2012年2月24日金曜日

iphoneやPC、TVでヒトはアホになるのか? 【国民馬鹿化計画】


最近、つくづく思うことがあります。「アホになったな~」と。私のイギリス人の元上司だった人間にもよく言われたんですが、PCやTVが人間をアホにしたと。ちなみに元上司の娘は、携帯を5台もなくしたり、買い物に自分の車で行って、タクシーで帰ってきたそうです。

考える力とは本を読んだりすることでつくものだと思っていますが、受身でテレビを見ていたりすると、その力がどんどん無くなって行き、発信者の意図をそのまま受け止めてしまうようになります。

私の世代は、車を所有することがステータスであり、女性と遊ぶ時も車があると言えば、ウケがいいものでした。実際、私も20代の頃はソアラ(2500ツインターボと4000のV8)なんかに乗っていたりもしました。今思うと、これもトヨタを初めとする、自動車メーカーの策略だったのかなと・・・・。自動車産業は、鉄、ガラス、ゴム、半導体、電子などに関係する極めて裾野の広い業界であり、今回の景気対策でも電気自動車や環境対策車に補助金を出していることからもわかるように、乗数効果・波及効果の極めて大きい業界でもあります。ただ、金持ち企業に補助金を出すより、私なんかに景気対策としてお金を渡した方がよっぽど効果的だったと思うんですが・・・・・。

話がそれましたが、自動車業界は極めて、日本では影響力を持っているために、広告からマスコミも支配し、また、自分のところの社員が議員になったりしたりして、道路の整備をしたりしています。道路は、建設関係の利権もあるので、なんとも言えませんが、自動車業界にとっては、プラスになっても、決してマイナスにはなりませんからね。

そんなこんなで、自動車の事を朝から晩まで頭の中に叩き込まれたり、先輩の話や雑誌でドライブ特集が組まれたら、ついつい欲しくなってしまいます。そんなこんなで、我々はマスコミなどの発信者の思う壺になってしまっているのではないかなと最近は考えています。

中国の天安門事件だけでなく、カンボジアの知識層の虐殺の歴史をみてもわかるように、インテリ層、知識層は、考える力があるので、情報の発信者にとっては、不都合なんですね。額面どおり受け止めてくれればいいものを、疑問を持ってしまう。「こりゃイカンですわ」という話になりますね。

10年、20年計画で、日本は国民馬鹿化計画が着々と進んでいると思います。私は、ゆとり世代にはかかっていませんが、多少は影響を受けています。色々みてみると、やっぱり馬鹿になってきたなー最近つくづく感じます。

で、結論ですが、誰が一番得をするかと言うとやっぱり「金持ち」かな~と思います。ゆとり教育は、公立学校などで教えるところが少なくなった分、金のあるひとは、塾などにお金をかけて勉強させて、格差をひらかせるという戦略だと思っています。

田舎なんかは、土建屋が議員をやっているように、世界でも受益者が政治家だったりすることが殆どであり、自分に都合のいいようにルールを変えてるんですね。ごもっともだと思います。私も、競争が有利なように、自分勝手にルールを変えたら便利だな~と思うことがたくさんありますもん。オリンピックのルール変更なんかもそーですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿