように高速道路が寸断されたら、物流が寸断され、私たちの便利な日常生活が成り立たなくなってしまうんです。それを理解しないで、高速道路を一律、反対するのはどうなのかな?とも思っています。確かに、地方の利用率が低いところを建設するのはいかがなものかと思いますが、少なくとも首都圏においてはそれはないはずですので、ミッシングリンクと言われて機能が果たせていない環状線として、外環や圏央道、中央環状線はとっととつくって繋げてもらいたいもんです。糞詰まりになっていたところが改善するだけで、劇的な変化が見られたのは中央環状線の環七エリアが開通したことで実感された方も多いと思います。イオンやジャスコのようなGSMと呼ばれる大規模小売店やCVS(コンビニ)も、コールドチェーンと高速道路によって成り立っているところが大きいと思うんですよ。実際に、地震や台風、大雨なんかで高速道路網が寸断されたら、JIT(ジャストインタイム)のサプライチェーンが簡単に寸断されてしまいましたからね。今後、環状道路ができれば、大規模な物流センターがその周辺にできて、ビジネスをまた変えていくと思います。タイトルの「冷凍技術と物流革命とセントラルキッチン」がセットになって、私たちの生活を大きく変えたなと最近は本当に実感しています。この成功モデルは、海外でもコピーできますが、インフラが整っていないと無理ですからね。たくさん食糧が生産できても、劣悪なインフラのためその廃棄率が半分に及ぶと言われているインドなんかでは、高速道路網とコールドチェーンがきちんと導入されたら、劇的に経済は変わるでしょうが、現状では無理でしょう。仮にできたとしても30年くらいはかかるんじゃないでしょうか。

メリットとは、いわばデメリットとオフセットの関係にあり、便利になった反面、時間差などはあっても必ずデメリットが発生します。物流革命によって、それまで域内で完結していた生産活動等が、高速道路などの整備によって域外と短時間で結び付けられたことによって経済圏が拡大する反面、雇用が失われたりしている事実があるのも無視できない事実です。便利になる代償と言うのは極めて大きいんだなと思います。目先はメリットだなと思っても、中長期ではデメリットになることの代表例では、医療技術がありますが、最終的には地獄の沙汰も金次第と言うことになるのでしょうか。本当に、ここ最近思うのは、学問の功績というのは極めて大きいなと。先人が築き上げて土台があるからこそ、その先のステップに短時間で進むことができますからね。体系的に法則を示すだけでなくそれを多くの人が理解可能な形まで咀嚼して文章にするというのは、グーテンベルグの活版印刷の登場以降に加速度的に広がったものと思っていますが、やはり、直近のそれを加速度的に普及させた功績といえばインターネットと廉価なPCの登場と言っても過言ではないでしょうし、誰も異論は無いでしょう。何といっても、POS(Point Of Sales)販売時点管理システムなどにより、売れ筋商品、死に筋が瞬時に把握できるだけでなく、物流システムなどにより在庫状況も逐次把握できますからね。特にインターネットが学問や産業の発展に貢献した功績は極めて大きいです。

規格大量生産のお陰で、IT関係の機器は恐ろしく廉価になり、本当に、多くの人が簡単に手に入れられるほど値段は劇的に下がり、10年ちょっと前まではパソコンと言えば20万以上という価格も平気でしたものが、今はたったの数万円で手に入ります。携帯電話のスマートフォンもその範疇に入れると、5万円以内で世界にリアルタイムに繋がり、その一方で自分から世界に情報を発信もできるのです。特に携帯電話の世界的な爆発的な普及の後押しもあり、ネット人口は劇的に増えました。あとは、スマートフォンの登場やPDA、タブレットの登場が大きいでしょう。これが、バーコードなどを読み取る端末としても使われ、検品などにも流用できるわけですからね。専用機を買わずに済みますし、汎用性が極めて高まりますから。このように、ITがIT革命と呼ばれるように、様々な革命を起こしましたが、物流革命も極めて貢献度が高いと思っています。見える化って言葉が流行っていますが、数値化して多くのものが容易に管理できるようになった訳です。これは、IT機器が劇的に値下がりして、利用しやすくなったことがその背景にあると思います。

前置きが長くなりましたが、ネットの革命と同じように、物流革命や冷凍技術、保存技術の発展に伴って、街の風景も一変しましたね。良い面では、便利になったと。悪い面では、どこに行っても同じ風景になったと。ホント、前にも話したことがあるのですが、大手の東京資本の会社が金太郎飴方式でチェーン店を全国に拡大したんですよね。これは、MNC(多国籍企業)の展開パターンと全く同じです。ビジネスモデルを作り、スケールメリットで拡大をすることなんですよね。特に、保存技術や物流革命が小売や企業戦略に貢献したその貢献度は極めて大きいと思っています。なにせ、冷凍することによって、保存が利き、目の前で作らなくてもすむようになりましたからね。知ったかぶりをする人が「こりゃ冷凍だから」とかグルメぶっていますけど、そういう人でも恩恵をむちゃくちゃ受けているのは明白ですからね。冷凍技術がなかったら、廉価にあれだけバラエティに富んだメニューは提供できませんから。あとは、家庭での料理の負担もメチャクチャ冷凍食品のお陰で減りました。それにメリットは長期で保存できることですからね。お米なんかの穀物も長期の保存に適していますが、生鮮食料品なんかは、一週間以上保存するのには適していないものが結構多いですから、冷凍技術のお陰で、外食が変わった以上に、家庭の料理環境も変わったと言えるでしょう。冷凍という技術が一般的になる前は、捨てるという選択肢しかなかった訳ですが、冷凍し保存することによって、収穫期を気にすることなく、そして原料だけでなく、加工品をも保存できることができるようになったことによって、家庭の生活スタイルも大きく変わったと思います。買い物に費やす時間と調理に費やす時間が冷凍食品によって劇的に減った家庭もあるかと思います。主食って、保存のしやすさから穀物が主役となっている訳ですが、これが変わる可能性も十分にあるのかなと思うことがあります。何といっても、農耕の概念って、定住をするようになってから、いわゆる農業革命の根本を成すものだと思っているんですよね。それよりも、狩猟中心の定住をせずに、色々なところを転々としていた時代って言うのが私の立場からすると想像できないんですよね。まぁ、人口が急激に増えたのは、農耕技術の進歩や保存技術を確立したっていうのもありますが、それにしても人類は短期間にえらい勢いで増えたもんです。

冷凍技術といえば、マグロ漁船がその走りだと思いますが、やっぱり身近なところでは、加藤吉次郎氏の加ト吉(テーブルマーク)でしょう。讃岐うどんを冷凍技術をもとに全国に広めた功績は極めて大きいと思います。加藤氏は、会社が大きくなっても自ら駐車場で交通整理をしていたという話を聞いたことがあります。小さいころに苦労して、そして会社を大きくしただけに、循環取引などの不祥事があったり、JTに公開買い付けをされたりなど、私が想像していた加ト吉の将来像とは違ったものになってしまったのは残念でしたが・・・・。最近では、ABI 株式会社(アビー)が生み出したセルアライブシステム冷凍(CAS冷凍、CAS凍結、細胞蘇生システム)、リキッドフリーザ、トンネルフリーザなども徐々に浸透しているようで、今まで冷凍に適さなかったものまでも冷凍することが可能になって、驚きました。今後も冷凍技術は進歩し、冷凍庫の問題さえ解決できれば、食糧問題は、かなり解決できるんじゃないかと思いました。ちなみに、これらの技術は、再生医療にも用いられていると聞き、二度驚きました。まだ、発展の余地のある冷凍技術ですが、CAS技術以外にも、ある物質を微量混ぜると氷点下でも凍らないものもあるとのことで、今後も技術革新は進みそうです。ひょっとすると腐ると言う概念、常温保存という概念から、微生物を活動させない又は成長を促進させない技術が出てくるかもしれません。

さて、冷凍技術の他は、HACAPのような食品の管理手法が体系的になったおかげで、食中毒がどのレベルで起きるのかとか、どうやったら菌を殺すことができるかというのが学問的に究明されて、体系化することができましたから、そのようなメリットも極めて大きいと思っています。このような単体でみるとそれほどインパクトはなくても、それを組み合わせて使うことができれば、いろんな商機が生まれます。商売に目ざとい人は、このようなところに嗅覚をつかって、ビジネスチャンスを生み出しているのでしょう。街道沿いに全国で同じような風景になってしまって、服や外食、スーパーまで同じような光景になりましたが、これも冷凍技術、物流革命、セントラルキッチンのお陰だと思っています。特に、外食はこの三つが絡んでいるだけに、完全に金太郎飴式のビジネスモデルだと思っています。ガスとやバーミヤンなどを展開するスカイラーク、そしてイタリアンを見事にファミレスにしたサイゼリア、ジョナサン、デニーズ、ロイヤルホストなどは冷凍技術とセントラルキッチンの恩恵を受けて、ここまで遍く普及したと考えています。まぁ、ロードサイドが全国どこでも同じような景色になってしまったという弊害もありますが・・・・。製造業においては、製造工程のノウハウ、特に素材系は、熱処理などや低温脆性、水素脆性、応力破壊など、気の遠くなるようなノウハウの蓄積が必要ですが、サービス業はそのような極めて時間がかかるような制約が少ないため、戦略がしっかりして、顕在的・潜在的需要の分析ができれば、短期間でのし上がることも可能です。食料品関係は、保存技術と冷凍技術はまだまだ未知の技術が山ほどありますが、概ね主要な骨格は確立された言えるので、あとは生産のところでしょうか。植物工場とかもできてきていますし、バイオ関係の今後の技術革新が楽しみですね。

日本は、世界各国に先駆け、少子高齢化が進み、成熟社会から衰退社会に突入します。便利になったインフラ、そして運営などのソフトウェアも世界一と言っても過言ではないほどの充実度ですが、衰退の時代、どうなるんでしょうね。国がこういうところに、補助を出したり、あとは税制面でメリットを与えたりして援護射撃をすれば、将来的に国益に繋がると思うんですけどね。

日本での成功モデルを、雁行型(キャッチアップ型)の経済発展をした東南アジアなど、日本の成功モデルをほぼそのまま当てはめていますが、どうなるんでしょうかね。知恵と言うのは、出すのはタダです。いくら考えても出費はありませんし、お金はかかりません。おそらく、人類の英知でなにか画期的なものが見つかるでしょう。


●セントラルキッチン
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3

●冷凍食品
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E5%87%8D%E9%A3%9F%E5%93%81

●コールドチェーン
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3

●サプライチェーン
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

●ロジスティクス(兵站)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9

●食品も細胞を組成させる「魔法」を作りたい
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001201
 ABI 株式会社(アビー)の技術です(セルアライブシステム冷凍)
  CAS冷凍、CAS凍結、細胞蘇生システム

2012年9月6日木曜日

即死寸前のシャープ【根抵当権が付き、ホンハイも傍観する】

前からシャープのことは何度も書いていますが、いよいよ終わったなと。本当に20年前に日本の電機業界が栄華を極めたことが信じられないです。しかし、歴史は繰り返すのです。四大文明も衰退し、かつてのフランスやスペイン、ポルトガル、イギリスの威光は今はありません。日本も同じで、「いつか来た道」なのだと思います。本当に既視感があります。

確かに経営者の責任も大きいのでしょうが、余りにも時代の変化が早すぎました。そして、中進国と発展途上国の追い上げが余りにも早すぎました。

それにしても、連結で4万人を超える従業員を抱える会社が大阪市阿倍野区の本社ビルや事業所のほぼ全てに根抵当権を設定されるって尋常ではない事態です。それは、抵当権ではなく、根抵当権ですからもっと深刻です。

台湾の鴻海(ほんはい)精密もホントやり手だなと。おそらく、徹底的に買い叩くでしょう。本当に百戦錬磨の郭台銘会長に勝てるはずないですし、完全に足元を見られていますからね。

 シャープは、3千億超円のコマーシャルペーパー(CP)の償還期限が9月末に迫っているだけでなく、他にも借金が山のようにあり、本当に経営者や従業員は眠れない日々をすごしていると思います。また、取引先も数千社にもおよび、シャープの取引割合が5割を越している会社もかなりあると思います。本当に、従業員や取引先の方の心境はお察ししますが、本当に世界は新たなパラダイムに入ったのだなと思いました。


●シャープ勤務30代「一生安泰といわれたのに人生設計狂った」
http://www.news-postseven.com/archives/20120903_140813.html

●「もう何も期待できない…受注ゼロに」 取引企業、シャープ失速に悲鳴 (1/2ページ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120827/bsb1208271616001-n1.htm

●困窮シャープを揺さぶる“ワンマン救世主” ドタキャン理由にあぜん (1/4ページ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120908/bsb1209080710003-n1.htm

●シャープ、なぜここまで崩れ落ちたのか 栄華極めた液晶の限界(1/3ページ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120902/bsc1209022118004-n1.htm

2012年8月26日日曜日

声紋認証 【コールセンターでも導入済:開けゴマと将来はなるのか?】

以前、洒落で買ったことがあるんですが、イスラエルのトラスター。これって、あまり使えなかったんですが、嘘発見器とか声紋認証とか使えるんじゃないかなーと思っていました。先日、クレジットカードの再発行で、コールセンターへ電話をしたんですが、こういうときに認証する技術って、結構約に立つんじゃないかなーって思いましたからね。

あと、個人的には声紋認証って、指紋や網膜認証とかと違って、結構気楽でいいと思うんですよ。声を録音されて、それを再現されたら・・・・っていう問題や風邪を引いて声がでないときはどうすんの?っていう突っ込みもありそうですが、認証技術の一つとしては面白いと思います。


●声紋認証 簡単で速く、信頼性の高い生体認証、特別な認証デバイスは不要 http://www.nuance-jp.com/application/Voice.html

●イスラエルの嘘発見器のトラスター(Truster)
 http://park3.wakwak.com/~million/hits/truster.htm
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC

2012年8月12日日曜日

生乾きの臭いの原因と洗濯機の掃除【細菌が原因だった】

梅雨の時に、洗濯物であるシャツの生乾きの臭いが気になったので、その時から、シャープのプラズマクラスター機能付きの除湿機を使い、さらにPANASONICのナノイーを使い、更には念を入れて洗濯機を洗濯機クリーナーで塩素系と酵素系、酸素系とそれぞれ使って掃除をして、わかめみたいなカビの付着をとったら、すっかり臭いがなくなりました。あとは、良く聞くのは、お湯につけて、モラクセラ菌を死滅させるのがいいって言う話ですね。ライオンの部屋干しトップを使っても、完全にはなくならなかったので、色々模索しておりました。場合によっては、服とかを煮沸するといいらしいですね。靴なんかも。ただ、変色等には気をつけてください。

それにしても、プラズマクラスターやナノイーの効果って凄いですわ。調べてみると、菌の構造を壊して、死滅させるそうな。胞子も壊してしまうそうな。なんか、目に見えみえないレベルのバクテリアの話だと分かりませんが、我々の身の回りでの細菌の働きって驚くべきもので、馬鹿にしちゃいかんですわ。

ビールやパン、納豆やヨーグルト、キムチなどもみんな細菌の働きですし、あとはペニシリンや抗生物質なんかもそうです。それにしても、こんなことで、臭いが消えるとは、驚きでしたわ。

匂いの原因となる菌が発生する条件と言うのは、下記があり、ひとつでも欠けると菌は増えないそうです。高温多湿となる梅雨や夏の時期は本当に、菌が増える要素がたくさんありますので、どれかひとつでもなくすようにすれば、生乾きは激減するようです。あとは、ワキガでしょうか。あれも、下記の三つがそろうと発生して、なんとも言えぬ匂いがでてくるとのことです。

1)温度
2)湿度
3)菌

梅雨の時期は外で干すのは大変でしょうから、部屋干が中心になると思います。ただ、部屋干ですとどうしても生乾きになってしまうのも事実ですので、除湿機を使うのが良いのかなと思っています。除湿機の効果って驚くほど高くて、6畳程度の部屋で、仕事中に除湿機をかけておくと2リットルくらいの水が取れます。梅雨の時期はカビ臭かったのが一気になくなり、さらにはフローリングの床も今まではなんだか反っていたのが、直ったような気さえします。エアコンでのドライですが、効果ははっきり言って薄く、除湿機専用機に勝るものはありません。私がカビや湿気からバイバイできたのは、除湿機があったからと言っても過言ではありません。

冗談抜きで、部屋での快適度が変わりますよ。ネットでの除湿機の感想のブログって少ないんですが、探せばその効果を垣間見ることはできるのかなーと思っています。それにしても、私たちの身の回りにいる菌がいろいろ悪さをしているのを知り驚きました。

靴なんかも結構臭くなることが多く、生乾きになることが多いですが、これも熱湯で消毒をしたり、あとは私なんかは、重曹をスプレイしています。これが意外にも結構効くんですよ。驚きました。


●洗濯後に発生する衣類の悪臭の原因菌を解明 発表資料: 2011年05月26日
  http://www.kao.com/jp/corp_news/2011/20110526_001.html

 http://www.youtube.com/watch?v=OTDzPdn0OZc&feature=player_embedded

●モラクセラ菌
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%A9

●SHARPのプラズマクラスター・プラズマクラスター除湿機

●パナソニックのナノイー・除湿機

2012年7月29日日曜日

産業別の市場規模と就業人口

これみると、すげーな自動車業界。まだ、就業人口は調べてませんが、あとで調べヨット






主な産業 平成21年度

アニメ   2500億円
人材派遣  9939億円
ゲーム  3兆0898億円
アパレル 4兆1004億円
IT    4兆7863億円
運送   6兆1516億円
コンビニ 6兆5063億円
鉄鋼   13兆4168億円
鉄道   13兆4229億円
建設   15兆0862億円
食品   16兆8216億円
スーパー 18兆8390億円
石油   20兆6647億円
銀行   20兆6790億円
パチンコ 21兆0650億円
外食産業 32兆3542億円
自動車  43兆9814億円


●公営ギャンブル
JRA    2兆4275億円
宝くじ   1兆0419億円
競艇     9257億円
競輪     7913億円
地方競馬   3757億円
オートレース 1049億円



●総務省の
日本の産業別実質国内生産額(市場規模)の推移
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h18/data/html/i4300000.html
●統計庁


ちなみに、会社別の売り上げは




順位 企業名 コード 業種 市場名 売上高
1 トヨタ自動車 7203 輸送用機器 東証1部 18.5兆円
2 日本電信電話 9432 情報・通信業 東証1部 10.5兆円
3 日立製作所 6501 電気機器 東証1部 9.6兆円
4 JXホールディングス 5020 石油・石炭製品 東証1部 9.6兆円
5 日産自動車 7201 輸送用機器 東証1部 8.7兆円
6 本田技研工業 7267 輸送用機器 東証1部 7.9兆円
7 パナソニック 6752 電気機器 東証1部 7.8兆円
8 ソニー 6758 電気機器 東証1部 6.4兆円
9 日本たばこ産業 2914 食品業 東証1部 6.1兆円
10 東芝 6502 電気機器 東証1部 6.1兆円
11 豊田通商 8015 卸売業 東証1部 5.7兆円
12 三菱商事 8058 卸売業 東証1部 5.5兆円
13 東京電力 9501 電気・ガス業 東証1部 5.3兆円
14 三井物産 8031 卸売業 東証1部 5.2兆円
15 セブン&アイ・ホールディングス 3382 小売業 東証1部 4.7兆円
16 イオン 8267 小売業 東証1部 4.6兆円
17 第一生命保険 8750 保険業 東証1部 4.5兆円
18 三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 銀行業 東証1部 4.5兆円
19 富士通 6702 電気機器 東証1部 4.5兆円
20 丸紅 8002 卸売業 東証1部 4.3兆円


鬱病と戦う友人と現代社会の問題

私の学生時代の友人が鬱病に罹患し、数年間無職で居ることを知り、とても驚いたと同時にショックを受けました。ホント、自分のことのように、辛かった、悲しかった。人の何倍も勉強をし、人の何倍も働いてきた友人だったからです。とても性格も良く、友人を助けてくれるような人だったので、人事とは思えず、うつむく彼を見て、辛くて辛くて私が泣きたい気持ちになりました。

他にも鬱病になったり、自殺をした人がわたりの周りには何人も居ます。事故で亡くなった人もいます。その数は、同年代の他の人に比べると少なくはないでしょう。本当に世が世なら、こんなことにはならなかったと思っています。今、日本は、鉄道で人身事故が毎日のように起き、電車が遅延していると聞きます。その数は、交通事故で命を亡くす人よりも多いと聞きます。いつからこんな世の中になってしまったんでしょうか。


やはり、社会のシステムが変わりすぎ、私たち人間に非人間的な行為を押し付けているというのは、時代が便利になっても、人間までは便利にならなかったということの皮肉でもあります。

2012年7月28日土曜日

グループウェアの今後とロータスノーツ、サイボウズ、Google Appsの三つ巴の比較【将来的にグーグルが寡占するのか?】

個人的には、ロータスノーツの使用歴が一番長いんですけど、いま、日本じゃサイボウズのガルーン・サイボウズオフィスが一番多いみたいですね。ちょっと前までは、大企業じゃ殆どがロータスノーツでした。ウィキペディアのデータによると都市銀行などは100%と言うことですし、官公庁でも、多く使われているということですしね。ただ、Googleの検索機能の素晴らしさを知ってしまうと、他がどうしても駄目に見えてしまうんですよね。瞬時にしかも膨大なデータのなかから検索をしてくれるものって他にないですから。その意味では、社内文書の検索にグーグル先生が使えるGoogle applianceなんかはGoogle appsと統合されて、グループウェアとして提供されたら本当に脅威だなと思います。だって、PDFも勝手にOCRをかけてくれるのか、検索対象になりますからね。おそらく、他のファイル形式に至っても、同じような感じだと思います。この辺の技術は、他の会社が束になっても敵いません。

しかし、新卒で入った会社でロータスノーツを使ったときは衝撃的だったな。勤怠申請や会議室の予約、慶弔やイベントなどの電子掲示板、給与振込のための銀行口座の変更、電子旅費清算、後は会社の技術のデータベースとかいろんなものが一つになっていて、驚いたな。まぁ、社内のデータベースであるドキュメントの管理面では、使い勝手は、今となってはクソみたいなものですけど、当時はかなり驚きました。まぁ、ドキュメントの管理は、共有サーバーを使っているところが8割以上の会社になると思うんですけど、勝手に消しちゃったりとか、版が上手く管理できないとか、そういった課題も結構あると思うんですよね。どこも抱えている問題は同じだと思いますよ。ただIT革命以降、ITが解決したものってとてつもなく大きいと思うんですよ。しかし、便利になった反面、効率化が進み、省力化で人が必要なくなったという負の側面もありますがね。パソコンがなく、メールも無く、携帯電話の無い時代は、どうやって仕事をやっていたんだと思いますもんw

サイボウズも使ったことがあるんですが、デザインがしょぼいんですね。使い勝手はそれほど悪くは無いですけど、なんだかフォントやデザインなどが洗練されていない気がします。あと一番の問題は、ASPの一番のボトルネックかもしれませんが、アクセスが増大すると、繋がらないことですね。これは、出社直後とかに見られます。そこんところの分散処理をどうするかってことがクリアできたらシェアは大きいので、そこそこいけるんじゃなかろうかと。その点、これから期待できるのはグーグルAppsですね。個人的には、グーグルの検索機能は一番ですし、Gmailで蓄積した使い勝手や便利さが、グループウェアにも反映できると思うんですよ。クラウドがどんどん広がっている中、社内での管理コストの高さを嫌気して、シフトが進むんじゃなかろうかと。企業でも結構なところがGoogle apps 若しくはGmailを利用していますが、大学でもGmailの利用率が高いのは驚きました。まぁ、就職活動にはスケジュール管理が必須だし、メール検索も超楽だし、あとは今はスマホを持っている学生がデフォでしょうから、パソコンとスマホが連携できるGmailは当然と言えば当然ですがね。プライベートでGmailを使っている人も相当数に上るので、プライベートで使っているメーラーと同じっていうのも評価が高いです。

グーグルが本気をだしたら怖いなと。おそらく、この分野にもすぐさま出てくるでしょうし、既存のノーツやサイボウズのマーケットをすぐに奪うでしょう。だって、Gmailは多くの人が使っていて、使い方も分かっていて、むちゃくちゃ便利ですからね。hotmailなんか比べ物にならないぐらいユーザー数も多いですし、使い勝手もいい、そして容量もアホみたいに大きいですし。まぁ、時間の問題でサイボウズも食われるでしょう。次は、冒頭でも言った、Google エンタープライズというかグーグルアプライアンスですね。これは、グーグルのインターネットの検索機能をそのまま社内に持ち込めるものなんです。社内にサーバーを置くことで、文書の検索ができるものなんですけど、こういうところからグーグルが囲い込みを進めるんじゃなかろうかと思っています。それにしても、マイクロソフトもすごいなと以前は思っていましたが、グーグルの方がもっともっとすごいです。マイクロソフトは、斜陽になりましたからw

ノーツって確かに便利ですけど、どうしても構築に費用がかかってしまうため、社内に専任の技術者を置かないといけないんですよね。あとはバージョンアップの問題など、いろいろあります。正直、10年前は良かったのでしょうが、Saas型と言ったら良いんでしょうか、ASP型みたいな形で、クライアントに依存しないようなものがいいんじゃなかろうかと思っています。この辺は、将来的にバックアップも兼ねて、社内でミラーリングをしながらサーバーにアクセスをするとか言う処理の仕方もでてくると思います。もともとインターネットってそういう概念ですから。ノーツはノーツ自体、そこそこ使えるんですけど、何がクソかというと、検索が一番クソです。情報の山に埋もれてしまうんですよね。今の時代、情報をいかに有用に使いこなせるかというのは、検索というのが一番のキーポイントになると思います。データベースって何が大切かというと、使い古された言葉なんですけど、使いこなせるかってことなんですよね。なんでもそうですけど、「使いこなせる」って大事だと思います。

それらを考えると、グーグルってこれから牙をむいてきそうな気がするんですよね。いままで、私は、グーグルのことやアマゾンのことを頻繁に書いてきましたが、グーグルの脅威とアマゾンの脅威は、まだまだ世の中を変え続けると思います。なんなら、サイボウズを買収しても良いんじゃないかなって思いますよ。つーか、グーグルが本気出したら、サイボウズなんか簡単に乗っ取れるでしょうしね。Google Appsも結構使う企業が増えてきましたが、データベース機能や掲示板機能が標準でないってことで足りないところもありますが、なんと言ってもメール機能がGmailと同じものが使えるって言うのが一番大きいですよ。正直、Gmailを使うと他のメールソフトは使えないですから。検索は圧倒的というぐらいの早さですし、使い勝手も相当考えられている。ノーツやマイクロソフトのEXCHANGEのOutlookの会議召集機能とか、他社のグループウェアの良いところをおそらく徹底的に分析して、バージョンアップでこの分野で存在感を示してくると思います。多くの企業がそれぞれの考え方や資本系列で選ぶことも多いのでしょうが、最終的には使い勝手でグーグルが将来的に市場を寡占すると私は考えています。理由は二つあって、Gメールやスケジュール、検索分野で培った知識が即反映できること、そして資本力が半端ないことです。あとは、スマホとの親和性も極めて高いのもポイントだと思います。この点は、無料の個人向けのサービスの提供と検索データ収集・分析から属性とニーズが得られたものってとてつもなく大きいと思います。

IBMは、Thinkpdのレノボへの売却からも分かるように基本的にハードウェアからソフトウェアに路線を移し、メインフレームからの脱却も進めましたね。ロータスの買収は、どれくらい寄与したんですかね。あとは、2000年のドットコムバブルの時のオラクルの勢いですけど、いまはなりを潜めていますね。データベースといえばオラクルっていう時代もありましたが・・・・・・。あとは、ERPの台頭ですかね。これもある意味、データベースと言っても良いんですけど、SAPも大企業を中心に導入されているわけですが、企業の方向性が気になるところではあります。

個人的にはグーグルアプライアンスって使ったことがないんですが、グーグルの検索機能のイントラネット版のような感じらしいです。これがあれば、社内で数割の人が削減されるくらいインパクトがあると思うんですよ、きちんと使いこなせれば。なぜかって言うと、多くの人はだいたい同じところで躓いていることが多く、更には同じような文書が同時並行で他の人に書かれていることも多いですし、組織が大きくなればなるほど、無駄があるんですよ。あとは、自分の作った文書ですら上手く探しきれないくせに、他の人の作った文書が探せるわけないと。グーグルの検索のアルゴリズムは、完璧とは言えないものの、日々改良を重ねて、あいまい検索などで、かなりの精度で欲しい情報を手に入れることができます。世の中にはHPやブログで全世界に情報を公開していても、検索に反映されず、データベースにすらキャッシュとして反映されていないものもあると思いますし、あとは検索のアルゴリズムが適切ではなく、本来上位に表示されるものが下位に表示されてしまっているケースもあると思いますが、現在のスコアリングのシステムで凡そ、8割以上のニーズを満たせていると思うので、グーグルは極めて優秀だと思います。これから、どうやってビジネスを変えていくのか、楽しみなところがありますね。おそらく、SNSのような機能も組み込んだ形でグーグルが満を持して市場に登場し、シェアをかっさらっていくような気がします。

入れる文字が間違っていても、あいまい検索の機能とか、普通にグーグル先生に聞いていて、自分が入れようとしていたものが予測検索ででてきますからね。あとは、検索するキーワードの高さもグーグル先生は知っていて、それを提案してくれます。これって、グーグル先生が、私たちのGmailやスケジュール、それから検索したときのデータ、Google analyticsなどで蓄積したデータを分析したものなんですよ。いわゆるビックデータって奴ですね。無償で私たちが提供を受けているものって、実は宝の山で、個人情報の宝庫であるのはいうまでも無く、どんな属性の人がどんなものが欲しいかって言うのがわかるんですよね。これって大きいなと思いますよ。ですから、ピンポイントの攻撃ができますし、グーグル先生って、私たちが何が欲しいのかとか、どんな傾向があるのかってのも、わかっているんですよw POS(Point Of Sales:販売時点管理システム)がコンビニなんかで導入されていますけど、あれも天気や属性、場所、天気、温度、地域性などのデータが本部で分析されて、僅か50平米程度の平均面積の店舗で売れ筋商品を提供する訳なんですけど、それのWEB版だと思っていただければ解りやすいと思います。でも、もっと緻密なのは、コンビニとかみたいに、売る側が提案してきたものを私たちが買うというビジネスモデルではなく、グーグルは、私たちがどんなものがメールや検索データからわかっており、それをピンポイントで提供できることなんです。通常のニーズだけでなく、ロングテールの法則のニーズも取り込むので取りこぼしがないんですよ。それぐらいグーグルってすごい情報分析力を持っているんです。おそらく、社内の文書管理システムやグループウェアなんかでもグーグルがいままでのノウハウをつかって、素晴らしいサービスを提供すると思います。Google appsのような企業向けのサービスが他のサービスでも本格化するのは目に見えていて、どれだけ成熟化させて市場に投入するかですよね。グーグル帝国はあまりにも巨大化しすぎて、もはや立ち向かうことができない巨人です。Sierなんかも、そのうちシステムなんかでグーグルが競争相手になることがでてくるんじゃないかと思っています。だって、データベースなんて応用が殆どですし、昔のメインフレームの時代のシステムって思想も古すぎますけど、今のWEBベースのシステムなんかは、汎用性が極めて高いものが多いですからね。知れば知るほど、グーグルの脅威を感じます。この辺りは、私が金太郎飴方式で様々な分野に触手を伸ばしているアマゾンの脅威と同じぐらい怖いです。企業のIT担当は、大塚商会のようなところから色々提案を受けていると同時に、ネットで検討をしていると思いますが、結論は私と同じだと思いますよ。よほど、業者から賄賂を貰っていたり、システムを継続していく上で問題が多くない限り、メリットがないですから。今の状況ではグーグルの一人勝ちだと思います。これは、20世紀最後の王者であったマイクロソフトでさえ屈服させてしまうほどのものを持っていますし、日本のSierなんかの変わりになる可能性が十分ありますからね。今まで暴利をとっていた日本のSIerに変わって、グーグルが新参者としてリーズナブルな価格で勝負をかけてきたら、一瞬で負けそうですね。日本って街中で良くみかけられると思いますが、交通量調査とかで交通需要を調べ、将来の交通予測をすることなど以外にも、分析能力が優れているというイメージがあるんですが、やっぱりIT、インターネットの生みの親であるアメリカは、その分野での経験が半端ないですな。


●Lotus Notes
   http://ja.wikipedia.org/wiki/Lotus_Notes
http://www-06.ibm.com/software/jp/lotus/



●サイボウズ
http://cybozu.co.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%BA

●Google Apps
http://www.google.com/intl/ja/enterprise/apps/business/
http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Apps

 グーグルアプライアンス
 http://www.google.co.jp/enterprise/search/gsa.html


Google Search Appliance

2012年7月16日月曜日

シャープの除湿機の威力 【プラズマクラスターはすげーなw】

先日、シャープのプラズマクラスター付きの除湿機を買ったんですが、こりゃすげーわ。まず、除湿機ってこんなにすげーもんなのかと思うぐらい、嘘みたいに水が大量にたまります。部屋のジメーッとした感じも一気になくなりますし、すげーわ、これ。部屋干ししても、あっという間に乾いちゃいますし、生乾きの臭いもしないと。

あとは、プラズマクラスターですね。これは、最近の車には、結構付いていますが、タバコの臭いとかが驚くほど消えるんですよ。仕組みを見てみると、たんぱく質の分子構造を壊して、臭いの原因となるものを無くすというんですね。部屋干ししても、臭くならないので、驚きましたよ。

赤道直下のシンガポールは、舐めているとあっという間にカビだらけになります。靴やベルト、かばんなどの革製品は、あっという間です。驚くほど水がたまります。騙されたと思って、買ってみるのはいかがでしょうか?ちなみに、価格は600ドルくらいします。

前は、パナソニックのナノイー付のものを使っていたんですが、やっぱりデシカント方式の方が圧倒的に静かです。シャープは、基本的にはコンプレッサー方式なので騒音がかなり大きく振動も激しいです。


●家電製品ミニレビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生機 車載タイプ IG-BC15」
~独自の実験でその性能を徹底チェック!
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnreview/20100514_366448.html

●SHARPのプラズマクラスター
 http://www.sharp.co.jp/pcig/

●洗濯物の生乾きのにおいのもとは??
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312914588

●室内干しした洗濯物の「生乾きのイヤなニオイ」の原因と予防策が解明される
http://gigazine.net/news/20080911_kao/

●洗濯したはずの服やタオルがすぐに雑巾臭くなる原因が明らかに
 http://gigazine.net/news/20110527_washing_clothes/

2012年7月15日日曜日

10年後も絶対に生き残っている会社

ネットの登場が世の中の変化のスピードを極めて早くしたことは、誰も異論は無いと思います。そして、国境が極めて低くなり、「ヒト、モノ、カネ」と「情報」が瞬時に国境を越え、世界が大競争時代に突入しました。

ベルリンの壁が崩壊し、共産圏が資本主義世界に入ってきたのも、情報によるものでしょう。それにしても、ゴーイングコンサーンが前提だった企業ですが、生き残れる企業がどうなのか、気になるところですね。


●10年後も絶対に生き残っている会社
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31484

2012年7月6日金曜日

日本国の貸借対照表【国家のバランスシート】

兆円単位の貸借対照表って迫力あるな。EDINETなどでみる民間企業の貸借対照表は、せいぜい百万単位ですが、桁がいくつ違うんだ!!って思いますからね。トヨタ自動車やキャノン、新日鉄、NTTやKDDIなどの巨大企業でも百万単位だって言うのに、兆円単位ですからね。まぁ、韓国のような大企業が寡占するような国では、国家のバランスシートとサムスンのバランスシートは、規模的には似たようになるのかもしれませんが、おそらく、韓国の国家と企業の貸借対照表は、正反対のものになるんじゃないかとw

それにしても、日本の貸借対照表もすごいですけど、損益計算書を作ったらどうなるんですかねw おそらく、支払利息が壮絶に大きくて、受け取り利息はすずめの涙のような状態でしょうw



【2009年6月末日(速報値) 日本国家のバランスシート 単位:兆円】
資産負債
 政府の資産474.9 政府の負債979.0
 金融機関の資産2,727.5 金融機関の負債2,738.2
 非金融法人企業の資産796.1 非金融法人企業の負債1,135.7
 家計の資産1,441.3 家計の負債374.6
 民間非営利団体の資産53.5 民間非営利団体の負債18.3
負債合計5,245.8
純資産
 政府の純資産-504.1
 金融機関の純資産-10.7
 非金融法人企業の純資産-339.6
 家計の純資産1,066.7
 民間非営利団体の純資産35.2
純資産合計247.5
資産合計5,493.3負債・純資産合計5493.3
対外債権556.9
対外債務312.4
対外純資産244.5


【2009年3月末日(確定値) 日本国家のバランスシート 単位:兆円】
資産負債
 政府の資産469.5 政府の負債958.6
 金融機関の資産2,696.3 金融機関の負債2,723.9
 非金融法人企業の資産778.5 非金融法人企業の負債1,076.0
 家計の資産1,409.3 家計の負債379.5
 民間非営利団体の資産53.2 民間非営利団体の負債17.3
負債合計5,155.3
純資産
 政府の純資産-489.1
 金融機関の純資産-27.6
 非金融法人企業の純資産-297.5
 家計の純資産1,029.8
 民間非営利団体の純資産35.9
純資産合計251.5
資産合計5,406.8負債・純資産合計5406.8
対外債権544.2
対外債務295.5
対外純資産248.7

2012年6月21日木曜日

鶯谷という山手線の駅

昔、出会ったことのある女性に、山手線の鶯谷の存在意義について語られ、この駅はラブホテルのためにあるといわれたことがあります。実際に2割ぐらいはそうかもしれませんw

個人的には、山手線快速って作ってもらいたいんですよね。池袋や新宿、渋谷、品川、東京、上野にしかとまらないという。正直、他の駅も意味はあるんですけど、快速を作ったら、むちゃくちゃ利便性は上がるだろうなとw

ふと思い出したことがあるんですが、昔、取引先でウグイス色や玉虫色のスーツを着てくる、素人とは思えない人がいました。ホント、この人は、プロじゃなかろうかと。おまけに、靴下は白という・・・・。

帝都高速度交通営団、いわゆる営団地下鉄ですね。いまは、メトロというオサレな名前に変わってしまいましたが、ここの制服がウグイス色だったんですw ですので、その人は、営団地下鉄の職員に間違えられたことが何度もあるということですw それにしても、どこで買ってきたんだろう。

2012年6月14日木曜日

「一物一価の原則」とスケールメリット 【国境が事実上無くなり、世界が競争相手に】

輸送手段の発達とインターネット等の普及による情報網の発展によって、世界は狭くなり、国境は限りなく低くなりました。今までは情報の非対称性のもとに一つのものにいくつも値段がついていて、同じ商品でも地域が異なると全然値段が違うと言う事がありました。これをぶっ壊したのがインターネットの功績であり、楽天やアマゾンなどの仮想店舗の台頭である事は言うまでもありません。

私は、以前、日本でもむっちゃ僻地に住んでいたことがあり、本を買いに行くのに、片道一時間近くをかけて買いにいくこともありました。最寄のコンビニも車で20分ぐらいかかるようなところで、本当に便利な日本にあって、かなり不便なところにいました。そんなところにいても、アマゾンで、クリックして本を買ったら、場合によっては、次の日に届くという芸当ができたので、本当に驚きました。はじめは、ガソリン代や街まで出る時間のコストを考えたら「嘘だろう?」と言う感覚すら持ちましたが、これがいろんな分野で一気に広まったものですから、既存の小売はたまったものではありません。おまけに、大店法の改正によってイオンやイトーヨーカ堂のような大規模小売店が馬鹿みたいにできて、駅前の商店街は一気に潰れ、シャッター街になってしまいました。薄利多売のビジネスモデルって言うのは、外食のチェーン店や衣料品のユニクロ、しまむら、そしてジーンズメイトのようなところでもおこり、パチンコ屋でも、マルハンのような250店舗を超えるようなチェーンを持つようなところが出てきており、スーパーでも1兆円企業が珍しくなくなり、パチンコでもマルハンやダイナムのように大台を超える企業もでてきました。

「金太郎飴型のビジネスモデル」であるチェーン店は、デニーズやガストにたまっていたこともある人間として、私の学生時代だけでなく、社会人時代の貴重な思い出を作ってくれた場所でもありますが、今の時代は、さすがに行きすぎだろ?とすら思っています。気付いたら、どこの地方へ行っても同じ景色で、東京に本社のある資本が同じような店を出しています。薄利多売型のこれらのチェーン店が、日本の雇用を大きく破壊したのと同時に、少数の大金持ちを生み出したことの片棒を担いでいるのは間違いありません。

一方で、日本と言うミクロの面からではなく、マクロの面で見てみると、同じような変化が世界でも進んでおり、冒頭で述べた輸送手段やインターネットの普及によって世界中に情報を発信でき、商品も発送できるようになったことから「世界中が顧客になった」と言えます。しかし、これは「世界中が競争相手になった」とも言い換える事が出来、自分がインターネットを駆使して、世界に情報を発信できるから、ラッキーと思っている反面、より競争相手が出てきて、スケールメリットを駆使されたら、ひとたまりもありません。それは、ネットの世界が、基本は、検索エンジンで「Yahoo」と「Google」以外、殆ど誰も使っていないように、ナンバーワンとツーまでしか生き残れないような世界になってしまったからです。いわゆる「Winner takes all」「The first eat slow」の世界です。

世界と言う面で見るとまだまだ不均衡がたくさんありますが、リカードの言う「比較優位説」によって、賃金の格差は少なくなり、貿易と為替によって、いわゆる裁定取引が働き購買力平価は均衡されていくと思っています。これは、国の関税や政治の体制によっても、それぞれプレミアが上乗せされますが、基本的には、昨日の日記でも書いたように「水は高きより低きに流れ」る流れは基本的に変わりないと思います。そうなると、闇市のような特殊な形態を除き、一物一価が割合とはやい段階で完璧とは言わないまでも、それに近い状態になるんじゃないかと思っています。

2012年6月13日水曜日

大規模小売店舗法が駄目にしたもの 【寡占よりも、一億層中流がイイ??】

色々議論はありますが、大規模小売店舗法、いわゆる大店法ができてからは、地方にも東京に本社がある大手のスーパーの店舗が山のようにできて、寡占体制が出来上がってしまいました。これは、どの業界にも結構当てはまることですが、一番、二番でないと生き残っていけなくなってしまったということです。世界最大の電機会社であり、今は、色々な分野にも進出している発明王エジソンが作ったGEのジャックウェルチが提唱した手法で有名なことですが、得意な分野に特化し、苦手な分野は売却するという考え方です。

地方に行くと、景気悪化のすさまじさは駅前のシャッター商店街で感じることができます。そして、すこし、郊外にでると、工場の跡地や田んぼを埋め立てた巨大なショッピングモールが姿を現します。私は、基本的には資本主義者ですが、過度な競争は、結果として合成の誤謬とでも言ったらよいのでしょうか、一人ひとりがやることは正しくとも、みんなでやると、悪くなってしまうという、ミクロとマクロの違いがあり、取り返しのつかないことになってしまうと思っているので、ある程度の規制には賛成です。インドの小売業界のことを分析すると、あまりにも零細の小売業者が多くて、日本の比じゃないんです。ですので、今は法律と政治家の努力によって守られていますけど、カルフールやウォルマートが本腰をいれて参入してきたら、とんでもないことになると思っています。そうは言っても、大都市圏はあってもいいと思うんですけどね。そうは言っても、今中国がレアメタル、レアアースでやっているように、安くして競合を潰して、需給が引き締まったときに一気に値を上げるというのもどーかと思うんですけどね。

流通革命が物流を大きく変え、世界中のものが本当に簡単にしかも安く手に入り、あとは冷蔵庫の普及によって、ある程度の長期保存が可能になりました。インドでは、冷蔵車が普及しておらず、道も極めて悪いことから、貨物が傷み、野菜などは3割以上を廃棄しているといいます。あとは、先日の日記で書いた情報革命ですね。知らなくていいことを知ってしまい、テレビCMなので購買意欲をそそるようなものを流すと、ついついいらないものまで買ってしまって、金持ちの人たちが持っているものが欲しくなるということがでてくると思います。

それと、個人的に思うのはジャンクフードですね。私も、嫌いではなく、ついつい食べたくなって、吸い込まれてしまうことがあるんですが、あれも多くが実は多国籍企業ですね。マックなんかは典型的です。効率を極めて、薄利多売のビジネスですが、金太郎飴のようにどこでも均質のサービスを提供できるってすごいことだと思います。しかし、実際には、世界の2つの巨大な発展途上国で、どれだけ外資が何百年、何千年も続いてきた文化を壊してしまうのか、気になるところではあります。

その反面、世界最大の鉄鋼会社、アルセローラ・ミタルは、買収に買収を重ねて、鉄鋼界の重鎮である新日鐵すらも恐れさせていると言われています。いろんな業界で寡占がすすみ、いずれは独占になると思うのですが、すごい世の中になったものです。

2012年6月12日火曜日

パンツの三角形も実はピラミッドパワーか?

カレーライスのカレーとご飯の比率も黄金比にこだわる私ですが、当然、黄金比の代表選手としてピラミッドも気になりますね。となるとピラミッドゾーンの代表、女性のデルタゾーン、パンツの三角形もやっぱり、パワーが集積している訳ですね、先生!!

以前、飲みに行った時、私の先輩が、ここに手を置くと、性なる、いやいや聖なる力がもらえるんだよと、飲み屋の女性のピラミッドパワーをもらっていました。そのほかにも、金運がつくとか言って、女性の手を自分の股間に置いていたり、やりたい放題でしたが、ここは「ジェントルマンアグリーメント」に基づいて、店の敷居をまたいだ瞬間、見たこと、聞いたこと、話したことを全て記憶から消しました。ホント、次の日、先輩が厳しく、後輩を指導している姿を見て、前日とのギャップが頭に浮かびましたが、やはり、サラリーマンですから、それは、しっかりと記憶から消さねばですねw

あと、国が風水を検討しているなんて驚きましたよ。「郷ヒロミに会ったら、郷ヒロミに従え」という諺がありますが、まさにシンガポールは風水国家。でも、過去の日本を振り返ってみると、江戸以降はモロ、風水の考え方を取り入れていたんですね。

前にも書いたんですが、風水都市の東京、アクラライン、東京都庁、そしてスカイツリー、見事に結界をぶった切っているというんです。これは、陰謀とみるのがいいんですかね?それとも考えすぎ???実際に、東京タワーと池袋のサンシャイン、スカイツリーを線で結ぶとほぼ正三角形になるんですよ。

それよりも、ホットスポットの位置が、スカイツリーのラインになっているのは、あまりにも偶然過ぎて驚きましたよ。それよりも、スカイツリーの三角形とパンツの三角形を結びつける自分の強引さにはもっともっと驚きました。ちなみにパンツの中にあるのは、陰謀ではなく、陰毛というツマらないオチも付け加えておきますw


●「風水で見た都市のあり方」 国会等の移転ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/onlinelecture/lec44.html



2012年6月11日月曜日

サバーバンに乗りたい

いやいや、中東の産油国のガソリン代の安さにはびびります。それよりもレギュラーがないのが驚きました。リッター3KMぐらいのアメ車がガソリンをごくごく飲みながら、ドロドロとエンジン音を鳴らして走っていく光景がこちらでは当たり前です。

ホント、大陸なので、だだっぴろい道が、延々と続きます。ですから、やっぱり日本車では排気量が足りないんですよね。5700CCとか平気ですから。それにボディが大きくないと、やっぱり疲れるんです。アメ車のよさは、こういうところでは実感します。でも、日本じゃ、フルサイズの車は、本当に持て余しますからね。

いくら、ハイブリッドカーだEVだと言っても、フルサイズのアメ車でバンバン走ったら、プリウスなんかすぐに帳消しだなーと思ってしまいます。街中では、排気量が3000CC以下の車は殆ど走っていないと思います。たいてい5000CC以上はあると思います。それにしてもサバーバンとかGMCのトラック、カッコいいな~って思います。潰れたGMの車ですが、アメリカ映画に出てきそうな、シボレーのトラック、カッコいいです。それにどでかい、サバーバンもいいですね~。これは、アメリカでは国境警備隊や大統領の警備をするごっつい人たちが愛用しているものです。ランドクルーザーも人気ありますが、やっぱりアメ車ですね。日本に居たときは、アメ車って言えば、若い世代の人がファッションでローダウンしてというイメージしかなかったんですが、大陸の文化で育った車は、大陸にはマッチするんですね。

いま、いろんな意味で話題のドバイはまだ行ったことがないんですが、日本で盗まれたランクルだとかが元気に走っているそうです。ハンドルを右から左へ変更するのも、訳ないって聞きました。古いベンツの560SELとかBMWの750ILとか、昔の超高級車がヤナセとかBMW JAPANとかのステッカーが張ってあって、結構、驚くんですが、それがついていると中古車の価格が跳ね上がるらしいんです。建機も同じ理由で「○○建設」とかそのまま書いてあるものにイイ値段が付くらしいんです。「MADE IN JAPAN」ならぬ「USED BY JAPAN」って言われるらしいです。理由は、日本人は丁寧に扱って、きちんと整備をしているかららしいんです。

それよりもシンガポールで馬鹿でかいアメ車って見たことが無いんですが、こういう国だからこそ、サバーバンに乗りたいですね。アメ車で見るって言ったら、クライスラーのタクシーくらいですもん。ハマーとか乗り回してやりたいですよw






2012年6月10日日曜日

チャンジャ

タラの胃袋を内臓をキムチ風の薬味であえて醸成させたものなんですが、昔はこれが好きで、きむじょんいるのところのぼんばんじょんごうでしたっけ、万景号(マンコウ号??)がよく入港していた、境港まで買いに行くこともありました。


冷凍で5000円ぐらいだったんですが、これが、また、酒の肴に合うんですね。あとは、ご飯に乗っけて食べても美味しくて、かなりはまった記憶があります。



最近は、シンガポールでも韓国料理や食材屋が腐るほどあって、入り口にはかなりの確立で「Shine(死ね)」と書いてあります。韓国の大手電機会社が社運を賭けて出した「Shine」という携帯がありましたが、本当に社運を賭けていたようで、業績が真っ赤な大赤字でした。ホントあの国の人たちは氏ねって言う言葉が好きなんでしょうか?



私は、韓国料理が結構好きなんですが、出自があの国なんじゃないかなと思うことが結構あります。最近は、ベトナムやインドネシア、どこに行っても必ず韓国料理屋と食材屋が目につきます。日本以上に超輸出依存の国なので、やっぱり、仕方ないですよね。それにしても、金融危機が来たら、以前IMFに助けてもらったように、一瞬にして吹っ飛びそうな気がします。となると、日本はスワップの協定とかいろいろあって、尻拭いをしなきゃならなくなるんでしょうが、今の日本には、そんな余裕なんかないですからね。




●チャンジャの販売会社
http://www.changja.com/

2012年6月9日土曜日

世界の高層建築 【skyscraperpage.com】


世界の高層建築が比較できる面白いサイトがあります。 エジプトのピラミッドや万里の長城なども比較の対象とすることができます。仕事中に見つけたんですが、気づいたら就業時間が終わっていました。マーケティングとか適当な理由をつけていますが、ホント、給料泥棒まっしぐらです。


●スカイスクレーパーページのHP
http://skyscraperpage.com/



2012年6月8日金曜日

フリーライドと著作権問題【タダ乗りは中長期で質の低下に繋がる】

ホント、エコポイントで反動減がきた家電を見ていると良くわかるんですけど、ホント、利益の先食い、需要の先食いは、思いっきり反動がきますね。そうは言っても、不景気の株高、インフレターゲット、モロきいてんなーと。私の予想はいつも曲がり屋で、武者や北浜みたいなもんですからねw

いつも思うんですけど、You Tubeってホント著作権なんかかんけーねーなって感じですね。つーか、自分が、中学とか高校とかの時代にこれがあったら、ホントさぞかし、重宝しただろうに。あと、インターネットがあったら、ホントすごかっただろうなと。

ただ、便利になって、自分の足で稼がなくなったツケ、そして、著作権などを無視して、違法ダウンロードやYoutubeなどを使って、目先のお金を使いたくないがために、CDなんかの売上がめっきり落ちてしまいましたね。そうすると前にも書きましたが、負の循環です。作る方もお金が入らなくなり、ケチケチになるわけです。みんながどんどん貧乏になって、この負のスパイラル、すごいなーと。ホント合成の誤謬だな。

「おっ、タダで手に入る、ラッキー」と思ったのもつかの間、時間差攻撃で自分の所にブーメランが返ってくるわけですよ。まさに民主党並みだなw

お金って、回って初めて意味があるもんですけど、一箇所に大量にしかも長期間滞留しちゃいかんでしょ。固定資産税とかのそもそもの意味って、遊休地にしちゃいかんってことで、土地が遊ばないように、特に人の往来の激しい土地は地価が高く、それに基本は比例して税金もあがるんですよね。となると、税金以上の収益を生まないといけなくなるから、知恵を絞って商売をしなきゃいけなくなるわけなんですよね。

さてさて、話は変わって、私の親友が、祖母に小遣いを貰って、ソープによく行っていたんですけど、かわいい孫が、祖母が溜め込んだ年金を有効に使って、世の中にカネを回してあげているから、ホント社会貢献だと言っていましたが、家庭が恵まれず、仕方なしに水商売の世界に入っている人もたくさんいます。ですから、友達の考え方にはいたく感動しました。ホント、カネは天下のまわりものです。血液と一緒でまわらないと意味がないとすら思っています。

2012年6月7日木曜日

こんなに美味しい金太郎飴商法 【Sier、チェーン店?】

以前、興味があったので色々調べてみたんですが、地方自治体のシステムとか図書館だとかのシステムって大体同じ会社が受注していることが多いんです。ゼネコンのようになっていて、大体元受は皆さんの聞いたことのあるような独占企業若しくは、電気系の大手の名前があるようなところが多いです。

何が美味しいかって言えば、一回作ってしまったら、それが使いまわしできるんですよね。私は昔、コピペ王とか言われて、結構レポートもパッチワークのように人のモノをパクッてきてやってたんですよね。何か突っ込みがあると、これは引用ですとか言って、論文も超引用ばかりじゃないですかともっともらしいことをいつも言っていました(笑

話がそれましたが、図書館のシステムとかなんて、それが隣町へ行こうが、別の件に行こうが、そんなに大きな差はないんですね。出版元や著者、分類コードなどのデータと、あとは借りる人のデータをくっつけるようなもんですから。ですから、ちょっとカスタマイズすれば、すぐに転用ができます。ホント、この業界、超美味しいと思いましたよ。市役所のシステムとかもだいたい似たようなものらしいです。

あと、チェーン店も似たようなもんですね。マルハンとかダイナムのようなパチンコ屋もそうですけど、デニーズやガスト、ユニクロのような衣料品も言ってみれば、金太郎飴商売じゃないかなと思います。ただし、ソフトウェアのようなあそこまで一回作ってしまえば、原価が殆どかからないものとは違いますけどね。

それから、以前「雁行型経済(キャッチアップ型経済)」のところでも書いたんですが、発展途上国や中進国では、日本で起こっている変化が10年、20年遅れで起こっています。タイで一時期、プリクラが流行っていましたが、日本からそのまま持っていったものぽかったです。ですので、ニーズを掴んで、きちんとマーケティングすれば、日本のような成熟した国なんかではできないような成長をすることが可能かなと思っています。

2012年6月6日水曜日

設計思想と適者生存【多様性を考える】

20世紀の後半から、21世紀にかけて、いろんな意味で多様性が失われているなーと感じることが結構あります。多様性とは、気の遠くなるような歴史の中で、それぞれの環境に適合できるように、色んな遺伝子が交配を続けて来たものが、適者生存と言うことで残ってきたものだと思ってるんですよね。

それが、今は、少数民族は消えて無くなりかけていて、逆に、中国人、インド人、後は宗教というカテゴリーで言うとイスラム教がすごい勢いで増殖しているんですよね。こんなに短期間に、このようなものすごい勢いで増殖をしてきた時代って、過去遡ってもないんですよね。せいぜい、微生物の世界とか、小動物、昆虫の世界くらいじゃないでしょうか。ホント、ある日突然、中国人やインド人、韓国人だけ死ぬウィルスが広まったらどうでしょうか?あと、私の鼻くそがAIDSの特効薬だったらどうでしょうか?いろんなことを考えちゃうことが結構あります。地球上の男が滅んで、私だけになったら、私のチンポの奪い合いすごいだろうなと。

ホント思うのは、人間って、言葉もそうですけど、その環境に合わせて、思想だとか性格が形成されるところが大きいと思うんですよね。暖かいところに住んでいる人たちは、バナナを食べて、飢餓を回避することができるので、アホだとか、寒冷地に住んでいる人たちは、知恵を振り絞って、暖をとらなければなりませんし、定住を維持するために、みんなと協力して共同体を維持しなければなりません。

アメ車って、アホみたいにまっすぐな道で、平らなところがずっと続いているようなところに適している訳で、日本のようなところに合うわけありません。日本は明確な四季があり、地形も急峻なところが多く、湿気も多く、渋滞も相当発生するような過酷な条件です。ホント、自動車産業が発達したのもわかるなーと。ホント、設計思想が全く違うわけですから、同じ土俵で戦えるわけがないと。

言語にしても、英語って、SVで、主語の後にすぐ動詞が来て、どんどん修飾していき、表現もストレートなので、わかりやすい反面、きつい表現になりがちです。しかし、日本語は、動詞が最後にきて、婉曲な表現を好むので、空気や行間を読まないといけません。ホント、背景を考えると、狩猟民族と農耕民族の違いだよなーと思うことが結構あります。

いままで、きちんと棲み分けができてきたものを、グローバルな価値観で統一しようとしていますが、ホント、無理だろうと。そりゃ、ドメインのルールとか、コンテナの規格とか、金融のルールとかある程度、規格が統一されていないと、国際取引に支障を来たすので、それは、受け入れないと仕方ないですけど、地域や人種などの実情を踏まえないで、単一の基準を押し付けることはホント難しいだろうと最近、思うことが結構あります。

スーパーにしても、外食にしても、いろんなものが大資本にとって代わり、地方にいってもどこもおんなじ風景で、全く風情がありません。ホントクソだなと。多様性を無視したことをやったら、何かあったら、運命共同体で一緒に消えてなくなりますよと思っちゃいます。

資本主義は、常に行き過ぎるという弊害がありますが、今の資本主義の暴走はホント、コンピュータの普及、ネットや携帯電話の登場という情報革命があってから、本当にすごい勢いで進んでいますが、やりすぎの反動はそりゃすごいものがくるだろうと。

2012年6月5日火曜日

イオン歯ブラシのKISS【マイナスイオンで歯垢を除去】

前は、ガーディアンだったか、ワトソンだったか忘れましたが、ローカルの薬局でも結構見かけましたが、今は明治屋のまん前にある日本製品が多く売っている薬局でも置いてないんですよね。前はリャンコートに行けば買えたという頭があったんですけど、日本じゃないと買えなくなって、ホントに面倒くさいなーと思っていますよ。

●フクバデンタル株式会社のHP
http://www.ionic.co.jp/

2012年6月4日月曜日

チバラキ仕様とゴットファーザーの6連メロディホーン

チバラキとは、千葉と茨城をあわせた地域のことをいい、漫画「カメレオン」などの舞台となった松戸や柏地区などで、このような車が多かったため、チバラキ仕様と言われたようです。ホント、元気のいい時代は、「E.Yazawa」のワゴンや、アメ車の踊るような車、四駆のむちゃくちゃな車高上げた車とか多かったんですが、いまじゃほぼ絶滅ですね・・・・。 そうは言っても、前に沖縄に行ったときに、たくさん暴走族がいたこと、おまけに長ラン、ボンタンをはいている学生がいて、本当にカルチャーショックを受けました。冗談抜きで、タイムスリップしたような懐かしい気分になりました。ちなみに、ちょっと自慢ですが、私は矢沢栄吉に肩を叩かれたことがあることが、ちょっと自慢ですw

このゴッドファーザーは、昔、良く近所で聞きました。ホント、鳴らしている人はシャレでやっているのか、本当にかっこいいと思ってやっているのかわかりませんが・・・・。なんだかんだ言っても、久々に聞くと、血が騒ぎますw クリスマスの時期は、ジングルベルを空ぶかしでやる人もいて「ブブブン、ブブブン、ブブブブブン・・・♪」のところで、音を下げる時、車体がロックしそうになったと誇らしげに話されたときは、さすがに私も返答にこまりました・・・

私の同級生は、ベルサーチのジーパンを履いたり、金無垢でダイヤの入った時計や喜平のネックレスをしていたので、結構ビビリました。田舎だったので、こういうのがかっこいいと思われてたんですよね。いわゆる、バリバリちゃんですね。

車も、竹槍、出っ歯のチバラキ仕様の人も結構多かったり、クラウンやソアラ、グロリア、セルシオ、シーマなんかをベースにして、いわゆるVIPカーというのにしている人が結構多かったです。一番笑ったのは、シールで「BIP」と書いてある人が居たことです。「VIPやろそれは?」と突っ込みたくなりましたw 袋叩きになりそうだったので、突っ込めませんでしたが・・・・。


『ゴッドファーザー』(The Godfather)は、アメリカの作家、マリオ・プーゾが、1969年に発表した小説。それを原作とした映画が1972年に公開された。

↑で有名なゴッドファーザーですが、あの独特のメロディの曲は、昔、チバラキ(千葉と茨木)だけでなく全国的に暴走族がメロディフォンでも盛んに使っていた曲です。1980年代や90年代でしょうか。週末はよくこの曲を聞いたものです。ホント、今聞くと、タイムスリップしたような感覚におちいります。










http://www.youtube.com/watch?v=EQfEuvjlphs

2012年6月3日日曜日

ナタデココのブーム終焉による打撃

一過性のブームって怖いなと思います。たまごっちなんかもそうだったんですが、こういう嗜好性の強い食品はその傾向が強いですよね。それにしても、フィリピンでブーム後にバンバン工場を作って、日本のフジッコが国産化技術をその後に開発したって言うのは、笑えない話で、他でも同じような問題がバンバンおきていますからね。ナタデココは、デニーズが仕掛け役で、これらの片棒どころか、両棒をかついでいたわけですね。

電話の交換機も一台、何臆するものが、その後の技術革新で、タダ同然になったり、一番良い身近な例は、カメラのフィルムですよね。富士フィルムなんかは、富山化学とか買収して業態の転換を図っていますが、デジタルカメラ全盛の時代になって、銀塩フィルムがいらなくなってしまったと。超優良企業として世界に名を馳せ、ダウ平均の銘柄にも選定され、社内にたくさんの博士を抱えていたイーストマンコダックは、世の中の変化についていけなくて潰れてしまいましたからね。

昔は、写真やとかは、工事業者の写真とかで、かなり現像需要があったといいますが、今は、そういうのが全くなくなりましたからね。田舎の写真屋は、建設会社などが使ってくれなくなったところから多数廃業したようです。デジタル化、おそろしやと思いますが、ある意味、ビジネスチャンスですからね。それにしても世の中の動きは早すぎる。

あと、この日記を書いていて思ったんですが、インドネシアやマレーシアのようなパームオイルやサトウキビなどのモノカルチャビジネスも、行き詰ったら早いだろうなと。一点投資は、そりゃ、稼げる時は凄いですけど、落ち込んだら、本当に坂を転げ落ちるように転落しますからね。中国は、その素質を十分持っているので、今後の動向には注意ですね。

私は、ナタデココの他にティラミスなんかも結構今でも好きなんですが、タピオカ入りのココナッツミルクが大好きなんですよ。シンガポールなんかは、アーモンドミルクとかがコンビニで売っていたりして、私は頻繁に買っていましたけど、この辺もマスコミなんかがブームを作ったら○○ダイエットとか言って、納豆やバナナ、トマトが店頭から瞬く間になくなったように、同じくブームになると思います。

個人的には、アーモンドミルクとか、ココナッツミルクって結構体に良いものだと思っていますので、健康食品会社が日本に広めてくれないかなって思っていますよ。あっ、ちなみに、私は、青汁は薬局で買って毎日飲んでいます。一時期、銀座まるかんっていう例の高額納税者で上位にでていた、斉藤一人のところのを二ヶ月くらい続けたことがあるんですが、確かに効果はあるものの、値段が一か月分で1万円と高いことからすぐにやめました。今は、ヤマモトキヨシなんかでよく置いてある、山本漢方製薬とかヤクルトの大麦若葉とかケールのものを使っているんですが、コスパがいいんですよね。とにかく安い。で、快便になると。だいたい、まるかんの青汁の5分の1なんで、お財布にもやさしいです。

あと、個人的には、ボボチャチャっていうシンガポールやマレーシアで食べることができるものでココナッツミルクの中に、イモやカボチャ、タピオカなんかが入っているものです。これが好きなんですよ。アーモンドミルクと同様、日本で流行ってもらいたいです。



●ナタ・デ・ココ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%BB%...

1993年の日本でのブームによる消費量の急増により、現地のココナッツ生産者らは特需景気にわき、また需要に供給が追いつかなくなるほどでもあったため、設備投資をして生産力増強を行った。
しかし、生産設備の増強で供給量も増大する頃にはブームが終焉、さらに日本の大手食品メーカーが国内生産に成功したために原産地で加工する需要が激減、生産者らは残った莫大な負債に苦しむ事となった。
食料品の特需景気ブームとブーム終焉による問題は、同じ頃起こっている平成の米騒動や、ボジョレー・ヌーヴォー、ティラミス、パンナ・コッタブームにも見られた。

●ナタデココ流行の悲劇
http://bright-star.blog.so-net.ne.jp/2010-12-26

2012年6月2日土曜日

骨電動ヘッドフォン

昔欲しかったんですよね。でも、置いてある店が近所には全然無くて諦めた記憶があります。ヤマダ電機も4軒くらい周ったんですけど・・・・。

オートバックスで見つけて、驚きますた。まぁ、今更買う気は無いんですけど、ひょっとするとまた必要となる日が来るかも・・・・。これは、航空機の誘導や整備の仕事をしている人なんかにとってはいいかもですよね。あとは、パチンコ屋の人もいいかも。


●骨伝道
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E4%BC%9D%E5%B0%8E

●骨伝導ヘッドフォンをもっと早くに知りたかった
 http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20090719

2012年6月1日金曜日

階級の再生産と無知による搾取

「社会のルールってやつは全て頭のいいやつが作っている。そのルールは頭のいいやつに都合がいいように作られているんだ。逆に都合の悪いところはわからないように隠してある。つまり頭使わずに面倒くさがっていると一生騙されて高い金払わされるんだ。騙されたくなかったら、損して負けたくなかったら、お前ら勉強しろ」という漫画の「ドラゴン桜」の言葉ですが、その通りだと思います。実際、高所得の家庭の東大進学率は良く知られた話ですし、大企業なんかでもコネによって入社しているひとも結構居ます。

このセリフのように騙されて高い金払わされて使い捨てられた人というのが、まさにゆとり世代なんじゃないかなと思います。ワーキングプアや偽装請負などのような都合の悪いところはわかりにくいように隠してありますね。このセリフは、社会のしくみを端的に示していると思います。アドルフ・ヒトラーも「無知は罪なり」 とまで言っているぐらいですからね。

あとは、宝くじやパチンコみたいなギャンブルですね。宝くじに焦点を絞ってみると、配当率が半分にも満たないくらいのピンハネ率で、要は「宝くじは社会的弱者への税金」とか「人々が喜んで支払う税金」なんて揶揄されることもあります。収入別購入割合から分かるように、低所得者層は宝くじの購入割合が高いです。ちなみに、私も夢をみる低所得者層に入りますがw

競馬・競艇、カジノ、FXや起業なんかは、確率からするとむちゃくちゃ低いわけです。従って、真面目に働くのが王道なんですよね。ただし、今の日本のDQN社会を見ていると真面目に働いて、資格を取って弁護士や会計士なんかになっても報われない社会になってしまったんですよね。それを考えると、のし上がる、一発逆転には宝くじという発想になってしまうんですよね。しかし、宝くじはかなり確率がわるい賭けなんですよ。一億くらいじゃ、生涯賃金以下なので、これがそれ以上に設定されていることは結構多いです。日本だとだいたい3億くらいでしょうか。海外だと、数十億というのもザラにありますからね。


●格差脱出
http://finalrich.com/guide/30/guide30-understand-no-knowledge.html

●宝くじは社会的弱者への税金なんで減税を!
http://million.rash.jp/2012/04/2325

●「宝くじは愚か者に課せられる第二の税金」とレオス・キャピタルの藤野氏 − 日本人は博打好きで寄付が嫌い
http://blogos.com/article/36280/?axis=p:0

2012年5月31日木曜日

ダウンストリームからアップストリームへ 【力関係の変化】

いやいや、今はなりを潜めていますけど、資源メジャーってすごいですね。アニュアルレポートが、ゴソッと出てきたので読んでいたんですけど、ここ数年の寡占ブリ、M&Aは勢いが止まらないですね。ちなみにBHPビリトンのアニュアルリポートなんですが、これは、中国で行われたオリンピックスタジアム、通称「鳥の巣」の鉄骨のようです。

さてさて、話がそれましたが、資源の価格は中長期で見ると間違いなく上がるので、水面下では、色々動いているでしょうね。船もいままではFOB(船積までの負担)が、CIF(船と保険も込みこみ)にしようっていうんで、また、物流の面からもメジャー化が進むんじゃないかと恐れています。これで、「I」の保険まで、押さえられて、直接、保険会社と交渉をしだしたり、ブローカーのAONとかMarshとかの首根っこを押さえるようでしたら、完全に彼らのいいなりですからね。今は、船舶が供給過剰になっていると聞きますので、エヒメオーナーとかギリシャ、香港の船主がメジャーに売り込みをはかっているかもしれないですね。バルチックの指数もだいぶ戻したとは言え、まだまだ一時期に比べると低いですし、、、。

いままでは、ダウンストリーム(下流)と言われる、買主や、精製・精錬する立場の方が強かったんですが、ここ最近、その立場が逆転して、売主が強くなってきちゃいました。で、高炉の新日鉄とかJFEとかが数年前に復活してきたわけですが、やっぱり、さらに上流にある売り手にはかなわなかったんですね。

私が恐れているのは、サウジで住友化学は大きい、コンプレックスを最近作ったんですが、産油地で精製をして、ナフサのような中間材料だけでなく、最終製品を作ってしまったら、物流のコストはかからないし、保管場所もたくさん要らないし、イニシャルコストである土地も安いし、ランニングコストも安く、リードタイムが減らせるし・・・・etc. とメリットだらけのような気がします。王子は、金融危機で資産をだいぶ減らしたようですが、WTIも90 ドル代を少し前にタッチしましたし、リファイナリーのことなどを考えると、需給が落ち着けば、一気に回復できると思います。そして、今後を考えると、現地生産ということへの投資をするんじゃないかと思っています。そうすれば、日本やシンガポールなんか一気に競争力がなくなってしまいますからね。実際に、日本の化学大手は、中東が本気を出したら、同じ土俵で戦うことすらできないって言っていました。スケールメリットを駆使するだけでなく、熱交換など集積する効果は、cpuなどの集積回路のメリット以上に大きいなんて言う人もいます。

あと、オマケですが、食糧のメジャーと言われるアメリカのカーギルは、衛星とか持ってて、スーパーコンピュータとかで気象とか解析しているらしいです。興味あるので、色々調べて見たいんですが、あれだけ大きい会社なのに株式を上場していないので、アニュアルレポートとかで調べることが出来ないんです。カネのある会社、力のある会社の非上場のメリットはこういうところで感じます。時間のある時にいろいろ調べてみようと思います。



2012年5月30日水曜日

こりゃええわ 【コリャ英和ではなく、無料のPC辞書のLINGOES】

英辞郎は収録語数がかなり多くて専門用語もかなり含まれているので、契約書を読んだりするときにかなり重宝していました。研究社のリーダーズもいいんですが、やっぱりマニアックさでは英辞郎に軍配があがります。本当に、CASIOやSHARPの電子辞書は、普段ちょこっと使う分にはいいんですが、パソコンでメールを読むときやインターネットを閲覧するときは本当にパソコンにインストールする辞書を使うと死ぬほど便利です。

昔は、イスラエル製のBABYLONを使っていて、コレも好きだったんですが使い勝手が良くても、収録語数が少なすぎて、使い物にならず。今は、英辞郎をコンバートしてつかっており、むちゃくちゃ使い勝手がいいです。で、あとは、LINGOESというのを見つけたんですが、これが結構、秀逸で驚きました。これで英辞郎が使えれば無敵だと思ったんですが、なぜかダウンロードできず・・・・。

電子辞書もホント初めはかなり感動をしたんですが、PC上で使えるものの方が今は、便利かなって思っています。イスラエルのBABYLONをかれこれ10年近く使っているんですが、当初無料だったものが、色気を出して有料になり、アップグレードを頻繁にして、商業色が強くなったので、最近は、ちょっと引き気味です。でも使い一番かなって思っています。

電子辞書は、カシオとシャープが二強ですが、キャノンやセイコーインスツルメントも結構健闘しているようですね。


●130万語以上のアルクの英辞郎
 http://www.alc.co.jp/

●マウスオーバーのイスラエル製品のBABYLON
 http://japanese.babylon.com/index.html
 バビ辞郎で、英辞郎をコンバートして使っています。

●同じくマウスオーバーのリンゴズ
 http://www.lingoes.net/index.html
 Lingoesというポップアップ辞書が尋常じゃない
 http://plaisir.genxx.com/?p=214
 Lingoesでマウスオーバードイツ語辞書の設定 http://d.hatena.ne.jp/solsol/20120303/1330755061 

●マウスオーバー辞書
 マウスオーバー辞書を語るスレ Part3
 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/english/1285148548/
 マウスオーバー辞書を語るスレ / ENGLISH(学問・文系)-2ちゃんねる過去ログ倉庫
 http://2ch.ac.la/read.php/english/1179427562/937-986 
  英英、英和が同時に読める辞書Babylon-Pro バビロン英英、英和辞典
   http://allabout.co.jp/gm/gc/50443/
●コリャ英和!一発翻訳 2013 for Mac ビジネス・技術専門辞書パック
 http://www.logovista.co.jp/LVERP/shop/ItemList.aspx?major_class_code=01&middle_class_code=01



●極めよ電子辞書・辞書ソフト
 http://kazuo.fc2web.com/dic/index.htm






2012年5月29日火曜日

ネットが促す直接取引きと標準化【ケミカル業界と汎用品業界との違い】

「利益率を上げるため」、「囲い込みをするため」と言う二つの手段を使うことにより、特定の会社の製品しか使うことが出来ないようにするというのは、かつては製造業の常套手段でした。それは、サイズを変えたりして、規格外の製品を作ると言うことがメインであり、他には素材を変えたりするということも行われています。しかし、ケミカルの業界では、これがうまく言っていません。それが、利益率の高さに繋がる訳ですが、ケミカル製品は、様々なノウハウの集積ですからね。

言ってしまうと、材料を入れる順番、混ぜ方、温度など、ちょっと条件が変化しただけで組成が違うものが出来てしまい、品質に大きなバラツキがでてしまうと・・・・・。そんなことがあるんですね。ですから、化学品メーカーや化学品商社は、しっかりとエンドユーザーを管理しているわけですし、管理できる大義名分が出来るわけです。先日、トレハロースやインターフェロンで有名な岡山の林原を買収した長瀬産業にしても、稲畑産業にしても、給与は極めて高いですし、利益率も商社にしては、極めて高いです。本当に、商権というのがあって、商流と物流をしっかりと押さえる。場合によっては、ある特定エンドユーザーのみの特殊品をつくり、型番もそのメーカーのみにするといった管理の仕方をしているところもあります。

「同じ機械を使って、同じ材料を使って、同じ環境で、同じ製品を作る」と言う大前提が基本的にはあり、すべてが同じ環境であれば、製品にバラツキがでないって考え方なんですよね。それにしても、化学・科学というのは、全て理論の裏づけ・技術の裏づけがある訳で、非常に納得なんですが、MSDSを見ても「企業秘密」などとかかれており、本当にブラックボックス化されているところが多いんだなと改めて思いました。

これらのように、ケミカル業界というのは、極めて厳格な管理が行われており、しかも製造工程がそのままノウハウのようなところがありますから、価格も高止まりしているところがありますが、それが汎用品となったらどうでしょうか?これが、上流部門の鉄などの素材系であれば、製造工程のノウハウなどは極めて大きいものの、下流部門である素材を加工する会社であれば、一般的には競合他社が極めて多く、参入障壁は低いため、常に価格低下の圧力がかかりますし、特殊品(特殊素材・特殊ザサイズ)を使うメリットは殆どなく、むしろデメリットの方が目立ってしまいます。

理由は、特殊品は、万が一を想定して、ストックを持たなければならないこと、更には製造ラインの段取り替えなどで、製造にも通常の汎用製品と比べ多くの時間を要すること、材料の調達にも時間がかかることなどがあります。従って、ネット全盛の時代では、エンドユーザーが賢くなり、購買部門がメーカーに直接連絡をするようになって相見積もりをとるようになり、さらにはエンドユーザーのエンジニアも知識や技術の蓄積を持つようになり、サプライヤー側が、特殊製品を買わせ、その会社のリピートユーザーになるということを見抜くようになりました。ですから、設計の段階で安全係数のチェックなどができ、規格のことを良く理解しているエンジニアが居る場合は、即修正をさせ、標準品仕様にさせるんですよね。また、サプライヤーがたったの一社であれば、東日本大震災やタイの洪水でも明らかになったように、一社購買では、会社が潰れた時や工場が生産停止に陥った際に、代替がきかないので、リスクマネージメントの観点からも複数社の購買にするということは、直近見られるようになった形態です。確かに、日産が過去改革に手をつけたように、複数社と言っても、それが10社以上などある場合は、無駄が多いので、せいぜい2社か3社ですね。

JISやISOなどが規格品の例ですが、規格外と言うのは、よほどの理由が無い限りメリットのあるものではないんですよね。エンドユーザーがそれを知らないことをいいことに、オーダーメードで全てを設計・製作をしている会社があることを知り、過去に驚いたことがあります。エンドユーザーも馬鹿ではないですし、高いコストをずっと気前良く払うわけではないので、こういう会社は将来的には淘汰されるだろうなと思いました。ただし、ケミカルの業界に限って言うと、基礎研究に膨大な時間を費やし、設備投資にも莫大な金額を要するため、よほどのことが無い限り難しいだろうなと思いました。以前、「士農工商・エタ・ヒニン・プレス・ダイキャスト・ゴム・プラスチック」と書いたことがありますが、本当に高い技術や熟練が要求されても、下流の汎用的で競合が多いところは、本当に大変だなと改めて感じた次第です。

2012年5月28日月曜日

鳩山内閣とは一体なんだったのか?【懐かしの内閣を回顧する】

ホント、「ママ~、子供手当おかわり~っ!」って私も言いたいですよ。毎月、お小遣いを1000万円以上貰っていたなんて本当にうらやましすぎます。



傀儡政権と呼ばれるつもりはない。ということですが、完全に傀儡政権です。

 
俺の利権と政局が第一。政治主導なんだよ、文句あっか?
国民の生活は二の次。




2012年5月27日日曜日

桜蔭卒後進学せず水商売と開成高校から専門学校進学の神

桜蔭高校を卒業後、銀座で水商売と言う女性や開成高校を卒業後、大学に進学せず、専門学校(文化服装学院)へ進学した神がおり、驚きました。双方とも、東大の合格者ではトップクラスの高校ですが、ホント生き様を感じて、かっこいいなと思います。前者は、周りで聞いた話なので、なんとも言えませんが、後者は開成高校のHPに掲載されており、神だ!!と思いましたよ。私もこんなネ申みたいなことをしてみたいですよ。よほど、信念があったんだろうな。それに、こういう人は専門分野で能力を発揮し、のし上がっていると思います。その後の状況を知りたいな。

数年に一人は、こういう超進学校でも、高校を出てすぐに就職する人がいますからね。十分、奨学金をもらうことができる能力の人が殆どであろうにも関わらず・・・・・。まぁ、私には関係ない神の領域の人たちなのでべつにどーでもいいんですけど、備忘録まで。私の友人の奥さんが桜蔭の出身なのですが、青学で落ちこぼれなんです・・・・と言っているのを聞いて、「ゴルァ」と言ったことがありますが、東京大学の理科三類へ進んで女医さんになる人が多い中で、そういう発言もありかなーと、すごい世界を垣間見たことがありました。

ホント、官僚とかもそーですけど、エリートの集まる大企業なんかも、今まで競争に負けたことのなかった人たちが、すごい人たちの集まる中に放りこまれて、そして、挫折感を味わって、「紐なしバンジー」やっちゃう人が多いみたいですけど、根性のあるエリートは、起業とか別分野で一旗上げるって結構ある話ですからね。私は、エリートでもなんでもないので、そんな土俵で戦おうと言う気すら起きませんが・・・・。私は本当に宝くじを買って、抽選日まで夢を楽しむ庶民です。

それにしても桜蔭は、医学部へ行く人が本当に多いんだなーと改めて驚きましたよ。SPAなんかに書かれていたんですが、それが当たり前だからこそ、プレッシャーが半端じゃないと。早稲田や慶応なんかの私立の名門校へ行っても、落ちこぼれと思われるんだろうな。ほんと、こんな世界もあるんだなーと思いましたよ。水道橋あたりで、ここの学生を見かけるんですが、無邪気そうな子が殆どなのになーと思います。明らかに、他の地区の女子高生と違うのは、見た瞬間に解りますが、桜蔭服とでも言ったら良いの、あの制服は別の意味で目立ちますw


●女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)【男子高の麻布・開成・武蔵の女子版】
http://www.akudaikan.com/2011/12/blog-post_26.html

●開成高校の2011年の進路
http://www.kaiseigakuen.jp/kaiseihp/shinro/shinro23.pdf

●桜蔭高校の進路
http://www.oin.ed.jp/index2.htm





大手家電の赤字を考える【便乗欠損処理も?】

強い日本といえば、家電と自動車の双璧が輸出によって外貨を獲得し、日本経済の立役者になった訳ですが、以前にも何度も書いていますが、それは、人口ボーナスによる若年者の安い労働力の活用と中東産の安い原油の活用に主な原因があるわけですが、傑出した技術力に原因があったのも事実です。

それにしても、電機大手の決算の数字が出揃った訳ですが、今まで考えられないほどの巨額の赤字は、日本の経済の凋落をそのまま表しているような気すらします。ただ、早かれ遅かれ、この時期が訪れたのも事実です。個人的には、東日本大震災もタイの洪水が市場からの退場の時期を若干早くしただけで、世界的な流れ、更には日本の家電業界の比較劣位の状況は変わらないと思います。

パナソニックがおよそ8000億円にも及ぶ最終赤字を計上した訳ですが、内訳でよく説明されるのが、三洋電機の買収の暖簾代を一括計上したということですが、他にも、これだけ巨額の赤字を計上するのであれば、構造改革費用として、一緒に他のゴミも燃やしちゃおうと便乗して処理をされていることもあるんじゃないかなーと思います。

他の大手の電気会社も似たり寄ったりで、「重電と弱電で決算の明暗を分ける」なーんて表題がついちゃっているニュースが多いくらいですから、この際、横並びで赤字を出しちゃって、今までの膿
をだしきっちゃおう、「目立たないから、一緒に燃やしちゃおう」という考えに至る不届き者がでてもおかしくないと思います。損益は、公認会計士が最終的に承認しただけであり、利益操作なんていくらでもできますからね。ただ、赤が多いと国税に目をつけられるので、そこんところは、しっかりとやっていると思いますけど。それにしても、「味噌も糞も一緒にするな」と言う言葉がありますが、オリンパス事件の買収して、損失処理をして、誤魔化すスキームを他の会社が間違いなくやっていると思うんですよね。特に、家電は、テレビ事業とかなんか、火の車でしょうから、すごいことになっており、付属品として、捨てたくて捨てたくて仕方ないものがたくさんあるんじゃなかろうかと。で、「一緒に燃やしちゃいました」ってやってると思いますよw

あとは、問題は、ルネサスエレクトロニクスなどの本体から切り離され、他社とくっついた部門の子会社たちですね。昔は、アメリカのような半導体大国が日本を目の敵にして、貿易摩擦の大きな原因となった分野ですが、今は見る影もありません。「電子立国日本の自叙伝」は本当に古きよき時代を書いています。「産業のコメ」というのは今も変わりませんが、主役の交代は本当に早いですね。

エンジニアの人たちや働いている人たちに責任を転嫁するのは酷ですが、正直、会社の政策として、お荷物部門としてライバル関係にある会社と統合して、縮小均衡になった半導体企業ですが、儲かる分野であれば、本体若しくは、丸抱えもできたのでしょうが、要らなくなったので、他社と統合されたのであり、この分野は、追い上げる台湾、韓国、中国勢の追撃がすさまじいので、一刻の猶予もありませんね。言い方は悪いですけど、エルピーダメモリもルネサスエレクトロニクス(日立、三菱、NEC)本体から要らないということで、寄せ集めで作られた政策的な会社ですからね。

■電機大手8社の2012年3月期連結決算

売上高           最終損益

日立製作所  9兆6658(▲3.8)   3471(45.3)

パナソニック 7兆8462(▲9.7)  ▲7721( - )

ソニー    6兆4932(▲9.6)  ▲4566( - )

東芝     6兆1002(▲4.7)    737(▲46.5)

富士通    4兆4675(▲1.3)    427(▲22.5)

三菱電機   3兆6394(▲0.2)   1120(▲10.0)

NEC    3兆0368(▲2.5)  ▲1102( - )

シャープ   2兆4558(▲18.7) ▲3760( - )

(注)単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%。

2012年5月26日土曜日

シンガポールの有名バクテー店【肉骨茶の定番】

バクテーのランキングを周りで聞くと、やっぱり、タンジョンパーガーの高速(CTE)の脇にあるPSAのビルの一階にあるところが一番って言う人が結構多いんですよね。で、姉妹店があって、そこにはじめていってきましたよ。リバーバリーというかハベロックというか、ジオンというのか、ザイオン(ZION)って言うのかわかんないんですけど、グレートワールドシティに抜ける、ホリデーインの裏手あたりですね。もっとわかりやすく言うと、丁度シェルのガソリンスタンドの裏のところですね。で、メニューを見て姉妹店とわかりました。定番は、バクテーに、シーウィードスープ(わかめスープ)ですね。これは、ワカメが入っただけで、全く別モンの味になるんですよ!!ちなみに1)と2)のところです。ほんと、これは、お勧めですよ。シンガポールで一番、日本人に合うんじゃないかなって思っています。

あとは、やっぱり、クラークキーの駅のまん前のソンファバクテーですね。ここも日本人には、超定番ですね。あとは、ユーノスの駅のまん前のホーカーセンターのユーノスバクテーも個人的にはお勧めだったりします。あとは、アルジェニドの駅の南口を降りて左に行ったところのバクテーも、胡椒が効いて好きなんですよね。

マレーシアのKLやお隣のクランのバクテーもおいしいですけど、やっぱり、個人的にはシンガポールの胡椒が効きまくったシンガポールのバクテーの方が好きかな。日本人の定番、シンガポールへ来たお客さんを連れて行くには、バクテーとヒルマンのペーパーチキン、そしてシーフードでチリクラブやミル貝、チキンライス、ホッケンミーって言うのが定番ですね。

ちなみに、私の中のシンガポールバクテーランキングは下記となります。

慣れてくると、日本飯ばかりになる人が多いですけど、やっぱり、バクテーは時々食べたくなるようです。


1)欧南園亞華肉骨茶( Outran Park Ya Hua Rou Gu Cha)
No.7 Keppel Road #01-05/07 PSA Tanjong Pagar Complex
6222-9610
7:00 - 15:00 月曜定休

2)華記肉骨茶餐場(Hua Kee Rou Gu Cha Eating House) 
593 Habelock Rd #01-01, Isetan Office Building
6235-7716
月曜定休

3)松撥肉骨茶Song Fa Bak Kut Teh(ソンファ バクテー)
11 New Bridge Rd. #01-01
6533-6128
7:00-22:00 月曜定休
http://www.songfa.com.sg/

4)發起人肉骨茶( ファウンダー・ロウ・グ・チャ)
347 Balestier Road Singapore 329777
6352-6192
12:00 - 2:00
6:00 - 3:00
火曜定休

5) 黄亜細肉骨茶餐室  Ng Ah Sio Pork Ribs Soup Eating House ン・アー・シオ
208 Rangoon Road Singapore 218453
6291-4537
6:00-2:00 月曜日定休

6)Old Tiong Bahru Bak Kut Teh
58 Seng Poh Rd
Singapore 160058
6224 4990 


●Asia Xのバクテーガイド
http://www.asiax.biz/gourmet/cuisine/bakkutteh/
●マンゴスチンクラブ
http://www.mangosteen.com.sg/gourmet/category/localfood/bakte/
●シンガポール食べ歩き
http://singaporegourmet.web.fc2.com/sub1.html

2012年5月25日金曜日

ウオッシュレットはなぜもっと世界に普及しないのか?【正式名を温水洗浄便座】

シンガポールの超高級コンドミニアムですらウォッシュレットが付いていなくて驚いたことがあります。日本では、公共の交通機関とかのトイレやショッピングモールのトイレですら最近は結構お目にかかるにも関わらず、海外では、殆ど普及していないんですよね。ホント、高級ホテルなんかは、これがあれば全然違うと思うんですけどね。TOTOやINAXには、マーケティング戦略として、こういうところにしっかりと営業してもらいたいもんです。結構、海外の衛生陶器メーカーは、クソなところがおおいですからね。故障もしますし、水の流れがホントにトロくてむかついてくることも頻繁にありますから。

正直、ウオッシュレットに慣れてしまった私としては、洗浄機能が付いていないトイレは、ちときついんですよね。何故かと言うと残糞感が残ってしまって・・・・・・。まぁ、イスラム教徒の人たちのように、ホースでケツというか菊門を狙い撃ちして、左手で洗って、拭くというのは、やはり、抵抗があってできませんw いつも思うのは、イスラムやインドの人たちの店員さんを見ると、糞を触った手で、陳列してるのかーと思っちゃうことがあるぐらいですからねw

ちなみに、海外で全くと言っていいほど見ないのは、「外国は硬水が多く、細い管から出すと、
カルシウムが付着して詰まってしまうそうです。そしてカルシウムを取る装置も高く、メンテナンスは難しいそうです。」と言うことが理由だそうで、なるほどーと思っちゃいました。なら、水質を変えたり、カルシウムの除去のフィルターとか装置をつければいいジャンと思ったんですけど、そうも簡単じゃないですね、おそらく。

お役立ちWEBのトップページからも日本人が経営すると思われるところが載っていますが、先日、ラベンダーへ行った時に、ウォッシュレットも扱うトイレ用品店を発見しました。価格はチェックしていませんが、ローカル系なので安いんじゃないかなーと思いました。

それにしても、イスラム圏なんかでは、もっともっと普及してもよいと思うウオッシュレットですが、なぜ日本でしかみないんですかね?ちなみに、このウオッシュレットとは、エレクトーン、JEEPやジェットスキーのように、特定の企業の登録商品ですので、実は一般名ではありません。正確には温水洗浄便座というみたいですけど、言い換えは難しいですからね。英語ではなんて言うんでしょうね?シャワートイレとでも言うんですかね??

ネットでいろいろ見ていたら、トラベルウオッシュレットなーんてあって、驚きましたよ!!


●ウォシュレットはなぜもっと世界に普及しないのか?
http://cpainvestor.com/?eid=175

●TOTOの海外窓口

●ウォッシュレット

●ラベンダーの駅の前のトイレ用品店
Blk 809 French Road #02-198
Kitchener Complex
Singapore 200809
Tel: +65 62979829
URL: http://idealm1.com

●CHOIS
http://www.bidethai.com/asia/
これ見ると無茶苦茶安いですね!!